水産業分野 - 高知県産業振興計画

水産業分野
現状
第2期計画ver.4の取り組み
H24
H27
○カツオ等の水揚げ促進
・漁獲の増加に貢献する「土佐⿊潮牧場」の整備
・カツオ船へイワシ活餌を供給するため、⿊潮町佐賀で
漁協を軸とした新たな体制の構築
・イワシ資源が豊富な宿毛湾をカツオ船への活餌供給基地とする取組の強化
・近海カツオ一本釣り船のダウンサイジング等の促進
・清水サバの漁獲量拡大に向けた、漁具作成の新たな体制の構築と、
サメ被害の軽減への支援
生 産
沿岸漁業生産額 348億 円 (
H ) →396億 円 (
H )
H ) →409億 円 (
水産加 工出荷額 160億 円 (
H ) →162億 円 (
H )
H ) →165億 円 (
長崎県から佐賀漁港へイワシ活餌を運んで
きた運搬船
○定置網漁業の収益性の向上
・急潮の予測に向けた、潮流の解析
・定置網の網成り調査や先進地での技術研修の支援
・大敷組合の経営改善と法人化の促進
○新規就業者の確保
・漁業就業セミナーの開催や移住促進策と連携した勧誘活動、
短期研修の実施、研修指導者のグループ化による受け入れ体制の強化
清水サバ
・新規就業者が自⽴するための⻑期研修の実施
・漁船リース事業への支援
◆養殖業の振興
受精卵
孵化後1日目
9日目
22日目
41日目
54日目
○養殖業の経営基盤の強化
・養殖ビジネススクールの開講
・協業化に向けた設備投資や、新技術の導入等の支援
○種苗生産・中間育成ビジネスの育成(カンパチ、クロマグロ)
・クロマグロの親魚養成・種苗生産・中間育成の技術開発
クロマグロの人工種苗(高知県水産試験場)
・カンパチ人⼯種苗の養殖現場への導入と、更なる品質の向上に向けた生産技術開発
流 通 ・販 売
◆⽔産物の販売⼒の強化と魚価の向上
○大都市圏での外商ビジネスの拡大・強化
・「高知家の魚 応援の店」登録店舗数の増大と県内事業者とのマッチング機会の充実等による取引の拡大
・「築地にっぽん漁港市場」を活用した首都圏における県産水産物のPRと外商活動の推進の支援
・漁協の販売子会社の機能を活かした「応援の店」や「漁港市場」の活用による外商の強化
・高品質な水産物を取り扱う取引先の開拓と高鮮度出荷体制の構築
・シーフードショーへの出展や商談会等への参加による販路開拓とPR活動の支援
・大阪市場とのネットワークを活かした関⻄の量販店でのフェア等の開催
・関⻄・中四国・九州の消費地市場関係者を招聘した県内事業者との交流会の開催
○地産地消の推進
築地にっぽん漁港市場内にオープンした
「さかな屋高知家」
・「土佐のおさかなまつり」や親子料理教室の開催、⼩中学校での魚⾷普及活動の実施
加 工
2324
H26
◆漁業⽣産量の確保
2121
2223
H25
◆⽔産加工業を振興
○水産加⼯業の新たな事業化の推進
・夏季に出荷する養殖ブリの産地加⼯の拡大への支援
・養殖クロマグロの産地加⼯の支援
・加⼯事業者間の連携やグループ化による販路拡大等の促進
○伝統的な水産加⼯業の振興
・宗田節・シラス加⼯業の振興
養殖ブリの宿毛市での産地加工
※上記の「冊子P○○」は、第2期高知県産業振興計画ver.3冊子(総論・産業成長戦略編)におけるその項目の掲載ページです
1
4年後の目標
さらなる飛躍
へのポイント
(H27年度末)
●新規就業者(中核漁
業者)を128
業者)を
128名
128名
(32名
32名/年) 確保
●販売⾦額が800万円
以上の経営体
510経営体
510経営体(
22%)以上
経営体(22%)
%)以上
(H20:20%)
県外市場での認知度
向上・ブランド化
●県外主要市場である
大阪市場における本
県産水産物のシェア
18億円
18億円(
億円(5%)
(H22:16億円、4.4%)
(H23:20億円、5.7%)
(H24:17億円、4.8%)
地域の雇用の場を
確保
●新たな水産加⼯業の
取扱高
10億円増加
(H22:2億円)
(H23:3.2億円)
(H24:4.2億円)
●漁村における新たな
雇用が100
100名増加
100名増加
・沿岸から沖合までの
多面的活用
・養殖魚の産地として
のさらなる認知度向
上
・民間企業や新規就業
者が参入しやすい環
境整備
(支援の充実、地元の
理解促進)
(H33年度末)
海・資源と
共存する
土佐の漁業
●沿岸漁業生産量を
7万トン以上維持
●新規就業者(中核
漁業者)を320名
確保
●販売金額が800万円
以上の経営体
4人に1人(25%以上)
・県1漁協構想の実現
による拠点市場への
集約化
・高知県漁協の買取
販売の抜本的な強化
・買受人のさらなる連
携による戦略的な外
商活動の展開
・養殖魚の出荷形態を
フィレ等に転換するた
めの前処理加工能力
の向上
・水揚げの集約化や県
外からの調達による
加工用原魚の安定確
保
鮮度で勝負!
土佐の魚
●大阪市場におけ
る本県産水産物の
シェア
21億円(6%)
加工で広がる
漁村の雇用
●新たな水産加工
業の取扱高
40億円増加
沿岸漁業生産額 400億 円 + 水産加 工出荷額 200億 円 以上を目指す
~ 若者が住んで稼げる元気な漁村~
●沿岸漁業総生産量
を7
7万トン以上
トン以上維持
以上
(H22:69,046t)
(H23:69,090t)
(H24:72,952t)
沿岸漁業生産額 370億 円 + 水産加 工出荷額 170億 円 以上を目指す
安定した漁業⽣産の
確保
10年後の目指す姿
●漁村における新たな
雇用が650名増加
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