2号機炉内調査・温度計設置のための TIP案内管健全性確認の作業結果

2号機炉内調査・温度計設置のための
TIP案内管健全性確認の作業結果について
2013年2月27日
福島第一安定化C 冷却設備部 冷却第一G
電気・通信基盤部 計装第一G
原子力・立地本部 燃料対策G
無断複製・転載禁止 東京電力株式会社
目的・作業概要
2
目的
 2号機のTIP案内管を活用した炉内調査や温度計設置の実施可
否を判断するために、TIP案内管の健全性確認を実施する。
作業概要
 ファイバースコープをTIP案内管に挿入し、得られる画像よりTIP案
内管の健全性(閉塞、破断等の有無)を確認する。
RPV
RPV
新規隔離弁ユニット
(H24.12に設置)
PCV
Dライン
Aライン
Cライン
Bライン
OP14320(Vessel 0)
OP13860
PCV
PCV
駆動装置
駆動装置
OP13260
TIP室
しゃへい容器
しゃへい容器
バルブアセンブリ
バルブアセンブリ
(ボール弁、爆発弁)
OP10200
OP10974
現場盤C
OP9510
約O.P.8600
PCV滞留水水位
索引装置
索引装置
約O.P.6000
OP5480
パージ装置
パージ装置
現場盤B,A
現場盤
TIP室
TIP計装配置
TIP室内配置図
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作業結果概要(2月27日)
3
 調査対象:TIP案内管(Cライン)
PCV  作業員の被ばく線量実績
線量最大値:0.73mSv(計画線量:3mSv )
 作業結果
第二隔離弁入口フランジより約8.0m位置
(索引装置約1m手前位置;左図参照)まで
ファイバースコープを挿入した。そこから先
は、配管内面の付着物が邪魔になり、挿
入不可であった。
RPV
新規隔離弁ユニット
(第二隔離弁)
RPV底部(O.P+14320)
TIPボール弁
(バルブアセンブリ)
TIP室
シール・送り
ユニット
伸縮継手
約1m
LPRM
検出器継手
継手(ペデスタル内)
O.P+10200
TIP索引装置
:挿入推定位置
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挿入不可となった時のファイバースコープ映像
4
付着物
ファイバースコープのライトの反射光がTIP案内管全体に広がっており、
TIP案内管全体を塞ぐような付着物がファイバースコープ前面に存在する
と考えられる。
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今後の予定
5
 明日は、当初の予定通り、TIP案内管(Bライン)の内部
確認(健全性確認)を実施予定。
 確認結果の評価については、3月1日(ホールドポイント)
に実施予定。
2月
25
26
3月
27
検討
現場
作業
28
1
確認結果の評価
2
3
ホールド
ポイント
案内管内部確認(健全性確認)(4本)
Dライン
Aライン
Cライン
Bライン
【凡例】 計画
実績
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