２号機RPV底部温度計（ＴＥ－２－３－６９Ｒ）の交換作業の概要について平成２６年３月２７日東京電力株式会社無断複製・転載禁止東京電力株式会社１．設備概要：ワイヤガイド付温度計：コイルガイド ■設備概要温度計の設置状況は下記の通り・コイルガイド X-51ペネより最初のＴ分岐を越えて、オリフィス部の手前まで設置原子炉建屋内 SLCポンプより X-42ペネ・ワイヤガイド付温度計 X-51ペネよりコイルガイドの内部を通り、N-10 ノズルまで設置 ※コイルガイド：最初のＴ分岐でX-27ペネ側へ進まないように温度検出器の進路を制限するためのガイド管温度計ハウジング温度計信号線 N-10ノズル X-51ペネ X-27ペネオリフィス部（φ６．４ｍｍ）配管（内径φ２５ｍｍ）コイルガイド外径φ１０ｍｍ内径φ７．２ｍｍワイヤガイド外径φ４．３ｍｍ内径φ１．９ｍｍ温度計（φ０．５ｍｍ）２号機ＴＥ－２－３－６９Ｒ設置概略図無断複製・転載禁止東京電力株式会社２．現場作業の概要 ■既設温度計の引抜き現状・復旧後ハウジング • ハウジングを一時的に取外す。 • ワイヤガイド付温度計を引抜く。 コイルガイドの引抜き・交換は検討中 • 仮閉止治具を取付ける。 温度計引抜き後～挿入までの間は仮閉止治具を取付ける。一時取り外し部分 ■新規温度計の挿入コイルガイド • 温度計引抜き時の状態を反映した挿入訓練を行う。 • 仮閉止治具を取外す。 • ワイヤガイド付温度計を挿入する。 コイルガイドを引抜いた場合は、コイルガイドを最初に挿入する。 • 取外したハウジングを復旧する。引抜き時開取り外し範囲開コイルガイドありコイルガイドなし仮閉止開閉閉 ■その他 • 温度計引抜き・挿入はＮ２封入にて炉側からの漏洩が無い様に実施する。閉閉コイルガイドの有無による閉止治具の違い無断複製・転載禁止東京電力株式会社【参考】RPV底部温度計（TE-2-3-69R）交換作業の概略工程（案）【作業クリティカル】  工場内モックアップ装置の組み立て：温度計挿入配管の模擬装置  習熟訓練（引き抜き・挿入）作業項目既設温度計の引抜き場所３月４月５月モックアップ装置組立て工場訓練調達・現場調査(線量等) 現地作業新規温度計の挿入訓練工場挿入訓練の一部実施を検討中現地作業注）作業工程は現在検討中であり、作業日を確定したものではありません無断複製・転載禁止東京電力株式会社