関連資料:静岡市待機児童園条例(平成22年静岡市条例第41号)の全部改正案 静岡市待機児童園条例 平成27年 月 日 条例第 号 (設置) 第1条 静岡市は、特定教育・保育等(子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号。以下 「法」という。 )第27条第1項の規定により特定教育・保育施設から受ける特定教育・保育 及び法第29条第1項の規定により特定地域型保育事業者から受ける特定地域型保育をいう。 以下同じ。 )を受けることができるようになるまでの間にあり、又は家庭において保育を受 けることが困難となった乳児又は幼児に対し必要な保育を行うため、待機児童園を設置する。 (名称及び位置) 第2条 待機児童園の名称及び位置は、次のとおりとする。 名称 位置 静岡市葵待機児童園 静岡市葵区千代田三丁目3番25号 静岡市駿河待機児童園 静岡市駿河区登呂三丁目2番29号 静岡市清水待機児童園 静岡市清水区天神一丁目11番15号 (事業) 第3条 前条の表に掲げる待機児童園(以下「児童園」という。)は、次に掲げる事業を行う。 (1)児童福祉法(昭和22年法律第164号)第6条の3第7項に規定する一時預かり事業 (2)児童福祉法第6条の3第10項に規定する小規模保育事業 (3)前2号に掲げるもののほか、市長が必要があると認める事業 (保育の対象) 第4条 児童園における保育は、次の各号に掲げる利用の区分に応じ、当該各号に掲げる者を 対象とする。 (1)前条第1号に掲げる事業の利用 法第20条第1項及び第3項の認定を受けた同条第4項 に規定する支給認定子ども(以下「支給認定子ども」という。 ) (保育を受けようとする日 の属する年度の前年度の3月31日において3歳に達していない者に限る。 )であって、そ の者の保護者が複数の法第27条第1項に規定する特定教育・保育施設又は法第29条第1項 に規定する特定地域型保育事業者に対して特定教育・保育等の利用を申請し、その利用が できるようになるまでの間にあるもののうち、市長が特に保育を行う必要があると認める もの (2)前条第2号に掲げる事業の利用 法第29条第1項に規定する特定地域型保育を受けよう とする支給認定子ども(当該特定地域型保育を受けようとする日の属する年度の前年度の 3月31日において1歳に達していない者を除く。 ) 2 前項に規定するもののほか、市長が特に必要があると認める者は、児童園における保育の 対象とする。 (利用定員) 第5条 児童園の利用定員は、第3条第1号及び第2号に掲げる事業の区分ごとに規則で定め る。 (開園時間) 第6条 児童園の開園時間は、午前7時から午後6時までとする。ただし、市長は、特別の理 由があると認めるときは、これを延長し、又は短縮することができる。 (保育を行う時間) 第7条 児童園において保育を行う時間は、前条本文の開園時間の範囲内において、次の各号 に掲げる保育の区分に応じ、当該各号に定めるとおりとする。 (1)第3条第1号に掲げる事業に係る保育 市長が必要と認める時間 (2)第3条第2号に掲げる事業に係る保育 市長が必要と認める時間。ただし、法第20条第 3項に規定する保育必要量の認定が1月当たり平均200時間までの区分の者にあっては、 午前8時30分から午後4時30分までの時間のうち保育を必要とする時間とする。 (時間外保育) 第8条 児童園を利用する者の保護者からの申出がある場合において市長がやむを得ない理由 があると認めるときは、前条に規定する保育を行う時間を超えて次に掲げる保育を行うもの とする。 (1)第6条本文の開園時間の範囲内における保育(前条第2号ただし書に規定する保育を必 要とする時間を超える場合に限る。 ) (2)午後6時から午後7時までの間における保育 2 前項第2号に規定する保育を行う場合における児童園の開園時間は、第6条中「午前7時 から午後6時まで」とあるのは、 「午前7時から午後7時まで」とする。 (休園日) 第9条 児童園の休園日は、次のとおりとする。ただし、市長が特に必要があると認めるとき は、これを変更し、又は臨時に休園することができる。 (1)日曜日 (2)国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日 (3)12月29日から翌年の1月3日までの日 (利用の許可) 第10条 児童園を利用しようとする者の保護者は、あらかじめ市長の許可を受けなければなら ない。 2 市長は、前項の許可の際、管理上必要な条件を付けることができる。 (利用の不許可) 第11条 市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、児童園の利用を許可しないことがで きる。 (1)児童園を利用しようとする者が第4条に規定する保育の対象でないとき。 (2)児童園の利用定員に余裕がないとき。 (3)前2号に掲げるもののほか、市長が利用を不適当と認めるとき。 (利用の許可の取消し等) 第12条 市長は、保護者の申出による場合のほか、第10条第1項の規定による利用の許可を受 けた保育の対象者が次の各号のいずれかに該当するときは、その許可を取り消し、又は利用 を制限することができる。 (1)第4条に規定する保育の対象でなくなったとき。 (2)感染性の疾病を有し、他の者に感染させるおそれがあるとき。 (3)前2号に掲げるもののほか、市長が利用を不適当と認めるとき。 2 前項に規定するもののほか、市長は、第10条第1項の規定による利用の許可を受けた保護 者が同条第2項の規定により付された利用の条件に違反したときは、その許可を取り消し、 又は利用を制限することができる。 (使用料の納付) 第13条 第10条第1項の規定による利用の許可を受けた保護者は、次の各号に掲げる利用の区 分に応じ、当該各号に定める額の使用料を納付しなければならない。 (1)第3条第1号に掲げる事業の利用 法第20条第3項に規定する保育必要量の認定が1月 当たり平均275時間までの区分の者に係る法第29条第3項第2号に規定する市町村が定め る額に相当する額 (2)第3条第2号に掲げる事業の利用 法第29条第3項第1号に規定する内閣総理大臣が定 める基準により算定した費用の額 (3)第8条第1項各号に掲げる利用 法の規定に基づく子どものための教育・保育給付の対 象となる保育を受けた場合に第10条第1項の規定による利用の許可を受けた保護者が負担 すべき額との均衡を考慮して規則で定める額 2 前項に規定する使用料は、市長が指定する期日までに納付しなければならない。 (使用料の減額又は免除) 第14条 市長は、特別の理由があると認める者に対し、前条第1項の使用料を減額し、又は免 除することができる。 (損害賠償の義務) 第15条 児童園の施設、設備、備品等を損傷し、又は滅失した者は、その損害を賠償しなけれ ばならない。ただし、市長がやむを得ない理由があると認めるときは、賠償額を減額し、又 は免除することができる。 (委任) 第16条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。 附 則 (施行期日) 1 この条例は、平成27年4月1日から施行する。 (経過措置) 2 この条例による改正後の静岡市待機児童園条例第13条の規定は、この条例の施行の日以後 の児童園の利用に係る使用料について適用し、同日前の利用に係る保育料については、なお 従前の例による。
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