美濃加茂市家具転倒防止器具設置事業補助金交付要綱

美濃加茂市訓令甲第63号
美濃加茂市家具転倒防止器具設置事業補助金交付要綱
(趣旨)
第1条
この要綱は、地震発生時における家具等の転倒等による被害から
市民の生命及び財産を守るため、居住する住宅に家具転倒防止器具を設
置 し た 者 に 対 し 、美 濃 加 茂 市 家 具 転 倒 防 止 器 具 設 置 事 業 補 助 金( 以 下「 補
助 金 」と い う 。)を 市 の 予 算 の 範 囲 内 で 交 付 す る こ と に 関 し 、美 濃 加 茂 市
補助金交付規則(昭和 48年美濃加茂市規則第1号)に定めるもののほ
か、必要な事項を定めるものとする。
(定義)
第2条
この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当
該各号に定めるところによる。
( 1) 家 具 等
たんす、食器棚、書棚、ピアノその他これらに類する床
置 き 型 の 家 具 類( 電 化 製 品 を 含 む 。)で 、地 震 発 生 時 の 転 倒 等 に よ り
生命に危険を及ぼす可能性のあるものをいう。
( 2) 家 具 転 倒 防 止 器 具
別表に掲げる家具等の転倒を防止するために
有効な金具等の器具をいう。
(補助対象者)
第3条
補助金の交付を受けることができる者は、住民基本台帳法(昭和
4 2 年 法 律 第 8 1 号 )に よ り 本 市 の 住 民 基 本 台 帳 に 記 録 さ れ て い る 者 で 、
市税の滞納のないものとする。
(補助対象経費)
第4条
補 助 の 対 象 と な る 経 費( 以 下「 補 助 対 象 経 費 」と い う 。)は 、補 助
金 の 交 付 を 受 け よ う と す る 者( 以 下「 申 請 者 」と い う 。)が 、自 ら 居 住 す
る住宅に設置する家具転倒防止器具の購入に要する費用とする。
(補助金の額)
第5条
補助金の額は補助対象経費の 2分の1の額(100円未満の端数
が生じたときは、これを切り捨てた額)とし、補助限度額は 5,000
円とする。
2
補助金の交付は、1世帯につき1回限りとする。
(交付申請)
第6条
申請者は、家具転倒防止器具設置事業補助金交付申請書(様式第
1号)を市長に提出するものとする。
2
申請者は、前項の申請書に添えて領収書を提出するものとする。
(交付決定)
第7条
市長は、補助金を交付すべきものと決定したときは、 家具転倒防
止器具設置事業補助金交付決定通知書(様式第2号)により、補助金の
交付の決定及び額の確定を申請者に通知するものとする。
2
市長は、補助金を交付することが不適当と決定したときは、申請者に
当該理由を付して通知するものとする。
(実績報告等)
第8条
補 助 金 交 付 決 定 を 受 け た 者( 以 下「 補 助 事 業 者 」と い う 。)が 家 具
転倒防止器具の設置を 完了したときは、速やかに家具転倒防止器具設置
事業実績報告書(様式第3号)を市長に提出しなければならない。
2
市長は、必要があると認めるときは家具転倒防止器具の設置状況につ
いて、補助事業者の同意を得た上で写真確認又は実地確認をすることが
できる。
(補助金の請求及び交付等)
第9条
市長は、前条の家具転倒防止器具設置事業実績報告書が提出され
たときは、その内容を審査し、適当と認めたときは、補助事業者より家
具転倒防止器具設置事業補助金交付請求書(様式第4号)を徴し、補助
金を交付するものとする。
附
則
(施行期日)
1
この訓令は、平成25年7月1日から施行する。
(この訓令の失効)
2
この訓令は、平成26年3月31日限り、その効力を失う。ただし、
平成26年3月31日までに 第7条による補助金の交付決定を受けたも
のについては、なおその効力を有する。
別表(第2条関係)
家具転倒防止器具
L字型金具
突っ張り棒
連結金具
キャスター固定器具
転倒防止ベルト
転倒防止粘着マット
固定チェーン
家具扉開放止
転倒防止板
その他市長が認める器具