2015.3 毛沢東に仕えたように 私に仕えよ 魔王と呼ばれた毛沢東にあこがれ、必 死にマネをしているのが習近平氏である。 共産党総書記(国家主席)の習近平氏は 党の「規律検査委員会」で「重要講和」 を行い党内における「政治ルール」を重 視し「ルール厳守」を呼びかけた。これ は「毛沢東主席が電報機1台で全党と全 軍の指揮をとっていた事、全党全軍は電 報機で送られてきた電文に沿って行動し たこと。習近平氏は「これこそが我が党 のよい伝統である」と絶賛し、習近平総 書記に対しても毛沢東に従ったように無 条件で従え!という。 また、 「共産党政法(公安・司法)工作会議」 では国の刀の柄は党がキチンと握っておく べきだ、と発言。ヒトの命を奪う権力・権 限は法治国家なら法律にもとづいて裁判が 開かれるが、 「中国では法律の一段上にあ る共産党が自由に決めてよい」のだから、 共産党の全権を握ればオールマイティーで 何から何まで自分勝手にできる。 最高で絶対の権力者である。 習近平氏は第2の『魔王』として中国に 君臨する、と宣言したようなものだ。 。 毛沢東が亡くなったあと「鄧小平」は毛 沢東の個人独裁の反省から改革・開放へと 舵をきった。それ以来、中国共産党は一党 独裁を守りながら、集団的指導体制を構築 してきた。 それを嫌って習近平氏は自分自身の絶 対的政治権威確立と憧れの毛沢東のよう に個人独裁の復活を希望・計画をしてい るようだ。 8 習近平氏
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