Taro-丹生大明神告門 御影講播種

丹 生 大 明 神 告門
御影講播種神事
懸 幕 かけ まく も恐 かし こ き 皇大御神 す めらおほ かみ を。 歳 とし の 中 なか に 月を撰 え
(
)
(
)
(
)
(
)
(
)
(ら び
)
月の 中に 日を 撰び 定 さ
○年 ○月○ 日を
(だ め
) て、 銀金 し
( ろ が ねこ がね 花
) 佐支開 久 は
(なさきひらく ))
吉日 時 よ
( きと き と
) 選び 定め て。 住
(所 に
) 住ま い為す、 生
( 年合日 産
) まれな る、 姓
( の
) 名
( 伊
) い
( 。
)
御門 ( みか ど) 奉 仕 つ
( か へま つ り
) て 申 さく 。
高天 原 た
( か まの は ら に
) 神 積坐 か
( むづ ま りま す
)、天石倉押放 あ
( め の いは くら を しは なち 、
)天石門 あ
(
まの いは と を
) 忍 開給 を
( しひ らき たま ひ
) 、天 之八重曇 あ
( めの やえく も を
)伊豆 い
(つ の
) 道別 ち
(わ き
)
に道 別き 給ひ て、 豊葦 原美 豆穂 国 と
( よあ しは らの みづ ほの くに に
) 水 気給 み
( づけ たま ふ
) とし て、国
郡 く
( に こほ り は
)佐波 さ
(は に
) あれ ども 、紀 伊国 き
( い のくに 伊
) 都郡 い
( との こほり 庵
) 田村 あ
( んたの
むら の
) 石口 い
( はく ち に
) 天 降坐 あ
( まく だり ましま し て
) 。 大御名 お
( ほみな を
) 、申 ま
(う さ
) ば恐(か
し こ) し、 申 さず ば恐 き、 伊佐 奈支 い
( さな き 伊
) 佐奈美 い
( さな み の
)命 み
( こと の
) 御児 み
(こ 、
)天 あ
(
ま の
) 御蔭 み
( かげ 、
) 日の 御蔭 み
(かげ 、
) 丹生都 比咩 に
(うつひめ )の太御神 お
( ほ みかみ と
) 太御名 お
(
ほみ な を
)顕 あ
(ら は
) し 給ひ て。丹 生川 上 に
( うかわ かみ 、
) 水方 み
( つか た の
)峯 み
(ね に
) 上坐 の
( ぼり
まし まし て
) 国加 加志 給 く
( に かか した ま ひ
) 。 下坐 く
( だり ましま す 、
) 十 市郡 と
( をちのこ ほり 、
) 丹生
に
(う に
) 忌杖 い
( みつ ゑ 刺
)給 さ
( した ま ひ
) 。下坐 、巨勢 こ
(せ の
) 丹生に忌 杖刺給 ひ。下 坐、宇 知郡 う
(
ち のこ ほり の
) 布々 木 ふ
( うき の
) 丹生 に忌 杖 刺給 ひ。下 坐、伊 都郡 い
( とのこ ほり 町
)梨 ま
( ちな し の
)御
門代 み
( とし ろ に
) 御田 作 み
( た つく り
) 給 い。 下坐 、波 多 は
(た の
) 倍家 多村 は
( けた のむら に
) 御田作り
給 いて 。下 坐 、忌 垣豆 い
( んか きつ に
)御碓 み
(うす 作
) り、其 田稲 そ
( のたの いね を
) 御 酒作 み
( きにつ く
り て
) 、楽 豊明 と
( よ のあ かり 奉
)仕 つ
( かえた てま つり て
) 。上坐 の
( ぼりまし ます 、
) 伊 勢津美 い
( せつ
み に
) 太坐 お
( はし まし て
) 。下 坐、 巨佐 布 こ
( さふ の
)所 と
( ころ に
) 忌杖 刺給ひ 。下坐 、小都知 お
( つち )
の峯 み
(ね に
) 太坐 を
( は し まし 。
)上坐、天野原 あ
( ま の のは ら に
)忌杖刺給ひ。下坐、長谷原 は
(せ わ ら )
に忌 杖刺 給 ひ。 下坐 、神 野麻 国 か
( ん のま くに に
) 忌杖 刺給 ひ。 下坐、那 賀郡 な
( かのこ ほり 松
)門 ま
(つ
かど の
) 所に 太坐 。下 坐、 安梨 諦 あ
( りた の
) 夏瀬 な
( つせ の
) 丹生 に忌 杖刺 給ひ。下 坐、日高 郡 ひ
( たか
の こほ り 江
) 川の 丹生 に忌 杖刺 給ひ 。返 坐 か
( へり まし まし て
) 那 賀郡 、赤 穂山 あ
( かほや ま の
) 布気 ふ
(
け に
) 太坐 お
( は し まし て
)。遷幸 う
( つりみ ゆき て
) 名手村 な
( ての むら 、
) 丹 生の屋 や
( の
) 所 に 夜殿 よ
(
との 太
)坐。遷幸て伊都郡、佐夜久 さ
( やく の
)宮 み
(や に
) 太坐 お
( は しま し て
)。則 す
( なは ち
) 天 野原 あ
(
まの のは ら に
)上 の
(ぼ り
)坐 ま
( し ます 、
)皇御孫命 す
( めみ ま ごの みこ と の
) 宇閇 湛 あ
( た なつ つ の
)任 ま
(
ま に
) 於土 う
( へ のつ ち を
) 下堀 返 し
( た にほ り かへ し
)、下土 し
( たの つ ち を
) 於 掘返 う
( へに ほ りか へ し
)、
大宮 柱太 知 お
( ほみ やは しら ふと しき 立
) 奉給 た
( て まつ りたま ひ
) 、高天原 に知木 ち
(き 高
)知 た
( かし )
り奉 た
( て まつ り
)、朝日 あ
( さひ な
) す輝 か
( がや く
)宮 み
(や 、
)夕日 ゆ
( うひ な
) す光 て
( る
)宮に、世 よ
( )
の 長杵 な
( がき に
) 常世 と
( こよ の
) 宮 に静 坐 し
( づ ま りま しま す と
)申 す 。
大和 や
( まと な
) る三 輪明 神 み
( わ のお ほか み の
) 大 神神 社報 本講社 御影講 節分百火 播種神 事 あ
( め のみか
げ のか くり 、ひ のみ かげ の ちぎ り、 もも のた なつ ま きの みむ すび のか むこと を
) 清浄 さ
( やさや に
) 奉仕
つ
( か へま つ る
) 。奉 納 お
( さ めま つ る
) 誠実 ま
( こと むざね を
)肯 う
(べな い
)給 た
( まい て
) 、皇 御孫命 す
(
め みま のみ こ と の
) 聖代 お
( ほみ よ は
) 安 久平 久 や
( すら けく、 たいら けく 、
) 作九城 さ
( くくし ろ と
)奉仕
つ
( か えま つ る
) 同志 や
( から は
)元 も
(と よ
) り 、神 民百 姓 お
( ほんみた から に
) 至 るまで、 百寿全保 福寿
豊稔 ふ
( くじ ゅう ゆ たか に
) 守り 助 た
(す け
) 給 へと 恐 か
( しこ み
) 恐 み も、 謹白 つ
( つし み てま う す
)