平成 27 年 2 月 5 日 [都市ガス]神奈川県内で火災事故(軽傷 1 名(確認中))が発生しました(第 2 報) 平成27年1月19日(月)に、神奈川県内の一般業務用建物で火災事故(軽傷1名(確認中))が 発生しました。 1.事故の概要 平成 27 年 1 月 19 日(月)に神奈川県内の一般業務用建物で火災事故が発生しました。こ れを受け、ガス事業法に基づき、2 月 4 日(水)に、東京ガス株式会社から関東東北産業保 安監督部に対して報告がありました。 本件については、1 月 19 日(月)に東京ガス株式会社から情報提供があり、同日に報道発 表しましたが、その後の関係機関による調査の結果、ガスに起因する事故であることが確 認されたため、重大事故として改めて報道発表を行うものです。事故の状況は以下の通 りです。 なお、経済産業省は、関東東北産業保安監督部を通じて、東京ガス株式会社より 30 日 以内に詳細な報告を受ける予定です。 [掲載 URL] http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/citygas/detail/ga s_accident.html 事故発生日時 :平成 27 年 1 月 19 日(月)午前 0 時 30 分頃 事故発生場所 :神奈川県 人 的 被 害:軽傷 1 名(確認中) 物 的 被 害:強化ガスホース、小型湯沸器及びその上部の棚の焼損 事 故 概 要:消防からの連絡を受け、ガス事業者が出動したところ、強化ガスホース、 小型湯沸器及びその上部の棚が焼損していました。その後の関係機関に よる調査の結果、強化ガスホースの小型湯沸器側接続部に異形パッキン が取り付けられていたこと、当該器具側接続金具付近のホース部の焼損 が最も激しいことが確認されました。火災の原因は、何らかの要因により強 化ガスホースの小型湯沸器側接続部又は当該器具側接続金具付近のホ ース部から未燃ガスが漏えいし、その状態で小型湯沸器を使用したため、 点火時のスパーク又は燃焼炎が漏えいした未燃ガスに引火したものと推定 されます。 供 給 事 業 者:一般ガス事業者 ガ ス 種:13A 機 器 分 類:強化ガスホース (参考情報) 製 造 者:調査中 型 番:調査中 製 造 時 期:調査中 2.注意喚起について ○ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者(一般ガス事業者・簡易ガス事業者)へ連絡してく ださい。 ・使用中の火気は全部消してください。 ・火気は絶対に使用しないでください。 ・着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。 ・窓や戸を大きく開けてください。 ・ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。 ○ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカー へ連絡してください。 ○接続具は、ガス機器やガス栓にあった適切なものを使用してください。 ・ガス機器やガス栓によって、接続具が異なります。 ・無理な接続は、ガス漏れ、火災の原因になります。 ○「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス ・CO 警報器)の設置をおすすめします。 ・「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音 声でお知らせします。 ・ガスの種類によっては、ガス警報器と CO 警報器をそれぞれ設置する必要がありま す。 ○経済産業省の HP にガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非ご覧 ください。 http://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/city gas/aikotobademinaoshitai/index.html (本発表資料のお問い合わせ先) 商務流通保安グループ ガス安全室長 大本 担当者:永井、横田 電 話:03-3501-1511 (内線 4932) 03-3501-4032 (直通)
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