1/19号 - 日本卓球協会

負けたくない気持ちが、 運命だって変える。
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観戦ガイド 1 月19日号
天皇杯 ・ 皇后杯
平成26年度
全日本 運命 王道成就
1月18日、平成26年度全日本卓球選手権第最終日が行われた。
男子は、9年連続決勝進出の水谷隼が神巧也を破り、2年連続7回目
( 全日本史上単独2位 ) の優勝を飾った。女子は石川佳純が、森薗美
咲を破り、2年連続3回目の優勝。女子&混合ダブルスと合わせて女
子史上二人目の ( 史上最年少 ) 三冠を獲得した。
いよいよ本日19日、2015年世界選手権 ( 個人戦 ) 中国・蘇州大
会の代表が発表される。
全日本卓球選手権大会
女子史上最年少
( 一般 ・ ジュニアの部 )
東京体育館
平成27年 1 月12日 ( 月 )
~ 1 月18日 ( 日 )
三冠奪取
三冠を達成し、本当に嬉しいです。思った以上にプレッシャーが
あったのと、相手がすごく向かってきたのを乗り越えたので、表
彰台に上がった時、涙がこみ上げてきました。
試合の連続で、コーチだったり、声をかけてくれた周りの人に感
謝したいです。
準決勝、前田選手との試合で、( 4ゲーム終わった時点で ) 1−3
になった時は、ここからが勝負だと思ってなんとか追いつきまし
た。最終ゲームの8−8で1本強打された時は、苦しいなと思っ
たんですが、負けることは考えていませんでした。
試合では、対策を練ったというより、守りに入らずにプレーする
精神面を意識しました。調子があまり良くないなかで、三冠を取
れたことは、すごく自信になったので、もっと実力をあげて、リ
オオリンピックに向けて頑張りたいです。
また、日本一になって、このプレッシャーに勝ったことが自信に
なったし、世界ランキング4位になったので、上の選手に勝って、
もっとランキングをあげられるように頑張りたいです。
水谷 隼
2年連続3回目
石川佳純
石川佳純
全農
決 勝 戦
4( 11-7,2-11,11-8,11-5,11-7 ) 1
森薗美咲
日立化成
優勝
2年連続 7回目
準決勝・決勝と4−0で勝ち上がって、自分でもびっくりしています。
決勝の神選手とは、公式戦で対戦するのは初めてだったと思いますが、
特に対策はなく、1ゲーム目、4−8で負けていて、かなり相手に攻め
られていました。このままでは負けてしまうと思ったので、自分から
攻めていくように切り替えました。自分から攻めることで、相手の凡
ミスが増えてきたので、自分から攻めることは改めて大切だなと思い
ました。1ゲーム目を取れたのが大きいと思います。
リオオリンピックに向けては、過去2回出場していますが、納得のい
く試合ができていないので、東京に向けて、リオではいい色のメダル
を取れるように頑張りたいです。
日本のレベルは非常に高くなっていて、世界の舞台でメダルがとれる
まできているので、あとはオリンピックでどのくらい力が発揮できる 水谷 隼
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かだと思っています。
4(
決 勝 戦
11-8,11-9,11-6,11-8
発 行: 公益財団法人日本卓球協会 広報委員会 / 協 力:東京都卓球連盟
神 巧也
)0
明治大