国際会議・MJJIS2014で研究成果を発表しました 11月12、13日にマレーシア工科大学で開催された国際会議「MJIIT-JUC Joint International Symposium」(MJJIS2014)で、情報通信学部 ネットワーク工学科の石井啓之教授と宇津圭祐助教の研究室に所属する学生2名が研究成果を英語で発表しました。MJJISはマレーシ ア日本国際工科院(MJIIT)と、MJIITとつながりの深い日本にある25の大学によって結成されたMJIITコンソーシアム会員(JUC)が共催す るもの。IT分野の最先端技術を共有し、学生や研究者が交流する場を設ける目的で毎年開かれており、昨年のMJJISは本学湘南キャン パスで開催されました。 石井教授の研究室に所属する小林桂さん(大学院情報通信学研究科)は、「MANETにおける位置データ利用型情報転送手法の評価」 をテーマに発表。スマートフォンなどの通信端末の位置情報を利用して、災害時にも効率的に通信を可能とするMANETのシステムとそ の有効性について話しました。また、宇津助教の研究室で学ぶ眞中絢美さん(通信ネットワーク工学科4年次生)は、「地域情報ネットワ ークへの放送形式情報流通システムの適用」と題して、携帯端末といった通信機器を用いてインターネットが災害などの影響で不能な場 合でも、Wi-Fiを用いて通信できる地域情報共有システムのアイデアを提案しました。 発表終了後には、本学の大学院総合理工学研究科卒業生で現在はマラヤ大学工学部電気工学科で教鞭をとるチー・オン・チャウ先生 の研究室を訪ね、小林さんと眞中さんが今回発表した研究についてチャウ先生とその研究室に所属する大学院生と議論しました。小林 さんは、「2回目の海外で、なおかつ英語の発表はとても緊張しましたが満足のいく報告ができました。 また現地の大学院生とも意見交 換でき、よい刺激になりました」と振り返りました。また、眞中さんは、「初めての海外での発表で、貴重な経験を積めました。ご指導をいた だきました先生方に感謝し、今後も研究に励みます」と話しました。 Copyright © Tokai University. All rights reserved.
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