No.223 2015年1月号…

Event
話
音
在宅ホスピスを語る会
自宅で家族を看取った方々が
アイルランドの風コンサート
感動の風を吹かせます!
●日時:2015年1月24日(土)14時∼
●場所:にのさかクリニック 2Fホール
●1部:コンサート(チェロ&バイオリン)・2部:体験談
●参加自由 無料
自宅で最期を迎える、家族に看取られながら…そん
なこと、考えたこともなかった。でも、できること
ならやってみたい、というあなたのために語っても らいます。
自宅でという気持ちは
あるけど、不安がい
っぱい、わからない
ことだらけ、という
あなたもぜひ参加して
みてください。お待ち
しております!
健康教室ピックアップ!
1/13「つながる心で支え合う」
1/27「娘からもらったもの」
月に1回当院2Fホールで行われている「あゆみねっ
と」という遺族のグリーフケアの会があります。
今回はそこでの取り組みを中心にお話します。
●「娘からもらったもの」
14歳の若さで逝った娘さんとの生活やご家族の思
い、そして転職へのきっかけにもなったことなど、
思い出を交えながらお話してもらいます。
13:00
午前
14:00
17:00
18:00
午後
●出演:アイルランド音楽演奏家 守安功・守安雅子
●予約受付中(残席わずか)
(火)
健康教室
訪問診療
外来診療
新年にあたって
昨年1年間に、当院が在宅ケアを提供し亡くなった方は
●参加費:1,000円
●予約:にのさかクリニック TEL092-872-1136
生きててよかった
93名でした(11月末まで)。そのうち60名(64.5%)が
自宅で、11名(11.8%)が施設、22名(23.7%)が病院
で亡くなっています。在宅開始後、ホスピス病棟で亡くな
穂波の郷クリニック(宮城県)講演会
∼生きる力を支える緩和ケア∼
った方はいませんでした。これまで18年間におよそ700人
余りの方を、在宅(終いの住処としての施設を含めて)で看取ってきたことになります。
●2015年2月14(土)
14時∼17時
●にのさかクリニック 2Fホール
●1部:講演会
●2部:コンサート
●3部:シンポジウム
年末年始休診
●参加自由 無料
生きててよかった
穂波の郷クリニック 講演会
宮城から3名の方をお招
にのさかクリニック
きしてお話を伺います。
希望のつぶやきをキャッ
チする活動の極意を、感
じ取ってください。
講演会:医師・ソーシャルワーカー・ケアマネジャー
一人の患者さんに数人の家族、近所の方、友人知人たちがいることを考えると、数千人の
シンポジウム:講演会の3名と当院スタッフ1名
(院長 二ノ坂)
(宮城県)
第1部 講演会
2Fホールにて
医療法人心の郷
理事長 三浦正悦医師
大石春美ソーシャルワーカー
吉田香織ケアマネジャー 第2部 コンサート
オカリナ&ギター Shana
第3部 シンポジウム
穂波の郷3名+当院1名 座長:院長 二ノ坂保喜
助成:公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団
福岡市早良区野芥4-19-34
2015年2月14日土曜日 14:00∼17:00
生きる力を支える緩和ケアを実践している、穂波の郷クリニック
(宮城県)を中心とした医療法人心の郷から、医師・ソーシャル
ワーカー・ケアマネジャーの方々をお招きし、お話を伺います。
つぶやきや願いを受けとめる活動をお聴きください。
お問い合わせ:にのさかクリニック TEL 092-872-1136
コンサート:Shana オカリナ&ギター演奏
座長は院長二ノ坂が務めます。
●診療のご 案内●
外 来 診 療
昼休み
●場所:にのさかクリニック 2Fホール
∼生きる力を支える緩和ケア∼
●「つながる心で支え合う」∼遺族会での実践から∼
(月)
●日時:2015年2月1日(日)13時半開場・14時開演
1月
No.223号
またまた
体験談を話してくれます
9:00
2015年
催し物・イベントのご案内
(水)
訪
問
診
療
(木)
(金)
(土)
外 来 診 療
昼休み
訪問診療
外来診療
※ 午後5:00∼6:00の外来診療は、訪問診療の都合により、診療開始時間が遅れる場合や診療が
できないことがございます。診察をご希望の方は事前にお電話いただけると幸いです。
方が、在宅ホスピスを体験したり、見知っていることになります。
在宅で、痛みをはじめとするさまざまな症状を緩和し、家族と有意義な時間を過ごしながら
自宅で最期を迎えることができる、ということを多くの方が知るようになりました。
近頃では、友人知人や他の家族の経験を聞いて、お願いしたいとたずねてくる方も多くな
りました。また、家族を看取った方が、「私のときもお願いします」と予約する方もいま
す。さらに、自分の体験を生かして、「在宅ホスピスでボランティアをしたい」という方も
います。私たちのケアが十分だったか、といつも反省させられることも多いのですが、素直
にありがたく受け止めています。
昨年の『日本医師会赤ひげ大賞』の名に恥じないよう、今年も職員一丸となって、地域の
皆さんとともに、『いのちを受け止める町づくり』にまい進していきます。
健康教室のご案内 13時∼14時
毎週火曜日
6 「動脈硬化について②」
1/
13
1/
23
1/
27 「娘からもらったもの」
1/
医師 田畑
「つながる心で支え合う」
∼遺族会での実践から∼
ソーシャルワーカー 岡村
「バングラデシュと手をつなぐ会」
金
院長 二ノ坂
小さなたね 髙橋
第3週のみ金曜日
場所/にのさかクリニック
3
「高血圧について」
2/
10
2/
20
2/
24
2/
参加
無料
「高額療養費ってなに?」
事務 古賀・城
看護師 山口・熊
「たばこと健康被害」
金
医師 大久保
「くすりの作用と副作用について」
金宝草薬局 進藤さん
※都合により内容を変更する場合がございます。予めご了承ください。
EVENT REPORT 先月行われました公演やイベントのリポートです。
いのちを看取るということ、その心得
第2部のシンポジウムは「その人らしい『生』を支
えるために」というテーマで行われました。座長に院
は、「終末期医療・ホ
長二ノ坂、シンポジストに九州がんセンターの竹山看
スピスケアの心」とい
護師長、むらおかホームクリニックの益本管理部長、
うテーマで、栄光病院
の理事長下稲葉医師の
お話がありました。
原土井病院の大津医療ソーシャルワーカー、はぴね福
赤ひげ大賞受賞に対し花束贈呈が
下稲葉医師から二ノ坂医師へ
患者さんと同じ弱さを持つ一人の人間として…ホス
ピス病棟は、医師として働く単なる職場ではなく、生
きる死ぬるを学び習う、人生道場である…という言葉
が印象的でした。ホスピスの心を改めて教えていただ
いたような気がしました。
「聞き書き」を始めよう
岡野芥の江島施設長が登壇し、それぞれの立場から生
を支える取り組みの紹介とディスカッションでした。
それぞれの取り組みとその地域がうまく繋がってい
くことで、地域包括ケアシステムが機能していくのだと
思います。これから迎える人生の最期は「地域」で看
取るというのが当たり前になるかもしれません。 (統括部長 内田)
ふくおか在宅ホスピスをすすめる会 聞き書き教室受講レポート
本誌では初めまして。2013年5月から、毎週金曜日
のみ、にのさかクリニックで働いています。いつ「ひ
まわり」に呼んでもらえるのかな、と密かにずーっと
人の4人家族です。
現在の主の勤務地は、春日市にある福岡徳洲会病院
で、主に消化器内科、時々救急に従事しています。徳
洲会病院では、ほとんどが急性期の治る(はずの)患者
さんばかりですが、こちらでは、治らない病気と付き
合い(向き合い)ながら生きる患者さんとの関わりが多
く、医療の 色 も時間の流れ方もがらりと違い、毎週
金曜日にはいつも、新鮮な気持ちにリセットされる気
て磨かれたものになったように感じました。
今年最後の在宅ホスピス事例検討会がありました。
って大切なものとなり、子や孫へと受け継がれていく
15名程度の少人数での開催となりました。
受ける前は、聞き書きと聞いてただ聞いたことを書け
せんでした。講座は2回に分けて行われ、1回目の講座
ものになります。
今回のテーマは1例目が「母を連れて帰りたい∼病
て提出しました。2回目の講座で30名ほどの受講生が
の学びを得ることになります。そのことを実感した聞
た。在宅相談を受け、本人と面会、翌日退院という即
交えて学びあいました。
講師の小田豊二先生の本には三木のり平氏や淡路恵
ケアマネジャーさん達からは病院の医師がなかなか自
のはありません。聞き手が、語り手の口調で書き、語
書き」をはじめよう』が出版されています。
じ、どう対応すればよいかという問題提起もあり、皆
いきます。出来上がったものは、聞き手の感性によっ
い方は私まで。 (看護師 小西) 書いた聞き書きを全て、講師の小田豊二先生の講評を
不思議なことに同じ話を聞いたはずなのに、同じも
り手になったつもりで内容を膨らませたり、補足して
聞き手にとっては、語り手の人生に感動し、たくさん
院からの脱出、そして家に∼」という題で発表しまし
き書き講座でした。
対応することの重要性を学びました。また、参加した
子氏の聞き書きをされたものや、木星舎から『「聞き
宅に帰してくれないと「医師の壁」「病院の壁」を感
感動はこの文章では伝えきれません。詳しく聞きた
で話し合いました。
笑顔の集まるところに幸せが集う
昨年も在宅ボランティアの会「手と手」の活動をさ
います。また在宅
53名と増え、在宅へお留守番やお話し相手として伺わ
自宅で精いっぱい
平成21年12月から月2回のデイホスピスをにのさか
家族の愛情に触
せていただきまして、ありがとうございます。会員も
せていただいています。
クリニック2階において行ってまいりました。在宅療養
では、大切な方を
介護されているご
れ、勇気をいただきます。今年もそんなご家族の力に
中の患者さんやそのご家族と知り合い、短い時間です
ほんの少しではありますがお役にたちたいと思ってお
はじめたころは、多少肩に力が入っていましたが、
笑顔の集まるところに幸せが集う。そのような1年に
が楽しく笑って過ごすことができました。
現在は友達か親戚の伯母や伯父に合うかのような楽し
ります。
なりますように願っております。(代表世話人 林) 早く起きて、5キロ前後走ってい
ます。体は引き締まり、頭も冴え
て、体調がすこぶる良くなり、良い事尽くめでもうや
められなくなりました。
ということでよろしくお願いします。是非、金曜日に
受診してください(笑) (医師 二ノ坂建史)
第88回 在宅ホスピス事例検討会
2例目は在宅ホスピスボランティアの会「手と手」
の林さん・高橋さんの活動報告でした。ボランティア
の高橋さんから、神経難病の患者さんの手紙の代筆ボ
ランティアを通じて学んだこと、感じたことの発表が
あり、話を聞きながらとても感動しました。
最後は緩和ケア支援センターコミュニティ代表の平
野さんからのおいしいケーキと紅茶を頂きながら、今
年1年を振り返っての感想、来年の抱負を一言ずつ発
表しました。
地域で一緒に在宅をサポートしてくれる仲間と顔を
合わせて話ができるこの事例検討会がとても大事だな
やさしい成年後見制度
一年を振り返って
みな時間になって
た早朝ランニングです。朝1時間
と実感した一日でした。 (看護師 田中)
にのさかクリニック 健康教室レポート
日時/2014年11月25日(火) 場所/にのさかクリニック
在宅ホスピスボランティアの会「手と手」
あけましておめでとうございます。
の形であり、その両者を経験で
日時/2014年12月20日(土) 場所/にのさかクリニック
今回で88回目となります。年末ということもあり、
では実際に73歳の女性の話を聞いて、自宅で書き上げ
ではなく、どちらも大切な医療
母を連れて帰りたい ∼病院からの脱出、そして家に∼
1つの作品は、世界にたった一つのもの。語り手にと
ばいいのかと思っていましたが、それだけではありま
がしています。どちらが良い悪い
きるのは貴重なことだと思いま
待っていたのですが、ようやく呼んで頂けました(笑) す。
医者7年目、32歳。仲里依紗似の妻と院長似の息子二
趣味は、2013年7月から始め
日時/2014年10月25日・12月13日 場所/ふくふくプラザ
申し訳ないことに、当会が主催しているこの講座を
スタッフ(医師)紹介
金曜日はリセットの日
ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡 公開講演会
日時/2014年12月6日(土) 場所/福岡国際会議場
第1部の公開講演
モニラン(早朝ランニング)はやめられない
財産管理、身上監
成年後見制度とは、認知症や知的障害・精神障害で
護(生活・治療・
年後見人)を選ぶことで、その本人を法律的に支援す
関する法律行為を
プランセンターでケアマネジャーをしている川原秀幸
内容になります。
法定後見(本人の判断能力が不十分になってから後
入所時の身元引受人にはなれない。また手術などの重
っているうちに後見人と契約する)があります。
ります。
立てをします。本人の判断能力に応じて「補助」「保
なあ福岡、法テラスなどにご相談ください。
判断能力が不十分な人の権利を守っていく援助者(成
療養・介護などに
る制度のことです。この日の講師は、西福岡介護ケア
行うこと)が主な
さん(社会福祉士)でした。
しかし、入院や
見人を選ぶ)と任意後見(まだ本人に判断能力が備わ
大な医療行為に関しての同意権はないなど、課題もあ
法定後見制度を利用するためには、家庭裁判所に申し
詳しくは、地域包括支援センター、権利擁護ぱあと
佐」「後見」の3つの制度を利用できます。
(統括部長 内田)
EVENT REPORT 先月行われました公演やイベントのリポートです。
いのちを看取るということ、その心得
第2部のシンポジウムは「その人らしい『生』を支
えるために」というテーマで行われました。座長に院
は、「終末期医療・ホ
長二ノ坂、シンポジストに九州がんセンターの竹山看
スピスケアの心」とい
護師長、むらおかホームクリニックの益本管理部長、
うテーマで、栄光病院
の理事長下稲葉医師の
お話がありました。
原土井病院の大津医療ソーシャルワーカー、はぴね福
赤ひげ大賞受賞に対し花束贈呈が
下稲葉医師から二ノ坂医師へ
患者さんと同じ弱さを持つ一人の人間として…ホス
ピス病棟は、医師として働く単なる職場ではなく、生
きる死ぬるを学び習う、人生道場である…という言葉
が印象的でした。ホスピスの心を改めて教えていただ
いたような気がしました。
「聞き書き」を始めよう
岡野芥の江島施設長が登壇し、それぞれの立場から生
を支える取り組みの紹介とディスカッションでした。
それぞれの取り組みとその地域がうまく繋がってい
くことで、地域包括ケアシステムが機能していくのだと
思います。これから迎える人生の最期は「地域」で看
取るというのが当たり前になるかもしれません。 (統括部長 内田)
ふくおか在宅ホスピスをすすめる会 聞き書き教室受講レポート
本誌では初めまして。2013年5月から、毎週金曜日
のみ、にのさかクリニックで働いています。いつ「ひ
まわり」に呼んでもらえるのかな、と密かにずーっと
人の4人家族です。
現在の主の勤務地は、春日市にある福岡徳洲会病院
で、主に消化器内科、時々救急に従事しています。徳
洲会病院では、ほとんどが急性期の治る(はずの)患者
さんばかりですが、こちらでは、治らない病気と付き
合い(向き合い)ながら生きる患者さんとの関わりが多
く、医療の 色 も時間の流れ方もがらりと違い、毎週
金曜日にはいつも、新鮮な気持ちにリセットされる気
て磨かれたものになったように感じました。
今年最後の在宅ホスピス事例検討会がありました。
って大切なものとなり、子や孫へと受け継がれていく
15名程度の少人数での開催となりました。
受ける前は、聞き書きと聞いてただ聞いたことを書け
せんでした。講座は2回に分けて行われ、1回目の講座
ものになります。
今回のテーマは1例目が「母を連れて帰りたい∼病
て提出しました。2回目の講座で30名ほどの受講生が
の学びを得ることになります。そのことを実感した聞
た。在宅相談を受け、本人と面会、翌日退院という即
交えて学びあいました。
講師の小田豊二先生の本には三木のり平氏や淡路恵
ケアマネジャーさん達からは病院の医師がなかなか自
のはありません。聞き手が、語り手の口調で書き、語
書き」をはじめよう』が出版されています。
じ、どう対応すればよいかという問題提起もあり、皆
いきます。出来上がったものは、聞き手の感性によっ
い方は私まで。 (看護師 小西) 書いた聞き書きを全て、講師の小田豊二先生の講評を
不思議なことに同じ話を聞いたはずなのに、同じも
り手になったつもりで内容を膨らませたり、補足して
聞き手にとっては、語り手の人生に感動し、たくさん
院からの脱出、そして家に∼」という題で発表しまし
き書き講座でした。
対応することの重要性を学びました。また、参加した
子氏の聞き書きをされたものや、木星舎から『「聞き
宅に帰してくれないと「医師の壁」「病院の壁」を感
感動はこの文章では伝えきれません。詳しく聞きた
で話し合いました。
笑顔の集まるところに幸せが集う
昨年も在宅ボランティアの会「手と手」の活動をさ
います。また在宅
53名と増え、在宅へお留守番やお話し相手として伺わ
自宅で精いっぱい
平成21年12月から月2回のデイホスピスをにのさか
家族の愛情に触
せていただきまして、ありがとうございます。会員も
せていただいています。
クリニック2階において行ってまいりました。在宅療養
では、大切な方を
介護されているご
れ、勇気をいただきます。今年もそんなご家族の力に
中の患者さんやそのご家族と知り合い、短い時間です
ほんの少しではありますがお役にたちたいと思ってお
はじめたころは、多少肩に力が入っていましたが、
笑顔の集まるところに幸せが集う。そのような1年に
が楽しく笑って過ごすことができました。
現在は友達か親戚の伯母や伯父に合うかのような楽し
ります。
なりますように願っております。(代表世話人 林) 早く起きて、5キロ前後走ってい
ます。体は引き締まり、頭も冴え
て、体調がすこぶる良くなり、良い事尽くめでもうや
められなくなりました。
ということでよろしくお願いします。是非、金曜日に
受診してください(笑) (医師 二ノ坂建史)
第88回 在宅ホスピス事例検討会
2例目は在宅ホスピスボランティアの会「手と手」
の林さん・高橋さんの活動報告でした。ボランティア
の高橋さんから、神経難病の患者さんの手紙の代筆ボ
ランティアを通じて学んだこと、感じたことの発表が
あり、話を聞きながらとても感動しました。
最後は緩和ケア支援センターコミュニティ代表の平
野さんからのおいしいケーキと紅茶を頂きながら、今
年1年を振り返っての感想、来年の抱負を一言ずつ発
表しました。
地域で一緒に在宅をサポートしてくれる仲間と顔を
合わせて話ができるこの事例検討会がとても大事だな
やさしい成年後見制度
一年を振り返って
みな時間になって
た早朝ランニングです。朝1時間
と実感した一日でした。 (看護師 田中)
にのさかクリニック 健康教室レポート
日時/2014年11月25日(火) 場所/にのさかクリニック
在宅ホスピスボランティアの会「手と手」
あけましておめでとうございます。
の形であり、その両者を経験で
日時/2014年12月20日(土) 場所/にのさかクリニック
今回で88回目となります。年末ということもあり、
では実際に73歳の女性の話を聞いて、自宅で書き上げ
ではなく、どちらも大切な医療
母を連れて帰りたい ∼病院からの脱出、そして家に∼
1つの作品は、世界にたった一つのもの。語り手にと
ばいいのかと思っていましたが、それだけではありま
がしています。どちらが良い悪い
きるのは貴重なことだと思いま
待っていたのですが、ようやく呼んで頂けました(笑) す。
医者7年目、32歳。仲里依紗似の妻と院長似の息子二
趣味は、2013年7月から始め
日時/2014年10月25日・12月13日 場所/ふくふくプラザ
申し訳ないことに、当会が主催しているこの講座を
スタッフ(医師)紹介
金曜日はリセットの日
ホスピス緩和ケア・ネットワーク福岡 公開講演会
日時/2014年12月6日(土) 場所/福岡国際会議場
第1部の公開講演
モニラン(早朝ランニング)はやめられない
財産管理、身上監
成年後見制度とは、認知症や知的障害・精神障害で
護(生活・治療・
年後見人)を選ぶことで、その本人を法律的に支援す
関する法律行為を
プランセンターでケアマネジャーをしている川原秀幸
内容になります。
法定後見(本人の判断能力が不十分になってから後
入所時の身元引受人にはなれない。また手術などの重
っているうちに後見人と契約する)があります。
ります。
立てをします。本人の判断能力に応じて「補助」「保
なあ福岡、法テラスなどにご相談ください。
判断能力が不十分な人の権利を守っていく援助者(成
療養・介護などに
る制度のことです。この日の講師は、西福岡介護ケア
行うこと)が主な
さん(社会福祉士)でした。
しかし、入院や
見人を選ぶ)と任意後見(まだ本人に判断能力が備わ
大な医療行為に関しての同意権はないなど、課題もあ
法定後見制度を利用するためには、家庭裁判所に申し
詳しくは、地域包括支援センター、権利擁護ぱあと
佐」「後見」の3つの制度を利用できます。
(統括部長 内田)
Event
話
音
在宅ホスピスを語る会
自宅で家族を看取った方々が
アイルランドの風コンサート
感動の風を吹かせます!
●日時:2015年1月24日(土)14時∼
●場所:にのさかクリニック 2Fホール
●1部:コンサート(チェロ&バイオリン)・2部:体験談
●参加自由 無料
自宅で最期を迎える、家族に看取られながら…そん
なこと、考えたこともなかった。でも、できること
ならやってみたい、というあなたのために語っても らいます。
自宅でという気持ちは
あるけど、不安がい
っぱい、わからない
ことだらけ、という
あなたもぜひ参加して
みてください。お待ち
しております!
健康教室ピックアップ!
1/13「つながる心で支え合う」
1/27「娘からもらったもの」
月に1回当院2Fホールで行われている「あゆみねっ
と」という遺族のグリーフケアの会があります。
今回はそこでの取り組みを中心にお話します。
●「娘からもらったもの」
14歳の若さで逝った娘さんとの生活やご家族の思
い、そして転職へのきっかけにもなったことなど、
思い出を交えながらお話してもらいます。
13:00
午前
14:00
17:00
18:00
午後
●出演:アイルランド音楽演奏家 守安功・守安雅子
●予約受付中(残席わずか)
(火)
健康教室
訪問診療
外来診療
新年にあたって
昨年1年間に、当院が在宅ケアを提供し亡くなった方は
●参加費:1,000円
●予約:にのさかクリニック TEL092-872-1136
生きててよかった
93名でした(11月末まで)。そのうち60名(64.5%)が
自宅で、11名(11.8%)が施設、22名(23.7%)が病院
で亡くなっています。在宅開始後、ホスピス病棟で亡くな
穂波の郷クリニック(宮城県)講演会
∼生きる力を支える緩和ケア∼
った方はいませんでした。これまで18年間におよそ700人
余りの方を、在宅(終いの住処としての施設を含めて)で看取ってきたことになります。
●2015年2月14(土)
14時∼17時
●にのさかクリニック 2Fホール
●1部:講演会
●2部:コンサート
●3部:シンポジウム
年末年始休診
●参加自由 無料
生きててよかった
穂波の郷クリニック 講演会
宮城から3名の方をお招
にのさかクリニック
きしてお話を伺います。
希望のつぶやきをキャッ
チする活動の極意を、感
じ取ってください。
講演会:医師・ソーシャルワーカー・ケアマネジャー
一人の患者さんに数人の家族、近所の方、友人知人たちがいることを考えると、数千人の
シンポジウム:講演会の3名と当院スタッフ1名
(院長 二ノ坂)
(宮城県)
第1部 講演会
2Fホールにて
医療法人心の郷
理事長 三浦正悦医師
大石春美ソーシャルワーカー
吉田香織ケアマネジャー 第2部 コンサート
オカリナ&ギター Shana
第3部 シンポジウム
穂波の郷3名+当院1名 座長:院長 二ノ坂保喜
助成:公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団
福岡市早良区野芥4-19-34
2015年2月14日土曜日 14:00∼17:00
生きる力を支える緩和ケアを実践している、穂波の郷クリニック
(宮城県)を中心とした医療法人心の郷から、医師・ソーシャル
ワーカー・ケアマネジャーの方々をお招きし、お話を伺います。
つぶやきや願いを受けとめる活動をお聴きください。
お問い合わせ:にのさかクリニック TEL 092-872-1136
コンサート:Shana オカリナ&ギター演奏
座長は院長二ノ坂が務めます。
●診療のご 案内●
外 来 診 療
昼休み
●場所:にのさかクリニック 2Fホール
∼生きる力を支える緩和ケア∼
●「つながる心で支え合う」∼遺族会での実践から∼
(月)
●日時:2015年2月1日(日)13時半開場・14時開演
1月
No.223号
またまた
体験談を話してくれます
9:00
2015年
催し物・イベントのご案内
(水)
訪
問
診
療
(木)
(金)
(土)
外 来 診 療
昼休み
訪問診療
外来診療
※ 午後5:00∼6:00の外来診療は、訪問診療の都合により、診療開始時間が遅れる場合や診療が
できないことがございます。診察をご希望の方は事前にお電話いただけると幸いです。
方が、在宅ホスピスを体験したり、見知っていることになります。
在宅で、痛みをはじめとするさまざまな症状を緩和し、家族と有意義な時間を過ごしながら
自宅で最期を迎えることができる、ということを多くの方が知るようになりました。
近頃では、友人知人や他の家族の経験を聞いて、お願いしたいとたずねてくる方も多くな
りました。また、家族を看取った方が、「私のときもお願いします」と予約する方もいま
す。さらに、自分の体験を生かして、「在宅ホスピスでボランティアをしたい」という方も
います。私たちのケアが十分だったか、といつも反省させられることも多いのですが、素直
にありがたく受け止めています。
昨年の『日本医師会赤ひげ大賞』の名に恥じないよう、今年も職員一丸となって、地域の
皆さんとともに、『いのちを受け止める町づくり』にまい進していきます。
健康教室のご案内 13時∼14時
毎週火曜日
6 「動脈硬化について②」
1/
13
1/
23
1/
27 「娘からもらったもの」
1/
医師 田畑
「つながる心で支え合う」
∼遺族会での実践から∼
ソーシャルワーカー 岡村
「バングラデシュと手をつなぐ会」
金
院長 二ノ坂
小さなたね 髙橋
第3週のみ金曜日
場所/にのさかクリニック
3
「高血圧について」
2/
10
2/
20
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参加
無料
「高額療養費ってなに?」
事務 古賀・城
看護師 山口・熊
「たばこと健康被害」
金
医師 大久保
「くすりの作用と副作用について」
金宝草薬局 進藤さん
※都合により内容を変更する場合がございます。予めご了承ください。