MQ Framework for Java

IPSC# 6949-23Q
アプリケーションからMQへの容易なアクセスを実現するソリューション
MQ Framework for Java
MQを使用したDB転送等において、MQとのインターフェースをサービスするフレームワークを
AIX環境に提供します。
MQメッセージを処理するメッセージ・ルーター機能の提供
MQメッセージに対して、定義されたJavaアプリケーションを起動
複数アプリケーションの連携処理が可能
トランザクション制御やMQのアクセスは、全てメッセージ・ルーターが行うため、アプリケー
ションはMQを意識せず、DBアクセス等に専念することが可能
アプリケーションの処理後に別のキューにメッセージをPUTする連動処理をサポート
MQフレームワーク(メッセージ・ルーター)
ルール定義
キューに入れられたメッセージは
メッセージ・ルーターがGETする
ルール定義読み込み
MQへの接続
MQメッセージGET
メッセージ解釈
Call
メッセージ・ルーターは、メッセー
ジをルール定義と照合して対応す
るアプリケーションを判断し、アプリ
ケーションをCallする。Callされたア
プリケーションには、メッセージの
内容等、処理に必要な情報がアー
ギュメントで渡される
アプリケーションA
DB
コミット処理
MQメッセージGET
メッセージ解釈
Return(OK)
Call
アプリケーションは、メッセージに
対応してDBの更新等を行い、結果
をリターン情報でメッセージ・ルー
ターに通知する
アプリケーションB
DB
Return(OK)
PUT
メッセージ・ルーターは、アプリ
ケーションの処理が成功したら、作
業単位をコミットし、次のメッセージ
をGETする
コミット処理
アプリケーションの処理が失敗し
た場合には、作業単位をバックア
ウトして一定のリトライを行う
MQフレームワークは、1つのメッセージに対して複数のアプリケーションを連携させたり、アプリケーションの処理後に別
のキューにメッセージをPUTしたりする連動処理をサポートします。
Copyright © IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. All rights reserved.
IPSC# 6949-23Q
内容
MQ Framework for Javaは、UNIX/WindowsアプリケーションからWebSphere MQへの容易なアクセスを実現す
るソリューションです。
MQ Framework for Javaは、WebSphere MQを使用したDB転送等において、MQとのインターフェースを担当し、
GETしたメッセージに応じてアプリケーションをディスパッチします。
フレームワークの主なサービスは、メッセージ・ルーターと呼ばれるプロセスによって提供されます。
メッセージ・ルーターがメッセージをGETすると、アプリケーションがサブルーチンとしてCallされ、メッセージに関
連した処理を行います。トランザクション制御やMQのアクセスは、全てメッセージ・ルーターが行うため、アプリ
ケーションはMQを意識せず、DBアクセス等に専念することができます。
更に、MQ Framework for Javaでは、1つのメッセージに対して複数のアプリケーションを連携、アプリケーション
の処理後に別のキューにメッセージをPUTする連動処理をサポートしています。
技術と価値
MQ Framework for Javaの主なサービスは、メッセージ・ルーターと呼ばれるプロセスが提供し、メッセージ・
ルーターがメッセージをGETすると、アプリケーションがサブルーチンとしてCallされ、メッセージに関連した処理
を行います。
トランザクション制御やMQへのアクセスは、全てメッセージ・ルーターが行うため、アプリケーションはMQを意
識せず、DBアクセス等に専念することができます。
処理概要
・キューに入れられたメッセージはメッセージ・ルーターがGETする。
・メッセージ・ルーターはメッセージをルール定義と照合して対応するアプリケーションを判断し、アプリケーショ
ンをコールする。 コールされたアプリケーションには メッセージの内容等、処理に必要な情報がアーギュメント
で渡される。
・アプリケーションは、メッセージに対応してDBの更新等を行い結果をリターン情報でメッセージ・ルーターに通
知する。
・メッセージ・ルーターは、アプリケーションの処理が成功したら作業単位をコミットし次のメッセージをGETする。
対象となるお客様
WebSphere MQを使用したシステムを構築されるお客様。
ご提供物とメディア
CD-ROM(アセットおよびPDF形式使用マニュアル)
ご提供アセットの実施例
AIXやHP-UXサーバー混在環境でMQを利用し、DB2アクセスなどのアプリケーションをJava Classとして開発し、
送信メッセージ内容により起動するアプリケーション・フレームワークとして当アセットを利用した事例があります。
前提条件
・WebSphere MQ V6.0 以上
・AIX
・HP-UX
お勧めする関連サービス
ISEはこのアセットに関してコンサルティング、実施、最適化、改良と 保守について、別途サービス契約としてご
相談させて頂きます。
アセット導入の利点と効果
AIX/HP-UXプラットフォームにおいてアプリケーションからWebSphere MQへのアクセスが容易に行えるように
なります。
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