トピックス 産業用を主力に、太陽光発電の普及に邁進 昨年7月にスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買 取制度」によるニーズの高まりを受け、産業用太陽光発電事業 に注力いたしております。 製造・調達から販売、設計・設置工事、アフターメンテナンス まで、当社グループで手掛ける体制によって、迅速化・コストダ ウンを図ってまいりました。販売開始から1年あまりが経過し、 自社施工による産業用太陽光発電の設置実績は、約2,000件 となりました(本年9月現在)。設置いただいたお客様が、発電 量等にご満足いただき、追加導入や新しいお客様のご紹介を 頂く例も増えております。 太陽光発電をもっと身近なエネルギーとして、遊休地や事業所 の屋根の有効活用としてご提案し、普及拡大に努めてまいります。 太陽光発電累計販売実績 (平成21年10月∼25年9月) 卸販売 43.4MW 産業用 累計販売 73.9MW 176.8MW 住宅用 59.5MW 太陽光発電で、屋根や遊休地が収益源に 「サニックスソーラーパークむなかた」発電開始 本年6月28日、産学官相互協力事業、 メガソーラー「サニッ クスソーラーパークむなかた」 (発電出力約2MW) による発電 事業を開始いたしました。 当施設は、施設見学、学校の環境教育・研究にも活用されま す。当社といたしましては、自ら設計、調達、施工から発電事業 までを手掛けることで得られる経験を、太陽光発電の研究・開 発、販売等の事業に生かしてまいります。 6月28日に発電を開始したサニックスソーラーパークむなかた(福岡県宗像市) お披露目式(9月24日) 大学の授業の一環として、見学会を実施 (10月31日) 株主の皆様へ 事業概況 株主の皆様には、サニックスの事業へのご理解とご支援を頂 型発電」におきましては、燃料の品質向上により苫小牧発電所 当第2四半期連結累計期間における売上高は、産業用PV事業部門にお いては、 「 産業用太陽光発電システム」が売上に加わり、15,155百万円 と大幅増収(前年同期は896百万円)になりました。 HS (ホーム・サニテー ション)事業部門は、 「白蟻防除施工」等の既存商品は増収となったものの、 産業用PV事業部門への人員移行に伴う住宅用「太陽光発電システム」の 大幅減収により、前年同期比27.7%減となりました。 ES (エスタブリッシ ュメント・サニテーション)事業部門は、事業所向け「太陽光発電システム」 の増収により、前年同期比79.0%増となりました。環境資源開発事業部 門においては、いずれの事業も堅調に推移し、前年同期比5.9%増となり ました。これらの結果、 グループ全体の売上高は、31,692百万円(前年同 期比74.3%増) となりました。 利益面では、産業用PV事業部門が黒字化、 HS事業部門が既存商品の 売上構成比上昇により増益、 ES事業部門も増収効果により増益、環境資 源開発事業部門は苫小牧発電所における大規模定期修繕の費用負担に より、減益となりました。この結果、 グループ全体では、1,495百万円の営 業利益(前年同期比185.3%増)、1,443百万円の経常利益(同183.7 %増)、1,051百万円の四半期純利益(同177.4%増) となりました。 の安定操業が軌道に乗り、収益を生む事業として確立してまい ■ 通 期 連 結 業 績 予 想 数値 (平成25年4月1日∼平成26年3月31日) (HS事 業 部 門 ) りました。 平成26年3月期通期の連結業績予想につきましては、平成25年5月 14日に公表しました連結業績予想に変更ありません。 (環境資源開発事業部門) き、厚く御礼申し上げます。 エネルギー構造の転換が求められる中、当社グループでは、 「太陽光発電」 と 「資源循環型発電」の二つの事業を通じて、環 境負荷の少ないエネルギーの創造に取り組んでおります。 太陽光発電システム事業参入から4年が経過し、累計販売実 績は約177MWとなりました(9月末現在)。昨年夏以降は、 「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のスタートを受け て、産業用分野(出力規模10kW以上) に注力いたしておりま す。製造から販売、設計・施工、 メンテナンスまで、一貫してグル ープ内で行う体制によって、 リーズナブルかつスピーディーに 提供することで、太陽光発電の普及拡大に努めてまいります。 また、廃プラスチックを燃料として再生利用する「資源循環 エコビジネスから派生したこれらのエネルギー事業が、昨今 連結財務諸表 (単位:百万円) のエネルギー事情と相まって、重要な社会的役割を担うものと して、存在感を増しております。引き続き、 コンプライアンス重 視のもと、積極的な事業展開を図ってまいる所存です。 今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、心より、お願い申 し上げます。 平成25年12月 売 上 高 産業用PV事業部門 HS 事 業 部 門 ES 事 業 部 門 環境資源開発事業部門 営 業 利 益 2013/3期 通期実績 43,366 9,617 14,814 3,965 14,967 産業用PV事業部門 HS 事 業 部 門 ES 事 業 部 門 環境資源開発事業部門 消 去 又は全 社 経 常 利 益 1,870 320 1,775 139 1,567 △1,932 1,788 2014/3期 通期計画 71,500 39,764 10,273 6,613 14,850 8,000 5,983 2,250 646 1,720 △2,599 7,950 △は損失。 71,500 代表取締役社長 60,000 43,366 45,000 30,000 15,000 0 11,890 2,757 15,395 1,411 409 3,965 14,814 1,870 2012/3期 (実績) 2013/3期 (実績) HS部門 8,000 6,000 39,764 4,000 2,000 9,617 ES部門 10,000 10,273 14,967 31,454 産業用PV部門 14,850 8,000 6,613 2014/3期 (計画) 環境資源開発部門 0 流動資産 固定資産 資産合計 当上期末 (H25/9) 前期末 (H25/3) 7,953 14,219 22,172 18,349 15,315 33,664 14,651 14,544 29,196 8,856 5,743 14,599 18,047 5,723 23,770 14,873 5,486 20,359 7,572 22,172 9,894 33,664 8,837 29,196 負債の部 流動負債 固定負債 負債合計 純資産の部 純資産合計 負債純資産合計 ■損益計算書 (単位:百万円) 期 別 項 目 売上高 ( 産 業 用 P V 事 業 部 門 ) (ES事 業 部 門 ) 売上原価 売上総利益 販 売 費 及び一 般 管 理 費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税 金 等 調 整 前 四 半 期( 当 期 )純 利 益 法 人 税 、住 民 税 及び事 業 税 法人税等調整額 少 数 株 主 利 益( △ 損 失 ) 四 半 期( 当 期 )純 利 益( △ 損 失 ) 前上期 (H24/4∼9) 18,184 896 8,423 1,452 7,411 12,338 5,846 5,321 524 73 89 508 1 0 510 121 9 △0 379 当上期 前通期 (H25/4∼9) (H24/4∼H25/3) 31,692 15,155 6,088 2,600 7,848 22,689 9,003 7,507 1,495 85 138 1,443 ー ー 1,443 459 △70 1 1,051 ■キャッシュ・フロー計算書 期 別 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の増減額 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の四半期末(期末)残高 43,366 9,617 14,814 3,965 14,967 29,995 13,370 11,499 1,870 137 219 1,788 143 19 1,912 358 △21 0 1,575 (単位:百万円) 前上期 (H24/4∼9) 913 △88 △419 404 1,365 1,770 当上期 前通期 (H25/4∼9) (H24/4∼H25/3) △2,252 △699 2,085 △916 3,547 2,631 ■所有者別株式状況(平成25年9月30日現在) 2,184 △222 230 2,181 1,365 3,547 △は支出及び減少。 個人その他 19,852千株 41.62% 金融機関 10,585千株 22.19% その他法人 9,518千株 19.95% 外国法人等 7,107千株 14.90% 金融商品取引業者 営業利益 前上期末 (H24/9) 資産の部 営業活動によるキャッシュ・フロー (営業利益:百万円) 75,000 (単位:百万円) 期 別 項 目 項 目 ■ 売 上 高と営 業 利 益 の推移(連結) (売上高:百万円) ■貸借対照表 計 639千株 1.34% 47,702千株 100.00%
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