2014 年 3 月 31 日 この資料は、米国アムジェン社が 2014 年 3 月 29 日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係者各 位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については英語 を優先します。詳細は http://wwwext.amgen.com/ , http://www.aabp.co.jp/en/index.html をご参照下さい。 また、日時の記述などの相違がありますことをご了承ください。英語版をあわせてご参照ください。 (2014 年 3 月 29 日、米国カリフォルニア発) アムジェン社は、高コレステロール血症患者を対象とした 3 つの第 III 相試験の詳細なデータから、 コレステロール低下薬 evolocumab は、プラセボと比較し LDL コレステロール値を 55~66%低下させることが示されたと発表。 ACC.14 の Featured Clinical Research にて、PCSK9 阻害薬 evolocumab (AMG 145)の 3 つの第 III 相試験データを発表した。 DECARTES 長期安全性有効性試験の良好な結果は New England Journal of Medicine 誌に、 MENDEL-2 単剤試験のデータは Journal of the American College of Cardiology 誌に それぞれ同時出版。 さらに明日、evolocumab の 2 つの第 III 相試験のデータを ACC.14 の Late-Breaking Session にて発表予定。 THOUSAND OAKS, Calif. (March 29, 2014) –アムジェン社(NASDAQ:AMGN)は本日、治験中のコレ ステロール低下薬 evolocumab (AMG 145)が、プラセボと比較し高コレステロール血症患者の LDL コレステロール(以下 LDL-C)値を、統計的に有意に(55~66%)減少させることが 3 つの第 III 相試験からの新しい詳細なデータにより示されたと発表しました。 本日、第 63 回米国心臓病学会年会(American College of Cardiology’s 63rd Annual Scientific Session, ACC.14)のスペシャルセッションにて、3 つの第 III 相試験(MENDEL-2 試験、 DESCARTES 試験、RUTHERFORD-2 試験)から得られた結果が Featured Clinical Research とし て発表されました。長期安全性と有効性を検討した DECARTES 試験からのデータは New England 1 Journal of Medicine 誌に、単剤試験である MENDEL-2 試験からのデータは Journal of the American College of Cardiology 誌に同時出版された。 Evolocumab は完全ヒト型抗 PCSK9 抗体の治験薬で、プロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキ シン 9 型(PCSK9)を阻害します。肝臓には本来「悪玉」コレステロールと呼ばれる LDL-C を 血中から除去する能力がありますが、PCSK9 はこの能力を低下させます1。 3 つの第 III 相試験では、種々の患者集団において evolocumab を評価しました。(MENDEL-2 試 験:高コレステロール血症患者における単剤療法の評価。DESCARTES 試験:ベースの脂質低下療 法を受けていてもコレステロール高値である患者を対象とした長期(52 週)の評価。 RUTHERFORD-2 試験:高 LDL-C を特徴とする遺伝子疾患であるヘテロ接合性家族性高コレステロ ール血症(HeFH)患者を対象に、スタチンおよびその他の脂質低下療法との併用での評価。 MENDEL-2 試験で最も頻度の高かった有害事象(evolocumab 群あわせて 2 %以上)は、頭痛、 下痢、悪心、尿路感染症でした。DESCARTES 試験で最も頻度の高かった有害事象(evolocumab 群で 5 %超える)は鼻咽頭炎、上気道感染症、インフルエンザおよび背部痛でした。 RUTHERFORD-2 試験で比較的良く見られた有害事象(evolocumab 群あわせて 2 %以上)は、 鼻咽頭炎、頭痛、挫傷(打撲)、背部痛、悪心、インフルエンザ、筋肉痛、四肢痛でした。 アムジェン社の研究開発部、Executive Vice President の Sean E. Harper, M.D.は「心疾患のリスク をもつ重要な患者集団を対象とした 3 つの試験でポジティブな詳細結果が出たことを嬉しく思いま す。弊社で進行中の包括的な第 III 相臨床試験プログラムのエビデンスに、これらの結果が加わるこ ととなりました。私たちはアンメット・メディカル・ニーズが大きいコレステロール高値の患者様 に新しい治療選択肢を提供すべく世界各国で申請を予定しており、規制当局と協働していきたいと 考えております」と述べています。 今回 ACC.14 で発表されたのは、5 つの第 III 相試験のうち MENDEL-2 試験、DESCARTES 試験、 RUTHERFORD-2 試験の 3 つです。さらに 2 つ(LAPLACE-2 試験、GAUSS-2 試験)の結果が 3 月 30 日日曜日午前 8 時 (EDT)に Late-Breaking Clinical Trials session にて発表される予定です。 MENDEL-2 試験 と DESCARTES の試験担当医師であり、Jacksonville Center for Clinical Research の Chief Executive Officer である Michael Koren, M.D は「これら 3 つの第 III 相試験でポジティブな 結果が出たことは、リスクを有するさまざまな患者に対する治療薬として evolocumab を用いるこ とへの後押しとなるでしょう。これら新しく発表されたデータは、現在得られる治療法では LDL-C 2 のコントロールが難しい高コレステロール血症患者に対して evolocumab が有益である可能性を裏 付けるものです」と述べています。 MENDEL-2 (Monoclonal Antibody Against PCSK9 to Reduce Elevated LDL-C in Subjects Currently Not Receiving Drug Therapy For Easing Lipid Levels-2) の主な結果 MENDEL-2 試験では脂質低下治療を受けておらず、LDL-C 値が 100 mg/dL 以上 190mg/dL 未 満の患者 614 例を対象としました。Evolocumab を皮下投与した群の LDL-C のベースラインか らの平均低下率は、プラセボ群と比較して 55~57%、ezetimibe 群と比較して 38~40%と有意 に減少しました(p<0.001)。 o 10 週および 12 週時点での LDL-C のベースラインからの平均低下率は、対プラセボで は evolocumab 140mg/2 週間群で 57%、420mg/月群で 57%、対 ezetimibe では 140mg/2 週間群で 39%、420mg/月群で 40%でした。 o 12 週時点での LDL-C のベースラインからの平均低下率は、対プラセボでは evolocumab 140mg/2 週間群で 57%、420mg/月群で 55%、対 ezetimibe では 140mg/2 週間群で 39%、420mg/月群で 38%でした。 有害事象(evolocumab 群あわせて 2%以上)は(evolocumab 群、ezetimibe 群、プラセボ群の順 で)、頭痛(3.3%; 3.2%; 2.6%)、下痢(2.9%; 1.9%; 3.9%)、悪心(2.6%; 1.9%; 0.6%)、尿路感 染症(2.3%; 1.9%; 1.3%)でした。 DESCARTES (Durable Effect of PCSK9 Antibody CompARed wiTh PlacEbo Study) 試験の主な 結果 DESCARTES 試験では、さまざまな心血管リスクを有する高コレステロール血症患者 901 例を 対象としました。evolocumab 420mg を月に 1 回皮下投与した群の 52 週時点での LDL-C のベ ースラインからの平均低下率は、プラセボ群と比較して 57%減少しました (p<0.001)。 o 12 週時点での LDL-C 値の低下が、長期(52 週時点)においても一貫した有効性を示し ました。 o プラセボと比較した 52 週時点での平均 LDL-C 低下率は、食事療法のみ群、atorvastatin 10mg 群、atorvastatin 80mg 群、atorvastatin 80mg+ezetimibe 10mg 群でそれぞれ、 56%、62%、57%、49%でした。 最も頻度の高い有害事象(evolocumab 群で 5%超える)は(evolocumab 群 vs. プラセボ群の 順で)鼻咽頭炎(10.5% vs. 9.6%)、上気道感染症(9.3 % vs. 6.3%)、インフルエンザ(7.5 % vs. 6.3%)および背部痛(6.2 % vs. 5.6%)でした。 3 RUTHERFORD-2 (RedUction of LDL-C with PCSK9 InhibiTion in HEteRozygous Familial HyperchOlesteRolemia Disorder Study-2)試験の主な結果 RUTHERFORD-2 試験では、スタチンおよびその他の脂質低下療法を継続して受けているヘテ ロ接合性家族性高コレステロール血症(HeFH)患者 329 例を対象としました。Evolocumab を 皮下投与した群の LDL-C のベースラインからの平均低下率はプラセボ群と比較して 59~66% と有意に減少しました(p<0.001)。 o プラセボと比較した 10 週および 12 週時点での LDL-C のベースラインからの平均低下 率は、evolocumab 140mg/2 週間群で 60%、420mg/月群で 66%でした。 o プラセボと比較した 12 週時点での LDL-C のベースラインからの平均低下率は、 evolocumab 140mg/2 週間群で 59%、420mg/月群で 61%でした。 最も頻度の高い有害事象(evolocumab 群あわせて 2%以上)は(evolocumab 群 vs. プラセボ群の 順で)、鼻咽頭炎(8.6% vs. 4.6%)、頭痛(4.1% vs. 3.7%)、挫傷(例:あざ)(4.1% vs. 0.9%)、 背部痛(3.6% vs. 0.9%)、悪心(3.6% vs. 0.9%)、関節痛(3.6% vs. 1.8%)、気道感染症(3.2% vs. 2.8%)、インフルエンザ(3.2% vs. 0%)、筋肉痛(2.7% vs. 0%)、四肢痛 (2.3% vs. 2.8%)でした。 高コレステロール血症は、血液中の脂質量が異常になる脂質異常症のなかで最も多い病態です2,3。 現在、米国、西ヨーロッパ、日本において約 3 億人の脂質異常症患者がいるといわれています4。 米国疾病対策予防センター(CDC)によると、アメリカでは 7,100 万人を超える成人がLDL-C、 いわゆる「悪玉」コレステロールが上昇した状態であるといわれ5、 LDL-Cの上昇は心血管疾患の 主な原因であることが確認されています6。 家族性高コレステロール血症は生まれつきLDL-C値が高くなる遺伝的疾患で、若年より心血管イベ ントのリスクが高まります7。ヘテロ接合性家族性高コレステロール血症はよく知られる遺伝子疾患 のひとつで、世界で 200~500 人に 1 人程度の割合でみられます8,9。 アムジェン社は、3 月 30 日(日) 午前 7 時(EDT)ACC.14 の webcast investor meeting のホストを 務めます。Research and Development の Executive Vice President である Sean E. Harper, M.D な らびに臨床開発チームのメンバー、臨床治験医師が参加し、ACC.14 で発表された 5 つ evolocumab 第 III 相試験をはじめとするアムジェン社の心血管プログラムについてご説明する予定です。 ミーティングの模様はインタ-ネットで生中継され、ニュースメディア、開発関係者、一般の方も ご覧になることができます。このウェブ放送、および、投資家への報告会、医学会議にて、アムジ ェン社のマネジメント陣が発表する当社事業内容に関するプレゼンテーションは、アムジェン社の ウェブサイトwww.amgen.comの「Investors」よりご覧になることができます。プレゼンテーショ 4 ンの時間やwebcastの利用とリンクについては、アムジェン社のInvestor Relations Events Calendar に記載されています。このウェブキャストはアーカイブに保存され、イベント後最低 90 日間は視 聴可能です。 MENDEL-2 試験デザイン MENDEL-2 試験は、フラミンガム・リスク・スコアによる 10 年推定リスクが 10%以下で脂質低下 療法を受けていない脂質異常症 614 例を対象に、evolocumab の有効性と安全性を評価した多施設、 二重盲検、ダブルダミー、プラセボおよび ezetimibe 対照並行群間比較試験です。患者を evolocumab の投与量を変えた 2 レジメン(140mg/2 週間に 1 回、420mg を月に 1 回)、プラセ ボ、ezetimibe(10mg/日)の 6 群に無作為に割り付けました。主要評価項目として、12 週時点で の LDL-C 値のベースラインからの低下と 10 週および 12 週時点での LD-C のベースラインからの平 均低下率としました。副次有効性評価項目は、LDL-C 値のベースラインからの絶対変化量、LDL-C 70 mg/dL 未満、非高密度リポタンパク質コレステロール(non-HDL-C)、アポリポ蛋白 B、総コレ ステロール/高密度コレステロール比、アポリポ蛋白B/アポリポ蛋白A1 比、リポ蛋白 A、トリ グリセリド、HDL-C、VLDL-C のベースラインからの変化率の、10 週時点と 12 週時点の平均およ び 12 週時点での値としました。 DESCARTES 試験デザイン. DESCARTES (Durable Effect of PCSK9 Antibody CompARed wiTh PlacEbo Study)試験は、心血管 リスクを有する脂質異常症患者を対象に、evolocumab の長期(52 週間)にわたる安全性、忍容性 および有効性を評価する第 III 相多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照試験です。ベースとなる 脂質低下療法は、患者の LDL-C 値と心血管系リスクをもとに、第 3 次米国コレステロール教育プロ グラム成人治療パネル(NCEP-ATPIII)のリスク分類に応じて、食事療法のみ、食事療法+ atorvastatin 10mg、食事療法+atorvastatin 80mg、食事療法+atorvastatin 80mg+ezetimibe 10mg の 4 療法のいずれかから患者に最適なものを選択し、その療法を最低 4 週間継続した後空腹時コレ ステロール 75 mg/dl 以上の患者 901 例を、ベースとなる脂質低下療法+evolocumab 群(420mg を 皮下注)またはベースとなる脂質低下療法+プラセボ群のいずれかに無作為に割り付けました。 主要評価項目は、52 週時点での LDL-C 値のベースラインからの低下としました(LDL-C 値は標準 とされている分離用超遠心機を用いて測定)。副次有効性評価項目は、52 週時点での LDL-C 値の ベースラインからの絶対変化量および LDL-C 反応 (LDL-C 70 mg/dL [1.8 mmol/L]未満)、12 週時点 での LDL-C および総コレステロール値のベースラインからの絶対変化量、52 週時点での総コレス テロール値、非高密度リポタンパク質コレステロール(non-HDL-C)、アポリポ蛋白 B、総コレス 5 テロール/高密度コレステロール比、アポリポ蛋白B/アポリポ蛋白A1 比、リポ蛋白 A、トリグ リセリド、HDL-C、VLDL-C のベースラインからの変化率としました。 RUTHERFORD-2 試験デザイン RUTHERFORD-2 (RedUction of LDL-C with PCSK9 InhibiTion in HEteRozygous Familial HyperchOlesteRolemia Disorder Study-2)試験は、LDL-C 100 mg/dL 以上 でありスタチンおよび その他の脂質低下療法を継続して受けているヘテロ接合性家族性高コレステロール血症患者 329 例 を対象に、evolocumab の安全性、忍容性および有効性を評価する第 III 相多施設共同無作為化二重 盲検プラセボ対照試験です。患者を evolocumab(140mg/2 週間に 1 回、420mg を月に 1 回)と プラセボ群(2 週間に 1 回、月に 1 回の皮下注射)の 4 群に無作為に割り付けました。主要評価項 目を 12 週時点での LDL-C 値のベースラインからの低下と、10 週および 12 週時点での LDL-C 値の ベースラインからの平均低下率としました。副次有効性評価項目は、LDL-C 値のベースラインから の絶対変化量、LDL-C 70 mg/dL 未満達成率、非高密度リポタンパク質コレステロール(non-HDLC)、アポリポ蛋白 B、総コレステロール/HDL-C 比、アポリポ蛋白B/アポリポ蛋白A比、リポ 蛋白 A1、トリグリセリド、HDL-C、VLDL-C のベースラインからの変化率の、10 週および 12 週時 点での平均値および 12 週時点での値としました。 Evolocumab について Evolocumab (AMG145)は完全ヒト型モノクローナル抗体で、プロタンパク質転換酵素サブチリ シン/ケキシン 9 型(PCSK9)を阻害します1。PCSK9 はLDL受容体を標的として分解させるタンパ ク質で、そのために「悪玉」コレステロールと呼ばれるLDL-Cを血中から取り除く肝臓の働きを低 下させます10。Evolocumab はアムジェン社の研究者らによって開発され、PCSK9 と結合し、 PCSK9 が肝細胞表面のLDL受容体と結合することを阻害します。PCSK9 の減少により肝臓の表面 にあるLDL受容体はより多くのLDL-Cを血中から取り除くことができるようになります1。 PROFICIO: evolocumab の臨床試験プログラム PROFICIO(the Program to Reduce LDL-C and Cardiovascular Outcomes Following Inhibition of PCSK9 In Different POpulations)は evolocumab を評価する 20 の臨床試験からなる大規模な包括 的臨床試験プログラムです。登録予定患者は約 30,000 に及びます。 第 III 相プログラムでは 14 試験を実施し、多様な患者集団において evolocumab を 2 週間に 1 回投与、あるいは月 1 回投与した場合の評価を行います。脂質異常症患者を対象にしてスタチ ン併用下で評価する LAPLACE-2 試験、 YUKAWA-2 試験、スタチン忍容性不良の脂質異常症 6 を対象とした GAUSS-2 試験、GAUSS-3 試験、単剤療法としての可能性を評価する MENDEL2 試験、遺伝疾患である家族性高コレステロール血症患者を対象にした RUTHERFORD-2 試験 および TAUSSIG 試験(ヘテロ接合型患者対象)、TESLA 試験および TAUSSIG 試験(ホモ接 合型患者対象)、さらに THOMAS-1 試験 および THOMAS-2 試験があります。 第 III 相プログラムの 5 つの試験で evolocumab の長期的な安全性および有効性を示すデータが 得られると思われます。この 5 試験とは、心血管疾患(CVD)患者約 22,500 例を対象に、ス タチンとの併用で、evolocumab とプラセボの心血管イベントの再発予防効果を比較する FOURIER(Further Cardiovascular OUtcomes Research with PCSK9 Inhibition in Subjects with Elevated Risk)試験、心血管系リスクを有する脂質異常症患者を対象とした DESCARTES(Durable Effect of PCSK9 Antibody CompARed wiTh PlacEbo Study)試験、第 III 相試験のいずれかを完了した高コレステロール血症患者を対象とした OSLER-2 (Open Label Study of Long TERm Evaluation Against LDL-C Trial-2)試験、心臓カテーテル治療を受けている 患者約 950 例を対象に、冠動脈アテローム性動脈硬化症における evolocumab の有効性を測定 する GLAGOV (GLobal Assessment of Plaque ReGression with a PCSK9 AntibOdy as Measured by IntraVascular Ultrasound)試験、重度の家族性高コレステロール血症患者を対象に LDL-C 低下療法における evolocumab の長期にわたる安全性と有効性を評価する TAUSSIG (Trial Assessing Long Term USe of PCSK9 Inhibition in Subjects with Genetic LDL Disorders)試 験です。 心血管疾患に対するアムジェン社の取り組み アムジェンは、心血管疾患に苦しむ患者様のために、よりよい治療と生活の画期的な改善をもたら すソリューションを追求しています。独自の研究開発と革新的なパートナーシップにより、高コレ ステロールや心不全など今日重要となっているアンメット・メディカル・ニーズの問題を解決すべ く、幾つかの試験中の化合物を含む心血管領域でのパイプラインを築いています。 アムジェン社について アムジェンは、重篤な疾患に苦しむ患者様のために、生物学的に革新的な治療を発見・開発・製 造・提供する可能性を切り開いていきます。このアプローチは、疾患の複雑性の解明と人体の生物 学上の基本を理解するために、先進的なヒト遺伝学などの手法を活用することから始まります。 アムジェンはアンメット・メディカル・ニーズが大きい領域に焦点を絞り、生物製剤の製造に関す る専門知識を活用して医療効果の向上と人々の生活に画期的な改善をもたらすソリューションを追 求しています。1980 年に創業したバイオテクノロジーのパイオニアであるアムジェンは、世界最大 7 の独立バイオテクノロジー企業に成長し、世界中の多くの患者さんに貢献しており、革新的な可能 性が期待されるパイプラインを開発しています。 詳しくは www.amgen.com 及び、 www.twitter.com/amgen をご覧ください。 将来予想に関する記述 このニュースリリースには、アムジェン・グループもしくは各事業グループの経営陣による現在の 資産および予測に基づく将来予想に関する記述(Forward-Looking Statements)が含まれています。 さまざまな既知・未知のリスク、不確実性、その他の要因により、将来の実績、財務状況、企業の 動向または業績等文書における予測との間に大きな相違が生じることがあります。当社はこれらの 将来予測に関する記述を更新し、将来の出来事または情勢に適合させる責任を負いません。アムジ ェン社の事業に関連する不確実性およびリスク要因に関する追加情報については、アムジェン社最 新の Forms 10-K, 10-Q and 8-K をご参照ください。 また、このニュースリリースで述べているアムジェン社の製品候補に関する科学的な情報は、暫定 的、かつ研究段階にあるものです。この製品候補は、米国食品医薬品局(FDA)からの承認を受け る段階のものではなく、また、製品候補の安全性や有効性については何ら結論に達しておらず、 また、記述されるべきものではありません。 ### この件に関する問い合わせ先 アムジェン本社 Wendy Woods Williams, 805-341-5797 (media) Arvind Sood, 805-447-1060 (investors) References (参考資料) 1. Amgen Data on File, Investigator Brochure. 2. World Health Organization. Quantifying Selected Major Risks to Health. In: The World Health Report 2002 - Reducing Risks, Promoting Healthy Life. Chapter 4: Geneva: World. 3. Merck Manuals website. http://www.merckmanuals.com/professional/endocrine_and_metabolic_disorders/lipid_disorders/dysl ipidemia.html. Accessed March 2014. 4. National Institute of Health (2006). Federal Register Volume 74 (250). Washington, DC: U.S. Government Printing Office. http://www.gpo.gov/fdsys/pkg/FR-2009-12-31/html/E9-31072.htm. Accessed March 2014. 5. CDC Morbidity and Mortality Weekly Report. Vital Signs: Prevalence, Treatment, and Control of High Levels of Low-Density Lipoprotein Cholesterol --- United States, 1999--2002 and 2005-2008. 8 February 4, 2011. Available at: http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6004a5.htm?s_cid=mm6004a5_w. Accessed March 2014. 6. American Heart Association (2012). 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