業務及び財産の状況に関する説明書 【平成26年3月期】 この説明書は、金融商品取引法第46条の4の規定に基づき、全ての営業所又は 事務所に備え置き、公衆の縦覧に供するために作成したものです。 ワイジェイFX株式会社 目次 Ⅰ 当社の概況及び組織に関する事項 1.商号 ・・・1 2.登録年月日及び登録番号 ・・・1 3.沿革及び経営の組織 (1)会社の沿革 ・・・1 (2)経営の組織 ・・・2 4.主要な株主の氏名又は名称並びにその株式の保有数及び総株主の議決権に占める 当該株式に係る議決権の数の割合 5.役員の氏名又は名称 ・・・2 ・・・2 6.政令で定める使用人の氏名 (1) 金融商品取引業に関し、法令等を遵守させるための指導に関する業務を統括する 使用人の氏名 ・・・3 (2) 投資助言業務又は投資運用業に関し、助言又は運用を行う部門を統括する 使用人の氏名 (3) 投資助言・代理業に関し、営業所又は事務所の業務を統括する使用人の氏名 ・・・3 ・・・3 7.業務の種別 ・・・3 8.本店その他の営業所又は事務所の名称及び所在地 ・・・3 9.他に行っている事業の種類 ・・・3 10.加入する金融商品取引業協会及び対象事業者となる認定投資者保護団体の名称 ・・・3 11.会員又取引参加者となる金融商品取引所の名称又は商号 ・・・3 12.業務に関する苦情処理措置及び紛争解決措置の内容 (1)第一種金融商品取引業 ・・・4 (2)第二種金融商品取引業 ・・・4 Ⅱ 業務の状況に関する事項 1.直近の事業年度における業務の概要 ・・・4 2.直近の3事業年度における業務の状況を示す指標 ・・・5 Ⅲ 当社の直近の2事業年度における財産の状況に関する事項 1.貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算 (1)貸借対照表 ・・・6 (2)損益計算書 ・・・7 (3)株主資本等変動計算書 ・・・8 (4)個別注記表 ・・・8 2.各事業年度終了日における事項 (1)各事業年度最終日における借入金の主要な借入先及び当該借入金 ・・・12 (2)保有する有価証券 ・・・12 (3)デリバティブ取引の契約価額、時価及び評価損 ・・・12 3.財務諸表に関する監査及び監査証明について ・・・12 Ⅳ 管理の状況に関する事項 1.内部管理の状況の概要 ・・・12 2.分別管理の状況 ・・・13 3.区分管理の状況 ・・・13 Ⅴ 連結子会社等の状況に関する事項 ・・・13 Ⅰ.当社の概況及び組織に関する事項 1.商号 ワイジェイFX株式会社 2.登録年月日(登録番号) 平成19年9月30日 (関東財務局長(金商)第 271号) 3.沿革及び経営の組織 (1)会社の沿革 年 月 内容 平成 15 年 9月 株式会社シーエー・キャピタルを資本金 1 億円で設立 平成 15 年 11 月 店頭外国為替証拠金取引「外貨 ex」サービス開始 平成 16 年 3月 資本金 1 億 7 千万円に増資 平成 16 年 12 月 資本金 4 億 2 千万円に増資 平成 17 年 6月 信託保全サービス開始 平成 17 年 12 月 資本金 4 億 9 千万円に増資 平成 18 年 4月 東京都渋谷区道玄坂一丁目 14 番 6 号に移転 平成 18 年 4月 金融商品取引業者登録(登録番号:関東財務局長(金先)第 148 号) 株式情報配信事業を㈱フィナンシャル・プラスに、投資育成事業を㈱サイバーエージェ ント・インベストメントにそれぞれ営業譲渡を行う 平成 18 年 6月 取引システム導入 自社によるカバー取引開始 平成 18 年 10 月 株式会社サイバーエージェント FX に社名変更 平成 19 年 5月 取引システムリニューアル 平成 19 年 6月 手数料無料化開始 平成 19 年 9月 金融商品取引法施行に伴い第一種金融商品取引業者として登録 (登録番号:関東財務局長(金商)第 271 号) 平成 20 年 4月 東京都渋谷区道玄坂一丁目 12 番 1 号 渋谷マークシティ ウエスト 20 階に移転 平成 21 年 6月 「外貨 ex」コールセンター24 時間受付開始 平成 22 年 2月 「くりっく 365」サービス開始に伴い第二種金融商品取引業登録 平成 22 年 3月 取引所外国為替証拠金取引「くりっく 365」サービス開始 平成 22 年 4月 店頭外国為替証拠金取引「C—NEX」サービス開始 平成 22 年 10 月 「くりっく 365」コールセンター24 時間受付開始 平成 23 年 12 月 店頭外国為替証拠金取引「MT4」サービス開始 平成 24 年 2月 東京都渋谷区道玄坂一丁目 12 番 1 号 渋谷マークシティ ウエスト 16 階に移転 平成 25 年 1月 全株式を(株)サイバーエージェントからヤフー(株)へ譲渡 平成 25 年 7月 東京都港区赤坂九丁目 7 番 1 号 ミッドタウン・タワー20 階に移転 1 平成 25 年 9月 店頭通貨バイナリーオプション取引「オプトレ!」サービス開始 平成 26 年 3月 ワイジェイ FX 株式会社に社名変更 取引所外国為替証拠金取引「くりっく 365」サービスを会社分割によりインヴァスト証券 株式会社へ譲渡し、当該サービスの提供を終了 (2)経営の組織 (平成 26 年 3 月 31 日現在) 4.主要な株主の氏名又は名称並びにその株式の保有数及び総株主の議決権に占める当該株式に係る議 決権の数の割合 (平成 26 年 3 月 31 日時点) 氏名又は名称 住所又は所在地 保有株式数 ヤフー株式会社 東京都港区赤坂九丁目 7 番 1 号 16,200 株 計 1 名 割 合 100.00% 100.00% 5.役員の氏名又は名称 (平成 26 年 3 月 31 日時点) 役 職 名 代表取締役社長 氏名又は名称 伊 藤 雅 代表権の有無 常勤・非常勤の別 仁 有 常勤 取 締 役 多 治 川 友 之 無 常勤 取 締 役 谷 田 智 昭 無 非常勤 監 査 役 吉 井 伸 吾 無 非常勤 2 6.政令で定める使用人の氏名 (1) 金融商品取引業に関し、法令等を遵守させるための指導に関する業務を統括する使用人の氏名 氏 多 治 川 名 役 友 之 職 取 締 名 役 (2)投資助言業務又は投資運用業に関し、助言又は運用を行う部門を統括する使用人の氏名 該当ありません。 (3)投資助言・代理業に関し、営業所又は事務所の業務を統括する使用人の氏名 該当ありません。 7.業務の種別 ・第一種金融商品取引業 法第 28 条第 1 項第 2 号に掲げる行為に係る業務(外国為替証拠金取引、通貨オプション取引) ・有価証券等管理業務 ・第二種金融商品取引業 法第 28 条第 2 項に掲げる行為に係る業務 ※注 平成 26 年 3 月 2 日、取引所証拠金取引サービス(くりっく 365 事業)を吸収分割によりインヴ ァスト証券株式会社に承継いたしました。以降、第二種金融商品取引業務は扱っておりません。 8.本店その他の営業所又は事務所の名称及び所在地 名 称 住所又は所在地 本店 東京都港区赤坂九丁目 7 番 1 号 9.他に行っている事業の種類 金融商品取引業等に関する内閣府令 68 条 1 項 21 号 その行う業務に係るお客さまに対し他の事業者のあっせん又は紹介を行う業務 10.加入する金融商品取引業協会及び対象事業者となる認定投資者保護団体の名称 一般社団法人金融先物取引業協会 11.会員又取引参加者となる金融商品取引所の名称又は商号 株式会社東京金融取引所 ※注 為替証拠金取引参加者 平成 26 年 3 月 2 日に、取引所証拠金取引サービス(くりっく 365 事業)を吸収分割により インヴァスト証券株式会社に承継し、取引参加者としての資格は返上いたしました。 3 12.業務に関する苦情処理措置及び紛争解決措置の内容 (1) 第一種金融商品取引業 特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター(「FINMAC」) との間で特定第一種金融 商品取引業務に係わる手続実施基本契約を締結する措置。 (2)第二種金融商品取引業 一般社団法人金融先物取引業協会(FINMAC に業務委託)を利用する措置、または FINMAC を利用す る措置。 ※注 平成 26 年 3 月 2 日、取引所証拠金取引サービス(くりっく 365 事業)を吸収分割によりインヴ ァスト証券株式会社に承継いたしました。以降、第二種金融商品取引業務は扱っておりません。 Ⅱ.業務の状況に関する事項 1.直近の事業年度における業務の概要 当事業年度、2012 年末から安倍政権下では大規模な金融緩和が進むとの見方が広がったことで、 引き続き円安が進む展開となり、市場環境がより活性化しました。当社の属する外国為替証拠金取 引業界におきましては、米ドル/円相場は 1 ドル=100 円を挟んでの攻防が続いていました。しか し米国の量的金融緩和の縮小決定を受け、12 月には 5 年ぶりとなる 105 円を突破し、年間上昇率 は 34 年ぶりとなる 21%を超える市場となりました。また、ユーロ/円相場ではユーロ圏が市場の 想定していた以上に早くプラス成長へと転換したことや、ドイツなど主要国の株価が上昇したこと 等から債務問題への懸念が和らぎ、期首に 127 円台で取引されていたユーロ円は米ドル/円同様円 安基調となり、5年ぶりとなる 1 ユーロ 140 円台となりました。 このような事業環境の中、お客さまに「わくわく」して頂けるような FX サービス、金融サービス を提供したいという思いのもと、積極的に顧客基盤の拡大に取り組むとともに、サービス品質の向 上を目指し事業を推進してまいりました。 店頭 FX 取引サービス【外貨 ex】におきましては、お客様の利便性の向上を図るべく、タブレット 端末に対応した新しい Cymo をリリースし、中でも iPadCymo は AppStore ファイナンス部門ランキ ング1位を獲得する程の評価を頂きました。また、Yahoo! JAPAN ID の連携登録を行って下さった お客さまへ、取引高に応じて T ポイントを還元するという新たなキャンペーンを開始し、大変ご好 評頂いております。 インターバンク市場直結のプロ向け店頭 FX 取引サービス【C-NEX(シーネックス) 】では、ご要望 が大きかったスマートフォンアプリのリリースをはじめ、取引高に応じて無制限にキャッシュバッ クするキャンペーンを行ったところ大変好評をはくし、1 月にはサービス開始以来最高の取引高を 達成致しました。 また、新たに店頭通貨オプション取引サービス【オプトレ!】をリリース致しました。業界でもい ち早く金融先物取引業協会の自主規制規則に対応したサービスを展開し、顧客数、取引高ともに順 4 調に伸ばしております。 このようにしてお客さまのニーズに最大限応えるべく取引環境の改善等の取り組んだ結果、総口座 数(店頭サービス) が 283,631 口座(前期比 19.0%増)、 顧客預り証拠金(店頭サービス) は 81,594,664 千円(前期比 21.0%増)となりました。 一方で、上期に相場動向や取引の高速化等により、取引あたり収益率が低下するとともに、取引関 連費やキャッシュバック等の販売促進費用が急増し、一時的に利益が大きく落ち込む状況となりま した。これに対し、銀行とのレート交渉や、取引システムの脆弱性の改善と効率化に資する対策を 進めた結果、下期には収益を安定的に確保できる体制を整えることができました。 また、経営資源の選択と集中を進めるべく事業の再編を行いました。市場規模の縮小が続いている 取引所取引サービス【くりっく 365】は吸収分割によりインヴァスト証券株式会社へ承継致しまし た。 以上の結果、売上高は 8,599,458 千円(前期比 7.8%増) 、営業利益 4,147,607 千円(前期比 2.9% 増) 、経常利益 4,162,315 千円(前期比 4.4%増)、当期純利益 2,466,621 千円(前期比 6.1%増)と なりました。 2.直近の 3 事業年度における業務の状況を示す指標 (単位:千円) 第 10 期 (平成 24 年 3 月期) 第 11 期 (平成 25 年 3 月期) 第 12 期 (平成 26 年 3 月期) (1) 営業収益 8,498,566 7,970,754 8,599,458 (2) 経常利益 3,915,738 3,985,729 4,162,315 (3) 当期利益 2,289,714 2,324,511 2,466,621 490,000 490,000 490,000 16,200 株 16,200 株 16,200 株 (5) 受入手数料 850,882 495,560 447,052 (委託手数料) 652,248 292,480 176,679 (引受け・売出し手数料) - - - (募集・売出しの取扱手数料) - - - 198,633 203,079 270,372 7,647,684 7,475,194 8,152,406 (株券等) - - - (債券等) - - - (その他) 7,647,684 7,475,194 8,152,406 (7) 株券の売買高及びその受託の 取扱高 - - - (8) 国債証券、社債券、株券及び 投資信託の受益証券の引受高、 売出高及び募集、売出し、私募 又は特定投資家向け売付け勧 誘等の取扱高 - - - (4) 資本金の額 発行済株式の総数 (その他受入手数料) (6) トレーディング収益 5 (9) その他業務の状況 - - - (10) 自己資本規制比率 753.2% 897.0% 630.0% (11) 使用人の総数 63 人 66 人 76 人 外務員の総数 56 人 64 人 71 人 Ⅲ.当社の直近の 2 事業年度における財産の状況に関する事項 1.貸借対照表、損益計算書及び株主資本等変動計算書 (1)貸借対照表 6 (2)損益計算書 7 (3)株主資本等変動計算書 (4)個別注記表 【重要な会計方針に関する注記】 ①資産の評価基準及び評価方法 イ.有価証券の評価基準及び評価方法 子会社株式及び関連会社株式……移動平均法による原価法を採用しております。 ロ.デリバティブ 時価法を採用しております。 ②固定資産の減価償却の方法 イ.有形固定資産 定率法を採用しております。なお、主な耐用年数は建物付属設備6~18 年、工具、器具及び 備品4~15 年であります。 ロ.無形固定資産 自社利用のソフトウェア 社内における見込み利用期間(5年以内)による定額法を採用しております。 ③引当金の計上基準 イ.貸倒引当金 債権の貸倒による損失に備えるために、一般債権については貸倒実績率により、破産更生債権等 特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込み額を計上しております。 ロ.金融商品取引責任準備金 デリバティブ取引等に関して生じた事故による損失に備えるため、金融商品取引法第 46 条の5 に基づき、金融商品取引業等に関する内閣府令第 175 条に定めるところにより算出した金額を計 上しております。 8 ハ.賞与引当金 <平成 25 年 3 月期> 従業員の賞与支給に備えるため、支給見込額の当期負担分を計上しております。 <平成 26 年 3 月期> 注記事項はありません。 ④店頭外国為替証拠金取引の会計処理 店頭外国為替証拠金取引において、顧客との約定取引により生じる決済金額と、カウンターパー ティとのカバー取引により生じる決済金額との差額を損益計算書上の売上高に計上しております。 顧客の未決済取引に係る評価損益は全ての外国為替証拠金取引に係る評価損益を算出し、評価損及 び評価益を総額で表示しております。 顧客から受け入れた証拠金は貸借対照表上の外国為替取引顧客預り証拠金勘定に計上しておりま す。 また、顧客から受け入れた証拠金は金融商品取引業等に関する内閣府令第 143 条 1 項 1 号に定める 金融機関に対する金銭信託の方法により自己の資産と区分管理しており、貸借対照表上の外国為替 取引顧客預託金勘定に計上しております。 ⑤その他計算書類作成のための基本となる重要な事項 消費税等の会計処理 消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。 ⑥会計方針の変更に関する注記 <平成 25 年 3 月期> 減価償却方法の変更 法人税法の改正に伴い、当事業年度より、平成 24 年4月1日以後に取得した有形固定資産に ついては、改正後の法人税法に基づく減価償却の方法に変更しております。 この変更による損益に与える影響は軽微であります。 <平成 26 年 3 月期> 注記事項はありません。 【貸借対照表に関する注記】 ①当座貸越契約について 当社は運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行1行と当座貸越契約を締結しております。 この契約に基づく借入実行残高は次のとおりであります。 9 平成 25 年 3 月 31 日 当座貸越極度額の総額 500,000 千円 500,000 千円 - 千円 - 千円 500,000 千円 500,000 千円 借入実行残額 差引額 平成 26 年 3 月 31 日 ②担保資産について <平成 25 年 3 月期> 当社が 500,000 千円の当座貸越契約並びに 10,000,000 千円の保証委託契約の担保として供している 資産は、次のとおりであります。 定期預金 2,200,000 千円 合計額 2,200,000 千円 <平成 26 年 3 月期> 注記事項はありません。 ③関係会社に対する金銭債権及び金銭債務 平成 25 年 3 月 31 日 短期金銭債権 277 短期金銭債務 8,534 平成 26 年 3 月 31 日 千円 1,923 千円 千円 16,440 千円 ④極度貸付契約について <平成 25 年 3 月期> 注記事項はありません。 <平成 26 年 3 月期> 当社は運転資金の効率的な調達を行うため親会社であるヤフー株式会社と極度貸付契約を締結して おります。 この契約に基づく当事業年度の借入実行残高は次のとおりであります。 極度額の総額 15,000,000 千円 借入実行残高 - 千円 15,000,000 千円 差引額 10 ⑤特別法上の準備金 特別法上の準備金の計上を規定した法令の条項は次のとおりであります。 金融商品取引責任準備金 金融商品取引法第 46 条の 5 第1項 【損益計算書に関する注記】 関係会社との取引 関係会社との取引は以下のとおりであります。 <平成 25 年 3 月期> 売上原価 販売費及び一般管理費 100 千円 767,573 千円 77,443 千円 3,797 千円 <平成 26 年 3 月期> 営業取引(支出分) 営業取引以外の取引(支出分) 【株主資本等変動計算書に関する注記】 ①発行済株式の種類及び総数 普通株式 16,200 株 ②自己株式の種類及び総数 該当する事項はありません。 ③新株予約権等に関する事項 該当する事項はありません。 ④配当に関する事項 <平成 25 年 3 月期> 配当金支払額 決議 株式の種類 配当金の総額 (百万円) 1 株当たり 配当額(円) 基準日 効力発生日 平成 24 年 6 月 29 日 定時株主総会 普通株式 1,000 61,730 平成 24 年 3 月 31 日 平成 24 年 6 月 29 日 <平成 26 年 3 月期> 注記事項はありません。 11 2.各事業年度終了日における事項 (1)各事業年度最終日における借入金の主要な借入先及び借入金額 (単位:千円) 事業年度 借入先 借入金の種類 借入金額 第 11 期(平成 25 年 3 月期) - - - 第 12 期(平成 26 年 3 月期) - - - (2)保有する有価証券の取得価額、時価及び評価損益 (単位:千円) 事業年度 取得価額 時価 評価損益 第 11 期(平成 25 年 3 月期) 72,578 - - 第 12 期(平成 26 年 3 月期) 379,386 - - (3)デリバティブ取引の契約価額、時価及び評価損益 (単位:千円) 事業年度 契約価額 時価 評価損益 第 11 期(平成 25 年 3 月期) - - - 第 12 期(平成 26 年 3 月期) - - - 3.財務諸表に関する監査及び監査証明について 当社は、 有限責任監査法人トーマツにより会社法第 436 条第 2 項の規定に基づいた会計監査を受け、 監査報告書を受領しております。 Ⅳ.管理の状況に関する事項 1.内部管理の状況の概要 (1)コンプライアンス体制の状況 会社の内部管理・コンプライアンス体制はリスク管理規程を中心とする各種規程に定められ、法務 コンプライアンス部門が中心となって各種法令やコンプライアンスに関する事項の検討、社内規程 や各種規則の検討、新規業務や新規取扱いサービスに関するリーガルその他の面でのチェック、ト ラブル対応等のコンプライアンス管理業務を行い、財務経理部が財務上及び経理上のリスクについ て、人事部、総務部が人事労務・社内セキュリティ上のリスクについて気づいた点をチェックし、 社内で共有することでリスク・コンプライアンスについての一元管理・対応を行っております。 発見されたトラブル・問題点については、法務コンプライアンス部門が主体となって社内で再発防 止策を検討し、整備・運用することで対応して参ります。また、策定された再発防止策について、 取締役、執行役員が参加している再発防止委員会がその策定内容・及び実施状況について承認する 12 ことで会社全体での再発防止を徹底し、コンプライアンス体制の強化を図っております。 お客さまからのお申し出や苦情については、苦情・紛争処理規程に基づいて法務コンプライアンス 担当部門が速やかに事実調査を行い、適切に解決を図ることとしております。 (2)内部監査の状況 当社は内部監査部門を代表取締役直轄の組織とし、他部門から完全に分離させることで監査の独立 性を向上し、有用性を高めております。また、監査の内容については外部の監査法人や親会社であ るヤフー株式会社の監査部門と連携を図ることで監査内容の精度を向上させ、適正かつ健全な経営 を効率的に行う事が出来るよう日々努めております。 2.分別管理の状況 法第 43 条の2の規定に該当する金銭又は有価証券はありません。 3.区分管理の状況 法第 43 条の 3 の規定により管理される金銭又は有価証券は次のとおりであります。 (単位:百万円) 種類 金銭 有価証券 管理の方法 平成 25 年 3 月 31 日 平成 26 年 3 月 31 日 残高 残高 内訳 金銭信託 26,193 24,242 三井住友銀行 金銭信託 37,500 50,000 みずほ信託銀行 媒介等相手方への預託 5,046 - 東京金融取引所 - - - - Ⅴ.連結子会社等の状況に関する事項 当事業年度における連結子会社等の状況に関する該当事項はありません。 以上 13
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