10 (5)日銀短観の予測(ARモデル) (課題)日銀短観業況判断DIを予測

(5)日銀短観の予測(ARモデル)
(課題)日銀短観業況判断DIを予測する。
自己回帰(AR)モデルを利用する。(第 9 章参照)
消費関数の予測では、GDPの値を使って消費の予測をした。
yt=a+bxt+e
業況判断DIの予測では、業況判断DIの一つ前の予測から予測する。
yt=a+byt-1+e
業況判断DIのデータと
1 期前にずらしたデータを作成する。(列をコピー→74:2 のセルを選ぶ→右クリック→挿
入→下方向にシフト)
yを日銀短観DI、xを日銀短観の 1 期前として最小二乗法で推計。
10
表の作成
業況判断D
I・製造業
(被説明変
説明変数
業況判断D
実績値
推計値
推計残差 I・製造業・1
期前
1974:2
1974:3
1974:4
1975:1
1975:2
1975:3
1975:4
1976:1
1976:2
1976:3
1976:4
1977:1
1977:2
1977:3
8
-18
-35
-56
-57
-52
-44
-39
-21
-3
-3
-13
-14
-16
7
-17
-33
-53
-54
-49
-42
-37
-20
-3
-3
-13
-13
8
-18
-35
-56
-57
-52
-44
-39
-21
-3
-3
-13
-14
-13
-4
-7
-12
-7
-1
14
11
18
7
2
-18
-3
-4
1
-5
-6
-37
-22
-17
-9
3
10
10
-5
-16
-33
-38
-38
-18
-14
-9
-10
-5
:
:
:
:
1999:3
1999:4
2000:1
2000:2
2000:3
2000:4
2001:1
2001:2
2001:3
2001:4
2002:1
2002:2
2002:3
2002:4
2003:1
2003:2
2003:3
2003:4
25
18
23
4
-2
-5
-3
-16
-17
0
10
1
3
-22
-17
-9
3
10
10
-5
-16
-33
-38
-38
-18
-14
-9
-10
-5
1
-35
-21
-16
-9
3
9
9
-5
-15
-31
-36
-36
-17
-13
-9
-10
-5
1
1
11
12
(出所)日本銀行
2000:3
2001:4
2003:1
1996:4
1998:1
1999:2
1984:2
1985:3
1986:4
1988:1
1989:2
1990:3
1991:4
1993:1
1994:2
1995:3
1974:2
1975:3
1976:4
1978:1
1979:2
1980:3
1981:4
1983:1
2002:4
2001:2
1999:4
1998:2
1996:4
1995:2
1993:4
1992:2
1990:4
1989:2
1987:4
1986:2
1984:4
1983:2
1981:4
1980:2
1978:4
1977:2
1975:4
1974:2
提出するグラフ
(推計式)
DI=-0.32115+0.94109×DI(−1)
(-0.4)
(30.1)
(注)DIは日銀短観業況判断DI・製造業,カッコ内はt値。
決定係数 0.887045 自由度修正済み検定係数 0.886063
推計期間 1974年第3四半期から2003年第3四半期
サンプル数 117
日銀短観・業況判断DI
60
40
20
0
-20
-40
-60
-80
(四半期)
推計残差
30
25
20
15
10
5
0
-5
-10
-15
-20
-25