セイコーエプソンがテンシリカXtensaプロセッサでGPSウォッチの

NEWS RELEASE
2015 年 2 月 23 日
報道関係各位
日本ケイデンス・デザイン・システムズ社
セイコーエプソン、ケイデンスのテンシリカ Xtensa プロセッサを採用し、
GPS ウォッチのバッテリー駆動時間を向上
超低消費電力な新製品は、GPS 機能稼働時で最長 30 時間の長時間稼働を実現
ケイデンス・デザイン・システムズ社(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、以下、ケイデンス)は、
2月17日(米国現地時間)、セイコーエプソン株式会社(以下、セイコーエプソン)が従来の GPS サブシステ
ムからケイデンスのテンシリカ Xtensa®プロセッサを採用した GPS サブシステムに移行した結果、各種モニ
ターが動作する GPS 機能付きランニングウォッチについて、GPS 稼働時のバッテリー駆動時間が14時間から
最長30時間に改善されたことを発表しました。
セイコーエプソンは、柔軟性の高い Xtensa プロセッサのアーキテクチャを活用して、最適な PPA(Power,
Performance,
Area)を実現するべくデザインの最適化を行い、サブシステム全体の消費電力削減を達成し
ました。
Xtensa プロセッサの詳細な情報は、www.cadence.com/news/xtensa/epson をご覧ください。
Xtensa プロセッサは、高性能が求められるデジタル信号処理(DSP)と組み込み制御処理の両方に対応で
きるようにカスタマイズが可能です。また、特許取得済みの全自動の Xtensa Processor Generator により、
制御処理および信号処理をシングルコアに統合し、最少の消費電力で競争力と差別化に優れた機能を実現する
ことが可能になります。
セイコーエプソン・コメント:
牛山 憲一氏(センシングシステム事業部 S 企画設計部長):
「我々のウェアラブルセグメントのチップ設計には、超低消費電力機能は極めて重要です。ケイデンスのテン
シリカ Xtensa プロセッサをそのニーズに適応させることにより、スペースに制約のあるデザインで、制御機
能および GPS 信号処理機能を効率的な1つのコアに統合して消費電力とチップ面積を削減することができま
した。」
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