平成27年度経営体育成支援事業について(PDF:217KB)

経営体育成支援事業(融資主体型補助事業)
1・事業内容
「豊川市人・農地プラン」に位置づけられた中心経営体等に対する支援になります。
中心経営体等が、主に金融機関からの融資を活用して農業用機械・施設等を導入する場合に、最
大で取得価格の3/10まで助成する事業です。
例えば、新たに農業を始める方がトラクターを導入する場合
融資を活用して、トラクターを取得
整備費用の
助成
する場合、最大で300万円の助成
を受けることができます。
※取得価格の3/10
(300万円上限)または、融資残
額のいずれか低い方の金額を助成し
取得価格:1,000万円
ます。
※機械の購入や施設の工事着工ができるのは、早くて6月下旬か7月上旬となる予定です。
2・対象者の要件
■適切な人・農地プランに位置づけられた中心経営体、又は人・農地プランの「今後の地域農業の
あり方」に明記された内容を実現する上で必要であると事業実施主体が認める農業者若しくは当
該農業者の組織する団体(農産加工・販売等に取組む女性農業者グループ等)
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■以下の12項目のうち、5点以上獲得していること。
①3年度内に経営面積の拡大に取組み、3年前より経営面積が拡大している。
ア 農地中間管理機構、農地利用集積円滑化団体、又は農地保有合理化法人から賃借権等の設
定等を受けている、又は、29年度以内に現状より4ha以上の経営面積の拡大を行うこと
としている。…3点
イ 29年度以内に現状より2ha以上の経営面積の拡大を行うこととしている。…2点
ウ 上記ア及びイに該当しない経営体で、29年度以内に現状より経営面積の拡大を行うこと
としている。…1点
②3年度内に使用貸借等を行い耕作放棄地を解消し、当該農地を活用している。…1点
③6次産業化に取組んでいる。…1点
④3年度内に新品種の導入や品質向上等を行い付加価値の向上に取組んでいる。…1点
⑤園芸作物の生産、畜産経営等を組合せ複合的な経営に取組んでいる。…1点
⑥3年度内に作業の効率化、単収の向上等により経営コストの縮減に取組んでいる。…1点
⑦3年度内に農産物の輸出に取組む。
(他者との連携含む。
)…1点
⑧現在、法人化している。…2点
⑨外部から常時雇用している。…1点
さらに、過去5年以内に融資を受けて雇用を拡大している。…1点
農の雇用事業を活用している。…2点
⑩平成27年度に就農する者又は就農後5年度以内の者である。…2点
さらに、45歳までに就農した場合は3点加算。
※ただし、認定新規就農者又は認定農業者であること。
⑪農業研修生を受入れている。…1点
農業研修生が青年就農給付金(準備型)の給付を受けている者である場合。…1点
事業実施年度までに農業研修生を独立させ、青年就農給付金(経営開始型)の給付を受ける経
体を育成した場合。…1点
⑫女性農業者又は女性が中心となっている法人若しくは任意組織である。…3点
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3・補助対象となる事業内容(以下のすべてを満たすこと)
① 農産物の生産、加工、流通、販売その他農業経営の開始若しくは改善に必要な機械又は
施設の改良、造成、復旧若しくは取得。農地等の改良、造成又は復旧。
② 認定就農者の場合には、認定を受けた就農計画に即したものであること。
③ 事業計画承認を受けてから、年度内に完了すること。
④ 導入事業費が50万円以上(消費税を除く)であること。
⑤ 耐用年数が5年以上20年以下のものであること(中古品の場合は2年以上)。
⑥ 農業以外の用途に使用される可能性のある汎用性の高いものでないこと。
⑦ 導入する機械、設備等が成果目標達成に必要なものであること。
⑧ 導入する機械、設備が経営規模に対して過剰な規模でないこと。
⑧導入する機械、設備が豊川市内の農業振興地域に設置または使用されること。
★例えば、次のような機械・施設が対象になります★
★次のようなものは対象になりません★
◆農業用機械〔トラクター、コンバイン、田植機など〕
◆消耗品的なもの〔パレット、コンテナ、タイヤなど〕
◆農業用施設〔ハウス、選果機、果樹棚など〕
◆汎用性が高い機械・機器
◆簡易な土地基盤の整備
〔運搬用トラック、パソコンなど〕
〔畦畔除去、区画形状の改良、暗きょ排水など〕
★対象となる資金は次に掲げる機関が貸付を行う資金及び
法律又は地方公共団体の条例等に基づき貸付を行う資金★
◆農業協同組合、農業協同組合連合会、農林中央金庫、
(株)日本政策金融公庫、沖縄振興開発金融公庫、銀行、
信用金庫、信用協同組合、都道府県
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4.目標の設定
平成29年度までに以下の 9 項目のうち 2 項目以上を実現すること。ただし、必須項目から1つ以上
選択すること。(必須項目から複数選択可。)
※新規就農者については、9 項目のうち1項目選択すること。
■必須項目
① 経営面積の拡大 (現状よりも経営面積の拡大を行う。)
② 経営コストの縮減 (作業の効率化、単収の向上等により経営コストの縮減を図る。)
③ 6次産業化に取組む (自らが農産物の加工等を行う。)
④ 高付加価値化に取組む (新品種の導入、品質向上等を行う。)
■選択項目
⑤ 経営の複合化に取組む (園芸作物の生産、畜産経営等を組合せ複合的な経営に取組む。)
⑥ 耕作放棄地の解消 (使用貸借等を行い耕作放棄地を30a 以上解消し、面積の拡大を行う。)
⑦ 輸出 (農産物の輸出に取組む。(他者との連携含む。))
⑧ 法人化する (法人化を行う。)
⑨ 常時雇用 (外部からの常時雇用の増加に取組む。)
5.その他
事業実施を希望される方は、平成27年3月2日(月)に面談会を行いますので、2月25日(水)
17時までに農務課まで面談会の予約を行ってください。
■面談会には下記書類の提出をお願いいたします。
①青年等就農計画又は経営改善計画(認定を受けた人のみ。)
②導入しようとしている機械、施設等の見積り・カタログ(1者だけで構いません。)
③経営体調書(記入できる範囲で構いません。)
④5点以上獲得していることが証明できる書類。
【問合せ先:豊川市産業部農務課 鈴木 0533-89-2138】
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