出産育児一時金の申請

協会けんぽ 秋田支部
申請のてびき
出産育児一時金の申請
出産育児一時金とは
加入者(被保険者・被扶養者)の方が出産されたとき、1児につき 42 万円(または 40.4 万円)の一
時金が健康保険より支給される制度です。妊娠 85 日以後の生産、死産、人工妊娠中絶の場合に支給の
対象となります。
支給額
出産した医療機関の産科医療補償制度への加入状況、および出産された妊娠週数により、下記のよう
に支給額が変わります。
産科医療補償制度
加
入
妊娠 22 週以降の出産
妊娠 22 週未満の出産
420,000 円
404,000 円
未加入
404,000 円
※平成 27年 1 月 1 日以降出産の場合
産科医療補償制度は、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児に対する補償と、脳性麻痺の原因分
析・再発防止の機能とをあわせもつ制度として平成 21 年 1 月に創設されたものです。制度の加入状況
等につきましては、各医療機関にお問い合わせください。
直接支払制度の流れ
平成 21 年 10 月より、出産費用として出産育児一時金を充てることができるよう、協会けんぽから
出産育児一時金を医療機関等に直接支払う制度(直接支払制度)がスタートしました。
出産される際には、最初に加入者の方と出産される医療機関の間で、直接支払制度を「利用する」、
または「利用しない」のいずれかの代理契約に関する文書(合意文書)を交わしていただきます。
ポイント
帝王切開等の異常分娩の場合には健康保険が適用されます。協会けんぽへ「限度額適用認定証」の申請をいた
だき、認定証を医療機関に提示すると、入院時にお支払いいただく負担額が自己負担限度額までとなります。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/
KKAP-SI20150101
手続き方法
直接支払制度を
利用されますか?
いいえ
協会けんぽへ出産育児一時金の申請をおこないます
「出産育児一時金支給申請書」に医療機関または市町村から出産に関
する証明をしていただき、以下の添付書類と一緒にご提出ください。
1.直接支払制度を利用しない旨の代理契約に関する文書(合意文書)の写し
2.領収明細書の写し
 「直接支払制度を利用していない」旨が記載されていること
 産科医療補償制度対象の場合は、領収明細書にその印が押されているもの
はい
出産費用が出産育
児一時金支給額を
超えますか?
協会けんぽへの手続きは不要です
42 万円
(または 40.4 万円)
を超える
超えた額を医療機関へ
出産育児一時金支給額
お支払いください。
出
42 万円(または 40.4 万円)
産
費
未満
用
自己負担
協会けんぽから
医療機関へ直接支払い
出産より約 3 カ月後に協会けんぽから加入者の方へお送りする「差額申請書」に必要事項をご記入
のうえ、返送いただくことで差額分が支給されます
こちらの差額申請をおこなう場合は、添付書類や
出産育児一時金支給額
出産の証明等は必要ありません。
出 産 費 用
差額分
協会けんぽへ
支給申請
協会けんぽから
医療機関へ直接支払い
※ 「差額申請書」が到着する前に差額分の支給を受けたい場合は、加入者の方が「内払金支払依頼
書」により申請することも可能です。この場合は以下の添付書類等が必要です。
1.直接支払制度を利用する旨の代理契約に関する文書(合意文書)の写し


代理契約に関する文書(合意文書)には、保険者名・支部名が正しく記載されていること。
【例】全国健康保険協会 秋田支部
医療機関の名称が記載され、角印または代表者印が押印されているもの。
2.領収明細書の写し



「専用請求書の内容と相違ない」旨が記載されているもの。
産科医療補償制度対象の場合は、領収明細書にその印が押されているもの。
領収明細書に「出産年月日」と「出生児数」の記載がある場合は、出産に関する証明を省略すること
ができます。ただし、死産の場合には医師による証明が必要です。
※ 直接支払制度への対応が困難と考えられる小規模診療所・助産所等で出産される場合は「受取代理制度」が利用できます。
ご退職後に出産した場合
ご退職日(資格喪失日の前日)まで健康保険の被保険者期間が継続して 1 年以上あり、ご退職後6カ
月以内に出産したときにも、協会けんぽから出産育児一時金が支給されます。
※ ご退職日まで健康保険の被保険者期間が継続して1年以上あった方が、ご退職後に任意継続に加入され、その後任意継続の資格を
喪失してから 6 カ月以内に出産した場合も支給の対象となります。
※ ご退職後の出産育児一時金は、協会けんぽから支給を受けるか、あるいは出産時点で加入している健康保険から支給を受けるか、
ご本人様がどちらかを選択(代理契約に関する文書(合意文書)明記)し、いずれか一方から支給を受けることができます。協会
けんぽから出産育児一時金の支給をうける場合には、あらかじめ(ご退院の前迄に)協会けんぽへ「資格喪失証明書」の発行依頼
をおこなっていただき、医療機関へ資格喪失証明書を提出してください。
※ 資格喪失後は、被扶養者の出産に対する家族出産育児一時金は支給されません。