データプロセスネットワーク - 合同会社 TFMHY(ティフミィ)研究所

データプロセスネットワーク
分散ネットワーク型計測データ加工・分析システム
「ICTを最大限利用して計測の世界を革新する」
データプロセスネットワークのシステムコンセプトです。
(data process network)
現場のデータを価値あるもの転換することを追求しました。
<データプロセスネットワークの特徴>
1、
「 データプロセスネットワーク 」とは
データ収集のためのデータ収集サーバー(データグレイホール(Data Gray Hole:データロガー
機能)とデータ加工のためのExcelを利用したクライアント(データプロセスキャンバス:Data
Process Canvas:データの加工、分析機能)で構成される、非常にシンプルな構成のデータ収集、
加工、分析ネットワークシステムです。
LANやインターネットなどのネットワーク上にデータプロセスキャンバスとデータグレ-ホールを自由
にレイアウト!! PEER TO PEERのデータの収集、加工、分析ワークをフリースタイルで構築
可能にしました。
2、自由な利用環境
単独での利用も、大規模なシステムも、共同利用での利用も手軽に構築可能です。
3、世の中の進化をフルに利用
インターネットなどのネットワーク環境や Microsoft 製品、コンピューターハードウエアの進化が
そのままデータプロセスネットワークの機能向上やコスト低減につながり、データプロセスネット
ワークを利用したシステムはそのままで常に進化することが可能です。
4、計測対象を選ばない
計測機器や制御機器のインターフェースドライバーを多種多様に用意し、データ計測の垣根を
取り払いました。
5、標準化とオープン環境
収集したデータは標準化通信規格で公開、規格で通信を行えば、データの収集は自由に取り扱い
可能です。
6、データプロセスキャンバスの機能とデータグレーホールの高度な工業用計測システムの機能をフルに組み
込み、多様で高度なシステムを容易に構築可能です。
<データプロセスネットワークのシステム構成イメージ>
「データセスネットワークの豊富な機能により、小規模
から大規模システムまでを容易に実現します。
」
データプロセスネットワークの機能構造
携帯・スマートフォン、
パソコンメール
データグレーホール
履歴
データベース
(MDB 形式)
サーバー
管理情報
メール
機能
TCP/IP
データ制御
プログラム
データ処理
データプロセスキャンバス
現在値データ
読込み
データ
書込み
ブロック単位
処理
リアルタイム
トレンド
履歴デー
タ読込み
積算・差分
値処理
トレンド
グラフ表示
イベント
表示
デマンド
管理
12種+αの拡張
機能コントロール
基本機能(ベーシック) (プレミアム、アドバンス)
上記ほか36種類の
リアルタイムデータテーブル
コントロール
通信ドライバ
通信ドライバ
各種コントロールを Excel 上に自由に
通信ドライバ
デザインして利用します
多機能コントローラ
PLCなどのデータ
収集装置
クライアント向け
データリスト
、
(MAPファイル)
MS Excel
MAPファイル
データリスト
<MAPファイル>
データグレーホール側で作成するデータプロファイルです。MAPファイルをExcelファイルと同じフォルダーに保存
して利用します。MAPファイルはデータプロセスキャンバスで必要なデータグレーホール内の項目データを選択
してデータプロセスキャンバスごとに作成出来ます。データプロセスキャンバスは、このファイルにない項目は
利用することができません。
データネットワークのシステム構成
広域ネットワーク(インターネットなど)を
利用した遠隔管理システムとして
管理センター
単独のデータロガー、
例
データ収集装置として
LANを利用した
システムとして
サービス員
サービスステーション
INTERNET等
事業所
コントローラ、
データ収集機器
事業所
データグレーホールは現場のデータ計測、収集、管理
機能を容易に実現します。
マルチドライバ機能
設定ツールで細かな設定と再利用
アズビルコントローラ、三菱 MELSEC A、Q,Lシリーズ、
OMRON C シリーズ、横河電機 FA-M3、
シャープJWなど多彩なコントローラやPLCの
通信ドライバーを用意。それらを同時にサポート
します。
・ 1データ毎に収集周期・収集方法・データ型やスケール
変換などきめ細かい設定が可能です
・ タグ設定はインポート、エクスポートが可能。再利用に
より生産性が向上します
・セキュリティ用のID、パスワードが設定可能です。
通信ドライバー対応機器
・アズビル製CPL通信サポート機種
シリアル通信:SDC10,20/21,30/31,40
C15、C25/35、C45/46、NX
SRF100,SRF200,DMC10
TCP/IP通信:DMC50,AHC、NX
三菱製シーケンサ
MELSEC A、AN、Q、Qn、Lシリーズ
Qn,シリーズTCP対応は開発中
シャープ製PLC
サテライトシリーズ
OMRON製PLC
Cシリーズ
横河電機製PLC
FA-M3シリーズ
多機能なサーバー運転
・ サーバーの自動立ち上げが可能でパソコンの立ち上げ
と同時にサーバーが稼働します。
・ サーバーの運転状態を監視できます。
・ 履歴データの設置場所をネットワーク経由で信頼性ある
他のパソコンに設定出来ます。
・ 履歴データはオープンデータベースであるMDBファイル
そのまま利用やコピーなどが可能で、運転中でも利用可
能です。
イベント収集機能
・ 定周期収集はもとより、イベントを指定すると、
イベント発生と同時に、必要な他のデータを同時
に収集します。時刻イベントを追加。指定時刻や
定周期イベントをサーバー内部で生成できます。
・ イベント収集は5つのグループとして管理できます。
用途に応じて選択できます。
メール発行機能
・ イベントの発生、復帰でメールを発行。もちろん
イベント収集時の記録データも同時に発行します。
・通常メールと同じように、宛先、CC、Bccを設定、
サブジェトの設定も可能です。
データプロセスキャンバスは高度な Excel の
機能を利用して多彩な加工・分析を可能とします。
デ ー タ プ ロ セ ス キ ャ ン バ ス の基 本 機 能
現在値データ読込機能
リアルタイムデータトレンド読込機能
データグレーホール上の計測データを数値
または文字列に変換してセル上に取り込みます。
トレンドグラフ作成用の読込み機能です。
設定周期で定義数分の最新データを取込
みます。
・また、専用のトレンドグラフ表示機能も用意
しています。
データ書込み機能
セル上のデータをデータグレーホール経由で
コントローラやPLCに書込みます。ON/OFFデータ
は操作ボタンとして扱えます。また、レシピ書込み
機能があり、複数のデータ群を一度に扱うことが
できます。
<Excel のグラフで表現したトレンド>
<専用のトレンド画面>
履歴データ読込機能
イベントデータ読込機能
データグレーホール上でイベント定義
されたデータを取込みます。(接点信号や警報
など)特定のイベントデータまたはグループ単位
でイベント履歴を扱うことができます。
データグレーホールに保存されている
履歴データを読込みます。
・瞬時データだけでなく、平均・最大・最小などの条件
を設定して読出すことが可能です。
デ ー タ プ ロ セ ス キ ャ ン バ ス の拡 張 機 能
ブロック単位処理機能
・ブロック単位でデータを扱う機能です。大量の
データを1ブロックで読み書きすることがで
きます。
・サーバーの負荷を緩和できます。より高速な
収集に向いています
積算・差分データ収集処理機能
検索機能付データ収集処理機能
複数の検索条件を指定して履歴データ
ベースから、データを収集します。
その他のデータ収集処理機能
デマンドグラフ機能、 自動書込み機能
メール通信機能
・PLCなどで積算値を収集しているデータに対して
使用します。指定範囲の積算値や指定時間の
差分値を収集できます。Excelでの処理を緩和で
きます。
Microsoft Excel で多 彩 な機 能 を利 用 したア プ リ ケ ー シ ョ ン
画像、グラフィックで自由な管理画面作成
グラフ機能で視覚的にデータ分析
・画像やグラフィックで管理画面を視覚的にレイアウト
できます。
・ データをグラフ化するだけで、データの傾向が
一目で判断できます。データ分析には欠かせない
重要な機能です。
日報などのレポート処理も自由に作成
Excel の本来の表計算機能でデータレポートも自由
に作成。データ収集即レポートが実現可能です。
その他、様々な機能が利用可能
・クロス集計機能である「ピボットテーブル」で
分析可能また、Excel の様々な分析ツール
を利用可能です。
・VBAプログラミングにより、自動処理も行うことが
できます。
仕様/機能概要
データグレーホール:
パソコン性能
データグレーホールシステムとして専用パソコンを用意
主要機能
データ収集装置通信ポート数:
パソコンのRS232Cのポート数、Ethernetのサポート数による
サポート対象データ収集装置:
・アズビル製CPL通信サポート機種
シリアル通信:SDC10,20/21,30/31,40
C15、C25/35、C45/46、NX、SRF100,SRF200,DMC10
TCP/IP通信:DMC50,AHC、NX
・三菱製シーケンサ
MELSEC A、AN、Q、Qn、Lシリーズ
Qn,シリーズTCP対応は開発中
・シャープ製PLC
サテライトシリーズ
・OMRONPLC
Cシリーズ
・横河電機製PLC
FAM3
データ収集周期:
イベント、データ:1秒以上(通信路、パソコン等の性能に依存します)
履歴保存:1秒以上(通信路、パソコン等の性能、容量等に依存します)
高速タイプは、100ms以上(ただし収集点数に制限あり)
履歴保存期間:1日単位、10日単位、半月単位、月単位で設定
主要機能
データ収集機能:
イベント収集、定時間間隔収集、データ書込
履歴保存機能:
データプロセスキャンバス:
パソコン性能
ハードウエア:Windows対応パソコン
推奨性能:
CPU: intel celeron2MHz以上
主メモリ:256MB以上
HDD:本システムとして50MB以上および作成ファイルによる容量を
確保のこと
OS:MicrosofttWindowsVista、Windows7、Windows8、8.1
2008serverについては確認中)
必須ソフト:Microsoft Excel 2000または2002
2003、2007、2010、2013については動作確認済み(一部機能制限あり)
対データグレーホール:通信プロトコル:TCP/IP、
性能仕様:
同時動作ブック数:パソコンで開ける数
設定ブック数:Excelの仕様による
設定シート数:Excelの仕様による
EXCEL上設定機能数:パソコン、Excelの性能とサーバーPCの
通信性能による
設定サーバー数:
パソコン、Excelの性能と通信、Windowsの性能による
データ更新周期:1秒以上(設定機能数、通信路、パソコン、OS、Excel
等の性能に依存します。)
主要機能
データ読込:
サーバーからの現在値データをExcelのワークシートセル上に読込む
(シングル、マルチ、などあり)
データ書込:
Excelのワークシート上のデータをサーバー経由で通信機器に書込む
(シングル、マルチ、書込ボックス、レシピーなどあり)
イベント保存、定時間間隔保存、積算
使用データベースファイル:MDBファイル
保存単位:1日~
イベント読込:
セキュリティ機能:
ボタン機能:
ID/パスワードによる
メール機能:
イベント発生、復帰時にメール送信
メールによるデータ通信
管理機能:
収集データ表示、通信状態表示、通信ログ保存、通信異常リセット
商品レベルにより実現機能が異なります。
またドライバーはオプションです。
サーバーのイベントステータスを読込、Excelのワークシート上にステ
ータスを表示する。(アニメーション、マルチボックス表示などあり)
ワークシート上に設定されたボタンからサーバー経由で通信機器に
書込む(シングルボタン、マルチボタンなどあり)
ヒストリートレンド読込:
サーバーの履歴データをExcelのワークシートセル上に読込む
(シングル、マルチ、ブロック、定時間、積算・差分値などあり)
リアルタイムトレンド:
サーバーからの現在値データをExcelのワークシートセル上の指定
した位置から指定した数だけ一定間隔ごとに読込む(シングル、
マルチあり)
メッセージ表示機能
サーバのデータの内容により、文字または画像に変換してワーク
シート上に表示する。
トレンドグラフ:
指定されたデータ数をExcelのワークシート上にトレンドグラフとし
て表示させる
デマンド管理機能:
サーバのデータを電力デマンド表示ボックスで表示する
VBAコントロール:VBAで操作を制御するプログラムの開発可
サーバとの通信間隔:
・イベント; 1秒以上 ・読込; 1秒以上
・書込; 設定による
・ヒストリ読込; サーバーによる
・リアルタイム:1秒以上
(高速にするとシステムがうごかなくなりことがあります)
商品レベルにより実現機能が異なります。
ご注意:・仕様に記載された数値は機能の設定を許容するものであり、性能を保証するものではありません。
・本カタログに記載内容はお断りなき変更する場合があります。本製品に使用されるOS、他のソフトは日本語対応のみ使用できます。
・Microsoft Windows、WindowsNT、Windows2000、Windows Vista、Windows7、Excelは米国Microsoft Corporationの登録商標です。
・Ethernetは富士ゼロックス社の登録商標です。
・intel、celeronはIntel Corporationの登録商標です。
・data process network、data gray hole、data process canvasは合同会社TFMHY研究所の登録商標です。
・その他本カタログで使用された他社製品の名称、商標等はその会社に属します。
・データプロセスネットワーク、データプロセスキャンバス、データグレーホールは全てのシステムの動作を保証するものではありません。
ティフミィ
合同会社
TFMHY研究所
〒111-0031 東京都台東区 千束 3-10-6
本システムに対する問い合わせ先:
TEL 03-6802-3313 FAX 03-6802-3081
E-mail [email protected]
ホームページ:http://www.tfmhy.com/dpn
お問い合わせは、左記以外に下記へお願いいたします。