平成21年度 学校評価書 静岡市立清水宍原小学校

Ⅰ
平成25年度 学校評価書
静岡市立清水宍原小学校
経営の重点に関わること
1 学校教育目標 「よろこびをひろげる子」
自己評価
学校関係者評価委員から
2
(1)重点目標の達成 ① 主体的に考え豊かに表現する子の育成
重点目標
□授業や活動の見通し(めあて)と振り返りを生かして、子どもに自分 A
の成長がわかるように取り組む。
主体的に考
□論理的な思考を深めさせるため、言語活動の充実に取り組む。
え豊かに表
□言語環境(集会・学校行事)の充実に取り組む。
現する子の
<評価基準>
育成
・重点目標の「主体的に考え豊かに表現する子の育成」を常に意識して指導す
・いろいろな活動の場で、生き生
ることができたか。(職員)
きと発表する姿がすばらしい。
・授業や活動の見通し(めあて)と振り返りをもつことができたか。(児童)
・大きな声で伝え、自分の考えを
A 共に3.5以上
伝えている。
B 共に3以上
C 共に3未満
D どちらかが2.5以下
【アンケート結果】
(職員)3.6
(児童)3.6 (保護者)3.4
【学校説明】「めあて」と「振り返り」は子どもたちに意識され、充実した活動
を生み出している。子どもの活動が展開される学校行事や集会、校内掲示が、言
語環境の充実や自己肯定感を育くんでいる。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(校長)
今まで以上に「書く」→「考える」過程を大切にし、論理的思考力を育むよう配慮する。
「振り返り」を「めあて」を意識した中で行うよう指導し、いっそうの活動の充実を図る。
A
Ⅱ
各指導部・領域等に関わること
大項目
中項目
1
教育課程
学習指導
(1)確かな学力の
育成
【市共通項目1】
評価指標
学校関係者評価委員から
自己評価
① 学んだことを生かして、表現する子どもを育成する。
A
□根拠に基づいた言語活動の充実を図り、授業改善に努める。
□学習課題・学習問題を明確に提示する。
□視点を明らかにして書かせることで、根拠のある考えをつくる指導を行
う。
□主体的に学ぶために見通し(めあて)を持たせ、その見通しに対して、
自己の学びの変容を自覚するように振り返らせ、認める。
□学習の足跡を残す。
<評価基準>
・「学んだことを生かして表現する」の達成率
A 3以上
B 2.5以上
C 2以上
D 2未満
-1-
A
・一人ひとりが、自分の意見をも
っている。
・付け足しや反対意見もきちんと
言えている。
【アンケート結果】
(職員)3.3
(児童)3.5 (保護者)3.4
【学校説明】
・学習の始めに、できるようになりたいことを説明することにより、子ども達の
学習意識が高まった。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(研修主任)
・学習した内容については、直後では定着がよいのだが、時間とともに忘れてしまう傾向が強い。
・ドリル的な学習で基礎基本の力をつける。
・学んだことが生かせるように体験を重視し、思考力を育てるような授業を展開していけるように心がける。
② 子どもたちに学習の基礎的・基本的な力を身につけさせる。
□チャレンジタイムは、ドリル学習の他、活用力育成や学習の成果発表な B
ども行い、有効に利用する。
□習得した学び方、考え方、表現の仕方を掲示する。
□ドリル等を有効に活用しながら、子どもの実態に応じて指導を行う。
<評価基準>
・ 単元末テスト、定着度テストの正答率
・学校でできていても、家に帰っ
A 80%以上
てから忘れてしまいできないこ
B 70%以上
とがある。
C 60%以上
・子ども一人ひとりにあった個別
D 60%未満
指導をお願いしたい。
【アンケート結果】
(職員)B
(児童)3.6 (保護者)3.1
【学校説明】
・ドリル学習をチャレンジタイムや授業で行い基礎的な内容の定着を図ってきた
。
・定着の仕方に個人差が見られ,全体のレベルアップとなっていない。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(研修主任)
・基礎的な学力を付けるために、チャレンジタイムや授業でのドリル学習をどのように行っていくかを学校全体で検
討し、継続的な指導をしていく。
(2)道徳教育の充実 ① 自分の周りにいる人たちに、思いやりの心をもって接する子どもを育
【市共通項目2】
てる。
B
□子どもへの願いや子どもの実態にあった資料を選び、価値に迫ると共に
自分を振り返ることができる授業を積み重ねていく。
□日常生活の中で、思いやりのある言動を褒め認める。
□各クラスに道徳コーナーを設置し、有効に活用する。
<評価基準>
・ 「自分の周りにいる人たち(地域の方々・保護者・友達)に思いやりの心を
・言いたいことを伝えられない友
もって接することができている。」(児童・保護者)
達に対して言葉を添えてあげる
A 共に3.5以上
子が増えた。
B 共に3以上
・アドバイスをしてくれるが、き
C 共に3未満
つい言い方をしてしまうことも
D どちらかが2.5以下
あるので直していきたい。
B
B
-2-
【アンケート結果】
(職員)3.3
(児童)3.4 (保護者)3.2
【学校説明】
・子ども一人一人の特性を理解し、良い姿を認めたり、改めたい行動を注意した
りすることを繰り返した。
・従属感や満足感を得、安定した心で学校生活を送ることができている。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
(道徳主任)
・個に応じた指導を進める。
・日々の道徳授業の展開を工夫し、児童一人一人の心に落ちる指導を進めていく。
(3)特別活動の充実 ① 縦割り活動を中心に、協力し助け合う気持ちを育てる。
【市共通項目3】
□委員会活動や学校行事の中で高学年をリーダーとした自主的・実践的な A
態度を育てる。
□全校で取り組む委員会活動において、発達段階に応じた支え合い、励ま
し合いの態度を育てる。
<評価基準>
・「委員会や学校行事に協力して参加することができた。」(児童)
・人数が少ないので、誰もがリー
A 3.5以上
ダーになる場面があるため、そ
B 3以上
の立場を経験したとき、リーダ
C 2.5以上
ーとしての成長を感じる。
D 2.5未満
【アンケート結果】
(職員)3
(児童)3.5 (保護者)3.5
【学校説明】
・高学年が声かけをし、係活動を責任もって行うことができた。
・委員会ごと放送で呼びかけたり新しい企画を立たり、自分たちで活動を広げて
いく姿が見られた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(特活主任)
・委員会の取り組みを発表したり、日常生活においても高学年が良き手本となって自主的活動を推進していく。
② 子どもたちの良さを認める機会を設け、自信をつけさせる。
□友達や地域の人に良さを認めてもらう機会として、じまん発表の場を設 A
ける。
□「学校行事等で見られた子どもたちの良さ」を、玄関前の掲示板にタイ
ムリーに掲示する。
□毎日、良さを認め合う時間を設定する。
<評価基準>
・「じまんを発表したり、自分のがんばったものを見てもらったりして、自分の
・どの子も自分の頑張ってきたこ
良さを伝えることができた。」(児童)
とを堂々と話しているのに感心
A 3以上
した。
B 2.5以上
・昨年よりも声が大きく、伝えた
C 2以上
いという意欲が高まっていると
D 2未満
感じた。
【アンケート結果】
(職員)4
(児童)3.7 (保護者)3.9
-3-
A
A
2
生徒指導
【学校説明】
・発表の場が確保され、互いの成長を見合う場となっている。
・掲示板にめあてをはるだけでなく、それに取り組んでいる姿や過程を写真や記
録で載せることで、意識してめあてに向かっていく姿が見られた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(特活主任)
・それぞれの成長を子ども同士で認め、ほめていく場を意図的に設け、さらに自信をつけていく。
(1)一人ひとりを大 ① 職員で全校児童を育てる体制を整える。
切にした指導
□職員会議等で全職員が子どもの表れ(良さと課題)を共有すると共に、 A
【市共通項目4】
課題に対しては解決策を話し合い、共通理解のもと指導にあたる。
□子どものよさや頑張りを認める言葉かけをし、じまんカードで伝えてい
く。
<評価基準>
・「全職員で全校児童を育てる体制が整っていると思いますか。」(職員)
・先生方のチームワークの良さを
A 「はい」が4
感じる。
B 「はい」が3.5以上
・全職員で声かけしていることが
C 「はい」が3以上
よく分かる。
D 「はい」が3未満
【アンケート結果】
(職員)A
(保護者)3.7
【学校説明】
・児童一人一人の生活や学習での表れについて、定期的に会議を設定した。
・職員室内で情報交換する場面を多く持つことができた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
(生徒指導主任)
・情報交換を通して児童一人一人についての理解を進めていく
・個性の伸長や課題の克服に向けて職員全体が同一歩調で指導を進めていくための指導方針を明確にしていく。
② 自分を振り返り、よりよい学習や生活を考えて取り組める子供を育て
る。
B
□じまんカードを工夫し、時間の使い方の計画や振り返りをする場を設け
る。
□忘れ物0をめざし、朝は家庭で帰りは学校でじまんカードを活用する。
□児童と保護者が学校生活を見つめ直す機会として、学校生活アンケート
を年2回行う。
□各ステージごと、子どもと共に振り返りをし、個に応じた助言をしなが
ら、次のステージのめあてを決定させる。
<評価基準>
・「家庭や学校で時間の使い方を考えて、学習や生活をしていますか。」(児童
・時間を考えて、宿題を終えるこ
・保護者)
とができるようになってきた。
A 共に3以上
・じまんカードに記入することで
B どちらかが3以上
満足せず、自分の生活を見直し
C 共に3未満
ていけるとよい。
D どちらかが2.5以下
【アンケート結果】
(職員)3
(児童)3.2
(保護者)2.7
-4-
A
B
【学校説明】
ステージごとのめあてと振り返りを進めることができた。
・忘れ物を減らしたり、時間の計画的な使い方については、学年に応じた指導を
継続してきたが、十分とは言えない。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
(生徒指導主任)
・子どもとのコミュニケーションをさらに多くとることにより、生活の仕方について把握し指導していく。
・じまんカードの内容を再検討し、実態に即して活用していけるよう改善していく。
③ 身の回りの整理整頓が自分でできるようにする。
B
□授業で使用した物の片付けを見届ける。
□学級の実態に応じて、帰りの会等に整理整頓をする時間を設ける。
□家庭との連携をし、子どもの実態に応じた手だてを講じる。
<評価基準>
・「学校の机の周りやロッカー等、みんなで使う教室や物の整頓ができています ・できている子、できない子とい
か。」(児童)
ると思われるので、個別指導を
A 3以上
お願いしたい。
B 2.5以上
・授業で使う物の忘れものに関し
C 2以上
ては、子どもが自覚して、気を
D 2未満
つけていくような指導をお願い
したい。
【アンケート結果】
(職員)C
(児童)3.2
(保護者)2.6
【学校説明】
・手だてには取り組んできたが、十分とは言えない。
・少人数のため、自分の使用できる範囲が広く、他に迷惑がかかりづらいことも
一因としてあげられるかもしれない。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
(生徒指導主任)
・ロッカー、机など自分が管理する場所をはっきりさせ、日々その整理整頓に心がけさせ、担任が確認を行う。
① 自分の考えや思いを相手に伝わるように話すと共に、相手の思いを受
けとめようとする態度を育てる。
A
□授業や特別活動等において、自分の考えや思いを伝える機会や場を意図
的に設定する。
□相手の考えや思いを聞く場面では、共感的な受けとめ方について指導す
る。
<評価基準>
・「教育活動の中で、自分の考えや思いを伝え合う機会を意図的に設定しました ・授業での様子を見ると、友達の
か。」(職員)
話を最後まで聞いている子が多
・「話し合いの中で、相手の考えや思いに対して、共感的に受けとめるよう指導
い。
しましたか。」(職員)
・話し合い活動に、全員が参加し
A 共に3以上
ている。
B 共に2以上
C どちらかが2以上
D どちらかが2未満
【アンケート結果】
(職員)3.3
(児童)3.3
(保護者)2.9
-5-
B
3進路指導 (1)生き方指導の
充実
A
4
安全管理
指導
5
保健管理
指導
【学校説明】
・じっくり話を聞いたり、発表する場や機会を意図的に設けることで、自分のこ
とを分かって欲しいと積極的に話をする姿が見られた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(キャリア教育担当)
・言葉をそのまま受け取るのでなく、相手の思いを考えながら会話や行動ができ
るように指導していく。
(1)学校安全システ ① 自分の命は自分で守ろうとする子を育てる。
ムの構築
A
□朝・帰りの会、学級活動において日常的に安全指導を行う。
【市共通項目5】
□登下校の歩行や交通安全については、子どもたちに繰り返し指導する。
□警察や消防署等と連携し、地震・火災・不審者対策の避難訓練、交通
安全指導を行う。
<評価基準>
・「自分の命を守るために安全な行動をとることができていますか。」(児童)
A 3.5以上
B 3以上
C 2.5以上
D 2.5未満
【アンケート結果】
(職員)3.3
(児童)3.8
(保護者)3.2
【学校説明】
・安全については、学級活動や、保護者会なども使い、日常的に繰り返し指導す
ると共に、避難訓練において、自分の命を守る行動ができるよう指導した。
・警察と連携し、交通安全教室や、不審者対策を含めた防犯訓練を行った。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(安全担当)
・いつ、どこにいても、自分の命を守る行動ができるよう、指導していきたい。
(1)健康教育の充実 ① 自ら進んで健康づくりに取り組む姿勢を育てる。
【市共通項目6】
□月の保健目標や児童の健康課題を十分に踏まえて保健指導を行い、その A
内容を保健だより等で家庭にも発信していく。
□毎日の給食指導やクラスごと実施する食育指導、保健だより等を通して
、食育に関する情報を伝えたり、考えさせたりしていく。
<評価基準>
・「早寝早起きや朝食を毎日食べるなど、基本的な生活習慣を意識した生活がで
きていますか。」(児童)
・「食育を意識した指導を行ったか。」(職員)
A 共に3.5以上
B 共に3以上
C どちらかが3以上
D 共に3未満
【アンケート結果】
(職員)4
(児童)3.6
(保護者)2.8
【学校説明】
身体測定時の保健指導の内容を保健だよりや掲示物でも伝え、児童が指導内容に
ついて考える機会を設定するとともに、家庭にも情報を発信した。また給食時間
-6-
A
・自己判断力をつけさせたいと家
庭でも話をしている。
・下校の時の歩き方が少々気にな
るが、友達と楽しく帰ってくる
姿がほほえましい。
A
・子ども達の健康に対して丁寧な
指導をしていることを感じる。
・掲示物も工夫されている。
には、給食センターから配布されるおたよりを活用し、食に関する情報を伝える
ことができた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(養護教諭)
食に関しては食が細いなど個人差が大きいため、家庭と協力しながら指導を行っていきたい。
② めあてに向かい進んで運動しようとする子を育てる。
A
□運動のがんばりやじまんを発表する場を設定する。
□子どもたちが主体的に運動に取り組めるように、場の工夫やワークシー
トの活用をする。
<評価基準>
・「運動会や持久走などに向けて、めあてをもって進んで運動していますか。」 ・「放課後子ども教室」でも、ど
(児童)
の子も元気いっぱいで、体を動
A 3以上
かすことが好きである。
B 2.5以上
・ボール投げに関して、苦手な子
C 2以上
もいるようなので、指導をお願
D 2未満
いしたい。
【アンケート結果】
(職員)3.6
(児童)3.7
(保護者)3.2
【学校説明】
・運動の楽しさや特性を理解できるような投げかけを心がけることができた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
(体育主任)
・運動の楽しさや特性を体感できる場を設定し、できるようになったうれしさを実感できるようにする。
・チャレンジタイム等を活用し、いろいろな運動に取り組ませ、経験の幅を広げていく。
6
(1)学校の実態に応 ① 児童の実態把握に努め、教職員で共通理解を図り、個に応じたより良
特別支援
じた校内支援体制づく
い支援を行う。
A
教育 りの推進
□職員会議や子どもを語る機会において、指導を要する児童の表れを共通
【市共通項目7】
認識し、指導の方向性について共通に理解する。
□保護者や外部機関との連携を図る。
<評価基準>
・「指導を要する児童について、情報交換や指導の方向性について協議し、共通
・先生方が協力し合って、一人ひ
理解する機会をもちましたか。」(職員)
とりの良さを見つけていること
A 「はい」が3.5以上
が分かる。
B 「はい」が3以上
C 「はい」が2.5以上
D 「はい」が2.5未満
【アンケート結果】
(職員)3.6
(保護者)3.4
【学校説明】
・気になった表れがあった時に、全職員で話し合い、指導方法を出し合うことが
できた。
・保護者には、電話や手紙等で子どもたちの表れを伝え、指導方法について理解
や協力を得ることができた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(特別支援担当)
-7-
A
A
・子どもたち一人ひとりのケースにあった指導法を話し合う場を設け、子どもたちがより生活や学習しやすいよう支
援していく。
① 教育課程においてPDCAサイクルを意識した取り組みをする。
□職員会議において、ステージごとの子どもの表れや教育活動について協 B
議する。
□行事や活動を企画する際、重点目標の実現に向かう目標や評価規準・評
価書を設定する。
<評価基準>
A 手だてについて、2つ共実行した。
・学校の取組を聞いて、納得をし
B 手だてについて、2つ共概ね実行した。
た。今後も教育活動の質を高め
C 手だてについて、どちらか1つを実行した。
る努力をしてほしい。
D 手だてについて、2つとも実行しなかった。
【アンケート結果】
(職員)B
【学校説明】
・ステージごと子どもたちの表れについて話し合い、行事や重点目標に向かうた
めの取り組みを協議することができた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(教務)
・PDCAのサイクルで行事の見直しや新しい取り組みを行っているが、さらに子
どもたちの実態を洗い出し、的確な目標設定を行っていく。
7
組織運営
(1)組織・運営の
改善
【市共通項目8】
8
研修
(1)研修体制の充実 ① 研修主題「学んだことを生かして 表現する子」の育成に向けて、授
【市共通項目9】
業改善に取り組む。
A
□全員が年間一度ずつ中心授業を行う。
□中心授業、公開授業共に事前・事後研を行い、成果と課題を明らかにし
、授業改善に取り組む。
□夏期(4月~7月)、冬期(9月~12月)に研修のまとめを作成し、研修
の振り返りを行うことで、研修の充実を図る。
<評価基準>
・保護者会や行事等で、子どもた
A 手だての3つ全てに取り組んだ。
ちの様子を見ると、前期より後
B 手だてのうち、2つに取り組んだ。
期の方が話し方がしっかりして
C 手だてのうち、1つを取り組んだ。
きたことを感じる。
D 1つも手だてに取り組まなかった。
【アンケート結果】
(職員)A
【学校説明】
・子どもたちの表現力を伸ばすことが、思考力や判断力を育てることだと考え、
各学年で授業改善に取り組むことができた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】
(研修主任)
・学習内容のさらなる定着を見据え、基礎基本を大切に指導する。
・表現し合う活動を多く設定していくことで思考力を伸ばす授業改善に取り組んでいく。
(1)信頼される学校 ① 情報の発信や意見の収集に努め、保護者や地域の方々と連携して教育
9
A
A
-8-
保護者・
作りの推進
地域住民と 【市共通項目10】
の連携
A
10
施設設備
A
活動を充実させる。
□学校行事に保護者や地域の方の参加・参観を呼び掛け、子どものよさや A
がんばりを認めてもらう場とする。
□学校だよりや学年だよりを定期的に発行し、子どもの様子を伝える。
□教科学習やクラブ活動、放課後子ども教室など、地域の方と積極的に関
わり、対話やアンケート等により意見・情報を聴取する。
□学校行事やPTA役員会・保護者面談などの機会を捉えて保護者と直接
話したり、「じまんカード」を活用したりして、子育て情報や方針を共
有する。
<評価基準>
・「学校は、子どもたちの様子をよく伝えていると思いますか。」(保護者)
・お便りが届くと、子どもたちの
A 3以上
表情や行事、学習の内容を読む
B 2.5以上
のが楽しみである。
C 2以上
・地域や保護者が教育活動に参加
D 2未満
したり参観したりする機会が充
実している。
【アンケート結果】
(職員)3.6
(保護者)3.7
【学校説明】
・年間計画において授業参観や面談、行事の配置を工夫し、毎月1回は保護者に
子どもたちの様子を伝える場を設定した。また、学校だよりや学級だよりで、
学校の取組や方針を保護者や地域に向けて発信してきた。
・学級においては、一人ひとりの子どもの表れを保護者に毎日伝える「じまんカ
ード」を継続して取り組み、家庭との連携に関して成果を上げている。
・授業や教育環境整備に関して、地域の方にボランティアを依頼したことにより
特色ある教育活動を行うことができている。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(教頭)
・今後も、学校だよりや学年だよりや懇談会等で、子どもたちの活動の様子や教育活動のねらいなどをきめ細かく伝
えていく。
・特に保護者の関心が高い「学力」については、授業参観会の時期や回数、内容などを工夫し、子どもたちの学びの
姿や授業改善の実際の様子を効果的に伝えていく。
(1)施設・設備の適 ① 月初めの安全点検を確実に行い、異常があったときには素早く対応す
切な管理
る。
A
□常時点検に加え、毎月初めの安全点検は異なる視点からのチェックのた
めに分担をローテーションする。
□事故を防ぐため、遊具や施設および通学路の点検を行い、異常があれば
すぐに対応する。
<評価基準>
・「月初めの安全点検を確実に行い、素早い対応する。」の達成率(職員アンケ
―ト
A 3以上
B 2.5以上
C 2以上
-9-
・安全への配慮が十分なされてお
り、事故や大きなけがもなくて
よかった。
・今後も、安全点検をお願いした
い。
D 2未満
【アンケート結果】
(職員)3.8
(保護者)3.7
【学校説明】
・日常的な点検とローテーションによる月例点検が効果的に行われ、小さな異常
についても漏れなく発見することができている。また、各分担からの報告につ
いて集約し、用務員や事務職員との連携を円滑に進めることで、素早い対処が
できた。
・本年度は、新たに通学路の点検を行い(年4回)、子どもたちの登下校の指導
などに役立てることができた。
【学校関係者評価を受けての学校の改善策】(教頭)
・今後も計画的に施設と通学路の点検を行い、職員全体が連携して適切な管理ができるようにしていく。
学校関係者評価
学校からの経営のまとめ(成果と課題)
・重点目標「主体的に考え豊かに表現する子の育成」に向けて、いろいろな方面から子どもに自信をつけさせ、自
分の考えをしっかりと伝える力がつき、自己肯定感も高まってきた。
・友達同士のつきあい方で、ついきつい言い方になってしまう場面がまだ見られる。感情で話すのではなく、相手
の気持ちを考えながら行動できるよう、指導していきたい。
学校関係者評価の意見を受けて
・子どもたちの様子を時あるごとに、温かく見守っていただくと共に貴重なご意見をいただくことができた。
・本年度の成果と課題を明確にし、さらに子どもたち一人ひとりが「よろこびを広げる子」になっていくよう手だ
てを講じて、指導していく。
・各学年にあった生活習慣や基礎的基本的な力をつけていくために、個別指導に力を入れていきたい。
・「思いやりの心を育む」ために、子どもの心に落ちる教材を工夫し指導をしていきたい。
- 10 -
・先生方のチームワークの良さで
子どもたちはのびのびと育って
いる。
・自分の考えを伝えることに臆す
ることなく、堂々とした態度で
発表できるようになった。
・生活習慣については、今後も個
別指導をお願いしたい。