秀麗寮に入寮を希望される皆さんへ関西大学学生国際交流館第 61 代寮長秀麗寮細川亮私たちが住んでいる秀麗寮には、現在、全国各地から集まった約 100 名の寮生が暮らしています。千里山キャンパスの学生はもちろんですが、他のキャンパスの者も在寮しており、非常に多様性のある寮となっています。そのため、学生生活や授業、資格試験で困ったことやわからないことがあれば、多くの先輩や仲間が助けてくれることでしょう。私自身も上記のような経験が多くあり、その度に秀麗寮に住んでいて良かったと実感しています。また、人数も多く、授業から帰ってきても必ず誰かしらいるので、刺激的で楽しい、修学旅行のような日々を送っています。もちろん、秀麗寮はただ楽しいだけの学生寮ではありません。教育的な側面にも力を入れており、理念と伝統に基づいた、歴史ある由緒正しい学生寮でもあります。挨拶等の礼儀はもちろんのこと、先輩との相部屋という共同生活を送る中で、他者を思いやる配慮の姿勢など、社会の中で生きていく上で有益な力に養うことができます。高校と違い、年上の大人からあれこれ言われるのではなく、年端が変わらない寮生同士でより良い関係を模索し、試行錯誤しながらコミュニティーを運営することは、今までにない経験だと思います。先輩とのタテの関係と、同級生とのヨコの関係で培われる人間力はきっと、これからの人生を豊かにし、その生活を通じて得た仲間との思い出は、一生の宝物になると思います。ここまでを読んでも「ちょっと自分には向いてないかも‥。」と思う方もいると思います。でも、大丈夫です！！かくいう私もそんな 1 人だったのですから。私の出身高校も規律に厳しい学校で、大学まで上下関係やルールに縛られることが本当に嫌で仕方がありませんでした。当初は、2 年間過ごせば 1 人暮らしをさせてくれると親と約束したうえで、秀麗寮に入寮しました。しかし、3 回生になった時、私は自分から寮長を志願していました。もっと秀麗寮に深く携わりたいと思ったのです。1 人暮らしをさせてもらう約束も、この文章を書いている途中に思い出しました。それだけ楽しかったのだと思います。だから、秀麗寮に不安を抱いている方もきっと大丈夫です。秀麗寮での 4 年間は留学でも、インターンシップでも絶対に味わえない素晴らしい瞬間の連続です。一人暮らしとは一味違う寮での生活で、あなたの人生に周囲の人とは違う「彩り」を加えてみませんか。秀麗寮生一同、あなたに会えることを心よりお待ちしています。～秀麗寮の日常風景について紹介します～寮内で大きな声で挨拶されれば大きな声で挨拶をし、ラップで挨拶されればラップで挨拶し返します。熱いソウルをビートに刻めば、言語は関係ありません。ラウンジでは大きなテレビが置いており、大人数で鑑賞することができます。様々な地方出身が多いので、野球等のスポーツ観戦は盛り上がることがあります。食堂では卓球をすることができます。強くなりすぎると誰からも遊んでもらえなくなってしまいます。秀麗寮の図書室には様々な書籍があり、自分のレベルに合わせて学力を向上させることができます。相部屋の寮生二人組の微笑ましい一枚です。秀麗寮では、コーラは絆・家族を意味します。ここまで、ネタやジョークを交えて秀麗寮の日常風景を紹介しましたが、考えてみてください。私一人のために、おどけた写真撮影をこれだけ多くの寮生が快く協力してくれたということを。これらの写真を撮影するまでに至る、寮生間の暖かさこそが私の、私たちの住む秀麗寮の一番の良さなのだと思います。この暖かさに、ぜひあなた自身の手で触れてもらいたいです。ー心の底から笑い合える仲間があなたを待っていますー