今⽉のトピック総合防災訓練をおこないました去る１１月８日（土）に総合防災訓練をおこないました。午前の部では、病棟からの出火を想定して、通報・避難誘導・消火訓練をおこないました。特に今回は、重傷病者搬送を重点課題として実際に模擬患者を担架やシーツを利用して移送する訓練も盛り込みました。ま平成26年12⽉た実際に３階病棟より避難シューターで脱出するなど、日常ではあまり経験できない訓練を第26号行うことができました。午後からは、大規模災害を想定した多数傷病者訓練をおこないました。地域住民の皆様や練馬区職員の方々に患者役として参加して頂き、患者トリアージなどの訓練を実施しました。尚、ご協力頂いた地域住民の中には、今年の３月から７月にかけて当院で行った災害医療教室を修了された方々も参加されており、仮より具体的なご意見を頂くことができました。当日は気温が低い中、訓練にご協力頂いた皆様に心より感謝いたします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これからも、今回のように緊張感のある訓練を繰り返すことによって、職員の防災にたいする意識を高めるとともに災害時の対処に関する知識・技術の向上に努め、地域の皆様が安心して暮らすことのできる環境作りに貢献できればと考えております。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・（総務課課長補佐芹澤良行）お知らせ新春きらきらコンサートを開催します・・・・・・・年末年始の休診のお知らせ・・・・新しい年を迎え、新春にふさわしいお琴の調べに年末年始は下記の期間、外来よるきらきらコンサートを開催します。繊細で美し診療は休診となります。・・・・・・いお琴の生演奏を是非間近でご堪能ください。多休診日：くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。・・平成２６年１２月２８日（日）から出演者：琴奏者奥村美野（おくむらみの）日時：平成２７年１月８日（木）１７:００より場所：１階外科外来待合平成２７年１月４日（日）までなお、急患については随時受付をおこなっております。・・・・・問合せ：地域連携相談センター・今年も早いもので12月を迎えました。街はクリスマスシーズンで美しくライトアップされ、気温の低下とともに本格的に冬の訪れを感じる季節になりました。当院の検査科では、患者さまの不安や緊張を少しでも和らげることができるように採血室にBGMを流すようにしております。このBGM導入から約半年が経ち、患者さまからは、気持ちが落ち着く、ゆったりとした気持ちで検査に臨めるなど、多く⼭茶花(さざんか) ツバキ科ツバキ属⾼さ 7〜10ｍ位花期 12〜2⽉花⾔葉「愛嬌」「初恋」「困難に打ち勝つ」「謙虚・謙遜」の好意的なご意見を頂いております。それでは、なぜ音楽にはこのような癒しの効果があるのでしょうか？研究者によると音楽に限らず、一定ではないが連続する揺れのことを「ゆらぎ」といい、その波動に含まれる周波数はｆという記号で表されるそうです。心臓の鼓動や川のせせらぎなどには1/ｆのゆらぎがあると言われています。赤ちゃんが母親の心音を聴くと落ち着くのはこの効果ではないかとされています。音楽にも曲によっては同様に1/ｆのゆらぎが存在し、その振動が共鳴すると、心を癒す効果をしめすのだそうです。ちなみに音楽や川のせせらぎの他にも般若心経などにも1/ｆのゆらぎがあると言われています。ちょっと意外ですね。今月はクリスマスソングの中でもリラクゼーション効果の高い曲を厳選して提供する予定です。これからも患者さまが少しでもリラックスした状態で検査を受けて頂けるように努めていきたいと思います。皆様よいお年を。そして来年もよろしくお願いいたします。・・（検査室渋木沙織）部署の紹介・・・・・・・・・・・・・・・2 救急科外来総合防災訓練をおこないました・・・・・教えてドクター！・・・・・・・・・・・・3 救急科発行元：練馬光が丘病院は「公益社団法人地域医療振興協会」の運営施設です。地域医療振興協会は、地域医療を取り巻くさまざまな問題を解決し、へき地を中心とした地域保健医療の調査研究および地域医学知識の啓発と普及を行うことを目的に〒179‐0072 東京都練馬区光が丘2‐11‐1 1987年5月に設立され、2009 年 12 月1 日より公益社団法人として新たにスタートしました。地域医療に対する意欲と実績を TEL:03‐3979‐3611（代）持つ医師を中心に、つねに地域保健医療の確保と質の向上など住民福祉の増進を図り、地域間での医療の不均衡の解消、 http://hikarigaoka.jadecom.or.jp 地域の振興を推進しています。今月のトピック・・・・・・・・・・・・4 Q＆A お知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・4 新春きらきらコンサートを開催します・・救急科科長島完医師 ♪♪光が丘ちゃんねる♪♪ ・・・・・・・4 練⾺光が丘病院部署の紹介救急科 Q＆A 教えてドクター！こんにちは、救急科です。救急科ってご存知ですか？テレビドラマだと「救命病棟２４時」や「コード・ブルー」、「ER」などが救急科を題材にしたお話ですが、救命センターではなくドクターヘリもない当院では、救急科といっても違和感を覚える方ですも多いと思います。そこで今回はよく頂く質問に対してQ＆A形式でお答えしようと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Q1：「救急科」は内科や外科のように一つの診療科なのですか？ A1：はい。医療法で定められた標榜診療科の一つです。都内で一番暑い練馬区にも冬の気配が迫って来ました。みなさま体調はいかがでしょうか？私たちが働いている練馬光が丘病院救急科は２０１２年４月１日の開院と同時に診療を開始し、現在１６名の看護師が配属 Q2：練馬光が丘病院の「救急科外来」は、他の病院で休日夜間におこなっている「時間外外来」や「救急外来」とは違うのですか？されています。当院の救急科外来は、産婦人科を除くすべての成人の疾患と外傷と小児の外傷を対象として A2：違います。時間外外来や救急外来は日中の本来の診療時間が終わった後に、その日のいます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・当直医が診療するものです。従ってその日の担当医の専門により診療できる傷病が変わ診療体制としては、救急科専従医師と専属看護師が２４時間体制で診療にあたるER型をとっているのが特ってきてしまいます。これに対して当院で採用しているER型救急科外来では救急専従医徴です。初期対応としては、重症度が高く緊急性の高い患者さまに優先的に治療をおこなえるようにが常駐し時間内外問わず均一な診療を提供する体制となっています。・・・・・・・・・・・・・・・・島完(しまたもつ)医師 JTAS（Japan Triage and Acuity Scale）を用い看護師による緊急度判定を行っています。したがいまして救急 Q3：練馬光が丘病院の救急科はどのようなスタッフが担当しているのですか？科外来においては、通常の外来と異なり、必ずしも順番通りに診察することができない場合もございますので A3：都内外の救命救急センターなどでの勤務経験がある、又は現在勤務していて救急科専門医を取得/取得予定か同等是非ともご理解のほどお願いします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・の技能を持つ医師が診療を担当しています。看護師も同様で、救急センター経験者を中心に、救急医療関連の勉強救急科外来では、診察時や処置の間に容体が急変することが少なくありません。そのため救急科外来の看護師は、そのような状況においても適切に対応することによって患者さまの病態が重症化するのを防ぐための実践的なトレーニングに日々励んでいます。蘇生に必要な機器の点検は毎日欠かさずおこない、各種勉強会の開催、蘇生の訓練などを行っています。また院外研修への参加を推奨するなど、各職員が職務を遂行するための自己研鑽を積み、日々の診療に役立てています。また当院は災害拠点病院でもあり地域と連携して集団災害に対する防災訓練を行っているほか、日本DMATにも登録し万が一の災害にも速やかに対応できるように体制を整えています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これからも救急患者さまに対して最善の治療を提供できるようにスタッフ一同、より一層頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。・（救急科看護師秋場佳子）会の開催や院外研修への参加により一定の知識と技能を習得したスタッフが勤務しています。 Q4：救急科の診療対象と範囲はどのようなものですか？ A4：内科系外科系問わず、突発的な急病やケガなど緊急度の高い患者さまの診療を担当します。専門的な治療が必要な場合には、初期治療を行った後にすみやかに各専門科に診療を引き継ぎます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Q5：救急科では何でも診療可能なのですか？ A5：いいえ、残念ながら対応困難な場合には適切な医療機関にご紹介しています。 Q6：平日日中に救急科の受診申し込みはできますか？ A6：紹介状をお持ちでも、原則的にできません。院内スタッフにより緊急度が高いと判断されるか、救急搬送された患者さまに限定して診療を行っています。 Q7：夜間休日に救急科以外の受診申し込みはできますか？または、希望すればかかりつけの医師にみてもらえますか？ A7：小児科と産婦人科以外はできません。休日夜間の受診時は救急科医師が診療を行い、必要時のみ他科医師に診療日本DMAT隊員の引継ぎを行う体制です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Q8：軽症では受診してはいけないのですか？または、日中は仕事があるから夜受診したいのですが？ A8：出来るだけ休日夜間診療所などの一次医療機関や通常の一般外来をご利用ください。必要最小限の体制で夜間休日でも重症の患者さまに遅滞なく対応する努力をしています。トレーニングの様子 Q9：最近よく聞く「トリアージ」って何のことですか？ A9：緊急度を判定し治療の優先順位を決定することを指します。当院では、日本臨床救前列中央平野寿恵師長と救急科スタッフれる場合には、優先して診療を行います。救急相談窓口東京都医療機関案内サービス『ひまわり』 http://www.himawari.metro.tokyo.jp/qq/ qq13tomnlt.asp 東京都救急相談センター埼玉県救急電話相談（大人）埼玉県救急電話相談（小児）埼玉県救急医療機関案内埼玉県災害・病院案内専用急医学会の推奨基準で判定し、後から受診した患者さまでも緊急度が高いと判断さ東京消防庁救急受診ガイド http://www.tfd.metro.tokyo.jp/hp‐ kyuuimuka/guide/main/index.html ＃７１１９又は０３－３２１２－２３２３毎日２４時間＃７０００１８時３０分～２２時３０分＃８０００月～土１９時～翌７時、日祝９時～翌７時０４８-８２４-４１９９毎日２４時間０４８-４６１-８１８１毎日２４時間 Q10：練馬光が丘病院は災害拠点病院ですが、災害時の備えはありますか？ A10：はい。日本DMAT登録しているほか、自治体の協議会や研修に参画しています。また、緊急診療体制を確保できるよう薬品や医療機器の備蓄もしています。・・・・・・・いかがでしょうか？誰でも救急で病院を受診したくはないものです。ですが、万が一怪我や病気で当院救急科を受診された場合には、私共の知識や技術をもって最善の治療を提供できるように努力いたします。最後に救急相談先をご紹介してこの項を終えたいと思います。皆さまのご健康を心よりお祈りいたします。救急科科長島完