RX110グループ フラッシュメモリのFASR.EXSビットに関するユーザーズ

RENESAS TECHNICAL UPDATE TN-RX*-A114A/J
発行日 : 2014 年12 月 1日
RENESAS TECHNICAL UPDATE
〒 211-8668 神奈川県川崎市中原区下沼部 1753
ルネサス エレクトロニクス株式会社
問合せ窓口 http://japan.renesas.com/contact/
E-mail: [email protected]
製品分類 MPU & MCU
発行番号
題 RX110 グループ フラッシュメモリの FASR.EXS ビットに関する
名 ユーザーズマニュアルの誤記訂正
TN-RX*-A114A/J
情
報
技術情報
分
類
対象ロット等
適
用
RX110 グループ
製
品
全ロット
Rev. 第 1 版
関
連
資
料
RX110グループ ユーザーズマニュアル
ハードウェア編 Rev.1.00
(R01UH0421JJ0100)
RX110 グループ 製品仕様の変更につい
て(TN-RX*-A112A/J)
RX110 グループ フラッシュメモリに関
するユーザーズマニュアルの誤記訂正
(TN-RX*-A113A/J)
RX110 グループ ユーザーズマニュアル ハードウェア編 Rev.1.00 の「31. フラッシュメモリ」章において
FASR.EXS ビットに関する記述に誤記がありましたので、以下のとおり訂正いたします。
〈訂正内容〉
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「31.3.7
フラッシュ領域選択レジスタ (FASR)」の EXS ビットの説明文を以下のとおり訂正いたします。
【訂正前】
FEXCR レジスタを使用したエクストラ領域書き込みを行う場合は “1” にします。
エクストラ領域のプログラム時以外は “0” にしてください。
【訂正後】
エクストラ領域に対するソフトウェアコマンド(ユニークIDリード、スタートアップ領域情報プログラム、
アクセスウィンドウ情報プログラム ) を発行する前に “1”にします。また、ユーザ領域に対するソフトウェア
コマンド ( プログラム、ブロックイレーズ、ブランクチェック ) を発行する前に “0”にします。
ソフトウェアコマンド発行後は、次のソフトウェアコマンドの発行まで値を変更しないでください。
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「31.6.3 ソフトウェアコマンド使用方法」の「(3)
り訂正いたします。
プログラム / イレーズ方法手順」の図 31.7 を以下のとお
【訂正前】
ROM P/Eモードで開始
FISR.PCKAビットに
周波数を設定
FSARH/FSARLレジスタに
書き込みアドレスを設定
FWBH/FWBLレジスタに
書き込みデータを設定
FCRレジスタに
“81h”
を書き込み
ROMプログラム
FSTATR1.FRDYビット
= 1?
No
Yes
FCRレジスタに
“00h”を書き込み
FSTATR1.FRDYビット
= 0?
No
Yes
FSTATR0.ILGLERRビット = 0?
FSTATR0.PRGERRビット = 0?
シーケンサ
初期化
No
FRESETR.FRESET
ビットに“1”を書き込み
Yes
ROMのプログラムを
続ける?
Yes
FRESETR.FRESETビット
に“0”を書き込み
No
ROM P/Eモードで終了
図 31.7
プログラム方法手順(ROM)
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【訂正後】
ROM P/Eモードで開始
FASR.EXSビット = 0
FSARH/FSARLレジスタに
書き込みアドレスを設定
FWBH/FWBLレジスタに
書き込みデータを設定
FCRレジスタ = 81h
FSTATR1.FRDYフラグ = 1 ?
No
Yes
FCRレジスタ = 00h
FSTATR1.FRDYフラグ = 0 ?
No
Yes
FSTATR0.ILGLERRフラグ = 1 or
FSTATR0.PRGERRフラグ = 1 ?
No
Yes
ROMのプログラムを続ける?
FRESETR.FRESETビット = 1
シーケンサの初期化
Yes
No
FRESETR.FRESETビット = 0
ROM P/Eモードで終了
図 31.7
プログラムコマンドの発行フロー(ROM)
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「31.6.3 ソフトウェアコマンド使用方法」の「(3)
り訂正いたします。
プログラム / イレーズ方法手順」の図 31.8 を以下のとお
【訂正前】
ROM P/Eモードで開始
FISR.PCKAビットに
周波数を設定
FSARH/FSARLレジスタに
消去アドレスを設定
FCRレジスタに
“84h”
を書き込み
ROM
1ブロック消去
FSTATR1.FRDYビット
= 1?
No
Yes
FCRレジスタに
“00h”を書き込み
FSTATR1.FRDYビット
= 0?
No
Yes
FSTATR0.ILGLERRビット = 0?
FSTATR0.ERERRビット = 0?
シーケンサ
初期化
No
FRESETR.FRESETビット
に“1”を書き込み
Yes
ROMのイレーズを
続ける?
Yes
FRESETR.FRESETビット
に“0”を書き込み
No
ROM P/Eモードで終了
図 31.8
ブロックイレーズ方法手順(ROM)
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【訂正後】
ROM P/Eモードで開始
FASR.EXSビット = 0
FSARH/FSARLレジスタに
消去ブロックの先頭アドレスを設定
FEARH/FEARLレジスタに
消去ブロックの最終アドレスを設定
FCRレジスタ = 84h
FSTATR1.FRDYフラグ = 1 ?
No
Yes
FCRレジスタ = 00h
FSTATR1.FRDYフラグ = 0 ?
No
Yes
FSTATR0.ILGLERRフラグ = 1 or
FSTATR0.ERERRフラグ = 1 ?
Yes
No
ROMのイレーズを続ける?
Yes
FRESETR.FRESETビット = 1
シーケンサの初期化
No
FRESETR.FRESETビット = 0
ROM P/Eモードで終了
図 31.8
ブロックイレーズコマンドの発行フロー(ROM)
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「31.6.3 ソフトウェアコマンド使用方法」の「(3)
り訂正いたします。
プログラム / イレーズ方法手順」の図 31.9 を以下のとお
【訂正前】
ROM P/Eモードで開始
FISR.PCKAビットに
周波数を設定
FSARH/FSARLレジスタに
対象アドレスを設定
FCRレジスタに
“83h”
を書き込み
ROM
ブランクチェック
FSTATR1.FRDYビット
= 1?
No
Yes
FCRレジスタに
“00h”を書き込み
FSTATR1.FRDYビット
= 0?
No
Yes
FSTATR0.ILGLERRビット = 0?
FSTATR0.BCERRビット = 0?
シーケンサ
初期化
No
FRESETR.FRESETビット
に“1”を書き込み
Yes
ROMの
ブランクチェックを
続ける?
Yes
FRESETR.FRESETビット
に“0”を書き込み
No
ROM P/Eモードで終了
図 31.9
ブランクチェック方法手順(ROM)
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【訂正後】
ROM P/Eモードで開始
FASR.EXSビット = 0
FSARH/FSARLレジスタに
ブランクチェック開始アドレスを設定
FEARH/FEARLレジスタに
ブランクチェック終了アドレスを設定
FCRレジスタ = 83h
FSTATR1.FRDYフラグ = 1 ?
No
Yes
FCRレジスタ = 00h
FSTATR1.FRDYフラグ = 0 ?
No
Yes
FSTATR0.ILGLERRフラグ = 1 or
FSTATR0.BCERRフラグ = 1 ?
No
Yes
FRESETR.FRESETビット = 1
シーケンサの初期化
FRESETR.FRESETビット = 0
ROM P/Eモードで終了
図 31.9
ブランクチェックコマンドの発行フロー(ROM)
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「31.6.3 ソフトウェアコマンド使用方法」の「(4) スタートアップ領域情報プログラム / アクセスウィンド
ウ情報プログラム」の図 31.10 を以下のとおり訂正いたします。
【訂正前】
ROM P/Eモードで開始
FASR.EXSビット = 1
FWBH/FWBLレジスタに
書き込みデータを設定
FEXCRレジスタに
“81h”または“82h”
を書き込み
スタートアップ領域
情報を書き込み
または
アクセスウィンドウ
情報を書き込み
FSTATR1.EXRDYビット
= 1?
No
Yes
Ye
FEXCRレジスタに
s
“00h”を書き込み
シーケンサ
初期化
No
FSTATR1.EXRDYビット
= 0?
FRESETR.FRESETビット
に“1”を書き込み
Yes
FSTATR0.EILGLERRビット = 0?
FSTATR0.PRGERRビット = 0?
No
FRESETR.FRESETビット
に“0”を書き込み
Yes
ROM P/Eモードで終了
図 31.10
スタートアップ領域情報プログラム / アクセスウィンドウ情報プログラムの概略フロー
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発行日 : 2014 年12 月 1日
【訂正後】
ROM P/Eモードで開始
FASR.EXSビット = 1
FWBH/FWBLレジスタに
書き込みデータを設定
FEXCRレジスタ = 81h or 82h
FSTATR1.EXRDYフラグ = 1 ?
No
Yes
FEXCRレジスタ = 00h
FSTATR1.EXRDYフラグ = 0 ?
No
Yes
FSTATR0.EILGLERRフラグ = 1 or
FSTATR0.PRGERRフラグ = 1 ?
No
Yes
FRESETR.FRESETビット = 1
シーケンサの初期化
FRESETR.FRESETビット = 0
ROM P/Eモードで終了
図 31.10
スタートアップ領域情報プログラムコマンド / アクセスウィンドウ情報プログラムコマンドの発
行フロー
以上
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