成績向上ストーリー③ 「H君のPDCA」 『AQ(エイキュ-)』 ~頭の体操

◆ 成績向上ストーリー③ 「H君のPDCA」
今回はH君の勉強の取り組み方です。H君は努力の成果もあって公立中から鶴丸高校に進学し、国立大学を経て大手企業
の設計部門で活躍してます。去年、当時の卒業生が何人か集まり、私もふと、思い出した事もあり、彼がやっていた勉強の
取り組み方を一部ではありますが、紹介したいと思います。
中2の3学期頃自宅では、小さい弟がうるさく、集中できないという理由で入塾して来ました。成績は240人中40番位。
ただ、良いときとそうでない時の差があり何とかして欲しいと必死に相談してきました。
P(計画)
そこで、まず一緒に計画の見直しをしてみると、取り組む時間が一定してない事と好きな教科(数学)とそうでない教科(英語、
国語)の時間配分に問題がある事が判明。また英語、国語に関してはやる事が具体性に欠け、ただやるといった内容でした。
そこで、まず着手したのが先を見せ具体的に計画を立てる事です。(学校で厚物の問題集を扱ってないので別に購入して
もらいました。)それを夏まで3回を目標に解いていく計画です。彼は、目を輝かせ「絶対にやってやる。」と私に宣言しました。
D(実行)
それから10日くらい経って、私の机の上にノートを1冊持って来て、「先生、記念にもらって下さい。」と一言。
正直、どうしようかと思いましたが、机の横に置いていました。それから10日くらい経ち、「もらって下さい。」と一言。
また机の上に置き、ノートがどんどん増えていきました。
C(評価)
私は、最初の10日位は今日は教科バランスや取り組む時間などをチェックしましたが、ノートを持ってきてからは、ただ解答を
見てわからなかった問題を説明するくらいです。国語と英語は本人に苦手意識があったので、2回目、3回目どんどん○が
多くなってきた時には、オーバーに「Fantastic」とか「スーパー」とか言ったくらいです。
気付いた事は、彼の質問が少しずつ増えた事です。そして、もっともっと出来るようになりたいと欲が出てきました。
A(改善)
H君は、中3の6月の模試では偏差値60(学校実力テスト11番)と鶴丸までもう一息という位置に着くことができました。この
頃は、テスト後、個別面談をしてましたが、彼の場合ノートがあったのでそれを使っての改善点を一緒に探していくことでした。
見て驚いたことは、最初の頃のノートに比べ、だんだんと×の部分への書き込みが増えている事です。一つの×に対して、
何故かという理由や類題まで書き込まれているのです。「いける」そう手応えを感じたことだけは、はっきりと
覚えています。今、振り返るとその時、設計の技術の基礎を習得したかもしれません。
これまで、何度もこの翔通信でPDCAの話はあったと思います。皆さんは、本気で実践しようとしたことが
ありますか。今からでも間に合います。「やろう」と思うだけでなく「やる」のです。
久保 孝正
◆ 『AQ(エイキュ-)』 ~頭の体操です。チャレンジしてみましょう!~
翔のみんな、こんにちは。ナント、梅雨をブッ飛ばすほどアツい、伊敷校から2か月連続でAQチャンピオン誕生継続中☆
最速のチャンピオンにはプレゼント進呈♪ 応募方法は、各校の先生に聞いて下さい(^o^)/
第1問 0~9までの数字と、四則演算記号(+,-,×,÷) を使って、次の条件を満たすなるべく大きい数を作ってね。
①数字と記号は一回ずつしか使えない。
②使わない数字や記号があってはいけない。
③小学生でもきっちり計算できる式であること。
④4つの記号で行う計算(四則演算)のみを使う。
⑤このほか記号が隣り合う、0で割る、( )や2乗や3乗などの「べき乗」等もダメですよ~。
第2問 ある核家族に、4人の兄弟がいました。
A:僕は、Bより年上だよ。
B:僕は、AとCの間にいるよ。
C:俺は、Aよりも年上さ。
D:何言ってんの。俺が一番年上だっていうの。
さて、年上は誰でしょうか。もちろん理由つきで答えてください。
郷萬 友和