熱侵入量削減効果シミュレーション - エコロジーコミュニケーションズ

ガイナ塗布による侵入量削減効果シミュレーション
1 屋根面
ガイナ塗布による効果
現状の建物屋根をガイナで塗装した場合の侵入熱量計算を行います。
(試算条件)
屋根面積
屋根材
断熱材
内装材
断熱塗料
1,800㎡
鉄板屋根 9mm
グラスウール
石膏ボード
ガイナ (N70)
塗布面積
1,800 ㎡
外気温
日射量
室内温度
室外側の熱貫流抵抗
室内側の熱貫流抵抗
鉄板屋根の熱伝導率
鉄板屋根の厚さ
鉄板屋根の日射吸収率
グラスウールの熱伝導率
グラスウールの厚さ
石膏ボードの熱伝導率
石膏ボードの厚さ
ガイナ(N70)の熱伝導率
ガイナ(N70)の塗膜厚
ガイナ(N70)の日射吸収率
傾斜及び結合部加算(1.2倍)
35
1,000
26
0.07
0.167
50
0.009
0.58
0.033
0.05
0.19
0.012
0.03
0.0005
0.3
℃
Kcal/㎡.h
℃
㎡.h.℃/Kcal
㎡.h.℃/Kcal
Kcal/m.h.℃
m
Kcal/m.h.℃
m
Kcal/m.h.℃
m
熱貫流抵抗
室外側の熱貫流抵抗+厚み÷伝導率(材料)+室内側の熱貫流抵抗
現状
1.815 ㎡.h.℃/Kcal
ガイナ(N70)塗布
1.832 ㎡.h.℃/Kcal
熱貫流率
1÷熱貫流抵抗値
現状
ガイナ(N70)塗布
0.551 Kcal/m.h.℃
0.546 Kcal/m.h.℃
相当外気温
外気温+日射量×熱吸収率×室外側の熱貫流抵抗
現状
75.6
ガイナ(N70)塗布
56.0
室内外温度差
相当外気温-室内温度
現状
ガイナ(N70)塗布
単位時間、面積あたりの熱貫流量
現状
ガイナ(N70)塗布
単位時間、総熱侵入量
現状
ガイナ(N70)塗布
49.6
30.0
27.3 熱貫流率×内外温度差(Kcal/㎡.h)
16.4 熱貫流率×内外温度差(Kcal/㎡.h)
49,177 面積×熱貫流量(Kcal/m.h.)
29,473 面積×熱貫流量(Kcal/m.h.)
ガイナを塗布することにより屋根からの熱侵入量は40%削減されます
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2 壁面
ガイナ塗布による効果
現状の建物壁面をガイナで塗装した場合の侵入熱量計算を行います。
(試算条件)
壁面面積
壁面材
断熱材
内装材
断熱塗料
612㎡
鉄板壁面 9mm
グラスウール
石膏ボード
ガイナ (N90)
塗布面積
612 ㎡
外気温
日射量
室内温度
室外側の熱貫流抵抗
室内側の熱貫流抵抗
鉄板壁面の熱伝導率
鉄板壁面の厚さ
鉄板壁面の日射吸収率
グラスウールの熱伝導率
グラスウールの厚さ
石膏ボードの熱伝導率
石膏ボードの厚さ
ガイナ(N70)の熱伝導率
ガイナ(N70)の塗膜厚
ガイナ(N70)の日射吸収率
傾斜及び結合部加算(1.2倍)
35
500
26
0.07
0.167
50
0.009
0.28
0.033
0.05
0.19
0.012
0.03
0.0005
0.1
℃
Kcal/㎡.h
℃
㎡.h.℃/Kcal
㎡.h.℃/Kcal
Kcal/m.h.℃
m
Kcal/m.h.℃
m
Kcal/m.h.℃
m
熱貫流抵抗
室外側の熱貫流抵抗+厚み÷伝導率(材料)+室内側の熱貫流抵抗
現状
1.815 ㎡.h.℃/Kcal
ガイナ(N90)塗布
1.832 ㎡.h.℃/Kcal
熱貫流率
1÷熱貫流抵抗値
現状
ガイナ(N90)塗布
0.551 Kcal/m.h.℃
0.546 Kcal/m.h.℃
相当外気温
外気温+日射量×熱吸収率×室外側の熱貫流抵抗
現状
44.8
ガイナ(N90)塗布
38.5
室内外温度差
相当外気温-室内温度
現状
ガイナ(N90)塗布
単位時間、面積あたりの熱貫流量
現状
ガイナ(N90)塗布
単位時間、総熱侵入量
現状
ガイナ(N90)塗布
18.8
12.5
10.4 熱貫流率×内外温度差(Kcal/㎡.h)
6.8 熱貫流率×内外温度差(Kcal/㎡.h)
6,337 面積×熱貫流量(Kcal/m.h.)
4,175 面積×熱貫流量(Kcal/m.h.)
ガイナを塗布することにより壁面からの熱侵入量は34%削減されます
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前記温度差よりエアコン稼動の消費電力を試算いたします。
エアコンで効果を得たときの消費電力
前記試算で得られたガイナ塗装による温度上昇抑制分を、仮にエアコンで行った場合に必要とされる
エアコン消費電力
157,325Kcal
電気代に換算すると (1kw/h=15円とする)
157,325Kcal×(1.163×0.001)〔変換係数〕÷2(COP)×24(時間)×15(円)×30(日)×10(ヶ月)
9,880,325円
CO2排出減少効果
157,325Kcal×(1.163×0.001)〔変換係数〕÷2(COP)×24(時間)×30(日)×10(ヶ月)
=658,688KW
658,688KW×0.38(電気のCO2排出係数)≒250,302Kg
250,302Kg
変換公式(1.163×0.001)はkcalをkwに変換する公式です。
1日のエアコン使用時間 24時間 1(kw/h)=15円 1ヶ月の稼動日数 30日 10ヶ月の稼動
で設定しています。
当該数値は熱侵入量、及び熱量計算の式に当てはめて算出したものであり、雨・風・湿度等の
自然条件、内部発熱、その他の影響については考慮しておりません。
又、色により日射吸収率に差異がありますので留意して下さい。
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