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熊本県産業廃棄物指導要綱
熊本県産業廃棄物指導要綱
目次
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
附則
第1章
総則(第1条-第6条)
適正処理の推進(第7条-第13条)
県外産業廃棄物の搬入(第14条-第17条の3)
施設の適正設置指導(第18条-第27条)
雑則(第28条-第32条)
総則
(目的)
第1条 この要綱は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第
137号。以下「法」という。)、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令
(昭和46年政令第300号。以下「政令」という。)、廃棄物の処理及び清
掃に関する法律施行規則(昭和46年厚生省令第35号。)、一般廃棄物の最
終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める命令(昭
和52年総理府・厚生省令第1号)、熊本県廃棄物の処理及び清掃に関する法
律施行細則(昭和52年熊本県規則 第51号。以下「細則」という。)に定
めるもののほか、産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の排出を抑制し、及び
適正な分別、保管、収集、運搬、再生、処分等に資するよう必要な事項を定
めることにより、県民の生活環境の保全、公衆衛生の向上を図ることを目的
とする。
(用語の定義)
第2条 この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各
号に定めるところによる。
(1)産業廃棄物 法第2条第4項に規定する産業廃棄物をいう。
(2)特別管理産業廃棄物 法第2条第5項に規定する産業廃棄物をいう。
(3)安定型産業廃棄物 政令第6条第1項第3号イ(1)から(6)まで
に規定する産業廃棄物をいう。
(4)排出事業者 その事業(産業廃棄物の処理に係る事業を含む。)活動に
伴い産業廃棄物を生ずる事業場を設置している事業者をいう。
(5)処理業者 知事又は市長の許可を受けて、産業廃棄物の収集、運搬若
しくは処分を業として行っている者又はこれらを業として行おうとする
者をいう。
(6)処理 産業廃棄物の保管、収集、運搬、処分等をすることをいう。
(7)処分 産業廃棄物の中間処理又は最終処分をいう。
(8)中間処理 産業廃棄物の再生利用、減量化、中和、無害化等中間的な
処分をすることをいう。
(9)最終処分 産業廃棄物を埋立処分し、又は海洋投入処分することをい
う。
(10)産業廃棄物処理施設 法第15条第1項に規定する産業廃棄物処理施
設をいう。
(11)産業廃棄物の処理の用に供する施設 前号に規定する産業廃棄物処理
施設を含み、運搬車両及び運搬容器を除き、産業廃棄物の処理に係るす
べての施設をいう。
(12)最終処分場 政令第7条第14号に規定する施設をいう。
(13)中間処理施設 産業廃棄物を中間処理する施設をいう。
(14)排出事業場 工場その他の事業活動に伴い産業廃棄物を排出する施設
及び工事現場をいう。
(15)県外排出事業者 熊本県の区域外に排出事業場を有する排出事業者を
いう。
(16)県外産業廃棄物 熊本県の区域外で発生した産業廃棄物をいう。
(17)マニフェスト 事業場等から排出される産業廃棄物について、種類、
数量、性状等を記入し、処分されるまでの過程を管理する伝票で、熊本
県が実施している積荷伝票をいう。
(排出事業者の責務)
第3条 排出事業者は、生産過程の改善、新たな生産・加工技術等の開発導入、
原材料の見直し等により産業廃棄物の排出抑制に努めなければならない。
2 排出事業者は、排出する産業廃棄物の再生利用に努めるとともに、再生利
用製品の利用を推進しなければならない。
3 排出事業者は、産業廃棄物の種類に応じた適正な減量(減容)化を図ると
ともに、産業廃棄物の処理に関する法令及びこの要綱(以下「法令等」とい
う。)を守り、陸上において適正に処理するよう努めなければならない。
4 排出事業者は、産業廃棄物の処理に関する知識の研さんをはじめ、自らの
資質の向上に努めるとともに、従業員に対しても産業廃棄物に関する研修会
等に参加させるなど、その教育に努めなければならない。
5 排出事業者は、産業廃棄物の処理を処理業者等に委託して行う場合は、当
該処理業者の許可内容、産業廃棄物の処理の用に供する施設の現況や能力、
処分方法等を調査し、適正な処理が可能であることを確認するとともに、当
該処理業者に対し当該産業廃棄物の性状、組成その他処理に関する必要な情
報を提供しなければならない。
6 排出事業者は、産業廃棄物の処理の用に供する施設設置に当たっては法令
等の基準を守るとともに、設置場所については環境の特性に配慮し、環境保
全対策や周辺環境の整備に努め、安全性の高い施設を確保しなければならな
い。また、産業廃棄物の処理の用に供する施設の維持管理については、環境
汚染の防止及び安全管理体制等の整備に努めなければならない。
7 排出事業者は、不法投棄の防止及び産業廃棄物に係る情報提供を行うこと
により、産業廃棄物についての安全性及び信頼性の確立に努めなければなら
ない。
8 排出事業者は、産業廃棄物に係る社内管理体制を整備し、自主的な目標を
設定した排出事業者産業廃棄物管理計画(以下「廃棄物管理計画」という。)
を作成するとともに、その計画の実現を図らなければならない。
(処理業者の責務)
第4条 処理業者は、排出事業者の自己処理を排出事業者に代わって行う者と
しての責任を自覚し、法令等に定める事項を守り、産業廃棄物を適正に処理
しなければならない。
2 処理業者は、処理工程の改善、新たな処理技術等の開発導入等により産業
廃棄物の排出抑制に努めなければならない。
3 処理業者は、再生利用のための技術、施設の改善を図るとともに、効率的
な施設の設置等により再資源化に努めなければならない。
4 処理業者は、産業廃棄物の種類に応じた適正な減量(減容)化を図るとと
もに、法令等を守り、陸上において適正に処理するよう努めなければならな
い。
5 処理業者は、産業廃棄物の処理の用に供する施設の設置に当たっては法令
等の基準を守るとともに、設置場所については環境の特性に配慮し、環境保
全対策や周辺環境の整備及び安全性の高い施設の確保に努めなければならな
い。また、地元住民の理解が得られるよう十分な説明に努め、大気、水質、
交通等の周辺環境対策に十分配慮しなければならない。さらに、産業廃棄物
の処理の用に供する施設の維持管理については、環境汚染の防止及び安全管
理体制等の整備に努めなければならない。
6 処理業者は、産業廃棄物の処理に関する知識の研さんをはじめ、自らの資
質の向上に努めるとともに、従業員に対しても産業廃棄物に関する研修会等
に参加させるなど、その教育に努めなければならない。
7
処理業者は、不法投棄の防止及び産業廃棄物に係る情報提供を行うことに
より、産業廃棄物についての安全性及び信頼性の確立に努めなければならな
い。
(市町村の責務)
第5条 市町村は、自らも産業廃棄物を直接又は間接に排出していることを認
識し、産業廃棄物の排出抑制及び再生利用に努めるとともに、再生利用製品
の利用を推進しなければならない。
2 市町村は、事業活動を行う事業者(以下「事業者」という。)が産業廃棄物
の処理の用に供する施設を設置する際は、地域の土地利用計画及び環境保全
に配慮し、地域と共存できる産業廃棄物の処理の用に供する施設が確保され
るよう、必要な調整、指導等を行わなければならない。
3 市町村は、住民から情報収集を行うこと等により、県が実施する不法投棄
の早期発見、早期改善等についての施策に協力しなければならない。
4 市町村は、住民に対する廃棄物全般についての総合的な啓発を行い、県の
施策に協力しなければならない。
(県の責務)
第6条 県は、県内における産業廃棄物の種類、排出量、処分量等の実態の把
握に努め、産業廃棄物の総合的な処理体系の整備に努めなければならない。
2 県は、事業者における産業廃棄物の排出抑制対策及び再生利用対策並びに
適正な減量(減容)処理及び処分の推進について指導しなければならない。
3 県は、国、関係機関等との連携を図りながら、事業者に対し法令等の周知
及び処理技術に関する情報の提供等を行うとともに、県民に対しては、産業
廃棄物に関する正しい知識の提供など普及啓発に努めなければならない。
4 県は、事業者が産業廃棄物の処理の用に供する施設を設置する際は、施設
設置者に対し法令等を守るとともに、環境の特性に対する配慮や環境保全対
策を十分に行い、安全性の高い施設を確保するよう指導しなければならない。
5 県は、関係機関等と連携し、不法投棄防止対策を推進するとともに県が管
理する産業廃棄物についての情報提供を行わなければならない。
第2章
適正処理の推進
(廃棄物管理計画)
第7条 次の各号に掲げる排出事業者(法第12条第9項又は法第12条の2第
10項の規定により、産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の減量その他その
処理に関する計画を作成し、知事に提出しなければならないとされた者を除
く。)は、産業廃棄物の排出抑制、再生利用及び適正処理の推進を図るため、
廃棄物管理計画を作成し、その推進に努めなければならない。
(1)製造業、電気・ガス・熱供給・水道業及びサービス業を営む者のうち、
年間の産業廃棄物排出量が100トン以上の事業場を設置している者
(2)建設業を営む者のうち、年間の産業廃棄物排出量が500トン以上の
事業場を設置している者
(3)畜産農業(養鶏業を除く。)を営む者のうち、飼養頭数が1,000頭
以上(養豚業を営む者にあっては肥育豚換算10,000頭以上)である
事業場を設置している者
(4)特別管理産業廃棄物排出事業場(医療業にあっては医療法(昭和23
年法律第205号)に定める病院に限り、その他の事業場にあっては特
定有害産業廃棄物排出事業場に限る。)を設置している者
2 廃棄物管理計画には、次に掲げる事項を定めるものとする。
(1)計画期間
(2)事業概要
(3)管理体制
(4)管理方針
ア 環境全般
イ 廃棄物処理
(5)廃棄物処理対策
ア 廃棄物処理の原状
イ 廃棄物処理の計画
(6)関連推進事項
(7)その他必要な事項
3 第1項各号に掲げる排出事業者は、毎年4月1日から翌年の3月31日ま
での1年間に係る廃棄物管理計画を作成し、当該計画期間の開始する日の属
する年の6月30日までに排出事業場の所在地を管轄する保健所長(以下こ
の条において「保健所長」という。)を経由して知事に提出しなければならな
い。
4 第1項各号に掲げる排出事業者は、その定めた廃棄物管理計画で定めた主
要設備の変更、廃棄物の排出種類、性状の変更があった場合等、前提となる
諸条件に大きな変化があった場合には、廃棄物管理計画の見直しを行うもの
とする。
5 前項の規定により、廃棄物管理計画を見直したときは、変更廃棄物管理計
画を速やかに保健所長を経由して知事に提出しなければならない。
6
第1項各号に掲げる排出事業者は、毎年6月30日までにその年の3月3
1日以前の1年間における廃棄物管理計画の進捗状況を記載した廃棄物管理
計画実績報告書を保健所長を経由して知事に提出しなければならない。
7 前項に定める廃棄物管理計画実績報告書の内容は次のとおりとする。
(1)処理実績
(2)廃棄物管理計画の進捗と評価
8 廃棄物管理計画の作成に当たっては、この要綱に定めるほか、別に定める
排出事業者産業廃棄物管理計画作成指針に従わなければならない。
9 第1項(第1号から第3号までに係る部分に限る。)に規定する者は、廃棄
物管理計画に基づいて産業廃棄物の排出抑制、再生利用及び適正処理を推進
するため産業廃棄物取扱責任者を置かなければならない。ただし、法第12
条第8項の規定による産業廃棄物処理責任者及び法第12条の2第8項の規
定による特別管理産業廃棄物管理責任者を選任している者については、この
限りでない。
10 排出事業者は、産業廃棄物取扱責任者に県が実施する講習会を受講させ
るよう努めなければならない。
(処理業の許可等に関する基準)
第8条 産業廃棄物処理業又は特別管理産業廃棄物処理業の許可又は変更許可
の申請及び細則第8条第1項の申請並びに同細則第14条第1項の登録を行
おうとする者は、知事が別に定める基準を守らなければならない。
(産業廃棄物の処理の用に供する施設の維持管理に関する基準)
第9条 事業者は、自らが設置した産業廃棄物の処理の用に供する施設の維持
管理(閉鎖後の最終処分場の維持管理を含む。)及び収集、運搬における維持
管理については、知事が別に定める基準を守らなければならない。
(分別の徹底)
第10条 排出事業者は、排出した産業廃棄物が同一の方法で、かつ、同一の
者により処分される場合を除き、これを保管し、又は自ら若しくは委託によ
り処理する際は、種類や性状に応じて分別しなければならない。
(マニフェストの使用に関する基準等)
第11条 事業者は、次の場合には別に定める基準によりマニフェストを使用
し、産業廃棄物の処理状況を正確に把握して、その適正な処理に努めなけれ
ばならない。
(1)産業廃棄物を自ら最終処分する場合
(2)産業廃棄物を委託して収集、運搬又は処分を行う場合
2 産業廃棄物の最終処分を自ら行った者及び処分を受託した処分業者は、そ
の処分を終了したとき又は再生利用したときは、その処分又は再生利用に係
るマニフェストの熊本県への送付票(以下「K票」という。)を、翌月10日
までに知事に提出しなければならない。
(立入検査結果等の公表)
第12条 知事は、当該年度において実施した立入検査結果等における指導内
容の概要を全体として取りまとめ、翌年度中に公表するものとする。
(事故時等の措置)
第13条 事業者は、産業廃棄物の飛散又は流出その他生活環境に影響を及ぼ
すおそれのある事故等が発生したときには、直ちに応急措置を講ずるととも
に、事故等の状況などを発生場所を管轄する保健所長を経由して、知事に通
報しなければならない。
2 知事は、前項の規定による通報があったときには、事業者に対して、事故
の拡大又は再発の防止のために必要な措置を講ずべきことを指示することが
できる。
3 事業者は、第1項の事故に係る必要な措置が完了したときには、事故措置
完了報告書(別記第1号様式)により発生場所を管轄する保健所長を経由し
て、知事に報告しなければならない。
第3章
県外産業廃棄物の搬入
(県外産業廃棄物の搬入に係る協議)
第14条 県外排出事業者は、県外産業廃棄物を熊本市を除く県の区域内にお
いて処分するために搬入しようとするときは、あらかじめ、県外排出事業場
又は処分する産業廃棄物の処理の用に供する施設ごとに、県外産業廃棄物搬
入事前協議書(別記第2号様式。以下「協議書」という。)を知事に提出し、
協議しなければならない。ただし、県内への年度間(4月1日から翌年の3
月31日までの1年間)の搬入量が500トン未満の県外排出事業者、法第
15条の4の3に基づく広域的処理についての認定を受けた者の当該認定に
係る施設で処理する県外排出事業者、法第20条の2に基づく再生事業者登
録を行っている者の当該登録に係る事業の用に供する再生処理施設で処理す
る県外排出事業者及び細則第8条第3項に規定する再生利用個別指定業者の
当該指定に係る事業の用に供する再生利用施設で処理する県外排出事業者は、
この限りでない。
2 前項の協議書には、次の各号に掲げる書類を添付しなければならない。
(1)当該排出事業場の業務概要を記載した書類
(2)製造工程図(使用原材料が分かるもの)及び産業廃棄物の排出工程図
又はこれらに類する図書等
(3)搬入方法及び搬入経路を記載した書類及び搬入経路を記入した地図
(4)委託処理の場合は、当該排出事業者と委託を予定している処理業者の
委託契約書案
(5)産業廃棄物、運搬容器及び運搬車両の写真
(6)搬入する産業廃棄物の分析証明書(有害物質等の含有又は溶出試験結
果で、事前協議書を提出しようとする日前60日以内に検査を実施した
ものに限る。)
(7)委託処理の場合は、委託を予定している処理業者の許可証等の写し
(8)処分を予定している処理業者が作成した産業廃棄物の処分計画書(別
記第3号様式)
(9)県外産業廃棄物が中間処理されたものである場合は、当該産業廃棄物
の性状及び成分を明確にし適正処理を確認した旨を記載した書類(別記
第4号様式)
(10)県外産業廃棄物が中間処理された特別管理産業廃棄物である場合は、
当該中間処理に係る廃棄物の種類、量、処理を受託した排出事業者の氏
名、名称及び当該廃棄物に係る製造工程図(使用原材料が分かるもの)
並びに産業廃棄物の排出工程図又はこれらに類する図書等
(協議書の審査等)
第15条 知事は、前条の規定による協議書の提出があったときは、次項の規
定に該当する場合を除き、協議のあった日から起算して20日以内に、1年
を超えない有効期間を定めた県外産業廃棄物搬入事前協議終了通知書(別記
第5号様式。以下「協議終了通知書」という。)を当該県外排出事業者に交付
するものとする。
2 知事は、協議書の内容が次の各号のいずれかに該当するときは、搬入の中
止又は協議書の内容の変更を当該県外排出事業者に指示することができる。
(1)処理業者の積替え保管施設又は保管施設を経由して、搬入される産業
廃棄物であるとき。
(2)法第19条の3の規定による改善命令、法第19条の5の規定による
措置命令又はこの要綱に基づく勧告等の指導を受けている産業廃棄物の
処理の用に供する施設において処分しようとするとき。
(3)搬入先の処理施設において、次の各号に掲げる施設の区分に応じ、当
該各号に定める量を超えて、県外産業廃棄物を処理することとなるとき。
①最終処分場 当該年度の埋立処分計画量の30パーセントに相当する
量
②中間処理施設 当該施設の1日当たり処理能力に、当該施設が年間に
稼働するとされている日数を乗じて得た量の30パーセ
ントに相当する量
(4)委託契約書案の内容が適正でないと認められるとき。
(5)産業廃棄物の処理が法令等に基づく基準に適合していないとき。
(6)適正処理の確認に不備があるとき。
(7)その他生活環境の保全上支障があると認められるとき。
3 知事は、審査に際し、必要と認めるときは、産業廃棄物の処理の用に供す
る施設の所在地を管轄する市町村長の意見を聴くことができる。
(県外産業廃棄物の搬入等)
第16条 県外排出事業者は、協議終了通知書の交付を受けた後でなければ、
自ら又は委託して、県外産業廃棄物の搬入を行ってはならない。また、県外
産業廃棄物の搬入を処理業者に委託するときには、協議終了通知書の写しを
処理業者に交付しなければならない。
2 処理業者は、県外排出事業者から協議終了通知書の写しの交付を受けると
ともに、排出事業者と産業廃棄物の処分に係る委託契約を締結したあとでな
ければ、県外産業廃棄物の搬入を行ってはならない。
3 県外排出事業者は、自ら又は委託して県外産業廃棄物を搬入するときは、
マニフェストを適正に使用し、処分終了後速やかにマニフェストの「K票」
を知事に提出しな ければならない。
4 前2条及び前3項の規定は、県外排出事業者が、協議終了通知書の交付を
受けた後、協議の内容を変更しようとする場合に準用する。
(県外産業廃棄物処理実績の報告)
第17条 県内において、県外産業廃棄物の処分を行った事業者は、その年度
における当該県外産業廃棄物の処分の状況を記載した県外産業廃棄物処理実
績報告書(別記第6号様式)を、翌年度の6月30日までに知事に提出しな
ければならない。
(県内産業廃棄物の搬出の届出)
第17条の2 県内で排出した産業廃棄物について、年度間(4月1日から翌
年の3月31日までの1年間)500トン以上を県外に搬出して処分しよう
とする排出事業者は、搬出する前に、排出事業場ごとに搬出する産業廃棄物
の種類、搬出量、処分者等を記載した産業廃棄物県外搬出届出書(別記第7
号様式)を当該排出事業場の所在地を管轄する保健所長を経由して、知事に
提出しなければならない。
(県内産業廃棄物の搬出実績の報告)
第17条の3 前条に基づく届出書の提出を行った者は、その年度における産
業廃棄物の県外搬出の状況を記載した産業廃棄物県外搬出実績報告書(別記
第8号様式)を翌年度の6月30日までに当該排出事業場の所在地を管轄す
る保健所長を経由して、知事に提出しなければならない。
第4章
施設の適正設置指導
(施設の立地に関する基準)
第18条 産業廃棄物の処理の用に供する施設の立地については、知事が別に
定める基準を守らなければならない。
(施設設置の事前協議)
第19条 次の各号に掲げる施設を設置しようとする者(以下「設置者」とい
う。)は、事業計画の概要を記載した書類(別記第9号様式。以下「施設設置
に係る事業概要書」という。)を当該施設の所在地を管轄する保健所長(以下
「保健所長」という。)を経由して、知事に提出し、協議を行わなければなら
ない。この場合において、法に基づく産業廃棄物処理施設の設置許可申請又
は産業廃棄物処理業の許可申請(変更許可申請を含む。)若しくは変更届出を
しなければならない施設については、その前に協議を行わなければならない。
(1)産業廃棄物の処理の用に供する施設(産業廃棄物の処理を業として行
わない事業者が自らの事業により生ずる産業廃棄物に限り処理するため
に当該事業場内に設置するものを除く。)
(2)前号以外の施設で知事が必要と認めるもの
2 設置者が前項の協議を行う前に、環境影響評価法(平成9年法律第81号)
又は熊本県環境影響評価条例(平成12年熊本県条例第61号)の手続を終
了した場合は、この協議を行ったものとみなす。
3 知事は、第1項の施設設置に係る事業概要書の提出があった場合は、当該
事業概要書の写しを、当該施設の設置場所を管轄する市町村長及び知事が事
業概要書の写しを送付することが適当であると認めた市町村長(以下これら
を「関係市町村長」という。)に送付するものとする。
4 前項の規定により施設設置に係る事業概要書の写しの送付を受けた関係市
町村長は、必要に応じて、事業概要書の内容について周知の必要があると認
めた地域に周知することができる。
(施設変更の事前協議)
第19条の2 前条第1項各号に掲げる施設の設置者は、当該施設について次
の各号に掲げる事項の変更をしようとするときは、施設変更に係る事業計画
の概要を記載した書類(別記第10号様式。以下「施設変更に係る事業概要
書」という。)を保健所長を経由して、知事に提出し、協議を行わなければな
らない。ただし、その変更が第3項に規定する軽微な変更であるときは、こ
の限りでない。
(1)当該施設において処理する産業廃棄物の種類
(2)当該施設の処理能力(産業廃棄物の最終処分場である場合にあっては、
産業廃棄物の埋立処分の用に供される場所の面積及び埋立容量。以下同
じ。)
(3)当該施設の位置、構造等の設置に関する計画
(4)当該施設の維持管理に関する計画
2 前項の場合において、法に基づく廃棄物処理施設の設置変更許可申請又は
産業廃棄物処理業の許可申請(変更許可申請を含む。)若しくは変更届出をし
なければならない施設については、その前に協議を行わなければならない。
3 第1項ただし書の軽微な変更は、次のいずれにも該当しない変更とする。
(1)当該施設の処理能力が10パーセント以上の変更を伴うもの
(2)当該施設の位置又は処理方式の変更
(3)当該施設の構造及び設備に係る変更であって、次のアからセまでに掲
げる施設の種類に応じ、当該アからセまでに掲げる設備に係るもの又は
当該変更に伴い設計計算上達成することができる排ガスの性状、放流水
の水質その他の生活環境への負荷に関する数値の変化により生活環境へ
の負荷を増大させることとなるもの
ア 汚泥の脱水施設 脱水機
イ 汚泥の乾燥施設 乾燥設備
ウ 焼却施設 燃焼室
エ 廃油の油水分離施設 油水分離設備
オ 廃酸又は廃アルカリの中和施設 中和槽
カ 廃プラスチック類、木くず又はがれき類の破砕施設 破砕機
キ 政令第7条第9号に掲げる施設 混練設備
ク 政令第7条第10号に掲げる施設 ばい焼室
ケ 政令第7条第11号に掲げる施設 熱分解設備又は分解槽
コ 政令第7条第12号の2に掲げる施設 反応設備
サ 政令第7条第13号に掲げる施設 洗浄設備又は分離設備
シ 政令第7条第14号イに掲げる施設 外周仕切設備
ス 政令第7条第14号ロに掲げる施設 擁壁又はえん堤
セ 政令第7条第14号ハに掲げる施設 遮水層又は擁壁若しくはえん
堤
(4)処理に伴い生じる排ガス及び排水の量及び処理方法(排出の方法(排
出口の位置、排出先等を含む。)を含む。)に係る変更(排ガス又は排水
の排出の方法又は量の増大に係る変更に限る。)
(5)排ガスの性状、放流水の水質等について周辺地域の生活環境の保全の
ため達成することとした数値の変更(当該変更によって周辺地域の生活
環境に対する影響が減ぜられることとなるもののみを行う場合を除く。)
(6)排ガスの性状及び放流水の水質の測定頻度に関する事項の変更(当該
変更によって頻度が高くなるもののみを行う場合を除く。)
(7)前2号のほか、当該施設の維持管理に関する事項の変更
(8)その他知事が適当と認める変更
4 前条第2項から第4項までの規定は、設置者が第1項の協議を行う場合に
ついて準用する。この場合において、同条第2項中「手続」とあるのは「手
続で当該変更に係るもの」と、同条第3項及び第4項中「施設設置に係る事
業概要書」とあるのは「施設変更に係る事業概要書」と読み替えるものとす
る。
(施設譲受け等の事前協議)
第19条の3 既存の施設を譲り受け、又は借り受けて(合併若しくは分割又
は相続により譲り受ける場合その他知事が別に定める場合を除く。以下同
じ。)、産業廃棄物の処理の業の用に供しようとする者(以下「譲受者等」と
いう。)は、当該施設の利用に係る事業計画の概要を記載した書類(別記第1
1号様式。以下「施設譲受け等に係る事業概要書」という。)を保健所長を経
由して、知事に提出し、協議を行わなければならない。この場合において、
法に基づく廃棄物処理施設の譲受け若しくは借受けの許可申請又は産業廃棄
物処理業の許可申請(変更許可申請を含む。)若しくは変更届出をしなければ
ならない施設については、その前に協議を行わなければならない。
2 第19条第3項及び第4項の規定は、譲受者等が前項の協議を行う場合に
ついて準用する。この場合において、これらの項中「施設設置に係る事業概要
書」とあるのは、
「施設譲受け等に係る事業概要書」と読み替えるものとする。
(施設転用の事前協議)
第19条の4 既存の廃棄物の処理の用に供する施設で自らの事業(廃棄物の
処理の事業を含む。)により生ずる廃棄物のみを処理しているものを転用して、
産業廃棄物の処理の業の用に供しようとする者(以下「施設転用者」という。)
は、当該施設についての転用に係る事業計画の概要を記載した書類(別記第1
2号様式。以下「施設転用に係る事業概要書」という。)を保健所長を経由し
て、知事に提出し、協議を行わなければならない。この場合において、法に
基づく産業廃棄物処理業の許可申請(変更許可申請を含む。)又は変更届出を
しなければならない施設については、その前に協議を行わなければならない。
2 第19条第3項及び第4項の規定は、施設転用者が前項の協議を行う場合
について準用する。この場合において、これらの項中「施設設置に係る事業概
要書」とあるのは、「施設転用に係る事業概要書」と読み替えるものとする。
(事業計画書の提出等)
第20条 第19条から前条までのいずれかの規定により事業計画の概要を記
載した書類の提出を行った者(以下「事前協議者」という。)は、速やかに、
当該事業計画を記載した書類を作成し、保健所長を経由して、知事に提出し
なければならない。
2 前項の事業計画を記載した書類は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当
該各号に定めるものとする。
(1)第19条の規定により施設設置に係る事業概要書を提出した者 施設
設置に係る事業計画書(別記第13号様式)
(2)第19条の2の規定により施設変更に係る事業概要書を提出した者 施
設変更に係る事業計画書(別記第14号様式)
(3)第19条の3の規定により施設譲受け等に係る事業概要書を提出した
者 施設譲受け等に係る事業計画書(別記第15号様式)
(4)第19条の4の規定により施設転用に係る事業概要書を提出した者 施
設転用に係る事業計画書(別記第16号様式)
3 第1項の事業計画を記載した書類には、次の各号に掲げる書類及び図面を
添付しなければならない。ただし、第19条から前条までのいずれかの協議
を終了した施設について、再度これらの規定による協議を行う必要が生じた
場合は、知事が必要でないと認める書類及び図面を省略することができる。
(1)当該施設、その搬出入路(公道を除く。以下同じ。)等当該事業の用に
供する場所(以下「事業区域」という。)の位置図(縮尺2万5千分の1
から5万分の1まで程度のもの)及びその付近の状況がわかる地形図(縮
尺2千5百分の1から5千分の1まで程度のもので、搬出入経路が明記
されていること。)
(2)当該事業区域の現況写真(提出日前の2週間以内に撮影したもの)
(3)字図(公図の写し)に事業区域を枠囲い等で明示したもの
(4)事業区域となる土地(建物がある場合は、建物を含む。以下同じ。)の
登記簿謄本
(5)事前協議者が事業区域となる土地の所有権を有しない場合は、これら
の使用権限を証する書類
(6)当該施設の配置図
(7)当該施設の処理能力を明らかにする書類及び図面
(8)当該施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図、構造図及び
設計計算書
(9)最終処分場にあっては、次に掲げる書類及び図面
ア 周囲の地形、地質及び地下水の状況を明らかにする書類及び図面
イ 埋立処分の計画を記載した書類
ウ 災害防止のための計画書
エ 事業区域及び埋立に供する場所の測量図(測量士が作成した求積図
又は丈量図)及び隣接土地所有者(管理者)との敷地境界確認書
(10)最終処分場以外の施設にあっては、処理工程図、その他処理の計画を
記載した書類
(11)当該施設に係る構造基準及び維持管理基準に対する対応状況を記載し
た書類
(12)周辺地域の生活環境に及ぼす影響についての調査の結果を記載した書
類
(13)当該事業に係る他法令の手続の必要の有無及び手続の状況を記載した
書類
(14)当該施設の設置及び維持管理に関する技術的能力を説明する書類
(15)当該施設の設置及び維持管理に要する資金の総額及びその資金調達方
法を記載した書類
(16)事前協議者が法人である場合には、定款又は寄付行為及び登記簿謄本
(17)事前協議者が個人である場合には、住民票の写し
(18)前各号に掲げるもののほか、知事が必要と認める書類及び図面
4 第2項に定める事業計画を記載した書類並びに前項に定めるこれらに添付
する書類及び図面(以下「事業計画書等」という。)は、大気汚染、水質汚濁、
土壌汚染、騒音、振動、悪臭、文化財、景観、防災等生活環境保全上必要な
調査をあらかじめ行ったうえで作成しなければならない。
5 知事は、事前協議者に対して、事業計画書等の作成について指導及び助言
を行うことができる。
(手続)
第21条 前条に基づく事業計画書等の提出を行った者(以下「事業計画書等
提出者」という。)は、次に規定する手続を行わなければならない。
(1)第19条及び第19条の2の協議で、当該協議に係る施設(移動式の
ものを除く。)が産業廃棄物処理施設である場合は、知事が別に定める「熊
本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争の予防及び調整に関する要
綱」の手続
(2)前号に該当しない場合は、次条及び第23条に定める手続
(協議等)
第22条 知事は、事業計画書等提出者からの協議が前条第2号に該当する場
合で、当該事業計画書等の内容が適当であると認めるときは、関係市町村長
に当該事業計画書等の写しを送付して、期間を定めて生活環境保全上の見地
から意見を求めるものとする。
2 事業計画書等提出者は、知事又は関係市町村長から関係市町村長に当該事
業計画書等の内容について説明するよう求められたときは、これを行わなけ
ればならない。
3 知事は、必要に応じて事業計画書等の内容の変更等を当該事業計画書等提
出者に指示することができる。
4 事業計画書等提出者は、提出した事業計画書等において、次の各号に掲げ
る事項の変更をしようとする場合は、事業計画変更届出書(別記第17号様
式)を保健所長を経由して、知事に提出しなければならない。ただし、その
変更が次項に規定する軽微な変更であるときは、この限りでない。
(1)当該施設において処理する産業廃棄物の種類
(2)当該施設の処理能力
(3)当該施設の位置、構造等の設置に関する計画
(4)当該施設の維持管理に関する計画
5 前項ただし書の軽微な変更は、次のいずれにも該当しない変更とする。
(1)当該施設の処理能力が10パーセント以上の変更を伴うもの
(2)当該施設の位置又は処理方式の変更
(3)当該施設の構造及び設備に係る変更であって次のアからカまでに掲げ
る施設の種類に応じ、当該アからカまでに掲げる設備に係るもの又は当
該変更に伴い設計計算上達成することができる排ガスの性状、放流水の
水質その他の生活環境への負荷に関する数値の変化により生活環境への
負荷を増大させることとなるもの
ア 汚泥の脱水施設 脱水機
イ 汚泥の乾燥施設 乾燥設備
ウ 焼却施設 燃焼室
エ 廃油の油水分離施設 油水分離設備
オ 廃酸又は廃アルカリの中和施設 中和槽
カ 廃プラスチック類、木くず又はがれき類の破砕施設 破砕機
(4)処理に伴い生じる排ガス及び排水の量及び処理方法(排出の方法(排
出口の位置、排出先等を含む。)を含む。)に係る変更(排ガス又は排水
の排出の方法又は量の増大に係る変更に限る。)
(5)排ガスの性状、放流水の水質等について周辺地域の生活環境の保全の
ため達成することとした数値の変更(当該変更によって周辺地域の生活
環境に対する影響が減ぜられることとなるもののみを行う場合を除く。)
(6)排ガスの性状及び放流水の水質の測定頻度に関する事項の変更(当該
変更によって頻度が高くなるもののみを行う場合を除く。)
(7)前2号のほか、当該施設の維持管理に関する事項の変更
(8)その他知事が適当と認める変更
6 知事は、協議の内容が適当であると認めるときは、事前協議終了通知書(別
記第18号様式)を事業計画書等提出者に交付するものとする。
7 知事は、前項による協議が終了したときは、関係市町村長にその旨を通知
するものとする。
(工事着工等)
第23条 前条第6項の事前協議終了通知書の交付を受けた事業計画書等提出
者は、その工事に着工する前に、工事着工届出書(別記第19号様式)を保健
所長を経由して、知事に提出しなければならない。
2 前項の事業計画書等提出者は、工事が完了した場合は、工事完了報告書(別
記第20号様式)を、保健所長を経由して、知事に提出しなければならない。
3 前項の工事完了報告書には、次に掲げる書類等を添付しなければならない。
(1)工事の施行状況及びしゅん功後の状況を明らかにする写真
(2)工事しゅん功図面(施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図
及び構造図の出来高図)
4 事前協議者は、事業計画を中止するときは、事業計画中止届出書(別記第
21号様式)を保健所長を経由して、知事に提出しなければならない。
(施設の構造に関する基準)
第24条 産業廃棄物の処理の用に供する施設の構造については、知事が別に
定める基準を守らなければならない。
(施設の設置等の届出)
第25条 産業廃棄物の処理の用に供する施設(産業廃棄物の処理を業として
行わない事業者が自らの事業により生ずる産業廃棄物に限り処理するために
当該事業場内に設置するもので、産業廃棄物処理施設以外のものに限る。)で、
次の各号に掲げるものの区分に応じ、当該各号に定める処理能力を有するも
の(以下「届出対象施設」という。)を設置しようとする者(当該各号に定め
る処理能力を有していない施設を当該各号に定める処理能力に増強しようと
する者を含む。)は、事前に届出対象施設の設置届出書(別記第22号様式)
を保健所長を経由して、知事に提出しなければならない。
(1)脱水施設 1日当たりの処理能力が5立方メートル以上のもの
(2)乾燥施設(天日乾燥施設を除く。) 1日当たりの処理能力が5立方メ
ートル以上のもの
(3)天日乾燥施設 50立方メートル以上のもの
(4)焼却施設 1時間当たりの処理能力が100キログラム以上のもの
(5)油水分離施設 1日当たりの処理能力が5立方メートル以上のもの
(6)中和施設 1日当たりの処理能力が20立方メートル以上のもの
(7)その他の施設 1日当たりの処理能力が2トン以上のもの
2 前項の届出書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。
(1)当該施設の付近の見取図及び施設の配置図
(2)当該施設の構造及び能力を明らかにする書類及び図面
(3)当該施設に係る処理の計画を記載した書類
(4)その他知事が必要と認める書類及び図面
3 第1項の届出書の提出を行った者は、当該届出に係る事項について変更し
ようとするときは、届出対象施設の届出事項変更届出書(別記第23号様式)
を保健所長を経由して、知事に提出しなければならない。
4 第23条第1項、第2項及び第4項の規定は、第1項又は前項の届出書の
提出を行った者に係る当該届出対象施設の工事の着工及び完了並びに事業計
画の中止の手続について準用する。この場合において、同条第1項中「前条
第6項の事前協議終了通知書の交付を受けた事業計画書等提出者」及び同条
第2項中「前項の事業計画書等提出者」とあるのは「第1項又は前項の届出
書の提出を行った者」と、同条第4項中「事前協議者」とあるのは「第1項
又は前項の届出書の提出を行った者」と読み替えるものとする。
(施設の廃止)
第26条 産業廃棄物の処理の用に供する施設(産業廃棄物処理施設を除く。)
の所有者(所有者以外の者が正当な権限を有し当該施設を使用している場合
は、当該使用者)は、当該施設をその用に供しないこととしたときは、施設
廃止届出書(別記第24号様式)を保健所長を経由して、知事に提出しなけ
ればならない。
(施設処理実績の報告)
第27条 産業廃棄物の処理の用に供する施設(中間処理施設及び最終処分場
に限る。)の所有者(所有者以外の者が正当な権限を有し当該施設を使用して
いる場合は、当該使用者)は、毎年6月30日までに、次に掲げる書類を保健
所長を経由して、知事に提出しなければならない。
(1)その年の3月31日における当該施設の設置状況を記載した産業廃棄
物の処理の用に供する施設の設置状況報告書(別記第25号様式)
(2)その年の3月31日以前の1年間の当該施設に係る産業廃棄物の処理
実績等を記載した産業廃棄物処理実績報告書(別記第26号様式)
第5章
雑則
(表彰制度)
第28条 知事は、産業廃棄物の排出抑制、再生利用、適正処理に努めている
と認められる事業者に対し、表彰を行うことができるものとする。
(勧告等)
第29条 知事は、次の各号のいずれかに該当する事業者に対し、必要な措置
を講ずるよう勧告することができる。
(1)第7条の規定に違反して、廃棄物管理計画を作成しない排出事業者及
び産業廃棄物取扱責任者を選任しない排出事業者
(2)第11条に規定するマニフェストを適正に使用しない事業者
(3)第13条に規定する事故時等の措置を講じない事業者
(4)第14条の規定に違反して、又は第16条に規定する手続を経ること
なく、県の区域内において、県外産業廃棄物を処分した者
(5)第17条から第17条の3までの規定による報告又は届出をせず、若
しくは虚偽の報告又は届出をした者
(6)第19条、第20条及び第21条に規定する協議等を経ることなく、
産業廃棄物の処理の用に供する施設の設置又は構造若しくは規模の変更
を行おうとする者
(7)前各号に掲げるもののほか、この要綱に規定する事項の全部若しくは
一部を行わず、又は不正若しくは不誠実な方法でこれを行った者
(提出部数)
第30条 この要綱の規定により知事に提出する書類の部数は、次の表のとお
りとする。ただし、知事が必要と認める場合は、この限りでない。
項目
提出部数
項
目
提
出
部
1
廃棄物管理計画書
2部
2
事故措置完了報告書
3部
3
県外産業廃棄物搬入事前協議書
2部
4
県外産業廃棄物処理実績報告書
2部
5
産業廃棄物県外搬出届出書
2部
6
産業廃棄物県外搬出実績報告書
2部
数
7
施設設置に係る事業概要書、同事業計画書及
3部に関係市町村数を
び同事業計画変更届出書
加えた部数
8
施設変更に係る事業概要書、同事業計画書及
3部に関係市町村数を
び同事業計画変更届出書
加えた部数
9
施設譲受け等に係る事業概要書、同事業計画
3部に関係市町村数を
書及び同事業計画変更届出書
加えた部数
10
施設転用に係る事業概要書、同事業計画書及
3部に関係市町村数を
び同事業計画変更届出書
加えた部数
11
工事着工届出書及び工事完了報告書
3部
12
事業計画中止届出書
3部
13
届出対象施設の設置届出書
3部
14
届出対象施設の届出事項変更届出書
3部
15
施設廃止届出書
3部
16
17
産業廃棄物の処理の用に供する施設の設置状
況報告書
産業廃棄物処理実績報告書
3部
3部
備考
提出部数には、副本を含む。
(適用除外)
第31条 この要綱の規定は、熊本市の区域内においては適用しない。
(その他)
第32条 この要綱の施行に関し必要な事項は、知事が別に定める
附 則(平成5年5月10日)
(施行期日)
1 この要綱は、平成5年7月1日から施行する。
(経過措置)
2 この要綱の施行時において、現に県外産業廃棄物を県内に搬入している県
外排出事業者については、要綱施行後3箇月の間は、第14条に規定する承
認があったものとみなす。
3 この要綱の施行時において、第19条第1項第2号及び第3号に規定する
処理施設 であって、現に工事に着手しているものについては、この要綱に
定める処理施設設置等の事前協議の手続きは終了したものとみなす。
附 則 (平 成 7 年 4 月 1 2 日 告 示 第 2 8 5 号 )
この要綱は、平成7年6月1日から施行する。
附 則 (平 成 1 6 年 3 月 3 1 日 告 示 第 3 3 5 号 の 9 )
この要綱は、平成16年4月1日から施行する。
附 則 (平 成 2 3 年 3 月 3 1 日 告 示 第 3 4 9 号 の 6 )
この要綱は、平成23年4月1日から施行する。
別記第1号様式(第13条関係)
事故措置完了報告書
年
熊本県知事
月
日
様
報告者
〒
TEL
FAX
住所
氏名
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
印
次のとおり事故等の措置を完了しましたので、熊本県産業廃棄物指導要綱第13条第3項の規定
により報告します。
事故の発生場所
事故発生日時
年
月
日
時
分頃
措置の完了日
年
月
日
時
分頃
事 故 の 概 要
環境への影響等
周辺の被害状況
事故措置の概要
注1 記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
2 事故等の発生場所及びその影響を受けた範囲を記載した書類と図面を添付すること。
3 産業廃棄物の事故量、流出量等とその措置方法等についても、「事故措置の概要」に記入
すること。
別記第2号様式(第14条関係)
県外産業廃棄物搬入(新規・変更)事前協議書
年
熊本県知事
月
日
様
協議者
〒
TEL
FAX
住所
氏名
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
印
次のとおり県外産業廃棄物の搬入(新規・変更)を行いたいので、熊本県産業廃棄物指導要綱第
14条第1項の規定により関係書類を添えて協議します。
氏 名 又 は 名 称
排 出
事
業
場
所
在
地
担当部署・担当者名
熊本県内へ搬入を行
う理由(変更の理由)
搬入の予定期間
年
種
類
月
数
日から
量
搬 入 を
行
う
t/年
m3 /年
産 業 廃
棄
物
t/年
m3 /年
年
処
月
分
日まで
方
法
t/年
m3 /年
搬入方法
搬 入 及
理 の 内
び
容
処
等
(自己・委託)運搬
委託業者 名称:
住所:
搬入経路
処分業者
業
者
名:
処 分 に 要 す る 施 設:
施設の(残余)能力:
処 理 量
(処分施設
ごと)
注 1 記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
2 添付書類 ①当該排出事業場の業務概要を記載した書類
②製造工程図(使用原材料が分かるもの)及び産業廃棄物の排出工程図若
しくはこれらに類する図面等
③搬入方法及び搬入経路を記載した書類並びに搬入経路を記入した地図
④委託処理の場合は、当該排出事業者と委託を予定している処理業者等の
委託契約案
⑤産業廃棄物並びに運搬車両及び運搬容器のカラー写真
⑥搬入する産業廃棄物の分析証明書(有害物質等の含有又は溶出試験結果
で、事前協議書を提出しようとする日前60日以内に検査を実施したも
のに限る。)
⑦委託処理の場合は、委託を予定している処理業者等の許可証の写し
⑧処分を予定している処理業者等が作成した産業廃棄物の処分計画書(別
記第3号様式)
⑨処理業者の中間処理施設からの産業廃棄物については適正処理確認申告
書(別記第4号様式)
別記第3号様式(第14条関係)
産業廃棄物の処分計画書
年
排出事業者
日
様
処分者
(
月
〒
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり熊本県産業廃棄物指導要綱第14条第2項第8号に規定する産業廃棄物の処分計画書
年度分)を作成しましたので、提出します。
施
設
の
種
類
所在地
産業廃棄物処理施設
処分方法
(中間処理施設)
t・m3 /日(
処理能力
(最終処分場)
残余容量
廃棄物の
種
類
年
度
処
分
を
予
定
し
て
る
産
業
廃
棄
物
の
種
類
及
び
数
量
合
区分
年度の既処分量
年 月 日現在
m3
貴社受託量
県内物
t・m3
t・m3
県外物
t・m3
t・m3
合
計
t・m3
t・m3
県内物
t・m3
t・m3
県外物
t・m3
t・m3
合
計
t・m3
t・m3
県内物
t・m3
t・m3
県外物
t・m3
t・m3
合
計
t・m3
t・m3
県内物
t・m3
t・m3
県外物 ①
t・m3
t・m3
t・m3
計 ②
t・m3
t・m3
t・m3
県外廃棄物の
受託割合
t・m3
t・m3
t・m3
計
合
注1
2
3
処分予定量
(年間計画量)
時間)
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
産業廃棄物処理施設の種類ごとに作成すること。
県外廃棄物の受託割合(%)は、割合(①/②× 100)を記入すること。
-1-
%
別記第4号様式(第14条関係)
適
正
処
理
確
認
申
告
書
次のとおり熊本県産業廃棄物指導要綱第14条第2項第9号に規定する産業廃棄物の適正処理
について、確認いたしましたので申告します。
確
認
項
目
1 処 分方 法 及 び
処 理能 力 の 確
認 (他 者 の 委
託状況、受託
計画等)
確
認
内
容
○施設の種類
○所在地
○処分方法
○処理能力
○他社の委託状況(何社、何トン)
施設の立入確認検査
年月日:
年
確認者:職
氏名
月
日
,
応対者:職
氏名
,
*確認状況写真等を添付すること。
2 処 分業 者 へ の
委 託が 中 間 処
理 の場 合 、 最
終処分方法 、
最 終処 分 量 及
び 残さ の 処 分
先 の確 保 が で
きているか。
3 そ の他 参 考 事
項
○最終処分方法
○最終処分量
○残さの処分先
年月日:
年
確認者:職
氏名
年月日:
年
確認者:職
氏名
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
日
,
応対者:職
氏名
応対者:職
氏名
注
月
,
月
日
,
,
別記第5号様式(第15条関係)
県外産業廃棄物搬入事前協議終了通知書
平成
廃対第
年
月
号
日
住 所
氏 名
代表者
熊本県知事
平成
年
月
日付けで協議のありました県外産業廃棄物の搬入については、下記
のとおり事前協議を終了しましたので通知します。
記
1
2
搬入の期間
平成
年
排出事業所
月
日から 平成
年3月31日まで
搬入する産業廃棄物の種類等
種
類
処 理 量
処理方法
処分業者
3 搬入の条件
(1) 県外産業廃棄物の熊本県内への搬入においては、産業廃棄物の種類・処理方法・
処理量等の承認された内容を守ること。なお、協議の内容を変更しようとする場合
は、再度、事前協議を行うこと。
(2) 県外産業廃棄物の収集運搬及び処分については、マニフェストを運搬車両1台に
つき1部を使用し、処分終了後速やかに「D票の写し」を「環境生活部廃棄物対策
課」まで送付すること。
(3) 収集運搬車両の変更は、あらかじめ変更届出を行ってから運搬車両として使用す
ること。
(4) 収集運搬及び熊本県内における処理等において、事故又は災害等によって県外産
業廃棄物が流出した場合は、事故等の復旧に努め、復旧後速やかに事故等の内容を
報告すること。
(5) 協議に係る県外産業廃棄物の処分の状況を記載した「県外産業廃棄物処理実績報
告書(熊本県産業廃棄物指導要綱第17条別記第6号様式)」を、平成
年6月
30日までに「環境生活部環境局廃棄物対策課」に提出すること。
別記第6号様式(第17条関係)
県外産業廃棄物処理実績報告書
年
熊本県知事
月
日
様
報告者
〒
TEL
FAX
住所
氏名
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
印
次のとおり熊本県において県外産業廃棄物処理いたしましたので、熊本県産業廃棄物指導要綱第
17条の規定により処理実績を報告します。
氏名又は名称
排出事業場
住
所
TEL
担当者名
協議終了通知年月日及び番号
年
月
日
処
年
月
日から
運
搬
理
産業廃棄物の種類
期
間
処 理 実 績
(t・m3/年)
第
者
号
年
処
月
分
日まで
者
t/年
m3/年
t/年
m3/年
t/年
m3/年
t/年
m3/年
注1 記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
2 実績報告には、協議に係る産業廃棄物の「有害物質等の溶出試験結果」並びに収集運搬及
び処分の「委託契約書」を添付すること。
別記第7号様式(第17条の2関係)
産業廃棄物県外搬出届出書
年
熊本県知事
月
日
様
届出者
〒
TEL
FAX
住所
氏名
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
印
次のとおり産業廃棄物を県外に搬出しますので、熊本県産業廃棄物指導要綱第17条の2の規定
により届け出ます。
名
称
住
所
排 出 事 業 場
TEL
担当者名
熊本県外へ搬出する理由
搬
出
搬出する産業廃棄
物の種類
期
間
搬 出 量
(t・m3/年)
年
月
日から
運
(許
搬
者
可 番 号)
年
処
氏
所
処
月
日まで
分
者
名
在
地
分 方 法
t/年
m3 /年
t/年
m3 /年
t/年
m3 /年
注1 記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
2 運搬者及び処分者が許可業者の場合、許可証の写し及び委託契約書案を添付すること。
別記第8号様式(第17条の3関係)
産業廃棄物県外搬出実績報告書
年
熊本県知事
月
日
様
報告者
〒
TEL
FAX
住所
氏名
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
印
次のとおり産業廃棄物を搬出いたしましたので、熊本県産業廃棄物指導要綱第17条の3の規定
により搬出実績を報告します。
名
称
住
所
排 出 事 業 場
搬
出
産業廃棄物の種類
期
TEL
間
搬出実績
(t・m3/年)
担当者名
年
月
日から
運
(許
搬
者
可 番 号)
t/年
m3 /年
t/年
m3 /年
t/年
m3 /年
注 記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
年
処
氏
所
処
月
日まで
分
者
名
在
地
分 方 法
別記第9号様式(第19条関係)
施設設置に係る事業概要書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
協議者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり産業廃棄物の処理の用に供する施設の設置を行いたいので、熊本県産業廃棄
物指導要綱第19条第1項の規定により協議します。
施設の場所
施設の種類
処理する産業
廃棄物の種類
施設の処理能力
(積替え又は保管施設)
施設面積
施設容量
m
2
m3
(中間処理施設)
t・m3/日(
時間)
(最終処分場)
埋立地面積
埋立容量
m
2
m3
施設の設置の理由
その他特記事項
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
施設の設置場所を表した地図(縮尺2万5千分の1~5万分の1程度のもの)を
添付すること。
3 産業廃棄物の処理の用に供する施設計画概要書(別紙)を添付すること。
4 事業概要書提出後6月以内に事業計画書が提出できない場合には、再度事業概要
書から提出すること。
別記第10号様式(第19条の2関係)
施設変更に係る事業概要書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
協議者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり産業廃棄物の処理の用に供する施設の変更を行いたいので、熊本県産業廃棄
物指導要綱第19条の2第1項の規定により協議します。
施設の場所
施設の種類
変
更
の
内
容
処理する産業
廃棄物の種類
施設の処理能
力
(積替え又は保管施設)
施設面積
(変更前
変更後
施設容量
m2
m2
(中間処理施設)
(変更前
変更後
m 3)
m3
t・m3/日(
t・m3/日(
時間))
時間)
(最終処分場)
(変更前
変更後
埋立地面積
m2
m2
埋立容量
m 3)
m3
施設の位置、
構造等の設置
計画
施設の維持管
理に関する計
画
施設の変更の理由
その他特記事項
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
施設の設置場所を表した地図(縮尺2万5千分の1~5万分の1程度のもの)を
添付すること。
3 産業廃棄物の処理の用に供する施設計画概要書(別紙)を添付すること。
4 事業概要書提出後6月以内に事業計画書が提出できない場合には、再度事業概要
書から提出すること。
別記第11号様式(第19条の3関係)
施設譲受け等に係る事業概要書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
協議者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり産業廃棄物の処理の用に供する施設を(譲り受けて・借り受けて)、産業廃
棄物処理業を行いたいので、熊本県産業廃棄物指導要綱第19条の3第1項の規定により
協議します。
施設を譲り受
け、又は借受け
て、産業廃棄物
処理業を行う理
由
譲受け又は借受
けの相手方の氏
名(法人にあっ
ては、名称及び
代表者の氏名)
及び住所
施設の場所
施設の種類
処理する産業
廃棄物の種類
施設の処理能力
(積替え又は保管施設)
施設面積
施設容量
m2
m3
(中間処理施設)
t・m3/日(
時間)
(最終処分場)
埋立地面積
埋立容量
m2
m3
その他特記事項
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
施設の設置場所を表した地図(縮尺2万5千分の1~5万分の1程度のもの)を
添付すること。
3 産業廃棄物の処理の用に供する施設計画概要書(別紙)を添付すること。
4 事業概要書提出後6月以内に事業計画書が提出できない場合には、再度事業概要
書から提出すること。
別記第12号様式(第19条の4関係)
施設転用に係る事業概要書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
協議者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり産業廃棄物の処理の用に供する施設で産業廃棄物処理業の用に供されていな
いものを転用して、産業廃棄物処理業を行いたいので、熊本県産業廃棄物指導要綱第19
条の4第1項の規定により協議します。
施設の場所
施設の種類
処理する産業
廃棄物の種類
施設の処理能力
(積替え又は保管施設)
施設面積
施設容量
m2
m3
(中間処理施設)
t・m3/日(
時間)
(最終処分場)
埋立地面積
埋立容量
m2
m3
施設を転用して
産業廃棄物処理
業の用に供する
理由
その他特記事項
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
施設の設置場所を表した地図(縮尺2万5千分の1~5万分の1程度のもの)を
添付すること。
3 産業廃棄物の処理の用に供する施設計画概要書(別紙)を添付すること。
4 事業概要書提出後6月以内に事業計画書が提出できない場合には、再度事業概要
書から提出すること。
別紙
産 業 廃 棄 物 処 理 施 設 設 置 計 画 概 要 書
記入年月日及び
平成
年
月
日
記入者住所氏名
設
置
場
住
所
氏
名
所
設置施設の経緯
保管面積
積替え保管施設
中 (
間
保管容量
m2
)
m3
t/h
t
t/日 (
h)
種類及び能力
埋
立
安定型/管理型/遮断型
処分場面積
m2
埋
立
地
面
積
m2
埋
立
容
量
m3
処理方式(方法)
の概要 (中間処理施設)
跡地の利用方法
所
在
地
所 有 者
地 目
地 積
賃貸・買上
法令の指定等
用
地
の
確
保
状
況
借地条件
関 係 法 令
他
法
令
関
係
借用期間
調 査 先
調 査 内 容
関 係 法 令
調
査
先
調 査 内 容
次に掲げる自然環境の保全を図る必要のある地域を含まないこと。
項
目
該当の有/無
立
1
立
区
国立公園又は国定公園の特別地域、特別保護地区又は海中公園地
(自然公園法)
2
県立自然公園の特別地域
3
自然環境保全地域の特別区域
(自然環境保全法、熊本県自然環境保全条例)
4
鳥獣保護区の特別保護地区
(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)
5
生息地等保護区の管理地区
(絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律)
6
特定希少野生動植物保護区
(熊本県希少野生動植物の保護に関する条例)
地
地
(熊本県立自然公園条例)
環
7 風致地区
(都市計画法、熊本県風致地区内における建築等の規制に関する条例)
境
次に掲げる災害防止等の保全を図る必要のある地区を含まないこと。
条
項
目
該当の有/無
1
保安林又は保安施設地区
(森林法)
2
河川区域
(河川法)
3
急傾斜地崩壊危険区域
(急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律)
4
砂防指定地
5
地すべり防止区域
(砂防法、熊本県砂防指定管理条例)
件
(地すべり等防止法)
6 土砂災害警戒区域
(土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律)
7
土石流危険渓流地区
(熊本県地域防災計画)
その他次に掲げる地域を含まないこと。
項
目
1
農業振興地域整備計画との調和が計れない地域
(農業振興地域の整備に関する法律)
2
史跡名勝天然記念物の指定地区又は文化財保護上保存すべき地域
(文化財保護法、熊本県文化財保護条例、市町村文化財保護条例)
該当の有/無
次の要件を満たしていること。
立
項
立
地
目
該当の有/無
1
予定地の使用権限、承諾が得られていること。
2
関係法 令の規 制を受 けてい る場合は、関 係法 令による許可等が得
地
られるものであること。
3
要
搬 入 道 路 ( 国 道 、 県 道 、 市 町 村 道 は 除 く 。) は 、 通 行 す る た め の
使 用権限 又は承 諾が得ら れ、道路幅員は車 両の 通行に支障がないこ
と。
条
件
4
県及び市町村の都市計画、開発計画等との整合が図れること。
5
次に掲 げる施 設にあっ ては、上水道、簡 易水 道水源等への影響を
及ぼすおそれがないこと。
件
(ア)最終処分場
( イ)処 理施設 からの排 水を放流するにあ たり 、排水処理設備が必
要な中間処理施設
(ウ)特別管理産業廃棄物を処分する中間処理施設
保
構
構造等
上屋(有 -
・
無
)
上屋(有 -
排
水
要
保管方法
備
の
概
処 理 後 廃 棄 物 用
管
設
造
処 理 前 廃 棄 物 用
処理方法
処
理
放流水
中間処
種
類
理後物
の 処理
注
処分方法等
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
・
無
)
別記第13号様式(第20条関係)
施設設置に係る事業計画書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
協議者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり施設設置に係る事業計画書を作成したので、熊本県産業廃棄物指導要綱第2
0条第1項の規定により関係書類及び図面を添えて協議します。
事業概要書の提出年月日
施設の場所
施設の種類
処理する産業廃棄物の種類
施設の処
理能力
積替え又は保管施設
施設面積
施設容量
m2
m3
中間処理施設
t・m3/日(
最終処分場
埋立地面積
埋立容量
m2
施設の位
置、構造
等の設置
に関する
計画に係
る事項
施設の位置
施設の処理方式
施設の構造及び設備
処理に
伴い生
ずる排
ガス及
び排水
量
処理方法
(排出の方
法(排出口
の位置、排
出先等を含
む 。) を 含
む。
設計計算上達成する
ことができる排ガス
の性状、放流水の水
質その他生活環境へ
の負荷に関する数値
その他施設の構造等
に関する事項
時間)
m3
施設の維
持管理に
関する計
画に係る
事項
排ガスの性状、放流
水の水質等について
周辺地域生活環境の
保全のため達成する
こととした数値
排ガスの性状、放流
水の水質の測定頻度
に関する事項
その他施設の維持管
理に関する事項
災害防止のための計画(最終処
分場の場合)
処理に伴
い生じる
廃棄物の
処分方法
特別管理
産業廃棄
物以外の
産業廃棄
物
区分
特別管理
産業廃棄
物
区分
自ら処分
委託処分
自ら処分
委託処分
処分方法
処分方法
埋立処分の計画(最終処分場の
場合)
産業廃棄物の搬入及び搬出時間
及び方法に関する事項
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
添付書類及び図面については、熊本県産業廃棄物指導要綱第20条第3項の規定
に従って添付すること。
別記第14号様式(第20条関係)
施設変更に係る事業計画書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
協議者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり施設変更に係る事業計画書を作成したので、熊本県産業廃棄物指導要綱第2
0条第1項の規定により関係書類及び図面を添えて協議します。
事業概要書の提出年月日
施設の場所
施設の種類
変
更
後
の
内
容
処理する産業廃棄物の種類
施設の処
理能力
積替え又は保管施設
中間処理施設
最終処分場
施設の位
置、構造
等の設置
に関する
計画に係
る事項
施設の位置
施設の処理方式
施設の構造及び設備
処理に
伴い生
ずる排
ガス及
び排水
量
処理方法
(排出の方
法(排出口
の位置、排
出先等を含
む 。) を 含
む。
設計計算上達成する
ことができる排ガス
の性状、放流水の水
質その他生活環境へ
の負荷に関する数値
その他施設の構造等
に関する事項
(変更前
変更前
施設面積
施設容量
t・m3/日(
t・m3/日(
(変更前
変更後
(変更前
変更前
m2
m2
埋立地面積
m2
m2
m 3)
m3
時間))
時間)
埋立容量
m 3)
m3
変
更
後
の
内
容
施設の維
持管理に
関する計
画に係る
事項
排ガスの性状、放流
水の水質等について
周辺地域生活環境の
保全のため達成する
こととした数値
排ガスの性状、放流
水の水質の測定頻度
に関する事項
その他施設の維持管
理に関する事項
災害防止のための計画(最終処分場
の場合)
処理に伴
い生じる
廃棄物の
処分方法
特別管理産業
廃棄物以外の
産業廃棄物
区分
特別管理産業
廃棄物
区分
自ら処分
委託処分
自ら処分
委託処分
処分方法
処分方法
埋立処分の計画(最終処分場の場合)
産業廃棄物の搬入及び搬出時間
及び方法に関する事項
施設の変更の理由
着工予定年月日
使用開始予定年月日
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
添付書類及び図面については、熊本県産業廃棄物指導要綱第20条第3項の規定
に従って添付すること。
別記第15号様式(第20条関係)
施設譲受け等に係る事業計画書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
協議者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり施設譲受け等に係る事業計画書を作成したので、熊本県産業廃棄物指導要綱
第20条第1項の規定により関係書類及び図面を添えて協議します。
事業概要書の提出年月日
譲受け又は借受けの相手方の氏
名(法人にあっては、名称及び
代表者の氏名)及び住所
施設の場所
施設の種類
処理する産業廃棄物の種類
施設の処
理能力
積替え又は保管施設
施設面積
m2
中間処理施設
最終処分場
施設の位
置、構造
等の設置
に関する
計画に係
る事項
施設の位置
施設の処理方式
施設の構造及び設備
処理に
伴い生
ずる排
ガス及
び排水
量
処理方法
(排出の方
法(排出口
の位置、排
出先等を含
む 。) を 含
む。
設計計算上達成する
ことができる排ガス
の性状、放流水の水
質その他生活環境へ
の負荷に関する数値
その他施設の構造等
に関する事項
施設容量
t・m3/日(
埋立地面積
m2
埋立容量
m3
時間)
m3
施設の維
持管理に
関する計
画に係る
事項
排ガスの性状、放流
水の水質等について
周辺地域生活環境の
保全のため達成する
こととした数値
排ガスの性状、放流
水の水質の測定頻度
に関する事項
その他施設の維持管
理に関する事項
災害防止のための計画(最終処
分場の場合)
処理に伴
い生じる
廃棄物の
処分方法
特別管理
産業廃棄
物以外の
産業廃棄
物
区分
特別管理
産業廃棄
物
区分
自ら処分
委託処分
自ら処分
委託処分
処分方法
処分方法
埋立処分の計画(最終処分場の
場合)
産業廃棄物の搬入及び搬出時間
及び方法に関する事項
施設を譲り受け、又は借受けて、
産業廃棄物処理業を行う理由
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
添付書類及び図面については、熊本県産業廃棄物指導要綱第20条第3項の規定
に従って添付すること。
別記第16号様式(第20条関係)
施設転用に係る事業計画書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
協議者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
次のとおり施設転用に係る事業計画書を作成したので、熊本県産業廃棄物指導要綱第2
0条第1項の規定により関係書類及び図面を添えて協議します。
事業概要書の提出年月日
施設の場所
施設の種類
処理する産業廃棄物の種類
施設の処
理能力
積替え又は保管施設
施設面積
m2
中間処理施設
最終処分場
施設の位
置、構造
等の設置
に関する
計画に係
る事項
施設の位置
施設の処理方式
施設の構造及び設備
処理に
伴い生
ずる排
ガス及
び排水
量
処理方法
(排出の方
法(排出口
の位置、排
出先等を含
む 。) を 含
む。
設計計算上達成する
ことができる排ガス
の性状、放流水の水
質その他生活環境へ
の負荷に関する数値
その他施設の構造等
に関する事項
施設容量
t・m3/日(
埋立地面積
m2
埋立容量
m3
時間)
m3
施設の維
持管理に
関する計
画に係る
事項
排ガスの性状、放流
水の水質等について
周辺地域生活環境の
保全のため達成する
こととした数値
排ガスの性状、放流
水の水質の測定頻度
に関する事項
その他施設の維持管
理に関する事項
災害防止のための計画(最終処
分場の場合)
処理に伴
い生じる
廃棄物の
処分方法
特別管理
産業廃棄
物以外の
産業廃棄
物
区分
特別管理
産業廃棄
物
区分
自ら処分
委託処分
自ら処分
委託処分
処分方法
処分方法
埋立処分の計画(最終処分場の
場合)
産業廃棄物の搬入及び搬出時間
及び方法に関する事項
施設を産業廃棄物処理業の用に
供する理由
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
添付書類及び図面については、熊本県産業廃棄物指導要綱第20条第3項の規定
に従って添付すること。
別記第17号様式(第22条関係)
事業計画変更届出書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
届出者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
年
月
日付けで提出した事業計画書に係る内容を変更するので、熊本県産業
廃棄物指導要綱第22条第4項の規定により届け出ます。
施 設 の 場 所
施 設 の 種 類
変
注
更
事
項
変
更
前
変更事項に関して必要な書類及び図面を添付すること。
変
更
後
別記第18号様式(第22条関係)
事前協議終了通知書
第
年
号
日
月
様
熊本県知事
印
熊本県産業廃棄物指導要綱に基づき、
年
月
日付けで協議のありました
産業廃棄物の処理の用に供する施設については、事前協議を終了しましたので、下記
のとおり通知します。
記
1
施設の設置場所
2
施設の種類
3
施設の処理能力
4
処理する産業廃棄物の種類
5
遵守事項
(1)施設の設置、使用等においては、協議した内容を遵守するとともに、法令及
び熊本県産業廃棄物指導要綱に定める規定を守ってください。
(2)計画内容等に変更があった場合には、当庁に速やかに連絡し、指示を受けて
ください。
(3)施設の工事に当たっては、「工事着工届出書(別記第19号様式)」を提出
してください。
(4)施設のしゅん功に当たっては、「工事完了報告書(別記第20号様式)」を
提出してください。
(5)計画を中止した場合には、「事業計画中止届出書(別記第21号様式)」を
提出してください。」
別記第19号様式(第23条又は第25条関係)
工事着工届出書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
TEL
FAX
届出者
住
所
氏
名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
年
月
日付け
第
号で協議が終了した
産業廃棄物の処理の用
年
月
日付けで届出を行った
に供する施設について、次のとおり工事を着工しますので、熊本県産業廃棄物指導要綱
第23条第1項
の規定により届け出ます。
第25条第4項
施
設
の
場
所
施
設
の
種
類
工事着工年月日
工事完了予定年月日
注
工事工程表を添付すること。
別記第20号様式(第23条又は第25条関係)
工事完了報告書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
報告者
年
月
日付け
第
年
月
日付けで届出を行った
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
号で協議が終了した
産業廃棄物の処理の用
に供する施設について、次のとおり工事を完了しましたので、熊本県産業廃棄物指導要綱
第23条第2項
の規定により届け出ます。
第25条第4項
施
設
の
場
所
施
設
の
種
類
工事完了年月日
使用開始予定年月日
注
次の書類及び図面を添付すること。
(1)工事の施行状況及びしゅん功後の状況を明らかにする写真
(2)工事しゅん功図面(施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図及び構
造図の出来高図)
別記第21号様式(第23条又は第25条関係)
事業計画中止届出書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
TEL
FAX
届出者
住
所
氏
名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
年
月
日付けで提出した事業計画書の計画を中止するので、熊本県産業廃棄
第23条第4項
物指導要綱
の規定により届け出ます。
第25条第4項
施 設 の 場 所
施 設 の 種 類
別記第22号様式(第25条関係)
届出対象施設の設置届出書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
届出者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
熊本県産業廃棄物指導要綱第25条第1項に規定する産業廃棄物の処理の用に供する施
設を設置しますので、同条同項の規定により関係書類及び図面を添えて届け出ます。
施設の場所
施設の種類
処理する産業廃棄物の種類
施設の処理能力
中間処理施設
t・m3/日(
時間)
環境対策(排水対策、ばい煙等
の処理)等の方法
現場事務所の責任者の氏名
連絡方法
電話番号(
その他の参考事項
注1
2
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
次の書類及び図面を添付すること。
(1)当該施設の付近の見取図及び施設の配置図
(2)当該施設の構造及び能力を明らかにする書類及び図面
(3)当該施設に係る処理の計画を記載した書類
(4)そのほか知事が必要と認める書類及び図面
)
別記第23号様式(第25条関係)
届出対象施設の届出事項変更届出書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
届出者
TEL
FAX
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
年
月
日付けで提出した届出対象施設の設置届出書に係る内容を変更するの
で、熊本県産業廃棄物指導要綱第25条第3項の規定により届け出ます。
施 設 の 場 所
施 設 の 種 類
変
注
更
事
項
変
更
前
変更事項に関して必要な書類及び図面を添付すること。
変
更
後
別記第24号様式(第26条関係)
施設廃止届出書
年
熊本県知事
月
日
様
〒
TEL
FAX
届出者
住
所
氏
名
印
(法人にあっては、主たる事務所の
所在地、名称及び代表者の氏名)
このたび、産業廃棄物の処理の用に供する施設をその用に供しないこととしたので、熊
本県産業廃棄物指導要綱第26条の規定により届け出ます。
施 設 の 場 所
施 設 の 種 類
施設の処理能力
廃止の理由
廃止年月日
廃止後の施設の利
用及び維持管理
注
産業廃棄物の処理の用に供しないこととした後の当該施設の状況を明らかにする写
真を添付すること。
別記第25号様式(第27条関係)
最終処分場用
産業廃棄物の処理の用に供する施設の設置状況報告書(平成
年度分)
年
熊本県知事
月
様
報告者
〒
TEL
FAX
住所
氏名
印
(法人にあっては名称及び代表者の氏名)
1
法第15条の許可を受けた最終処分場(許可対象施設)
№
最終処分場の種類
埋立地の面積、容量等
処分場面積
2
(m )
2
埋立地面積
2
(m )
埋立容量
3
(m )
技術管理者
残余容量
施設の所在地
設置年月日
氏
名
認定番号等
処理業
備考
の有無
3
(m )
1 以 外 の 最 終 処 分 場 ( 許 可 対 象 外 施 設 ( い わ ゆ る 既 存 最 終 処 分 場 又 は ミ ニ 処 分 場 ))
№
最終処分場の種類
埋立地の面積、容量等
処分場面積
2
(m )
注1
埋立地面積
2
(m )
埋立容量
3
(m )
技術管理者
残余容量
施設の所在地
設置年月日
氏
名
認定番号等
3
(m )
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
2
「残余容量」欄には、当該年度の末日における残余容量を記入すること。
3
「 処 分 業 の 有 無 」 欄 に は 、 法 第 1 4 条 第 6 項 又 は 第 1 4 条 の 4 第 6 項 の 許 可 を 受 け た 業 に 使 用 す る も の に は 「 有 」、 そ う で な い も の に は 「 無 」 を 記 入 す る こ と 。
-1-
処理業
の有無
備考
日
別記第26号様式(第27条関係)
産業廃棄物処理実績報告書(平成
年度分)
年
熊本県知事
月
様
報告者
TEL
〒
FAX
住所
氏名
印
(法人にあっては名称及び代表者の氏名)
平成
年度の産業廃棄物の処理実績について次のとおり報告します。
事業所の所在地
電話番号(
(注)1
2
№
中間処理施設又は
異なる所在地に処理施設がある場合は、別にコピーして記入すること。
(単位:
A
A
t
・
m
3
処理後の産業廃棄物の処分量
)
A
(単位:
A
種
類
1
2
3
4
5
6
合
注1
-
処理施設を設置する所在地ごとに記入すること。
処理した産業廃棄物の種類と年間処理量
最終処分場の種類
)
計
記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
2
この報告書は、当該年度内に処理した産業廃棄物の実績について記入するものであること。
3
「中間処理施設又は最終処分場の種類」欄には、当該年度の処理実績がゼロである施設も記入すること。
4
表頭のA欄には、処理した産業廃棄物の種類ごとに記入すること。
-1-
排出量
t
・
m3
)
処
理
方
法
処分量
日
事前協議の必要性の有無の判断
産業廃棄物の処理の用に供する施設
(指導要綱に基づく手続き)
(紛争予防要綱に基づく手続き)
施設設置に係る事前協議
① 処理業者が設置
② 処理業以外の者が自らの事業場
外に設置
③ 知事が必要と認めた施設
産業廃棄物処理施設
( 法 第 15 条 第 1 項 の 許 可 施 設 )
施設の設置に係る事前協議
① 処理業者が設置
② 処理業以外の者が自らの事業
施設変更に係る事前協議
① 処理業者の施設で下欄のもの
② 処理業以外の者が自らの事業場外に
設置した施設で下欄のもの
・
・
・
・
・
・
・
・
場外に設置
③ 知事が必要と認めた施設
施設変更に係る事前協議
① 処理業者が設置
② 処理業以外の者が自らの事業
場外に設置した施設
*変更の内容については同左
廃棄物の種類の変更
10% 以 上 の 能 力 変 更
施設の位置、処理方式の変更
構造設備に係る変更
排ガス、排水の量・処理方法の変更
排ガス性状、放流水質の自主基準変更
排ガス、放流水の測定頻度の変更
維持管理に係る事項の変更
施設譲受け等に係る事前協議
・ 既存の施設を譲り受けて処理業で使用
する
施設転用に係る事前協議
・ 処理業以外の施設を処理業に使用する
*
処理業以外の者が設置している施設を
処 理 業 以 外 の 者 が 譲 受 け・借 受 け る 場 合 、
譲受け等の事前協議は不要であり、法第
15 条 の 4 に 規 定 す る 譲 受 け 等 の 許 可 申
請のみでよい。
事前協議から処理業許可までの流れ(指導要綱)
【設置者から知事へ】
事業概要書提出
【知事から市町村へ】
【設置者から知事へ】
現地調査
事業計画書提出
内容審査
・書類の差し替え、追加
【設置者】
協議終了
工事着工届
・事前協議書の写しを送付し、生活環境
保全上の見地からの意見を照会
・設置者は市町村に事業計画を説明
【設置者から知事へ】
【設置者】
工事完了届
市町村から意見聴取
完了検査
産業廃棄物処理業許可申請、変更
許可申請又は変更届出
指導要綱に基づく事前協議の流れ
設置者
事業概要書提出
保健所
形式審査・進達
廃対課
市町村
内容審査
現地調査
事業計画書提出
(保健所経由)
計画書提出通知
市町村長へ概要書送付
形式審査・進達
内容審査
計画書送付・意見照会
(保健所経由)
市町村長へ意見照会
計画書送付
計画内容の説明
設置者への市町村
長の意見書写し送付
生活環境保全上の
意見についての回答
意見書への対応書
意見書・対応書の進達
協議終了
終了通知書送付
(保健所経由)
工事着工届
工事着工届出書進達
工事完了報告
工事完了報告書進達
意見書・対応書の審査
協議終了通知
完了検査
(保健所経由)
処理業許可申請、処
理業変更許可申請
又は変更届出
完了確認
処理業の許可等に関する基準
処理業の許可等に関する基準
第1 趣旨
この基準は、熊本県産業廃棄物指導要綱(以下「指導要綱」という。)第8条
の規定に基づき、産業廃棄物処理業及び特別管理産業廃棄物処理業の許可等に
関する必要な事項を定めるものとする。
第2 定義
この基準における用語の定義は、指導要綱第2条に定めるところによるもの
とする。
第3 処理業、再生利用指定業及び再生事業者の登録に係る添付書類
1 法第 14 条第1項に規定する産業廃棄物収集運搬業の許可(法第 14 条の2
第1項の規定に基づく事業範囲の変更許可を含む。)及び許可の更新の申請に
あっては、次の書類及び図面を添付しなければならない。
(1) 収集運搬業の事業計画の概要を記載した書類
(2) 申請者が法人の場合は、定款又は寄付行為の写し及び登記簿謄本
(3) 申請者が個人の場合は、その住民票の写し又は外国人登録証明書の写し
(4) 申請者(法人の場合は、役員並びに次号及び(6)号に記載された者を含
む。)が法第 14 条第5項第2号のイからヘまでに該当しないことを誓約す
る書類
(5) 申請者が法人の場合において、相談役又は顧問等が置かれているときは、
その者の氏名及び住所を記載した書類
(6) 申請者が法人の場合は、株式総数の 100 分の 5 以上の株式を有する株主
又は出資の額の 100 分の 5 以上の額を出資している者の氏名又は名称、住
所及び株式の数又は出資の金額を記載した書類
(7) (財)日本産業廃棄物処理振興センターが実施する産業廃棄物又は特別管
理産業廃棄物の新規許可講習会(更新にあっては更新許可講習会)
「収集運
搬課程」の修了証の写し
(8) 事業の開始に要する資金の総額及びその資金の調達方法を記載した書類
(9) 申請者が法人の場合は、申請する直前 3 年間の各事業年度の貸借対照表、
損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表、法人税(国)の納税証
明書
(10) 申請者が個人の場合は、資産に関する調書、申請する直前 3 年間の所得
税(国)の納税証明書
(11) 申請者が雇用している従業員の氏名、住所、生年月日及び免許等の資格
の種類を記載した書類
(12) 運搬車両、運搬船及び貨車等の運搬施設の前面及び側面方向からのカラ
ー写真
(13) 運搬車両、運搬船及び貨車等の運搬施設の検査証の写し
(14) 申請者の事務所及び事業場の2km 以内の見取図、車庫の平面図及び運
搬船の積み降ろし港の見取図
(15) 申請者が収集運搬の用に供する施設(土地を含む。)の所有権又は使用
権を有することを証する書類(登記簿謄本、使用承諾書又は賃貸借契約書)
(16) 申請者が本県以外の都道府県又は市長からの収集運搬業の許可を受け
ている場合には、その許可証の写し
(17) 変更許可又は許可の更新のときには、変更前及び更新前の許可証
(18) 事業の用に供する施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図、
構造図及び設計計算書並びに当該施設の付近の見取図。
法第 14 条第 6 項に規定する産業廃棄物処分業の許可(法第 14 条の2第 1
項の規定に基づく事業範囲の変更許可を含む)及び許可の更新の申請にあっ
ては、次の書類及び図面を添付しなければならない。
(1) 処分業の事業計画の概要を記載した書類
(2) 申請者が法人の場合は、定款又は寄付行為の写し及び登記簿謄本
(3) 申請者が個人の場合は、申請者の住民票
(4) 申請者(法人の場合は、役員並びに次号及び(6)号に記載された者を含む)
が法第 14 条第5項第2号のイからヘまでに該当しない旨を記載した書類
(5) 申請者が法人の場合において、相談役又は顧問等が置かれているときは、
その者の氏名及び住所を記載した書類
(6) 申請者が法人の場合は、株式総数の 100 分の 5 以上の株式を有する株主
又は出資の額の 100 分の 5 以上の額を出資している者の氏名又は名称、住
所及び株式の数又は出資の金額を記載した書類
(7) 中間処理によって新たに産業廃棄物が生じる場合は、その産業廃棄物の
処分方法を記載した書類
(8) 海洋投入処分業を行う場合は、海洋汚染及び海上災害の防止に関する法
律第 13 条に規定する廃棄物排出船の登録済証の写し
(9) (財)日本産業廃棄物処理振興センターが実施する産業廃棄物又は特別管
理産業廃棄物の新規許可講習会(更新にあっては更新許可講習会)
「処分課
程」の修了証の写し
(10) 事業の開始に要する資金の総額及びその資金の調達方法を記載した書
類
2
(11) 申請者が法人の場合は、申請する直前 3 年間の各事業年度の貸借対照表、
損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表、法人税(国)の納税証
明書
(12) 申請者が個人の場合は、資産に関する調書、申請する直前 3 年間の所得
税(国)の納税証明書
(13) 申請者の事務所及び事業場の2km 以内の見取図
(14) 申請者が雇用している従業員の氏名、住所、生年月日及び免許等の資格
の種類を記載した書類
(15) 海洋投入処分業は海洋投入処分の場所の位置を明示した位置図
(16) 事業のように供する施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図、
構造図及び設計計算書。また、埋立処分場は、周囲の地形、地質及び地下
水の状況を明らかにする書類及び図面
(17) 申請者が前号に掲げる処分施設(土地を含む。)の所有権又は使用権を
証する書類
(18) 変更許可又は許可の更新のときには、変更前及び更新前の許可証
3 法第 14 条の4第1項に規定する特別産業廃棄物収集運搬業の許可(法第 14
条の5第 1 項の規定に基づく事業範囲の変更許可を含む。)及び許可の更新の
申請にあっては、次の書類及び図面を添付しなければならない。
(1) 収集運搬業の事業計画の概要を記載した書類
(2) 申請者が法人の場合は、定款又は寄付行為の写し及び登記簿謄本
(3) 申請者が個人の場合は、その住民票の写し又は外国人登録証明書の写し
(4) 申請者(法人の場合は、役員並びに次号及び(6)号に記載された者を含
む。)が法第 14 条第5項第2号のイからヘまでに該当しない旨を記載した
書類
(5) 申請者が法人の場合において、相談役又は顧問等が置かれているときは、
その者の氏名及び住所を記載した書類
(6) 申請者が法人の場合は、株式総数の 100 分の 5 以上の株式を有する株主
又は出資の額の 100 分の 5 以上の額を出資している者の氏名又は名称、住
所及び株式の数又は出資の金額を記載した書類
(7) (財)日本産業廃棄物処理振興センターが実施する特別管理産業廃棄物の
新規許可講習会(更新にあっては更新許可講習会)
「収集運搬課程」の修了
証の写し
(8) 事業の開始に要する資金の総額及びその資金の調達方法を記載した書類
(9) 申請者が法人の場合は、申請する直前 3 年間の各事業年度の貸借対照表、
損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表、法人税(国)の納税証
明書
(10) 申請者が個人の場合は、資産に関する調書、申請する直前 3 年間の所得
税(国)の納税証明書
(11) 申請者が雇用している従業員の氏名、住所、生年月日及び免許等の資格
の種類を記載した書類
(12) 運搬車両、運搬船及び貨車等の運搬施設の前面及び側面方向からのカラ
ー写真
(13) 運搬車両、運搬船及び貨車等の運搬施設の検査証の写し
(14) 申請者の事務所及び事業場の2km 以内の見取図、車庫の平面図及び運
搬船の積み降ろし港の見取図
(15) 申請者が収集運搬の用に供する施設(土地を含む。)の所有権又は使用
権を有することを証する書類(登記簿謄本、使用承諾書又は賃貸借契約書)
(16) 許可申請する特別管理産業廃棄物の溶出試験結果及び含有試験結果(液
状物に限る。)
(17) 申請者が本県以外の都道府県又は市長からの収集運搬業の許可を受け
ている場合には、その許可証の写し
(18) 変更許可又は許可の更新のときには、変更前及び更新前の許可証
(19) 事業の用に供する施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図、
構造図及び設計計算書並びに当該施設の付近の見取図。
法第 14 条の4第 6 項に規定する特別管理産業廃棄物処分業の許可(法第
14 条の5第1項の規定に基づく事業範囲の変更許可を含む。)及び許可の更新
の申請にあっては、次の書類及び図面を添付しなければならない。
(1) 処分業の事業計画の概要を記載した書類
(2) 申請者が法人の場合は、定款又は寄付行為の写し及び登記簿謄本
(3) 申請者が個人の場合は、その住民票の写し又は外国人登録証明書の写し
(4) 申請者(法人の場合は、役員並びに次号及び(6)号に記載された者を含む)
が法第 14 条第5項第2号のイからヘまでに該当しない旨を記載した書類
(5) 申請者が法人の場合において、相談役又は顧問等が置かれているときは、
その者の氏名及び住所を記載した書類
(6) 申請者が法人の場合は、株式総数の 100 分の 5 以上の株式を有する株主
又は出資の額の 100 分の 5 以上の額を出資している者の氏名又は名称、住
所及び株式の数又は出資の金額を記載した書類
(7) 中間処理によって新たに産業廃棄物が生じる場合は、その産業廃棄物の
処分方法を記載した書類
(8) (財)日本産業廃棄物処理振興センターが実施する特別管理産業廃棄物の
4
新規許可講習会(更新にあっては更新許可講習会)
「処分課程」の修了証の
写し
(9) 事業の開始に要裏する資金の総額及びその資金の調達方法を記載した書
類
(10) 申請者が法人の場合は、申請する直前 3 年間の各事業年度の貸借対照表、
損益計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表、法人税(国)の納税証
明書
(11) 申請者が個人の場合は、資産に関する調書、申請する直前 3 年間の所得
税(国)の納税証明書
(12) 申請者の事務所及び事業場の2km 以内の見取図
(13) 申請者が雇用している従業員の氏名、住所、生年月日及び免許等の資格
の種類を記載した書類
(14) 事業のように供する施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図、
構造図、及び設計計算書。また、埋立処分場は、周辺の地形、地質及び地
下水の状況を明らかにする書類及び図面
(15) 申請者が前号に掲げる処分施設(土地を含む。)の所有者権又は使用権
を証する書類
(16) 処分する特別産業廃棄物の性状の分析を行う設備の概要を記載した書
類
(17) 処分する特別管理産業廃棄物の性状の分析を行う者が、当該分析につい
て十分な知識及び技能を有することを証する書類
(18) 変更許可又は許可の更新のときには、変更前及び更新前の許可証
5
熊本県廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行細則(以下「細則」という。)
第8条第1項及び第3項に規定する「再生利用個別指定業指定申請書」及び
「再生利用個別指定業変更指定申請書」には、次の書類及び図面を添付しな
ければならない。
(1) 事業計画の概要を記載した書類
(2) 取引関係を記載した書類
(3) 再生施設における生活環境保全上の対策を記載した書類
(4) 再生活用において生ずる廃棄物の処理方法を記載した書類
(5) 再生活用業者が再生輸送を委託する場合は、委託関係を記載した書類
(6) 再生輸送業者が申請する場合は、再生活用業者との委託関係を記載した
書類
(7) 申請者が法人の場合は、その法人の定款又は寄付行為の写し及び登記簿
謄本
(8) 申請者が個人の場合は、その住民票又は外国人登録証の写し
(9) (財)日本産業廃棄物処理振興センターが実施する産業廃棄物又は特別管
理産業廃棄物の新規許可講習会(更新にあっては更新許可講習会)
「収集運
搬課程及び処分課程」の講習会の修了証の写し
(10) 申請者が法人の場合において、相談役又は顧問が置かれているときは、
その者の氏名及び住所を記載した書類
(11) 申請者が法人の場合は、株式総数の 100 分の5以上の株式を有する株主
又は出資の額の 100 分の5以上の額を出資しているものの氏名又は名称、
住所及び株式の数又は出資の金額を記載した書類
(12) 経理的基礎に関する書類
(13) 事業の用に供する施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図、
構造図及び設計計算書並びに当該施設の2km 以内の見取図
(14) 前号の施設の設置される土地の所有権又は使用権を証する書類
(15) 申請者の事務所及び事業場の2km 以内の見取図
(16) 「再生輸送」を行う申請者にあっては、使用する運搬施設の前後各 45
度方向からのカラー写真及び検査証の写し
(17) 前号の運搬施設の保管庫の見取図
(18) 申請者が雇用している従業員の氏名、住所、生年月日、職名及び免許等
の資格の種類を記載した書類
6 細則第 14 条第1項に規定する「廃棄物再生事業者登録申請書」には、次の
書類及び図面を添付しなければならない。
(1) 事業計画の概要を記載した書類
(2) 事業の用に供する施設の構造を明らかにする平面図、立面図、断面図、
構造図及び設計計算書
(3) 申請者が法人の場合は、その法人の定款又は寄付行為の写し及び登記簿
謄本
(4) 申請者が個人の場合は、その法人の住民票又は外国人登録証の写し
(5) 経理的基礎に関する書類
(6) (財)日本産業廃棄物処理振興センターが実施する産業廃棄物又は特別管
理産業廃棄物の新規講習会の「処分課程」の講習会の修了証の写し
(7) 申請者が法人の場合において、相談役又は顧問等が置かれているときは、
その者の氏名及び住所を記載した書類
(8) 申請者が法人の場合は、株式総数の 100 分の5以上の株式を有する株主
又は出資の額の 100 分の5以上の額の出資をしている者の氏名又は名称、
住所及び株式の数又は出資の金額を記載した書類
(9) 申請者の事務所及び事業場の2km 以内の見取図
(10) 申請者が雇用している従業員の氏名、住所、生年月日、職名及び免許等
の資格の種類
(11) 廃棄物再生事業によって新たな産業廃棄物が生じる場合は、その産業廃
棄物の処分方法を記載した書類
第4 廃棄物処理事業を行うに足りる技術的能力を説明する書類
産業廃棄物処理業及び特別管理産業廃棄物処理業の新規許可又は許可の更新
において添付する書類のうち、法施行規則第9条の2第2項第4号及び第 10 条
の4第2項第6号に規定する「当該事業を行うに足りる技術的能力を説明する
書類」は、次の要件を満足する講習の修了証の写しを添付しなければならない。
なお、細則に規定する「再生指定業及び再生輸送業」及び「再生事業者の登録」
に関する講習会の修了証も次の要件を満足しなければならない。
1 (財)日本産業廃棄物処理振興センターが実施する許可申請に関する講習会
の修了証とし、修了者は次に該当する者とする。
(1) 申請者が法人である場合には、その代表者若しくはその業務を行う役員
又は業を行おうとする区域に存する事業場の代表者
(2) 申請者が個人である場合には、当該者又は業を行おうとする区域に存す
る事業場の代表者
2 「新規の許可講習会の修了証」については、許可申請の日から起算して5
年前の日以降許可申請の日までに修了していること。なお、既に個人名で許
可を有する者が代表者となり、法人化して新規に許可申請する場合はこの限
りでない。
3 更新許可申請に伴う「更新の許可講習会」の修了証については、許可の更
新の日から起算して2年前の日以降更新許可申請の日までに修了しているこ
と。なお、更新許可講習会に代わって新規許可講習会を受講した者は、許可
更新の日から起算して2年前の日以降更新許可申請の日までに修了している
こと。
4 「新規又は更新の許可講習会の修了者」は、許可を受ける法人又は個人の
複数の許可業者の修了者を兼務することができないものとする。
第5 運搬車両等の所有者の限定
産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の収集運搬に供する運搬車両は、次の要
件を満たすこととする。
1 道路運送車両法に基づく「自動車の登録及び検査に関する申請書等様式を
定める省令(昭和 45 年2月 20 日運輸省令第8号)第3条に規定する第 15 号
様式(軽自動車を除く一般車両)並びに道路運送車両法の一部を改正する法
律の施行に伴う経過措置定める省令(昭和 48 年9月 28 日運輸省令第 32 号)
第1条第2項に規定する第5号様式(軽自動車)」に規定する自動車検査証に
掲げる「所有者の名称」(「所有者の名称」及び「使用者の名称」のいずれに
も記載がある場合は「使用者の名称」)に、許可申請を行うその法人の名称又
は個人名が記載されていること。
2 他の者が所有する車両を使用して収集運搬を行おうとする場合は、文書に
よる庸車契約等を行い、かつ、庸車契約等を行った車両のみ(運転手は除く。)
を使用するものとする。
3 運搬船及び貨車等についても、前二項と同様とする。
第6 運搬施設及び運搬容器の使用に際しての併用基準
産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の収集運搬を行うに当たっては、産業廃
棄物と特別管理産業廃棄物を同一の運搬車両又は運搬施設に混載して運搬して
はならないものとする。ただし、他の産業廃棄物が混じらないように荷台を仕
切る設備及び専用タンク等の施設を有する場合は、この限りでない。
第6の2 収集運搬車両の併用使用の基準
産業廃棄物と一般廃棄物を、同一の運搬車両に混載して運搬してはならない
ものとする。
第7 産業廃棄物の運搬に伴う車両と容器の基準
産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の運搬には、廃棄物が飛散及び流出しな
いよう廃棄物の種類ごとに、次のような運搬施設を使用しなければならない。
1 液状、粉状及び粒状等の廃棄物を運搬する場合には、次の運搬車両及び運
搬容器等を使用すること。
(1) 常温において液状の廃棄物(廃油、廃酸、廃アルカリ等)は、その液状
に応じて専用の運搬車(タンク車、ローリー車、バキュームカー等)を使
用すること。
(2) 泥状の廃棄物(液状の汚泥、動植物性残さ等)は、汚水もれを防止する
構造のダンプ車又は清掃車等を使用すること。
(3) 粉粒状の廃棄物(鉱さい、ばいじん等)は、バルク車又は天蓋付ダンプ
等を使用すること。
2 運搬容器を使用して廃棄物を運搬するときは、次の運搬容器を使用するこ
と。また、運搬容器は廃棄物が飛散、流出されないように、荷台に固定して
運搬できる金具等の設備を有するとともに、運搬中には運搬容器を金具等で
固定していなければならない。
(1) 金属製容器(ドラム缶、灯油缶等)を使用して運搬する廃棄物は、廃油、
鉱さい、燃え殻及び液状の廃プラスチック類(塗料系)等とする。
(2) 金属製のタンク(ステンレス製、アルミ製等)を使用して運搬する廃棄
物は、廃油、廃酸、廃アルカリ及び泥状の廃棄物とする。
(3) 樹脂製のタンク(FRP、エポキシ、メタリコン等の内面処理が施されて
いるもの。)を使用し、トラックの荷台に固定して運搬する廃棄物は、廃油、
廃酸、廃アルカリ及び泥状の廃棄物等とする。
3 特別管理産業廃棄物のうち、感染性産業廃棄物を運搬する運搬車両等は、
次のような構造を有するものとする。
(1) 運搬車両は、保冷車又は金属製の屋根がついたボックスタイプ等の密閉
構造式のものとする。
(2) 車両は、運転席と荷台が仕切られている構造とする。
(3) 感染性廃棄物の容器が車両等より落下し、及び悪臭が漏れるおそれのな
い構造を有するものとする。
(4) 専用の運搬車両等を使用する、又は運搬車両等に仕切りを設ける等の措
置を講じるものとする。
4 特別管理産業廃棄物のうち、感染性産業廃棄物の収集運搬を行う場合は、
次の(1)から(3)の容器に収納し密閉して運搬を行うものとする。
(1) 「注射針、メス等の鋭利なもの」は、金属製、プラスチック製等で危険防
止のために耐貫通性のある堅牢な容器を使用し、黄色のバイオハザードマ
ークをつけた容器を使用すること。
(2)「液状、泥状のもの」は、廃液等が漏洩しない密閉容器を使用し、赤色の
バイオハザードマークを付けた容器を使用すること。
(3)「固形状のもの」は、丈夫なプラスチック袋を二重にして使用するか、堅
牢な容器を使用し、橙色のバイオハザードマークを付けた容器を使用する
こと。
5 その他の廃棄物の運搬にあたっては、廃棄物が運搬中に飛散及び流出しな
いように覆い等を使用して運搬しなければならない。ただし、運搬容器等で
運搬する場合は除くものとする。
第7の2 収集運搬車両を限定した産業廃棄物の種類
産業廃棄物収集運搬業に使用する運搬車両で、自動車検査証の備考の「その
他の検査事項」欄に「積載物は、土砂等以外のものとする」となっている運搬
車両では、次の産業廃棄物を収集運搬してはならない。また、産業廃棄物収集
運搬業の許可業の申請時においても同様とする。
(1) がれき類
(2) 鉱さい
(3) ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず
(4) 燃え殻(石炭がらに限る。)
※(土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止等に関する特別措置
法(昭和 42 年法律第 131 号)の規定を準用)
第7の3 産業廃棄物の収集運搬に伴う積替保管の基準
産業廃棄物の収集・運搬に伴う積替保管を行う場合は、次によるものとする。
(1) 当該保管する産業廃棄物の数量が、当該保管の場所における1日当たり
の平均的な搬出量に7を乗じて得られる数値(保管上限)を超えないよう
にすること。
(2) あらかじめ、積替えを行った後の運搬先が定められていること。
(3) 搬入された産業廃棄物の量が、積替えの場所において適切に保管できる
量を超えるものでないこと。
(4) 搬入された産業廃棄物の性状に変化が生じないうちに搬出すること。
(5) 廃棄物の種類に応じた保管基準を満たすこと。
(6) 保管場所での選別、前処理などを行わないこと。
(7) 排出事業者ごとの廃棄物の保管、把握ができること。
(8) 計量器等によって受入量、搬出量が把握できること。
2 特別管理産業廃棄物の収集・運搬に伴う積替保管の基準は、産業廃棄物の
収集・運搬に伴う積替保管の基準以外に次の基準を満たすものとする。
(1) 積替えの場所には、特別管理産業廃棄物が、その他の物と混合するおそ
れのないように、仕切りを設けるなど必要な措置を講ずること。ただし、
感染性産業廃棄物と感染性一般廃棄物とが混合する場合であって、当該感
染性廃棄物以外の物が混入するおそれのない場合は、この限りではない。
(2) 廃棄物の種類に応じた保管基準を満たすこと。
(3) 保管場所での選別、前処理などを行わないこと。
(4) 排出事業者ごとの廃棄物の保管、把握ができること。
(5) 計量器等によって受入量、搬出量が把握できること。
第8 埋立物の確認による埋立処分
産業廃棄物処分業のうち安定型埋立処分を行う者は、当該安定型埋立処分場
に安定型産業廃棄物以外の廃棄物が混入しないよう、安定型埋立処分場内に「埋
立物を確認する場所」を設置し、搬入する産業廃棄物をあらかじめ確認する場
所に展開して安定型産業廃棄物であることを確認したのちに、ブルドーザ等で
押して埋立処分しなければならない。
第9 計量器の設置
産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の処分業を行う者は、処分施設を設置す
る場所内に「廃棄物の計量」を行う計量記録装置を設置しなければならない。
第10 屋号の使用
1 産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物の収集運搬業又は処分業を個人で行う
者のなかで、屋号の使用を希望する者は、収集運搬業の許可の申請を行う際
に、別に定める届出用紙により届出を行わなければならない。また、既存の
処理業者で新たに屋号の使用を希望する者は、別に定める届出用紙により届
出を行わなければならない。
2 前項の規定に基づき屋号を使用している者で、当該屋号の変更を希望する
者は別に定める届出用紙により届出を行わなければならない。
3 第1項及び第2項の規定に基づき屋号を使用している者は、当該屋号を廃
止したときは。別に定める届出用紙により、当該変更又は廃止の日から 10 日
以内に届出を行わなければならない。
第11 損害賠償責任保険への加入
処分業のうち、法施行令第7条に規定する産業廃棄物処理施設を設置する者
は、処分業の許可を申請するときに、損害賠償責任保険に加入したことを証す
る書類を添付しなければならない。
(特別管理)産業廃棄物処理業の屋号の使用・変更届出
熊本県知事
平成
年
(
(
)
)
氏
名
印
産業廃棄物・特別管理産業廃棄物 収集運搬・処分
変更したいので下記のとおり届出ます。
号 平成
年
月
日
変 更 ・ 廃 止 年 月 日 平成
年
月
日
可
番
旧屋号
使用・ 変更する屋号
新屋号
理
由
備
考
※
日
様
(届出者)〒
TEL
FAX
住 所
許
月
変更の場合は、許可証を添付する。
業に係る屋号を使用・
許可番号
第
号
(特別管理)産業廃棄物処理業の屋号の廃止届出
熊本県知事
氏
産業廃棄物・特別管理産業廃棄物
とおり廃止したいので届出ます。
月
日
変 更 ・ 廃 止 年 月 日 平成
年
月
日
廃 止 す る 屋 号
理
由
備
考
※
)
)
月
日
印
収集運搬・処分
年
番
(
(
名
号 平成
可
年
様
(届出者)〒
TEL
FAX
住 所
許
平成
変更の場合は、許可証を添付する。
業に係る屋号を下記の
許可番号
第
号
処理施設の維持管理に関する基準
処理施設の維持管理に関する基準
第1
趣旨
この基準は、熊本県産業廃棄物指導要綱(以下「指導要綱」という。)第9条
の規定により、処理施設の維持管理に関し必要な事項を定める。
第2
定義
この基準における用語の定義は、指導要綱第2条に定めるもののほか、廃棄
物の処理及び清掃に関する法律施行規則(昭和 46 年厚生省令第 35 号。)、一般
廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める
省令(昭和 52 年総理府・厚生省令第1号。)の例によるものとする。
第3
収集運搬及び再生輸送に関する維持管理基準
1
飛散、流出防止
産業廃棄物を飛散又は流出させないため、次のことを守らなければならない。
(1) 産業廃棄物の収集運搬又は再生輸送は、許可基準の第7に規定する産業
廃棄物の運搬に伴う車両と容器を使用すること。
(2) 液状産業廃棄物及び特別管理産業廃棄物を容器に入れて収集運搬又は再
生輸送を行う場合は、当該容器は、容器の内部を防食又は防油加工を施し
た堅牢な容器を使用し、当該容器が転倒しないように荷台に固定すること。
(3) 産業廃棄物を車両に直接積載する場合は、荷台の高さより産業廃棄物を
高く積載しないこと。
2
混載の禁止
収集運搬又は再生輸送する同一の車両には、種類の異なる産業廃棄物及び特
別管理産業廃棄物を混載して運搬してはならない。ただし、次の産業廃棄物を
運搬する場合は、この限りでない。
(1) がれき類、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずを
運搬する場合
(2) 産業廃棄物を運搬する車両の荷台に仕切を設けて廃プラスチック類及び
ゴムくずを運搬する場合
(3) 産業廃棄物を運搬する車両の荷台に仕切を設けて木くず、紙くず及び繊
維くずを運搬する場合
3
産業廃棄物の収集運搬に係る表示
収集運搬又は再生輸送に使用する車両には、規則第7条の2の2第1項から
第3号に定める表示をしなければならない。
4
許可書(指定証)
収集運搬又は再生輸送に使用する車両には、許可証又は指定証の写しを運転
席に備えなければならない。
5
関係法令による規制
次に掲げる法令のほか、交通法規その他の関係法規を守らなければならない。
(1) がれき類、鉱さい又はガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずの
収集運搬又は再生輸送に当たっては、土砂等を運搬する大型自動車による
交通事故の防止等に関する特別措置法(昭和 42 年法律第 131 号)に基づ
く土砂等運搬禁止車両に積載し、運搬車両として使用しないこと。
(2) 消防法(昭和 23 年法律第 186 号)に規定する危険物に該当する産業廃
棄物の収集運搬又は再生輸送は、同法に規定する運搬車両の構造基準を満
足させるとともに、車両に危険物取扱者の同乗及びあらかじめ危険物の免
許取得した者に運転を行わせること。
(3) 毒物及び劇物取締法(昭和 25 年法律第 303 号)に規定する毒物又は劇
物に該当する産業廃棄物の収集運搬又は再生輸送は、容器の表示、車両の
標識、交替運転者等の同乗、保護具の搭載、所定の事項を記載した書面の
携行等、同法に基づく政令で定める基準に適合するよう行うこと。
(4) 運搬車両の自動車検査証に記載されている最大積載量を超えて積載しな
いこと。ただし、道路交通法(昭和 35 年法律第 105 号)第 57 条第3項の
規定による出発地警察署長の許可を受けた場合は除くものとする。
第4
1
保管施設・積替え保管施設の維持管理基準
共通基準
保管施設・積替え保管施設に共通する維持管理基準は、次のとおりとする。
また、産業廃棄物が飛散、流出、地下浸透、悪臭発散又は施設に異常が生じた
場合は、産業廃棄物の取扱業務をただちに停止し、速やかに改善措置を講ずる
こと。なお、事故等の報告は、要綱の規定に基づき速やかに行うこと。
(1)設備等に関する基準
ア 次の事項は毎日確認すること。
(ア) 立札、囲い等に破損や損傷等がないこと。
(イ) 保管施設・積替え保管施設の周囲に設置してある雨水排水路に堆積し
た土砂等は排除し、常に雨水排水路には土砂が溜まっていないこと。
イ 保管施設・積替え保管施設内を常に清潔に保つように努めること。
ウ 立札の記載事項に変更が生じた場合は、速やかに書き替えること。
エ 水質観測井戸は、年 2 回以上井戸水を採取し、表 11 に掲げる項目の中か
ら関連する項目の水質分析を行い地下水が汚染されていないことを確認す
ること。この場合において、水質及び有害物質が、環境基本法に基づく「地
下水の水質汚濁に係る環境基準」及び水道法に定める「水質基準」を超え
た場合には、保管、積替え作業をただちに停止し、管轄の保健所に報告す
るとともに改善措置について協議し、速やかに改善措置を講ずること。
(2)作業上の基準
保管施設・積替え保管作業上の維持管理基準は、次のとおりとする。
ア 産業廃棄物の保管・積替えは、保管・積替え施設内で行うこと。
イ 業廃棄物の保管・積替えは、産業廃棄物及びその保有水を飛散、流出又
は地下浸透させないこと。
ウ 産業廃棄物の保管施設・積替え保管施設から、施設外へ悪臭又は粉じん
等を発生させないこと。
エ 産業廃棄物の保管施設・積替え保管施設には、ねずみ、蚊、はえその他
の害虫が発生しないように薬剤の散布その他必要な措置を講ずること。
オ 感染性産業廃棄物の保管施設・積替え保管施設は、定期的に消毒するこ
と。
(3)維持管理の記録
保管施設・積替え保管施設の維持管理に関する記録は、表2により毎日行い、
その結果を月及び年ごとにまとめるとともに5年間保存すること。
(4)産業廃棄物の収集又は運搬に伴う積替えのための保管上限
ア 事業者等は、産業廃棄物の保管を行う場合には、当該保管する産業廃棄
物の数量が、当該保管の場所における1日当たりの平均的な搬出量に7を
乗じて得られる数量を超えないようにすること。
イ アの場合において、船舶を用いて産業廃棄物を運搬する場合であって、
当該産業廃棄物に係る当該船舶の積載量が、当該産業廃棄物に係る積替え
のための保管上限を上回るときは、該当産業廃棄物に係る該当船舶の積載
量を以て保管上限とする。
2
個別基準
保管施設・積替え保管施設の維持管理基準は、共通基準に定めるもののほか、
次のとおりとする。
(1)液状の産業廃棄物(液状の特別管理産業廃棄物を含む。)の保管施設・積替
え保管施設に係る確認事項
ア 保管槽による場合は、当該保管槽に亀裂や損傷等がないこと。なお、廃
酸、廃アルカリ又は廃油等の液状の産業廃棄物の保管槽にあっては、流出
防止堤に亀裂や損傷等がなく、吸着剤又は中和剤等に使用する薬剤が、常
に必要量備えてあること。
イ 容器による場合は、容器及び流出防止堤に亀裂や損傷がないこと。
ウ 屋根に漏水や損傷等がないこと。
(2)特別管理産業廃棄物(液状を除く。)の保管施設・積替え保管施設に係る
確認事項
ア 外周仕切設備に亀裂や損傷等がないこと。
イ 特別管理産業廃棄物からの保有水が確実に集水され、かつ、適切に処理
されること。
(3)感染性産業廃棄物の保管施設・積替え保管施設に係る確認事項
ア 外周設備に亀裂や損傷等がないこと。
イ 保管・積替えの期間は、できるだけ短期間とし施設に感染性産業廃棄物
が搬入されている期間は、冷房等を行い感染性産業廃棄物が腐敗しないよ
うにすること。
ウ 感染性産業廃棄物からの保有水が確実に集水され、かつ、適正に処理さ
れること。
(4)がれき類又はガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずの保管施設・
積替え保管施設に係る確認事項
ア 外周仕切設備に損傷等がないこと。
(5)廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、紙くず、木くず又は繊維くず
の保管施設・積替え保管施設に係る確認事項
ア 外周仕切設備に損傷等がなく、かつ、雨水が当該産業廃棄物に直接かか
らない状態であること。
(6)脱水ケーキ等の保管施設・積替え保管施設に係る確認事項
ア 外周仕切設備に亀裂や横傷等がないこと。
イ 屋根に漏水や損傷等がないこと。
ウ 脱水ケーキ等からの保有水が確実に集水され、かつ、適正に処理される
こと。
第5
1
中間処理施設の維持管理基準
共通基準
中間処理施設に共通する維持管理基準は、次のとおりとする。なお、産業廃
棄物が飛散、流出、地下浸透、悪臭発散又は施設に異常が生じた場合は、産業
廃棄物の取扱業務をただちに停止し、速やかに改善措置を講ずること。また、
事故等の報告は、要綱の規定に基づき速やかに行うこと。
(1)設備等に関する基準
ア 次のことについては、毎日確認すること。
(ア) 建屋に漏水、破損及び損傷等がないこと。
(中間処理施設の主要設備を
建屋内に設置している場合に限る。)
(イ) 架台、床、地盤面等に破損や損傷等がないこと。
(ウ) 立札、囲い等に破損や損傷等がないこと。
(エ) 受入れ設備及び貯留設備から、産業廃棄物又はその保有水が飛散、流
出又は地下浸透していないこと。
イ 技術管理者等による主要設備の定期的な機能点検を、毎月1回以上行う
こと。
ウ 主要設備の機能を維持するため、2年に1回以上、専門的な技術のある
者(メーカーを含む。)による精密機能検査を行うこと。ただし、天日乾燥
等の機械的な操作を行わない施設は除くものとする。
エ 立札の記載事項に変更が生じた場合は、速やかに書き替えること。
オ 施設から排水を放流する場合は、表3に掲げる基準に適合するよう排水
処理設備の維持管理を行うこと。
カ 施設から排ガスを排出する場合は、表4に掲げる基準に適合するよう排
ガス処理設備の維持管理を行うこと。また、熊本県生活環境の保全等に関
する条例(以下「条例」という。)に定めるばい煙発生施設又は粉じん発生
施設から生じるばい煙及び粉じんは、表4、5に掲げる基準に適合するよ
う維持管理を行うこと。
キ 施設から発する騒音、振動又は騒音規制法、振動規制法及び条例に定め
る騒音に係る特定施設を有する場合は、表6に掲げる基準に適合するよう
騒音防止設備又は振動防止設備の維持管理を行うこと。
ク 施設から発生する悪臭は、表7に掲げる基準に適合するよう悪臭防止措
置又は消臭設備等を設けること。
ケ 薬剤等を使用する場合には、薬液等の貯留設備及び薬剤等の流出防止堤
を設けること。
コ 各設備の維持管理状況を確認するための検査等は、次のとおりとする。
(ア) 水質観測井戸は、年2回以上地下水を採取し、表 11 掲げる項目の中か
ら中間処理した廃棄物に関連する項目で水質分析を行い地下水が汚染さ
れていないことを確認すること。
(イ) 排水を放流する施設は、年2回以上放流水を採水し、表3に掲げる項
目で水質分析を行い排水処理設備が正常に機能していることを確認する
こと。
(ウ) 排ガスを排出する施設は、年2回以上排ガス調査を実施し、排ガス処
理設備が正常に機能していることを確認すること。
(エ) (ア)、(イ)又は(ウ)において、有害物質等に係る異常が認められるときは、
ただちに管轄保健所を経由して廃棄物対策課に報告し、改善措置につい
て協議後速やかに改善を行うこと。また、それ以外の項目について、異
常が認められた場合は、速やかに改善措置を講ずること。なお、改善が
終了したときは、必要な水質及び排ガス等の検査を実施し改善を確認す
ること。
(オ) 排水処理設備又は排ガス処理設備の機能検査等において異常が認めら
れた場合は、早急に改善を図るとともに、改善後はただちに放流水又は
排ガスについて必要な検査を実施し、改善を確認すること。
(カ) 騒音規制法、振動規制法及び条例に定める特定施設を設置する施設は、
敷地境界線上において騒音又は振動の大きさを毎月1回以上測定するこ
と。
(キ) 悪臭については、適宜必要な悪臭物質を測定すること。
(ク) 粉じん等については、適宜散水又は覆いを被せるなど粉じん対策を行
うこと。
(2)作業上の基準
中間処理施設に共通する作業上の維持管理基準は、次のとおりとする。なお、
異常が認められた場合は、速やかに必要な設備を設けること。
ア 処理施設への産業廃棄物の投入量は、許可又は届出を行った処理能力を
超えないこと。
イ 作業中において産業廃棄物を飛散又は流出させないこと。なお、産業廃
棄物を飛散又は流出させる等の異常な状態が生じたときは、ただちに処理
施設の運転を停止し、又は作業を中止し、飛散及び流出した産業廃棄物の
回収その他生活環境の保全上必要な改善措置を講ずること。
ウ 作業中において産業廃棄物(保有水を含む。)の地下浸透及び悪臭の発生
を防止すること。なお、悪臭の発生状況については、測定計器以外にも人
の感覚等により確認する等客観的な判断も考慮すること。
エ 騒音又は振動の特定施設の設置の有無にかかわらず、作業中における著
しい騒音や振動の発生により施設の周辺環境を損わないように行うこと。
オ 作業場には、蚊、はえ等の害虫が発生しないように行うこと。
カ 構内、搬入道路及びその周辺の清潔を保特すること。
キ 洗車設備を有する場合は、当該設備から生ずる汚水等は適正に処理する
こと。
ク pH 計、COD 計、電気伝導率計、騒音計及び振動計等の較正は定期的に
行うこと。特に経時的誤差の生じやすい計測器にあっては、測定前に較正
を行った後使用すること。
(3)産業廃棄物の処分のための保管数量の上限
ア 事業者等は、産業廃棄物の保管を行う場合には、当該保管する産業廃棄
物の数量が、当該産業廃棄物に係る処理施設の1日当たりの処理能力に相
当する数量に 14 を乗じて得られる数量を超えないようにすること。
イ アにおいて、処理施設に船舶を用いて産業廃棄物を運搬する場合であっ
て、当該産業廃棄物に係る当該船舶の積載量が当該産業廃棄物に係る処分
又は再生のための保管上限を超えるときは、当該産業廃棄物に係る当該船
舶の積載量とアの規定による数量に1/2を乗じて得た数量とを合算した
数量とする。
ウ 事業者にあっては、アにおいて、処理施設の定期的な点検又は修理(実
施時期及び期間があらかじめ定められ、かつ、その期間が 14 日を超えるも
のに限る。以下「定期点検等」という。)の期間中に産業廃棄物を保管する
場合は、当該産業廃棄物に係る処理施設の1日当たりの処理能力に相当す
る数量に定期点検等の開始の日から経過した日数を乗じて得た数量とアの
規定により得られた数量に1/2を乗じて得た数量とを合算した数量とす
る。
エ ウの場合において、当該定期点検等が終了した日に保管されている当該
産業廃棄物の数量が、アの規定による数量を超えているときにおける当該
保管する産業廃棄物の数量については、当該現に保管されている数量を超
えない数量とし、当該定期点検等が終了した日の翌日から起算して 60 日以
内に、アの規定による数量を超えないようにすること。
(4)記録
すべての中間処理施設に共通する維持管理の記録は、次により行うこと。
ア 処分の記録
(ア) 処分した産業廃棄物は、毎日、その種類、性状及び種類ごとの量並び
に処分年月日等を帳簿に記載すること。
(イ) (ア)の帳簿の様式は表 13-3あるいは、これに準じたものとし、毎月整
理するとともに、1年ごとに閉鎖し、5年間保存すること。
(ウ) 事業者等においては、マニフェストを(ア)の帳簿に代えることができる
が、マニフェストは産業廃棄物の種類ごとに、毎月集計し1年ごとに閉
鎖し、5年間保存すること。
イ 点検等の記録
施設の維持管理に関する記録は、中間処理施設の種類に応じ、表8-1
から表8-11 までの維持管理記録表により毎日行い、毎月整理するととも
に、1年ごとに閉鎖し、5年間保存すること。
ウ 検査等の記録
検査等の記録の結果は、1年ごとに閉鎖し、5年間保存すること。
(5)報告
再生利用を目的とした中間処理施設にあっては、産業廃棄物の受入量、処理
量及び再生品の製造量、出荷量、又は処理後の産業廃棄物の発生量、処分量等
について、処分・製造した月の翌月の 10 日までに「別記第1号様式」により、
当該処理施設の所在地を管轄する保健所長を経由して、知事に報告しなければ
ならない。ただし、熱エネルギー等として直接利用する中間処理施設にあって
はこの限りではない。
2
個別基準
中間処理施設の維持管理基準は、共通基準に定めるもののほか、次のとおり
とする。
(1)焼却施設
ア 焼却にあたっては、次のとおりとする。
(ア) 燃焼室中の燃焼ガスの温度を摂氏 800 度以上に保つこと。
(イ) 運転を開始する場合には、助燃装置を作動させる等により、炉温を速
やかに上昇させること。
(ウ) 運転を停止する場合には、助燃装置を作動させる等により、炉温を高
温に保ち、廃棄物を燃焼し尽くすこと。
(エ) 燃焼室中の燃焼ガスの温度を連続的に測定し、かつ、記録すること。
イ 火災の発生を防止するため、防火措置を講ずること。
ウ 次のことについては毎日確認すること。なお、異常が認められたときは
操業を停止するとともに焼却施設の使用を停止し、速やかに改善措置を講
ずること。
(ア) 主要燃焼室及び後燃焼室の構築材質が劣化又は損傷等がないこと。
(イ) 廃油の焼却施設にあっては、槽構造等の受入れ設備(保管槽)及び受
入れ設備の周囲に設けられた流出防止堤に亀裂、損傷等がないこと。
(ウ) 消火設備を、ただちに火災等に対応できる状態に整備がなされている
こと。
(2)破砕、分級、破砕、分級施設
ア 破砕等によって生ずる粉じんを周囲に飛散させないこと。
イ 破砕等によって生ずる騒音、振動、悪臭等により、周囲に不快感を与え
ないこと。
(2)の2 移動式破砕施設
ア 移動式破砕施設の使用は、工事現場内に限る。
イ 使用時間は、午前8時から午後6時までとする。
ウ 処理する産業廃棄物は、工事現場内から発生するものとする。
エ 移動式破砕施設を使用する場合は、工事現場ごとに使用開始する 15 日前
までに、施設を使用する場所、使用方法、処理量等を記載した「別記第2
号様式」を当該施設を使用する所在地を管轄する保健所長を経由して、知
事に提出しなければならない。
(3)廃アスファルトの再生施設
ア 再生の前処理によって生ずる粉じんを周囲に飛散させないこと。
イ 施設から発生する悪臭、騒音、振動等により周囲に不快感を与えないこ
と。
(4)天日乾燥施設
ア 天日乾燥床又は処理槽に亀裂及び損傷等がないことを毎日確認すること。
なお、異常が認められた場合は、操業を停止するとともに産業廃棄物の投
入を停止し、ただちに改善措置を講ずること。
イ 天日乾燥床又は処理槽は、年に4回以上、乾燥した汚泥を移動させたい
ときには、当該乾燥床又は槽の底面を洗浄して亀裂や損傷等がないことを
確認すること。なお、乾燥床又は処理槽の床面若しくは側壁等に異常が認
められた場合は、改善措置を講じ管轄保健所の職員に検査を依頼し、合格
したあとでなければ使用してはならない。
(5)機械乾燥施設
ア 汚泥の性状に応じ、乾燥温度を適正に調節すること。
イ 火災の発生を防止するため、防火措置を講ずること。
(6)脱水機施設
ア 脱水機の機能低下を防止するため、定期的にろ布等を洗浄して使用する
こと。
イ 脱水機からオーバーフロー若しくは漏出した汚水、汚泥の分離液、ろ布
等の洗浄水及び床若しくは地盤面の洗浄水等を地下浸透させないこと。な
お、それらの汚水等は集水し適正に排水処理を行う。
(7)堆肥化施設
ア 含水率が高い産業廃棄物は、あらかじめ乾燥し保有水が流れ出さないこ
とを確認の後、堆肥化施設に搬入すること。
イ 発酵温度を一定に保ち、発酵むらをなくすこと。また、必要によっては
撹拌を行い、発酵を一定にすること。
ウ 脱臭装置を設置している場合には、当該装置を適正に稼働させること。
(8)油水分離施設
ア 油水分離施設からのオーバーフロ-若しくは漏出した汚水及び床若しく
は地盤面の洗浄水を地下浸透させないこと。なお、それらの汚水等は適正
に排水処理すること。
イ 廃油の供給は、少量ずつ適度に調節しながら適正に行うこと。
ウ 火災の発生には十分注意するとともに、防火対策については必要な措置
を講ずること。
エ 次のことについては毎日確認すること。なお、異常が認められた場合は、
操業を停止するとともに産業廃棄物の投入を中止し、ただちに改善措置を
講ずること。
① 油水分離槽に亀裂や損傷等がないこと。
② 放流する排水には、油膜等が認められないこと。
③ 消火設備には、ただちに火災等に対応できる状態に整備されているこ
と。
(9)固型化・固化施設
ア 処理する産業廃棄物の含水率を一定にするため、あらかじめ乾燥するこ
と。
イ セメント及び水の混合比を一定に保つとともに、撹拌装置で均一に混合
すること。
ウ 固型化施設にあっては、コンクリート固型化物の大きさ及び形状を、金
属等を含む廃棄物の固型化に関する基準に適合させること。
エ コンクリート固型化物又は固化物は、養生を十分に行い、養生後はロッ
トごとに次のことを確認すること。
(ア) 一軸圧縮強度を測定し、当該強度が 10kg/‡以上であること。
(イ) 溶出試験を行い、有害判定基準を超えていないこと。
オ 上記エに適合しない場合は、適合させる措置を講ずること。
カ コンクリート固型化物を処理する場合は、各ロットごとに消えないペン
キ等で一連番号と排出した事業者名を記入すること。
(10)中和施設
ア 中和槽からのオーバーフロー若しくは漏出した汚水及び床若しくは地盤
面の洗浄水を地下浸透させないこと。なお、それらの汚水等は適正に排水
処理を行うこと。
イ 中和槽に亀裂や損傷がないことを毎日確認すること。なお、異常が認め
られたときは、操業を停止するとともに産業廃棄物の投入を中止し、ただ
ちに改善措置を講ずること。
ウ 中和剤の供給は、少量ずつ適度に調節しながら適正に行うこと。
エ 中和剤の混合は、撹拌装置により十分に、かつ、適正に行うこと。
(11)移動式破砕施設
ア 破砕等によって生ずる粉じんを周囲に飛散させないこと。
イ 破砕等によって生ずる騒音、振動、悪臭等により、周囲に不快感を与え
ないこと。
(12)廃自動車の選別施設
ア 廃車を集積する場合は、積み上げる高さは3m以下とし、荷崩れ、落下
等を起こさないよう集積すること。
イ 火災の発生を防止するために必要な措置を講ずるとともに、消火器その
他の消火設備は、直ちに火災等に対応できる状態に整備されていること。
ウ 油水分離槽は、廃油が地下に浸透しないように必要な措置を講ずるとと
もに、流出防止堤その他の設備を定期的に点検し、異常を認めた場合には
速やかに必要な措置を講ずること。
(13)その他の中間処理施設
その他の中間処理施設にあっては、中間処理方法が(1)から(12)までに
掲げる中間処理施設と処理する内容及び管理する内容が同じ場合には、それぞ
れの例によること。
第6
再生活用施設における維持管理基準
1
再生活用施設の設備等の維持管理及び作業の維持管理基準
再生活用施設の設備等の維持管理及び作業の維持管理は、第5中間処理施
設の維持管理基準の1共通基準(1)設備等に関する基準及び(2)作業上
の基準によるとともに、当該施設が第5の2(1)から(12)までに規定す
る中間処理施設と一致する場合には、それぞれの基準を併せて適用するもの
であること。
2
再生活用施設の維持管理の記録
再生活用施設の維持管理の記録は、第5の1(3)記録の例によること。
第7
1
最終処分場に関する維持管理基準
共通基準
最終処分場の維持管理に関する共通の基準は、次のとおりとする。
(1)設備等に関する基準
ア 囲い等
(ア) 埋立地の周囲に設置した囲いは、みだりに他人が処理施設に立入るの
を防止することができるように、月1回以上の点検を実施し、破損が認
められた場合は、速やかに補修すること。
(イ) 処理施設の出入口は、作業終了後及び休業日など従業員が不在である
ときには、閉鎖し、施錠すること。
イ 処理施設の表示
(ア) 立札その他の設備は、常に見やすい状態にしておくとともに、表示す
べき事項に変更が生じた場合、速やかに書き替えその他必要な措置を講
じること。
(イ) 連絡先は、責任者の住所、氏名、電話番号等を記載すること。
(ウ) 立札が破損した場合は、直ちに補修すること。
ウ 飛散及び流出等の防止
最終処分場の外に廃棄物が飛散、流出又は地下浸透しないようにするこ
と。
エ 悪臭の防止
(ア) 施設の敷地外に悪臭が発散しないようにすること。
(イ) 悪臭が発散するおそれがある場合には即時防臭剤の散布、又は即日覆
土その他の必要な措置を講ずること。
オ 騒音、振動及び粉じんの防止廃棄物の運搬車両及び埋立作業に用いる重
機等の作業から発生する騒音、振動及び粉じんにより、周辺の生活環境に
支障をを及ぼすことのないようあらかじめ必要な措置を講ずること。
カ 衛生害虫等の発生防止
(ア) 最終処分場においてねずみが生息し、及び蚊、はえその他の害虫が発
生しないように清潔の保持に努めること。
(イ) 害虫が発生した場合には、防虫剤の散布等の措置を行うこと。
キ 火災の発生防止
(ア) 最終処分場での火災の発生を防止するため、消火設備は常に整備して
おくと共に、所定の能力が発揮できるよう点検整備を行うこと。
(イ) 最終処分場での火気の使用は、禁止すること。ただし、あらかじめ使
用する場所を限定し、消火設備を十分に整えて火気を使用する場合は、
この限りでない。
ク 事故及び災害の防止
(ア) 事故の発生を防止するため、常に最終処分場を点検すること。
(イ) 台風、大雨等の際には、必要な改善措置を講ずるなどの事故等の未然
防止に努めること。
ケ 管理事務所
(ア) 事務所内の見やすいところに許可書(写し可)、埋立計画図等を掲示し
ておくこと。
(イ) 事務所には、最終処分場に係る届出書及び許可中請書の写し、処理の
帳簿又はマニフェスト、維持管理の記録簿を常に備えておくこと。
コ 最終処分場の区域を表示する標識杭
最終処分場及び埋立地の区域を表示する標識杭は、常に明確にしておく
こと。
サ 地表水等の集排水設備
埋立地の周囲の地表水等が、開口部から埋立地へ流入するのを防止する
ために設けられた開渠等の集排水設備は、その機能が低下しないように週
1回以上点検を行い、開渠等に堆積した土砂等の除去、補修その他の改善
措置を講じること。
シ 滞留水の排除等
埋立地のえん堤の内側には、雨水等を滞留させないこと。滞留水は、埋
立地のえん堤の外側に調整池等をつくり、水質基準に適合させて排水する
こと。
ス 埋立ののり面の保護
(ア) のり面の保護のため、芝、樹木等を植栽するとともに施肥等を行うこ
と。
(イ) のり面に、雨水溝が縦、横に設置されているときには、雨水等が適正
に排出できるように月1回以上の点検を行うこと。
セ 地下水等の水質検査
(ア) 水質観測井から採取した地下水については、表 11 及び(カ)に掲げる
項目で水質検査を行うこと。
(イ) 排出水(処分場からの放流水、雨水排水、流出水等を含む。)及び河川
等の排出先については、表3及び(カ)に掲げる項目で水質検査を行う
こと。
(ウ) (ア)、(イ)の水質検査は最終処分場の種類に応じて、
(カ)の表に掲げる測
定回数を目安に行うものとすること。
(エ) 水質検査は、埋立開始前には1回以上実施すること。なお、測定項目、
測定方法等は(ア)、(イ)の規定によること。
(オ) 水質検査の結果、水質基準を超える異常な状態が認められた場合は、
速やかにその原因を調査して、埋立を中止し、必要な改善措置を講じる
こと。
(カ) 検査回数等は、次表のとおりとする。
処分場
の種類
安定型
管理型
遮断型
別表 11 に
掲げる項目
年 1 回≦
年 2 回≦
年 3 回≦
地下水
①電気伝導率
②塩化物イオン
(異常があれば別表 11
に掲げる項目を追加)
-
月 1 回≦
月 1 回≦
排出水
排出先
健康項目
生活環境項目
健康項目
生活環境項目
年 2 回≦
年 4 回≦
年 3 回≦
年 2 回≦
年 1 回≦
年 1 回≦
年 1 回≦
年 2 回≦
年 2 回≦
年 1 回≦
年 2 回≦
年 2 回≦
(2)作業上の基準
ア 使用道路(全ての運搬経路の道路を含む。)の安全確保等
(ア) 使用する道路が通学路として使用されている場合は、安全な走行速度
を保ち、できる限り通学時間帯を避けて走行すること。
(イ) 使用道路が道路事情その他の理由によって交通整理が必要となる場合
は、交通整理員の配置などの必要な措置を講じて安全の確保を図ること。
(ウ) 使用道路は、常に清掃して清潔の保持に努めるとともに、必要に応じ
て道路管理者の承認を得て、使用道路の補修を行うこと。
イ 受け入れ廃棄物の分別確認等(事業者の自社処理施設を除く。)
(ア) 搬入された廃棄物は、荷降ろしする前に、取り扱える許可品目である
かを確認し、取り扱い品目以外の廃棄物が混入していたときには、荷降
ろしを中止し、排出事業者に返すなどの措置を講ずること。
(イ) 搬入された廃棄物は、処分場内の定められた箇所に荷降ろし、埋立基
準に適合することを確認して埋立てすること。
(ウ) 取扱い品目以外の廃棄物が付着した産業廃棄物が搬入されないように、
排出事業者及び収集運搬業者との連絡を密にして、その管理体制を確立
しておくこと。
(エ) 搬入される廃棄物は、排出事業者名及び搬入する品目について、常に
委託契約書及びマニフェスト等で管理者が自ら確認し、これらが不明の
場合は、当該廃棄物は受入れを行わないこと。
(3)記録
最終処分場の維持管理の記録は、次により行うこと。
ア 処分の記録
(ア) 処分した産業廃棄物の種類、性状及び種類ごとの量並びに処分年月日
を毎日帳簿に記録すること。
(イ) (ア)の帳簿の様式は表 13 ー 4 あるいはこれに準じたものとし、毎月整理
するとともに、1年ごとに閉鎖し、5年間保存すること。
イ 点検等の記録
施設の維持管理に関する記録は、最終処分場の種類に応じ、表 10ー1 か
ら表 10ー3 までの維持管理記録表により毎日行い、毎月整理するとともに、
1年ごとに閉鎖し、埋立終了後も 10 年以上保存すること。
ウ 検査等の結果は、1年ごとに閉鎖し、埋立終了後も 10 年以上保存するこ
と。
エ 埋立処分の進行状況を次により記録し、保存すること。
(ア) 埋立処分の進行状況を1月に1回以上、同一の位置から写真撮影する
とともに、埋立地の平面図及び立面図にも記入し、残余容量等を把握し
ておくこと。
(イ) 写真は毎年度取りまとめて埋立終了後も 10 年以上保存すること。
(4)埋立終了
埋立終了は、次によること。ただし、遮断型処分場を除く。
ア 開口部の閉鎖
(ア) 埋立処分が終了した埋立地(内部仕切設備により区画して埋め立て処
分を行う埋立地は、埋立処分が終了した区画)は、その表面を土砂で覆
い、転圧締め固めして1m以上の厚さとすることによって開口部を閉鎖
すること。
(イ) 埋め立てられた産業廃棄物の飛散及び流出、埋立地からの浸出液によ
る公共用水域及び地下水の汚染並びに埋立地からの火災の発生の防止の
ための必要な措置が講じられていることを確認すること。
(ウ) (イ)の確認に当たっては、次の項目についてその措置を確認すること。
a 切土のり面、盛土のり面、えん堤等の崩壊防止の措置
b 開渠等の設備の措置
c 浸出液による公共水域、地下水の汚染防止の措置
d 火災発生防止の措置
e 閉鎖後に問題が生じた場合の責任体制の確立
(エ) (ウ)の措置については、写真又は書類で記録し、埋立終了後 10 年以上
保存すること。
イ 埋立終了後の浸出液等の水質検査
埋立終了後、浸出液及び雨水の調整池等の水質分析は、(1)セに規定する検
査方法によって行うこと。なお、測定回数は、管理型埋立処分場は年2回
以上(但し、水素イオン濃度、BOD、COD、SS 及び窒素については3月
に1回以上)、安定型埋立処分場は年1回以上行うものとすること。
2 個別基準
埋立処分場の維持管理基準は、共通基準に定めるもののほか次のとおりとす
る。
(1)遮断型埋立処分場
遮断型埋立処分場の維持管理に関する個別の基準は、次のとおりとする。
ア 埋立開始時の措置
埋立地(内部仕切設備により区画して埋立処分を行う埋立地については、
埋立処分を行おうとする区画)に溜まっている水は、埋立処分開始前に排
除すること。
イ 外周仕切設備及び内部仕切設備の管理
外周仕切設備及び内部仕切設備を週1回以上点検し、これらの設備の損
壊又は埋立られた産業廃棄物の保有水等の浸出のおそれがある場合は、直
ちに新たな廃棄物の搬入及び埋立処分を中止するとともに、これを防止す
るための必要な改善措置を講じること。
ウ 廃棄物の性状の確認
(ア) 事業者が自ら埋立処分を行う場合については、表 12 に掲げる分析項目
について、埋立処分開始前に及び継続管理として年1回以上、分析検査
を行い、埋立処分ができる産業廃棄物であることを確認すること。
(イ) 産業廃棄物処理業者については、受け入れる前に、及び継続管理とし
て年1回以上、排出事業者が行った別表 12 に掲げる産業廃棄物の種類ご
との分析結果により、埋立処分できる産業廃棄物であることを確認する
こと。
(ウ) (ア)及び(ウ)の分析検査による確認結果は、埋立終了後永久保存すること。
エ 埋立処分場の管理
(ア) 埋立処分に当たっては、外周仕切設備及び内部仕切設備を損傷しない
よに行うとともに、埋立処分場から産業廃棄物及び保有水が漏洩するこ
とのないように行うこと。
(イ) 雨天の日に埋立処分を行う場合は、埋立地に雨水が入らないような措
置を講ずること。
オ 開口部の閉鎖
埋立処分が終了した埋立地(内部仕切設備により区画して埋立て処分を
行う埋立地にあっては埋立て処分が終了した区画)は、次の要件を備えた
覆いにより閉鎖すること。
(ア) 日本工業規格A1108(コンクリート圧縮強度試験方法)により測定し
た一軸圧縮強度が 25N/m㎡以上の水密性を有する鉄筋コンクリートで
造られ、かつ、その厚さが 35 ㎝以上であること又はこれと同等以上の遮
断の効力を有すること。
(イ) 自重、土圧、水圧、波力、地震力などに対して構造耐力上安全である
こと。
(ウ) 埋立てる産業廃棄物、地表水、地下水及び土壌の性状に応じた有効な
腐食防止のための措置が講ぜられていること。
カ 開口部を閉鎖した埋立地の管理
オによって開口部を閉鎖した埋立地若しくは内部仕切設備によって仕切
られた区画については、覆い、仕切設備等を月1回以上点検し、覆いの破
損又は埋立地の仕切設備等から産業廃棄物及び保有水の浸出のおそれがあ
ると認められる場合は、直ちにこれらを防止するための必要な改善措置を
講ずること。
キ 跡地利用の禁止
遮断型埋立地の跡地においては、構造物及びその他重量の掛る設備等の
建設は禁止し、緑地等で整備すること。
(2)安定型埋立処分場
安定型埋立処分場の維持管理に関する個別の基準は、次のとおりとする。
ア 埋立開始時の措置
埋立地(内部仕切設備により区画して埋立処分を行う埋立地については、
埋立を行おうとする区画)に溜まっている水は、埋立処分開始前に排除す
ること。
イ 擁壁等の保全
擁壁、えん堤等の設備は、常に点検し、これらの設備が破損するおそれ
があると認められる場合は、直ちに必要な改善措置を講ずること。
ウ 排水の管理
埋立処分場から雨水等を調整するために設置した調整池等は週1回以上
点検し、これらの設備が破損するおそれがあると認められる場合には、直
ちに必要な措置を講ずること。
エ 埋立地の管理
(ア) 搬入された産業廃棄物は、原則として搬入された日において埋立を行
い表土の締固め、覆土、整地の作業等が講じられるように計画的に埋立
処分を行うこと。
(イ) 主として、廃プラスチック類などの飛散流出するおそれのある産業廃
棄物を埋め立てする場合は、産業廃棄物の厚さを各層3m以下とし、各
層の間に中間覆土を 0.5m以上行うこと。
(ウ) 中間覆土の施工が支障なく行える産業廃棄物の搬入を計画的行うこと。
(エ) 中間覆土に必要な土量は常に確保しておくこと。
(3)管理型最終処分場
管理型最終処分場の維持管理に関する個別の基準は、次のとおりとする。
ア 埋立開始時の措置
埋立地(内部仕切設備により区画して埋立処分を行う埋立地については、
埋立を行おうとする区画)に溜まっている水は、埋立処分開始前に排除す
ること。
イ 擁壁等の保全
擁壁、えん堤等の設備は、常に点検し、これらの設備が破損するおそれ
があると認められる場合は、直ちに埋立を中止し、必要な改善措置を講ず
ること。
ウ 排水の管理
埋立処分場から雨水等を調整するために設置した調整池等は週1回以上
点検し、これらの設備が破損するおそれがあると認められる場合には、直
ちに必要な改善措置を講ずること。
エ 遮水工の管理
遮水工は、常に点検し、その遮水効果が低下するおそれが認められる場
合は直ちに埋立を中止し、必要な改善措置を講ずること。
オ 産業廃棄物の性状の確認
(ア) 排出事業者が自ら埋立処分を行う場合については、表 12 に掲げる分析
項目について、埋立処分開始前に及び継続管理として年1回以上分析検
査を行い、埋立処分ができる産業廃棄物であることを確認すること。
(イ) 産業廃棄物処理業者については、受け入れる前に、及び継続管理とし
て年1回以上、排出事業者が行った表 12 に掲げる産業廃棄物の種類ごと
の分析結果により、埋立処分できる産業廃棄物であることを確認するこ
と。
(ウ) (ア)及び(イ)の規定にかかわらず、同一の生産工程等から排出し、性状が
変わらないと認められる産業廃棄物については、使用原料、製造工程、
産業廃棄物排出過程等を明らかにした書類等で確認することにより、分
析項目の一部を省略することができる。
カ 浸出液の管理
浸出液の管理として、表3に掲げる項目について1年に1回以上水質検
査を行い、設けられている浸出液処理設備の処理能力で対応可能であるこ
とを確認すること。
キ ガス抜き設備の管理
ガス抜き設備は、週1回以上点検し、埋立地から発生するガスは適正に
排除するように管理すること。なお、発生ガスを排除できない場合は、直
ちに必要な改善措置を講じ、発生ガスを排除すること。
ク 埋立地の管理
(ア) 搬入された産業廃棄物は、原則として搬入された日において埋立を行
い表土の締固め、覆土、整地の作業等が講じられるように計画的に埋立
処分を行うこと。
(イ) 埋立処分は、産業廃棄物の各層の厚さをおおむね3m以下として、各
層の間には土砂による中間覆土を 0.5m以上行うこと。
(エ) 産業廃棄物の搬入は、中間覆土の施工が支障なく行われるように計画
的に行うこと。
(オ) 中間覆土に必要な土は、常に保管しておくこと。
ケ 跡地利用の制限
埋立終了後、当該処分場の跡地を利用する場合は、共同命令等に基づき、
埋立廃棄物の性状の安定化等を十分に検討して行うこと。
表1-1
表1-2
表1-3
表 2 保管・積替え施設の維持管理記録表
平成 年 月分
管理の内容
取扱管理者名
点検等をしなかった場合=空欄
日
1
2
3
建屋、保管槽、床、囲い、地盤面、立札、フェンス等に異常はないか。
保管容器に損傷、亀裂等はないか。
構
造
外周仕切り設備等に破損等はないか。
物
等
屋根に雨漏れ、損傷等はないか。
搬入道路に損傷等はないか又清潔か。
貯留設備から廃棄物及び保有水等が飛散、流出又は地下浸透して
いないか。
保 貯留設備の保管量は適正であるか。
管 (認められた能力の範囲内であるか。)
・
ばっ気装置に異常はないか。
貯
留 廃棄物の種類ごとに適正に保管されているか。(分別保管は適正で
の あるか。)
状
況 保有水、洗浄水等の排水処理は適切か。
保管する完成性産業廃棄物の容器等は、破損等がなく訂正に保管さ
れているか。
消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
悪臭等の発生又は防止措置は適正か。
そ
の 騒音等の発生又は防止措置は適正か。
他
ねずみ、蚊、ハエ等の生息又は発生はないか。
地下水観測井戸の水質に変化はないか。
特
記
事
項
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表3
排水等の水質検査項目
項目
健
康
項
目
生
活
維持管理基準
カドミウム及びその化合物
0.1
mg/L
シアン化合物
1
mg/L
有機リン化合物
1
mg/L
鉛及びその化合物
0.1
mg/L
六価クロム化合物
0.5
mg/L
ひ素及びその化合物
0.1
mg/L
水銀及びアルキル水銀その他水銀化合物
0.005
mg/L
アルキル水銀化合物
検出されないこと
ポリクロリネイテッドビフェニル(PCB)
0.003
mg/L
トリクロロエチレン
0.3
mg/L
テトラクロロエチレン
0.1
mg/L
ジクロロメタン
0.2
mg/L
四塩化炭素
0.02
mg/L
1,2-ジクロロメタン
0.04
mg/L
1,1-ジクロロエチレン
0.2
mg/L
シス-1,2-ジクロロエチレン
0.4
mg/L
1,1,1-トリクロロエチレン
3
mg/L
1,1,2-トリクロロエタン
0.06
mg/L
1,3-ジクロロプロペン
0.02
mg/L
チウラム
0.06
mg/L
シマジン
0.03
mg/L
チオベンカルブ
0.2
mg/L
ベンゼン
0.1
mg/L
セレン及びその化合物
0.1
mg/L
水素イオン濃度(pH)
5.8~8.6
生物化学的酸素要求量(BOD)
60
mg/L
化学的酸素要求量(COD)
60
mg/L
浮遊物質量(SS)
60
mg/L
環
ノルマルヘキサン抽出物質含有量(鉱油類)
5
mg/L
mg/L
境
ノルマルヘキサン抽出物質含有量(動植物油脂 30
類)
フェノール類含有量
5
mg/L
銅含有量
3
mg/L
項
5
mg/L
溶解性鉄含有量
10
mg/L
溶解性マンガン含有量
10
mg/L
クロム含有量
2
mg/L
フッ素含有量
15
mg/L
大腸菌群数
日間平均 3000 個/cm3
窒素含有量
日間平均
60mg/L
リン含有量
日間平均
60mg/L
亜鉛含有量
目
(注)1 維持管理基準は、排出水に適用し、許容限度とする。
2 BOD は、海域及び湖沼以外の公共用水域に排出される場合に限って
適用する。
3 COD は、海域及び湖沼に排出される場合に限って適用する。
4 窒素含有量及びリン含有量の排出基準は、窒素及びリンが湖沼植物
プランクトンの著しい増殖をもたらすおそれがある湖沼として環境
庁長官が定める湖沼及びこれに流入する公共用水域に排出される排
出水に限って適用する。
5 検定方法は、排水基準を定める総理府令の規定に基づく環境庁長官
が定める排水基準に係る検定方法(昭和 49 年環境庁告示 64 号)に定
める方法とする。
表4 排ガスの管理基準
1 いおう酸化物
硫黄酸化物の排出基準は、大気汚染防止法施行規則第3条第1項及び第2
項の規定に基づき算出された「いおう酸化物の量」とする。ただし、「K 値」
の数値は、次のとおりとする。
K 値の数値
区域
K の値
荒尾市の区域
6.0
八代市、田浦町、水俣市の区域
11.5
その他の区域
17.5
2
ばいじん、窒素酸化物及び塩化水素
次に掲げるばい煙発生施設にあっては、ばいじん、窒素酸化物及び塩化水
素の発生量は、次の表のとおりとする。ただし、焼却炉、乾燥炉及び加熱炉以
外のばい煙発生施設にあっては、大気汚染防止法施行規則第4条及び第5条に
規定する「ばいじん」及び「有害物質」の排出基準を遵守すること。
ばい煙発生施設の種類
ばいじん
窒素酸化物
塩化水素
焼却炉で排ガス量が 4 万 Nm3/h 未満
0.4
200
600
焼却炉で排ガス量が 4 万 Nm3/h 以上
0.1
※(0.4)
250
500
※(
)内の数値は連続炉以外のもの
乾燥炉で排ガス量が 4 万 Nm3/h 未満
0.15
200
600
乾燥炉で排ガス量が 4 万 Nm3/h 以上
0.20
230
500
加熱炉で排ガス量が 4 万 Nm3/h 未満
0.1
150
600
加熱炉で排ガス量が 4 万 Nm3/h 以上
0.05
180
500
(注意)排出基準の単位は、ばいじんが「g/Nm3」、窒素酸化物が「ppm」、塩
化水素は「mg/Nm3」とする。
3
ダイオキシン類
焼却施設のダイオキシン類濃度は次の表のとおりとする。
焼却室(注)の
処理能力
既存施設
新設施設
(平成 9 年 12 月 1 日~)
4 トン/時以上
0.1ng/m3
2~4 トン/時
1ng/m3
2 トン/時未満
5ng/m3
(平成 10 年 12 月 1 日~
平成 14 年 11 月 30 日)
(平成 14 年 12 月 1 日~)
1ng/m3
80ng/m3
5ng/m3
10ng/m3
表5
1 廃石綿等を含む粉じんの基準
大気汚染防止法施行規則第 16 条の2に規定する「特定粉じんの規制基準」
とする。
2 1以外の粉じんの基準
処理施設周辺の住民及び動物の呼吸、身体、被服等に被害を及ぼさない発
生量とする。
また、処理施設周辺の果樹、水稲、野菜等の植物にも被害を及ぼさない発
生量とする。
表6 騒音及び振動の基準
1 騒音の基準
騒音の基準は、次の区域ごとに定める騒音の大きさを処理施設の敷地境界
線で遵守すること。
なお、規制区域の定めのない地域にあっては第3種区域の規準を遵守する
こと。
時間
区域
昼間
AM8:00~PM7:00
朝 AM6:00~AM8:00
夕 PM7:00~PM10:00
夜間
PM10:00~AM6:00
第 1 種区域
50 ホン
45 ホン
40 ホン
第 2 種区域
55 ホン
50 ホン
45 ホン
第 3 種区域
65 ホン
55 ホン
50 ホン
第 4 種区域
70 ホン
60 ホン
55 ホン
(注意)騒音の区域は、熊本県が騒音規正法第3条第1項の規定に基づき定めた区
域とする
2
振動の基準
振動の基準は、次の区域ごとに定める振動の大きさを処理施設の境界線で
遵守すること。
なお、規制区域の定めのない地域にあっては第2種区域の基準を遵守する
こと。
時間
区域
昼間
AM8:00~PM7:00
夜間
PM7:00~AM8:00
第 1 種区域
60 デシベル
55 デシベル
第 2 種区域
65 デシベル
60 デシベル
(注意)振動の区域は、熊本県が振動規制法第3条第1
項に基づき定めた区域とする。
表7 悪臭の基準
悪臭の基準は、処理施設の敷地境界線において、次の規準を遵守すること。
1 悪臭物質の種類別の濃度
悪臭物質
アンモニア
臭気濃度
1
悪臭物質
臭気濃度
悪臭物質
臭気濃度
悪臭物質
臭気濃度
悪臭物質
臭気濃度
2
メチルメル 硫化水素
カプタン
0.002
硫化メチル
0.02
0.01
二硫化
メチル
0.009
トリメチル アセトアル プロピオン ノルマルブ イソブチル
アミン
デヒド
アルデヒド チルカルド アルデヒド
ヒド
0.005
0.009
0.02
ノルマルバ イソバレル イソブタノ 酢酸エチル
レルアルデ アルデヒド ール
ヒド
メチルイソ
ブチルケト
ン
0.009
トルエン
0.05
0.003
スチレン
10
0.4
0.05
0.9
キシレン
3
1
プロピオン ノルマル酢
酸
酸
1
0.03
0.006
ノルマル吉 イソ吉草酸
草酸
0.0009
0.001
1以外の悪臭物質については、人が処理施設の周辺において不快にならな
いような悪臭の濃度とする。
表8-1 焼却施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
構
造
物
等
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス等に異常はないか。
搬入道路の破損はないか又は清潔か。
保 貯留設備から廃棄物が飛散、流出又は粉じん等が発生していない
管 か。
状
況 貯留設備での保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
炉体、炉壁等の劣化、損傷等の状況
主燃焼室内の出口温度(温度を記入)
後燃焼室内の温度(温度を記入)
処 集じん器に流入する燃焼ガスの温度を連続的に測定・記録してある
理 か。
状
況 異常高温警報装置の機能は正常か。
主燃焼室、後燃焼室内は負圧であるか。
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
排ガス処理設備・冷却設備に堆積したばいじんを除去してあるか。
処 集じん、アルカリ洗浄装置等の稼働状況
理
等 汚水、洗浄水の処理状況は適正か
ばい煙等
自
主
自己測定又は環境計量証明事業所への測定
測
依頼
定
等
塩化水素
排ガス中のCO濃度
排ガス中のダイオキシン類濃度
騒音振動等
消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
そ 助燃油の貯留設備等に異常はないか。
の
他 ねずみ、蚊、ハエ等の生息又は発生はないか。
燃え殻の保管又は処理状況は適正か。
特
記
事
項
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-2 破砕・分級、破砕、切断等の施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
構 建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス等に異常はないか。
造
騒音、振動防止措置に異常はないか。
物
等 搬入道路の破損はないか又は清潔か。
保 貯留設備から廃棄物が飛散、流出又は粉じん等が発生していない
管 か。
状
況 貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
集じん、散水等の状況に異常はないか。
処
理 周辺へ粉塵等の飛散はないか。
状 周辺での騒音、振動は適正であるか。
況
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
自
主
測
定
等
騒音
自己測定又は環境計量証明事業所への測定
依頼
振動
水質等
ねずみ、蚊、ハエ等の生息又は発生はないか。
そ 汚水、洗浄水等の処理状況は適正か。
の
他 悪臭、その他の公害等の発生はないか。
再生品の搬出及び保管状況は適正か。
特
記
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-3 廃アスファルトの再生施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス等に異常はないか。
構 機械設備等に異常な音、振動はないか。
造
騒音、振動防止措置に異常はないか。
物
等 ばい煙、粉じん等設備に異常はないか。
搬入道路の破損はないか又は清潔か。
保 貯留設備から廃棄物が飛散、流出又は粉じん等が発生していない
管 か。
状
況 貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
処 集じん、散水等の状況又は覆い等に異常はないか。
理
周辺へ粉塵等の飛散はないか又騒音、振動は適正であるか。
状
況 1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
自
主
測
定
等
騒音
自己測定又は環境計量証明事業所への測定
依頼
振動
ばい煙等
悪臭、その他の公害等の発生はないか。
そ 重油等の貯留設備に異常はないか。
の
他 消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
ねずみ、蚊、ハエ等の生息又は発生はないか。
特
記
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-4 天日乾燥施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
覆い、床、地盤面、囲い、立札、天日乾燥床、フェンス等に異常はない
構
か。
造
物 乾燥床に雨水の流入のおそれはないか。
等
搬入道路の破損はないか又は清潔か。
保
管
状
況
貯留設備から廃棄物及び保有水が飛散、流出又は地下浸透していないか。
貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
汚泥等の乾燥状況は適正であるか。
処
理 腐敗しやすい汚泥等の天日乾燥施設では、切り返し設備に異常等はないか。
状 引き抜いた汚泥等の含水率の状況
況
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
自
主
測
定
等
水質等
自己測定又は環境計量証明事業所への測定
依頼
有害物質等
悪臭等
悪臭、その他の公害等の発生はないか。
そ 防臭剤の保管、防臭剤の散布状況は適正か。
の
他 消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
ねずみ、蚊、ハエ等の生息又は発生はないか。
特
記
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-5 機械乾燥施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
構
造
物
等
保
管
状
況
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス等に異常はないか。
搬入道路の破損はないか又は清潔か。
貯留設備から廃棄物及び保有水が飛散、流出又は地下浸透していないか。
貯留設備での保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
炉体、炉壁等の劣化、損傷等の状況
乾燥炉内の温度、乾燥状況は適正か。
処 後燃焼室内の温度(温度を記入)
理
異常高温警報装置の機能は正常か。
状
況 温度計の較正は適正であるか。
周辺の騒音、振動の状況は適正か。
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
処 集じん、アルカリ洗浄装置等の稼働状況
理
等 汚水、洗浄水の処理状況は適正か
自
主
測
定
等
ばい煙等
自己測定又は環境計量証明事業所への測定
依頼
水質等
騒音振動等
消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
そ 重油の貯留設備等に異常はないか。
の
他 ねずみ、蚊、ハエ等の生息又は発生はないか。
乾燥後の廃棄物の保管、処理状況は適正か。
特
記
事
項
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-6 脱水施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
構
造
物
等
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス等に異常はないか。
搬入道路の破損はないか又は清潔か。
貯留設備から廃棄物及び保有水が飛散、流出又は地下浸透していないか。
保 貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
管
ばっき装置に異常はないか。
状
況 凝集剤等の薬液貯留設備(本体、流出防止堤)に異常はないか。
薬液等貯留量は適正であるか。
凝集剤等の注入、攪拌状況等は適正か。
処
理 ろ布等の目詰まり、洗浄等は適正か。
状 脱水後の脱水ケーキの含水率は適正か。
況
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
自
主
自己測定又は環境計量証明事業所への測定
測
依頼
定
等
水質等
有害物質等
観測井戸水質
騒音、振動等
汚水、洗浄水等の処理状況等は適正か。
そ
の 消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
他
悪臭等の発生又は防止措置は適正か。
特
記
補修内容等(定期検査、精密検査、ろ布等)を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-7 堆肥化施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
管理の内容
点検等をしなかった場合=空欄
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
構 建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス、発酵槽等に異常はないか。
造
搬入道路の破損はないか又は清潔か。
物
等 発酵及び切り返し装置等に異常はないか。
保
管
状
況
貯留設備から廃棄物及び保有水が飛散、流出又は地下浸透していないか。
貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
搬入される廃棄物の含水率は適正か。
処
理 発酵温度は適正に維持されているか。
状 発酵むらは生じていないか。
況
廃棄物が発酵槽の能力以上搬入されていないか。(処理能力以内であるか。)
汚水、洗浄水等の処理状況等は適正か。
重油の貯留設備(本体、流出防止堤等)に異常はないか。
そ 周辺に悪臭がもれていないか又は適正な悪臭対策が行われている
の か。
他
発酵した堆肥の保管状況は適正か。
消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
悪臭等の発生又は防止措置は適正か。
特
記
補修内容等(定期検査、精密検査、ろ布等)を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-8 油水分離施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
構 建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス、油水分離槽等に異常
造 はないか。
物
等 搬入道路の破損はないか又は清潔か。
保 貯留設備から廃棄物及び保有水が飛散、流出又は地下浸透していないか。
管
貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
状
況 オイルフェンス、油吸着マット、油吸着剤等の保管量は適正か。
廃油の供給装置に異常はないか。
処
理 油水分離及び油分回収状況は適正か。
状 加圧浮上槽への圧縮空気供給は適正か。
況
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
分離後の排水の状況(油膜の有無等)
自 汚水・洗浄水等の処理状況は適正か。
主
測
定 自己測定又は環境計量証明事業所への測定
等 依頼
放流水質等
有害物質等
観測井戸水質
悪臭、その他
消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
そ
の 悪臭等の発生又は防止措置は適正か。
他
ネズミ、蚊、ハエ等が発生していないか。
特
記
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-9 固型化・固化施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
構 建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス、油水分離槽等に異常
造 はないか。
物
等 搬入道路の破損はないか又は清潔か。
保
貯留設備から廃棄物及び保有水が飛散、流出又は地下浸透していないか。
管
・
固
化
剤
の
状
況
貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
固化剤等の貯留設備に異常はないか。
固化剤等の貯留量は適正であるか。
固化剤の注入、混練状況等は適正か。
処
理 固化物の養生は適正に行われているか。
状 固化物の一軸圧縮強度は適正か。
況
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
自 汚水・洗浄水等の処理状況は適正か。
主
測 自己測定又は環境計量証明事業所への測定
定 依頼
等
水質等
有害物質等
観測井戸水質
消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
そ
の 悪臭、粉塵等の発生又は防止措置は適正か。
他
ネズミ、蚊、ハエ等が発生していないか。
特
記
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-10 中和施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
構 建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス、油水分離槽等に異常
造 はないか。
物
等 搬入道路の破損はないか又は清潔か。
保
管
・
薬
液
の
状
況
貯留設備から廃棄物が飛散、流出又は地下浸透していないか。
貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
中和剤の薬液等の貯留設備(本体、流出防止堤)に異常はないか。
中和剤の貯留量は適正か。
廃酸・廃アルカリの供給量は適正か。
処 pH計の指示状況、較正は適正か。
理
中和剤の注入及び混合状況は適正か。
状
況 生成塩類の引き抜き状況は適正か。
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
汚水・洗浄水等の処理状況は適正か。
自
主
測 自己測定又は環境計量証明事業所への測定
定 依頼
pH,SS等
生活環境項目
有害物質等
観測井戸水質
そ 消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
の
他 悪臭等の発生又は防止措置は適正か。
特
記
補修内容(定期検査、精密検査等)、その他を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表8-11 その他の施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
構 建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス、油水分離槽等に異常
造 はないか。
物 公害防止施設等の設備に異常はないか。
等 搬入道路の破損はないか又は清潔か。
保
管
・
薬
液
の
状
況
貯留設備から廃棄物及び保有水が飛散、流出又は地下浸透していないか。
貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
薬液等の貯留設備(本体、流出防止堤)に異常はないか。
薬液等の貯留量は適正か。
主燃焼室出口、後燃焼室内の温度
処
理 異常高温警報装置の機能は正常か。
状 周辺の粉じん、騒音等は適正か。
況
1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
汚水・洗浄水等の処理状況は適正か。
自
主
測 自己測定又は環境計量証明事業所への測定
定 依頼
pH,SS等
生活環境項目
有害物質等
観測井戸水質
そ 消火設備は適正か。(有効期限、場所、数)
の
他 悪臭等の発生又は防止措置は適正か。
特
記
補修内容(定期検査、精密検査等)、その他を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表9 再生活用施設の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
14
構
造 建屋、架台、床、地盤面、囲い、立札、フェンス等に異常はないか。
物
等 搬入道路に破損はないか又は清潔か。
保
貯留設備から廃棄物及び保有水が飛散、流出又は地下浸透していないか。
管
・
薬
液
貯
留
の
状
況
貯留設備の保管量は適正であるか。(認められた能力の範囲内であるか。)
薬液等の貯留設備(本体、流出防止堤)に異常はないか。
薬液等の貯留量は適正であるか。
処 騒音及び粉じん等の発生はないか。
理
汚水、洗浄水等の処理状況は適切か。
状
況 1日の処分量は適正か。(許可等を受けた能力以下であるか。)
自
主 自己測定又は環境計量証明事業所への測定
測 依頼
定
ばい煙等
水質等
観測井戸水質
消火設備は適正か。(有効期限、場所)
鼠、蚊、蠅等の生息又は発生はないか。
そ
の 悪臭、その他の公害等の発生はないか。
他
水質、騒音等の測定器の較正は適正か。
再生品の搬出及び保管状況は適正か。
特
記
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
事
項
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後(内容によっては操業中)に実施すること。なお、自主測定の欄は、自主測定結果を記入すること。
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表10-1 最終処分場(管理型)の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
日
堰堤(擁壁)、立札、囲い、扉に亀裂・破損・異常はないか。
構
造 切土面に損傷・異常はないか。
物 遮水シートに破損はないか。
等
遮水工の能力は保持されているか。(湧水の電気伝導率の測定値を記入)
異常なガスの発生はないか。
処
理 覆土の状況(即日覆土、中間覆土)
状 悪臭の発生状況・防止措置
況
写真撮影(同一場所から月1回)
浸
出
液
処
理
設
備
浸出液の状況(異常はないか。)
集水ピット、流量調整槽の状況(土砂の堆積、腐敗による悪臭等)
浸出液の処理状況(生物処理、凝集沈殿の状況)
放流水に異常はないか。(色、臭い、水ワタの発生等)
自主測定、pH計、電気伝導計の校正
周 搬入道路・場内道路は清潔か。
辺
雨水排水路に損傷はないか、土砂が堆積していないか。
設
備 洗車ピットからの汚水の処理
薬
剤
貯
留
凝集剤等の薬剤貯留設備に異常はないか。(本体、流出防止堤)
凝集剤等の貯留量は充分か。
自 自己測定(測定値を記入)
主
測
定
等 検査機関に依頼
放流水 pH
観 pH
測
井 電気伝導率
観 生活環境項目
測
井 有害物質
観測井水質
そ 消火設備は適正か。(有効期限等)
の
他 鼠、蚊、蠅等の生息又は発生は?
特
記
事
項
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後に実施すること。
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
14
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表10-2 最終処分場(安定型)の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
管理の内容
構
造
物
等
堰堤(擁壁)、立札、囲い、扉に亀裂・破損・異常はないか。
切土面に損傷・異常はないか。
処 雨水が進入していないか。
理
保有水等が滞っていないか。
状
況 写真撮影(同一場所から月1回)
周 搬入道路・場内道路は清潔か。
辺
雨水排水路に損傷はないか、土砂が堆積していないか。
設
備 洗車ピットからの汚水の処理
観 pH
自 自己測定(測定値を記入)
測
主
井 電気伝導率
測
観 生活環境項目
測
定 検査機関に依頼
井 有害物質
そ 消火設備は適正か。(有効期限等)
の
他 鼠、蚊、蠅等の生息又は発生は?
特
記
事
項
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後に実施すること。
点検等をしなかった場合=空欄
日
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
14
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表10-3 最終処分場(遮断型)の維持管理記録表
取扱管理者名
平成 年 月分
点検等をしなかった場合=空欄
管理の内容
構
造
物
等
日
建屋、立札、囲い、扉(錠)に亀裂・損傷・異常はないか。
外周仕切設備、内周仕切設備に亀裂・損傷・異常はないか。
処 雨水が進入していないか。
理
保有水等が滞っていないか。
状
況 写真撮影(同一場所から月1回)
周 搬入道路・場内道路は清潔か。
辺
雨水排水路に損傷はないか、土砂が堆積していないか。
設
備 洗車ピットからの汚水の処理
薬
剤
貯
留
凝集剤等の薬剤貯留設備に異常はないか。(本体、流出防止堤)
凝集剤等の貯留量は充分か。
自 自己測定(測定値を記入)
主
測
定 検査機関に依頼
観
測
井
観
測
井
pH
電気伝導率
生活環境項目
有害物質
そ 消火設備は適正か。(有効期限等)
の
他 鼠、蚊、蠅等の生息又は発生は?
特
記
事
項
補修内容等(定期検査、精密検査等)を記入すること。
(注意)維持管理の点検等は、操業開始の前、後に実施すること。
1
2
3
4
5
6
異常がなく適正である=○
7
8
9
10
11
12
13
印
点検等記録者名 破損、異常、故障等=×
14
15
16
17
18
19
20
印
較正実施、検査実施、補修等=◎
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
表11
地下水の検査項目
番号
項目
番号
項目
1
硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素
24
セレン
2
塩素イオン
25
四塩化炭素
3
過マンガン酸カリウム消費量
26
1,2-ジクロロエタン
4
大腸菌・一般細菌
27
1,1-ジクロロエチレン
5
シアン
28
ジクロロメタン
6
水銀
29
シス-1,2-ジクロロエチ
レン
7
銅
30
1,1,2-トリクロロエタ
ン
8
鉄
31
ベンゼン
9
マンガン
32
クロロホルム
10
亜鉛
33
ジブロモクロロメタン
11
鉛
34
ブロモジクロロメタン
12
六価クロム
35
ブロロホルム
13
カドミウム
36
総トリハロメタン
14
ひ素
37
1,3-ジクロロプロペン
15
フッ素
38
シマジン
16
カルシウム、マグネシウム等硬
度
39
チウラム
17
フェノール類
40
チオベンカルブ
18
蒸発残留物
41
1,1,1-トリクロロエタ
ン
19
陰イオン界面活性剤
20
水素イオン濃度
21
色度・濁度
22
トリクロロエチレン
テトラクロロエチレン
23
鉱油類含有量
動植物油脂類含有量
(注)分析方法は平成4年厚生省令第 69 号に定める検定方法とする。
表12
金属等を含む産業廃棄物に係る判定基準
番号
項目
総理府令で定める基準
1
カドミウム及びその化合物
0.3
mg/L 以下
2
シアン化合物
1
mg/L 以下
3
有機リン化合物
1
mg/L 以下
4
鉛及びその化合物
0.3
mg/L 以下
5
六価クロム化合物
1.5
mg/L 以下
6
ひ素及びその化合物
0.3
mg/L 以下
7
水銀及びアルキル水銀
その他水銀化合物
0.005
mg/L 以下
8
アルキル水銀化合物
検出されないこと
9
ポリクロリネイテッドビフェニル(PCB)
0.003
mg/L 以下
10
トリクロロエチレン
0.3
mg/L 以下
11
テトラクロロエチレン
0.1
mg/L 以下
12
ジクロロメタン
0.2
mg/L 以下
13
四塩化炭素
0.02
mg/L 以下
14
1,2-ジクロロエタン
0.04
mg/L 以下
15
1,1-ジクロロエチレン
0.2
mg/L 以下
16
シス-1,2-ジクロロエチレン
0.4
mg/L 以下
17
1,1,1-トリクロロエチレン
3
mg/L 以下
18
1,1,2-トリクロロエタン
0.06
mg/L 以下
19
1,3-ジクロロプロペン
0.02
mg/L 以下
20
チウラム
0.06
mg/L 以下
21
シマジン
0.03
mg/L 以下
22
チオベンカルブ
0.2
mg/L 以下
23
ベンゼン
0.1
mg/L 以下
24
セレン又はその化合物
0.3
mg/L 以下
(注)この表に掲げる基準は、産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和
48 年環境庁告示 13 号)に定める方法により、産業廃棄物に含まれる当該項目
を溶出させた場合における濃度とする。
表13-1(排出事業場用)
産業廃棄物の種類
発生の状況
発生年月日
発生量
3
収集運搬の委託先
保管量 収集運搬の受託者 運搬の委託日 マニフェストNo.
単位: kg トン m
処分の委託先
運搬車両番号 運搬の受託量 処分の受託者 処分の方法 処分年月日
マニフェストNo.
(注)1 帳票は、発生する「産業廃棄物の種類ごと」に記載し、発生量、保管量、処分量等の単位は「トン」か「m3」かを明確に記入しておくこと。
2 帳簿は、排出する事業場ごとの現場事務所等に備えるとともに、産業廃棄物の種類ごとに「毎月の集計」、「1年間(4月~3月迄)ごと
の集計と閉鎖」及び「5年間の保存」の義務が課せられている。
処分量
表13-2(収集運搬業者用)
産業廃棄物の種類
排出事業者(委託者名)
排出事業者名 委託年月日
3
単位: kg トン m
収集運搬の受託者(自社で運搬)
委託量 運搬の受託日 マニフェストNo. 運搬車両番号
処分の受託者
運搬の受託量 処分の受託者 マニフェストNo. 処分業者への搬入量 処分の方法
備考
(注)1 帳票は、発生する「産業廃棄物の種類ごと」に記載し、発生量、保管量、処分量等の単位は「トン」か「m3」かを明確に記入しておくこと。
2 帳簿は、排出する事業場ごとの現場事務所等に備えるとともに、産業廃棄物の種類ごとに「毎月の集計」、「1年間(4月~3月迄)ごとの集
計と閉鎖」及び「5年間の保存」の義務が課せられている。
表13-3(中間処理用)
産業廃棄物の種類
排出事業者(委託者名)
収集運搬業者(受託者名)
処分の受託者(自社で処分)
単位: kg トン m
中間処理後に発生する廃棄物等の処理方法
3
排出事業者名 委託年月日 委託量 運搬業者名 車両番号 運搬量 搬入年月日 マニフェストNo. 受入量 処分量 保管量 処分年月日 処分方法 発生廃棄物等 発生年月日 処分の委託先 処分方法
(注)1 帳票は、発生する「産業廃棄物の種類ごと」に記載し、発生量、保管量、処分量等の単位は「トン」か「m3」かを明確に記入しておくこと。
2 帳簿は、排出する事業場ごとの現場事務所等に備えるとともに、産業廃棄物の種類ごとに「毎月の集計」、「1年間(4月~3月迄)ごとの集計と閉鎖」及び「5年間の保
存」の義務が課せられている。
表13-4(最終処分用)
産業廃棄物の種類
排出事業者(委託者名)
3
単位: kg トン m
収集運搬業者
排出事業者名 委託年月日 委託量 運搬業者名
運搬車両番号
処分の受託者(自社で処分)
運搬量 搬入年月日 処分の方法 マニフェストNo.
処分量(搬入量)
処分年月日
備考
(注)1 帳票は、発生する「産業廃棄物の種類ごと」に記載し、発生量、保管量、処分量等の単位は「トン」か「m3」かを明確に記入しておくこと。
2 帳簿は、排出する事業場ごとの現場事務所等に備えるとともに、産業廃棄物の種類ごとに「毎月の集計」、「1年間(4月~3月迄)ごとの集計と閉
鎖」及び「5年間の保存」の義務が課せられている。
収集運搬用の帳簿(記載例)
参考 1
産業廃棄物の種類
がれき類
単位:トン
管理票交付者(受託事業者名)
氏名・名称
収集運搬の受託者の名称:㈱○○クリーン
収集運搬の受託者
交付年月 管理票(マニフェ
委託量
日
スト)交付番号
収集・運搬
許可番号
の年月日
車両番号
運搬先の名称(処分の受託者)
処分場へ
運搬先ごと
処分の受託者 搬入量
の搬入年 許可番号
の委託量
名
(受入量)
月日
処分方法
㈱熊本建設
H19.4.1
8301023629
8.5
H19.4.1
123456
熊11あ1234
8.5
H19.4.1
111123
㈲○△産廃
8.5
破砕・分級
㈱熊本建設
H19.4.2
8301023631
8.2
H19.4.2
123456
熊本い4321
8.2
H19.4.2
111123
㈲○△産廃
8.2
破砕・分級
㈲肥後建設
H19.4.2
8301023745
6.2
H19.4.2
123456
熊本え4322
6.2
H19.4.2
111123
㈱銀杏産業
6.2
破砕・分級
㈱建設産業
H19.4.5
8301023777
5.5
H19.4.5
123456
熊本い4333
5.5
H19.4.5
111123
㈲○△産廃
5.5
破砕・分級
㈱建設産業
H19.4.5
8301023778
8.5
H19.4.5
123456
熊本い4333
8.5
H19.4.5
111123
㈱銀杏産業
8.5
安定型埋立
㈱建設産業
H19.4.5
8301023775
5.5
H19.4.5
123456
熊本い4333
5.5
H19.4.5
111123
㈲○△産廃
5.5
安定型埋立
㈱建設産業
H19.4.5
8301023779
8.5
H19.4.5
123456
熊本い4333
8.5
H19.4.5
111123
㈱銀杏産業
8.5
安定型埋立
4月分合計
省略
省略
省略
123.5
123.5
123.5
※ 帳簿の記載に当たっては、次のことに注意すること。
1 帳簿は、事業場ごとに備え、次の各号に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各号に定めるところにより記載すること。
① 帳簿は、管理票交付者、交付番号及び交付年月日は交付又は回付された日から10日以内に記載すること。
② 帳簿は、受入先(処分受託者)の搬入量を産業廃棄物の引渡しまでに記載すること。 2 帳簿は、全ての事項について毎月末までに記載し、集計すること。
3 帳簿は、一年ごとに閉鎖すること。
4 帳簿は、閉鎖後五年間事業場ごとに保存すること。
(注意) 帳簿の記載に当たっては、次のことに注意すること。
① 帳簿は、産業廃棄物の種類ごとに、かつ、使用した管理票ごとに順序よく記載していくこと。
② 帳簿に記載している内容(委託者や委託量等)と管理票の内容が整合しているか、定期的に確認を行うこと。 ③ 帳簿は、使用した管理票とともに保管を行うこと。(管理票も帳簿と同様に五年間の保存義務がある。) ④ 帳簿の記載内容をパソコンに入力している場合は、月末には紙に出力し「紙帳簿」として保管しておくこと。
備考
最終処分業用の帳簿(記載例)
参考 2
処分の受託者の名称:㈱熊本○○産廃 産業廃棄物の種類
がれき類
最終処分の方法:安定型埋立処分 単位:トン
管理票(マニフェスト)交付者(事業者名)
氏名・名称 委託年月日
管理票(マニフェ
委託量
スト)交付番号
運搬業者名 許可番号
㈱熊本建設
H19.4.1
8301023629
8.5
㈲銀杏産廃
㈱熊本建設
H19.4.2
8301023631
8.2
㈲肥後建設
H19.4.2
8301023745
㈱建設産業
H19.4.5
㈱建設産業
㈱建設産業
4月分合計
処分の受託者
搬入(収集運搬)業者
車両番号
搬入年月
日
受入量(処分
量)
処分方法
123456
熊11あ1234
H19.4.1
8.5
H19.4.1
8.5
安定型埋立
㈲銀杏産廃
123456
熊本い4321
H19.4.2
8.2
H19.4.2
8.2
安定型埋立
6.2
㈱熊本産廃
223456
熊本え4322
H19.4.2
6.2
H19.4.2
6.2
安定型埋立
8301023777
5.5
クリーン産廃
111345
熊本い4333
H19.4.5
5.5
H19.4.5
5.5
安定型埋立
H19.4.5
8301023776
8.2
クリーン産廃
111345
熊本い4333
H19.4.5
8.2
H19.4.5
8.2
安定型埋立
H19.4.5
8301023778
8.5
クリーン産廃
111345
熊本い4333
H19.4.5
8.5
H19.4.5
8.5
安定型埋立
運搬量 処分年月日
省略
省略
省略
123.5
123.5
123.5
※ 帳簿の記載に当たっては、次のことに注意すること。
1 帳簿は、事業場ごとに備え、次の各号に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各号に定めるところにより記載すること。
① 帳簿は、管理票交付者、交付番号及び交付年月日は交付又は回付された日から10日以内に記載すること。
② 帳簿は、受入先(処分受託者)の搬入量を産業廃棄物の引渡しまでに記載すること。 2 帳簿は、全ての事項について毎月末までに記載し、集計すること。
3 帳簿は、一年ごとに閉鎖すること。
4 帳簿は、閉鎖後五年間事業場ごとに保存すること。
(注意) 帳簿の記載に当たっては、次のことに注意すること。
① 帳簿は、産業廃棄物の種類ごとに、かつ、使用した管理票ごとに順序よく記載していくこと。
② 帳簿に記載している内容(委託者や委託量等)と管理票の内容が整合しているか、定期的に確認を行うこと。 ③ 帳簿は、使用した管理票とともに保管を行うこと。(管理票も帳簿と同様に五年間の保存義務がある。) ④ 帳簿の記載内容をパソコンに入力している場合は、月末には紙に出力し「紙帳簿」として保管しておくこと。
備考
中間処理業者用の帳簿(記載例その1)
参考 3
処分の受託者の名称:㈱熊本産廃クリーン 許可番号:001234
単位:トン
中間処理: 焼却処分
木くず
産業廃棄物の種類
管理票交付者(事業者名)
搬入(収集運搬)業者
処分の受託(処分業者)
中間処理後の廃棄物の処理
発生す
保管量
氏名・名 委託年
委託 運搬業者 許可番
運搬 搬入年 受入 処分 処分年 保管残 処分 る廃棄 発生年
処分の
マニフェスト
車両番号
又は処
称
月日
量
名
号
量
月日
量
量
月日
量
方法 物の種 月日
委託先
分量
類
㈱熊本商店
H19.4.2
8301023629
2.5
㈲銀杏産廃 123456
熊11あ1234
2.5
H19.4.2
2.5
2.5
焼却
㈱熊本商店
H19.4.2
8301023631
1.2
㈲銀杏産廃 123456
熊本い4321
1.2
H19.4.2
1.2
3.7
焼却
㈲肥後商店
H19.4.2
8301023745
1.2
㈱熊本産廃 345612
熊本え4322
1.2
H19.4.2
1.2
4.9
焼却
㈱建設産業
H19.4.5
8301023777
1.5
肥後産廃
123344 熊本い4333
1.5
H19.4.5
1.5
1.5
焼却
㈱建設産業
H19.4.5
8301023778
2.5
肥後産廃
123344 熊本い4333
2.5
H19.4.5
2.5
4
焼却
㈱建設産業
H19.4.5
8301023775
2.5
肥後産廃
123344 熊本い4333
2.5
H19.4.5
2.5
6.5
焼却
㈱建設産業
H19.4.5
8301023779
1.5
肥後産廃
123344 熊本い4333
1.5
H19.4.5
1.5
8
8
焼却
4月分合計
4.9
省略
省略
省略
省略
123.5
123.5
123.5
110.5
H19.4.5
H19.4.8
燃え殻・ばいじ
ん
H19.4.5
0.8
燃え殻・ばいじ
ん
H19.4.8
2.0
処分方法
自社保管
○○産廃㈱ 管理型埋立
※ 帳簿の記載に当たっては、次のことに注意すること。
1 帳簿は、事業場ごとに備え、次の各号に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各号に定めるところにより記載すること。
① 帳簿は、管理票交付者、交付番号及び交付年月日は交付又は回付された日から10日以内に記載すること。
② 帳簿は、受入先(処分受託者)の搬入量を産業廃棄物の引渡しまでに記載すること。 2 帳簿は、全ての事項について毎月末までに記載し、集計すること。
3 帳簿は、一年ごとに閉鎖すること。
4 帳簿は、閉鎖後五年間事業場ごとに保存すること。
(注意) 中間処理後の廃棄物処理等の記載は、次のとおりとする。
① 発生する廃棄物欄は、残さ物が発生する場合は「具体的な名称」を記入すること。また、再生品となる場合は「その商品名」を記載すること。
② 発生年月日は、残さ物又は再生品等が発生した年月日を記入すること。
③ 保管量の欄は、残さ物等の保管量(処分しないときは加算する。)を記載し、処理の委託をしない限り合計量を記載する。
④ 処分の委託先欄は、その処理業者名を、再生品は販売先を記入すること。
⑤ 処分方法欄は、具体的な処分方法を記入し、再生品は売却量と売却方法を記入すること。
中間処理業者用の帳簿(記載例その2)
参考 4
がれき類
産業廃棄物の種類
管理票交付者(事業者名)
単位:トン
中間処理:破砕・分級
処分の受託(処分業者)
搬入(収集運搬)業者
中間処理後の廃棄物の処理
発生す
委託年
委託 運搬業者 許可番
運搬 搬入年 受入 処分 処分年 保管残 処分方 る廃棄 発生年
処分の
氏名・名称
マニフェスト
車両番号
保管量
月日
量
名
号
物の種 月日
量
月日
量
量
月日
量
法
委託先
類
㈱熊本建設
H19.4.2
8301023629
8.5
㈲銀杏産廃 123456
熊11あ1234
8.5
H19.4.2
8.5
8.5
破砕・分級
㈱熊本建設
H19.4.2
8301023631
8.2
㈲銀杏産廃 123456
熊本い4321
8.2
H19.4.2
8.2
16.7
破砕・分級
㈲肥後建設
H19.4.2
8301023745
6.2
㈱熊本産廃 123456
熊本え4322
6.2
H19.4.2
6.2
22.9
破砕・分級
㈱建設産業
H19.4.5
8301023777
5.5
肥後産廃
123456 熊本い4333
5.5
H19.4.5
5.5
28.4
破砕・分級
㈱建設産業
H19.4.5
8301023778
8.5
肥後産廃
123456 熊本い4333
8.5
H19.4.5
8.5
36.9
破砕・分級
㈱建設産業
H19.4.7
8301023775
5.5
肥後産廃
123456 熊本い4333
5.5
H19.4.7
5.5
0
破砕・分級
㈱建設産業
H19.4.7
8301023779
8.5
㈲肥後建設
H19.4.8
8301023791
9.5
省略
4月分合計
肥後産廃
123456 熊本い4333
㈱熊本産廃 123456
熊本か4232
42.4
H19.4.7
8.5
H19.4.7
8.5
8.5
破砕・分級
9.5
H19.4.8
9.5
18
破砕・分級
省略
省略
省略
755.5
755.5
再生路
H19.4.2
盤材
残さ物(金属
くず)
H19.4.7
再生路
H19.4.7
盤材
処分方法
(単位:t)
建設業者 再生材販売100
1.2
建設業者 再生材販売80
※ 帳簿の記載に当たっては、次のことに注意すること。
1 帳簿は、事業場ごとに備え、次の各号に掲げる区分に応じ、それぞれ当該各号に定めるところにより記載すること。
① 帳簿は、管理票交付者、交付番号及び交付年月日は交付又は回付された日から10日以内に記載すること。
② 帳簿は、受入先(処分受託者)の搬入量を産業廃棄物の引渡しまでに記載すること。 2 帳簿は、全ての事項について毎月末までに記載し、集計すること。
3 帳簿は、一年ごとに閉鎖すること。
4 帳簿は、閉鎖後五年間事業場ごとに保存すること。
(注意) 中間処理後の廃棄物処理等の記載は、次のとおりとする。
① 発生する廃棄物欄は、残さ物が発生する場合は「具体的な名称」を記入すること。また、再生品となる場合は「その商品名」を記載すること。
② 発生年月日は、残さ物又は再生品等が発生した年月日を記入すること。
③ 保管量の欄は、残さ物等の保管量(処分しないときは加算する。)を記載し、処理の委託をしない限り合計量を記載する。
④ 処分の委託先欄は、その処理業者名を、再生品は販売先を記入すること。
⑤ 処分方法欄は、具体的な処分方法を記入し、再生品は売却量と売却方法を記入すること。
別記第1号様式
産業廃棄物処理に係る再生品等の出荷状況報告書
平成 年 月 日 熊本県知事 様
報告者 〒
TEL
住所
氏名
印
(法人にあっては名称の代表者の氏名)
平成 年 月における産業廃棄物の処理に係る再生品の製造、出荷等について、次のように報告します。
施設の種類
設置者の区分
施設の所在地
1 処理業者[許可番号:第 号] 2 排出事業者
処理する産業廃棄物(単位:t・m3)
種類
排出事業所
受入量
製造した再生品又は処理後の産業廃棄物(単位:t・m3)
処理量
種類
製造量(発生量) 出荷量(処理量) 出荷先(処分先)
※記入する欄に記載できないときは、別紙を使って記入すること。
別記第2号様式
移動式破砕施設の使用届出書
平成
熊本県知事
年
月
日
様
TEL
使用者 〒
住所
氏名
(法人にあっては名称及び代表者の氏名)
次のとおり移動式破砕施設の使用について、関係書類を添えて届け出ます。
施 設 の 能 力
施 設の 名称
使用する場所
使用者の区分 1
使 用 期 間 平成
年
月
取扱い責任者
工
事
]
処理業者[許可番号
日~平成
連
2
排出事業者(元請)
年
絡
月
日
月
日
先
名
工 事 期 間 平成
年
月
日~平成
年
工 事 発 注 者
工 事請 負者
工事の連絡先
工事の責任者
添付書類
(1) 産業廃棄物の処理計画(別紙)
(2) 周辺の見取図
(3) 施設の配置図及び使用状況が分かる書類及び図面
(4) 処理工程図
(5) 施設の維持管理に関する計画書
(6) 工事に係る請負契約書(元請、下請)及び仕様書(廃棄物処理のみ)の写
し
(7) その他必要と認める書類
(別紙)
移動式破砕機に係る産業廃棄物の処理計画
平成 年 月 日 使用者
住所
氏名
印
(法人にあっては名称及び代表者の氏名)
使用する場所
工事名
3
3
発生する産業廃棄物(単位:t・m )
種類
発生予定
処理量注
処理後の発生する残さ物(単位:t・m )
再生材の使用方法
種類
使用量
建設廃材
再生材
陶磁器くず
金属くず
発生量
処理方法
木くず
(注)発生する産業廃棄物を現場以外に搬出して処理する場合は、搬出量、搬出先及び処理方法
搬出量
排出先
処理方法
使用目的
マニフェストの使用に関する基準
マニフェストの使用に関する基準
第1 要旨
この基準は、熊本県産業廃棄物指導要綱第 11 条の規定に基づき、産業廃棄物
の処理に伴うマニフェストの使用に関して必要な事項を定めるものとする。
第2 基本的事項
1 マニフェストは、排出事業者の控え用(以下「A 票」という。)、運搬を行っ
た者の控え用(以下「B1 票」という。)、運搬を行った社から排出事業者への
返付用(以下「B2 票」という。)、処分を行った者の控え用(以下「C1 票」
という。)、処分を行った社から排出事業者への返付用(以下「D 票」という。)、
処分を行った者から熊本県への送付用(以下「K 票」という。)で構成された
複写式伝票とする。
2 排出事業者は、廃棄物の種類ごと、処分場所ごと、処分方法ごとに運搬又
は処分を行う者にマニフェストを交付すること。
3 運搬を行った者は、B1 票を控えとして保存し、B2 票を運搬を終了した日
から 10 日以内に排出事業者へ返付し、C1 票以下を処分を行う者へ回付する
こと。
4 処分を行った者は、C1 票を控えとして保存し、処分を行った日から 10 日
以内に C2 票を運搬を行った者へ、D 票を排出事業者へ、それぞれ返付するこ
と。また処分を行った日の翌月の 10 日までに K 票を熊本県へ送付すること。
5 排出事業者は、マニフェスト交付の日から 90 日(特別管理産業廃棄物の場
合は 60 日)以内に、B2 票及び D 票の返付を受けないときは、委託した廃棄
物の運搬又は処分の状況を把握すること。
6 排出事業者は、運搬を行った者及び処分を行った者から返付された B2、D
票を5年間保存すること。
7 運搬を行った者は、処分を行った者から返付された C2 票を5年間保存する
こと。
8 処分を行った者は、C1 票を5年間保存すること。
第3 記載事項
1 排出事業者
(1) 排出事業者の名称及び熊本県が付与したコード番号、住所、電話番号、
事業場の名称、所在地及び電話番号を記載すること。
(2) 排出事業者がマニフェストを交付した日付及び、マニフェストの交付を
担当した者の氏名を記載すること。
(3)排出事業者がマニフェストの交付を確認するための、交付番号を記載する
こと。
(4)産業廃棄物の種類、名称、数量、有害物質の有無、荷姿、個数、処分方法
を記載すること。
2 運搬者
(1) 実際に廃棄物の運搬を実行する者の名称及び許可番号、住所及び電話番
号を記載すること。
(2) 廃棄物の運搬を引き受けた者は、A, B1, C1, C2, D, K 票に氏名及びその
日付を記載すること。
3 処分を行う者
(1) 実際に廃棄物の処分を実行する者の名称及びコード番号、住所及び電話
番号、処分を行う事業場の名称、所在地及び電話番号を記載すること。な
お、海洋投入処分については、搬出するバースの名称も記載すること。
(2) 処分を行った者は、C1, C2, D, K 票に氏名及び廃棄物の処分を終了した
日付を記載すること。
処理施設の立地に関する基準
処理施設の立地に関する基準
第1 趣旨
この基準は、熊本県産業廃棄物指導要綱(以下「指導要綱」という。)第 18
条の規定により、処理施設の立地に関し必要な事項を定める。
第2 定義
この基準における用語の定義は、指導要綱第2条に定めるところによる。
第3 対象施設
この基準は、次に掲げる処理施設について適用する。
(1) 産業廃棄物処理施設
(排出事業者が排出事業場内に設置する場合を除く。)
(2) (1)以外で、処理業者が設置する処理業に伴う中間処理施設
第4 充足条件
第3に掲げる処理施設を設置しようとする者は、指導要綱第 20 条第1項に規
定する事業計画書の提出時には、第5及び第6に規定する条件を満たさなけれ
ばならない。
第5 立地環境
(1) 次に掲げる自然環境の保全を図る必要のある地域を含まないこと。
ア 自然公園特別地域
(自然公園法)
イ 自然環境保全地域特別地域
(自然環境保全法、県条例)
ウ 鳥獣保護地区特別保護地区
(鳥獣保全及び狩猟に関する法律)
エ 風致地区
(都市計画法、県条例)
(2) 次に掲げる災害防止等の保全を図る必要のある地区を含まないこと。
ア 保安林、保安施設地区
(森林法)
イ 河川区域
(河川法)
ウ 急傾斜地崩壊危険区域
(急傾斜地の崩壊による災害の防止に
関する法律)
エ 砂防指定地
(砂防法、県砂防指定管理規則)
オ 地滑り防止区域
(地滑り等防止法)
第6 立地要件
(1) 次の要件を満たしていること。
ア 予定地の使用権限、承諾が得られていること。
イ 関係法令の規制を受けている場合は、関係法令による許可等が得られ
るものであること。
ウ 搬入道路(国道、県道、市町村道は除く。)は、通行するための使用権
限又は承諾が得られ、道路幅員は車両の通行に支障がないこと。
エ 県及び市町村の都市計画、開発計画との整合が図れること。
オ 次に掲げる処理施設にあっては、上水道、簡易水道水源等への影響を
及ぼすおそれがないこと。
(ア) 最終処分場
(イ) 処理施設からの排水を放流するにあたり、排水処理設備が必要な中
間処理施設
(ウ) 特別管理産業廃棄物を処分する中間処理施設
(2) 次の事項に十分留意すること。
ア 河川、水路、湖沼等及び地下水の汚濁による生活環境への影響の恐れ
がないこと。
イ 大気汚染、騒音、振動、悪臭等による生活環境への影響のおそれがな
いこと。
ウ 隣接する道路、河川、水路等の公共施設に影響を与えるおそれがない
こと。
処理施設の構造に関する基準
処理施設の構造に関する基準
第1
趣
旨
この基準は、熊本県産業廃棄物処理指導要綱(以下「指導要綱」という。)第
24 条の規定により、処理施設の構造に関し必要な事項を定める。
第2
定
義
この基準における用語の定義は、熊本県産業廃棄物処理指導要綱第2条に定
めるもののほか、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則(昭和 46 年厚生
省令第 35 号。以下「規則」という。)の例によるものとする。
第3
1
産業廃棄物の保管施設・積替え保管施設の主要設備
産業廃棄物の保管施設の主要設備
保管施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)液状産業廃棄物の保管設備は、次に掲げる要件を備えること。
ア 槽構造の設備により保管する場合
(ア) 保管しようとする産業廃棄物の性状に適した FRP 製、プラスチック製
及びコンクリート製等の堅牢な槽構造のもの(以下「保管槽」という。)
で、槽の内部は産業廃棄物の種類に応じて、防食加工又は防油加工を施
すこと。
(イ) 保管槽には、雨水等が混入しない建屋構造(保管槽の構造が堅牢で雨
水等が混入しない構造である場合を除く。)を有し、床には十分な容量の
不透水性コンクリートの流出防止堤と事故時に備えての中和剤、吸着剤
等の薬剤保管設備を設けること。
(ウ) 腐敗するおそれのある液状の産業廃棄物の保管槽には、ばっ気装置を
設けること。
イ 容器に入れて保管する場合
(ア) 容器は、産業廃棄物の種類に応じて容器の内部を防食加工又は防油加
工を施した堅牢なものであること。
(イ) 床は、不透水性コンクリートの厚さ 20 ㎝以上の鉄筋構造であること。
(ウ) 床の周囲には、容器が転倒した場合などに備え、十分な容量の不透水
性コンクリートの流出防止堤を設けること。
(エ) 構造上安全な屋根を設けること。
(2)がれき類及びガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずの保管設備
は、外周仕切設備(コンクリート製又はこれと同等の強度を有する材質で
あること。)により明確に区分されていること。
(3)廃プラスチック類、ゴムくず、紙くず及び繊維くずの保管設備は、外周
仕切設備(コンクリート製又はこれと同等の強度を有する材質であるこ
と。)により三方が囲われ、屋根を設けること。ただし、廃プラステック類
(廃タイヤ及び廃ビニール類に限る。)、金属くず及び木くずの保管施設に
ついては、雨水対策を講ずるものとする。
(4)第1号から第3号までに掲げる産業廃棄物以外の産業廃棄物の保管設備
は、次の要件を備えること。ただし、保管量が少量であって、十分な強度
を有する容器(樹脂製の二重袋等も含む。)に入れて建屋内に保管する場合
は、この限りでない。
ア コンクリート(コンクリートブロックを含む。)製の堅牢な外周仕切設
備により三方が囲われており、屋根を有すること。
イ 床は、床面を設置場所の地盤面より 20 ㎝以上高くした不透水性コンク
リートの厚さ 20 ㎝以上の鉄筋構造物であること。
ウ 保管設備の周囲には、外周仕切設備が破損した場合にあっても、浸出
してくる保有水等を集水することができ、かつ、保管設備から外へ漏出
を防止することができるコンクリート製の側溝(開渠とし、外側は設置
場所の地盤面より高いものであること。)を設けること。
エ ウの側溝により集水された漏出保有水等を生活環境の保全上支障がな
い水質に処理する設備を講ずること。
2
産業廃棄物の保管施設の付帯設備
保管施設の付帯設備の構造は、次のとおりとする。ただし、保管施設を事業
場内(工場等の建屋内部の保管施設)に設置する場合には、次の第1号及び第
2号は除くものとする。
(1)保管施設を設置しようとする場所の周囲には、事故防止のため人がみだ
りに立入るのを防止することができる囲いを設けること。なお、当該囲い
は、原則として1箇所に出入口を設けた高さ 1.8m以上の鋼製のネットフェ
ンスとし、出入口には施錠できる堅牢な扉を設けること。
(2)保管施設の出入口の見やすい場所には、図1-1の立札を設置すること。
(3)がれき類又はガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずの保管施設
以外の保管施設にあっては、雨水等が保管設備へ流入することを防止でき、
かつ、保管設備周囲の雨水等を速やかに排除することができる十分な断面
積を有するコンクリート製の雨水排水路(開渠とすること。)を設けること。
(4)地下水の汚染を監視することができる設備を講ずること。ただし、がれ
き類、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、金属くず又はゴム
くずの保管施設については、この限りでない。
(5)産業廃棄物の保管施設にあっては、保管施設の面積が 50 ㎡ごとに1個以
上の消火設備(「内容量が 10 リットル以上の消火器等」以下同じ。)を設置
すること。
(6)床洗浄等のため、給水設備を設けること。
(7)管理事務所が設置されていること。
3 特別管理産業廃棄物の保管施設の主要設備等
保管施設の主要設備の構造は、前2項の規定によるほか、次のとおりとする。
(1)液状の特別管理産業廃棄物の槽構造による保管設備は、第1項第1号ロ
のほかに、次に掲げる要件を備えること。
ア 保管槽がコンクリート製である場合、当該保管槽は、しゃ断型用コンク
リート製の厚さ 20 ㎝以上の鉄筋構造物であること。さらに、槽の内部は特
別管理産業廃棄物の種類に応じて、防食加工又は防油加工を施すこと。
イ 保管槽外壁最下部は、床面又は、地盤面より高くすること。
ウ 保管槽設置場所の床は、しゃ断型用コンクリート製の厚さ 20 ㎝以上の不
透水性の鉄筋構造物であること。
エ 液状の感染性産業廃棄物の保管設備は、施設全体が密閉式の構造であり、
出入口は1箇所のみとすること。なお、出入口は密閉式で、かつ、施錠で
きる堅牢な扉を設けること。
オ 床の周囲には、不透水性しゃ断型用コンクリートを用いた厚さ 10 ㎝以上
のオーバーフロー液及び漏出液の集水溝(未端に集水ピットが設けられて
いるもの。)を設けること。
カ オの集水溝の外側には、十分な容量を有する不透水性コンクリートの流
出防止堤を設けること。
(2)少量の液状の特別管理産業廃棄物を容器に入れて保管する場合の保管設
備の構造は、第1項第1号ロに準じるものとするが、床は、不透水性しゃ
断型用コンクリートを用いた厚さ 20 ㎝以上の鉄筋構造物であること。
(3)液状以外の特別管理産業廃棄物の保管設備は、次に掲げる要件を備える
こと。ただし、保管量が少量であって、十分な強度を有するプラスチック
製の袋等に入れ、かつ、それを鋼製等の容器に入れて建屋内に保管する場
合は、この限りでない。この場合において、当該建屋の構造は、単独の保
管施設専用の建屋である場合には、表1に掲げる第2種建屋構造以上のも
のとし、それ以外の建屋にあっては、不透水性しゃ断型用コンクリートを
用いた厚さ 15 ㎝以上の鉄筋構造物である床を有し、施錠できる構造である
こと。
ア 不透水性しゃ断型用コンクリートを用いた厚さ 15 ㎝以上の鉄筋構造物
である外周仕切設備により三方が囲われており、堅牢な屋根を有するこ
と。
イ 外周仕切設備により囲われていない一方には、密閉式で施錠できる堅
牢な扉を設けること。
ウ 床は、床面を設置場所の地盤面より 20 ㎝以上高くした不透水性しゃ断
型用コンクリートを用いた厚さ 20 ㎝以上の鉄筋構造物であること。
エ 保管設備の周囲には、外周仕切設備が破損した場合にあっても浸出し
てくる保有水等を集水することができ、かつ、保管設備から外への漏出
を防止することができる不透水性しゃ断型コンクリート(厚さ 5 ㎝以上
であること。)を用いた側溝(開渠とし、外側は設置場所の地盤面より 20
㎝以上高いものであること。)を設けること。
オ エの側溝の未端には、不透水性しゃ断型用コンクリートを用いた厚さ
10 ㎝以上の鉄筋構造物で、十分な容量を有するピットを設けること。
カ オのピットに集水された保有水等は、生活環境の保全上支障がない水
質に処理する設備により処理すること。
(4)感染性産業廃棄物の保管設備の構造は、前3号のほか、次に掲げる要件
を備えること。
ア 感染性産業廃棄物は、次の容器に入れて保管を行うこと。
(ア) 注射針、メス等の鋭利なものは、金属製又はプラスチック製の堅牢
な容器を使用すること。
(イ) 固形状のものは、堅牢なプラスチック製の容器又は丈夫なプラスチ
ック製の袋を二重にして使用すること。
(ウ) 液状又は泥状のものは、液等が漏洩しない堅牢なプラスチック製又
は金属製の容器を使用すること。
イ 保管設備は、全体が密閉方式とし、出入口は堅牢な扉の1箇所で、か
つ、施錠できる構造とすること。
(5)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
には、2箇所以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が
10mを超える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、
地下水の汚染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質監測井を設
けること。ただし、第3号のただし書に該当し、建屋が保管施設専用でな
い場合であって、事業場内にこれの代用とすることができる井戸があると
きは、この限りでない。
4 産業廃棄物の積替え保管施設の主要設備
積替え保管施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)液状の産業廃棄物の積替え保管設備は、次に掲げる要件を備えること。
ア 槽構造の積替え保管施設は、第1項第1号イに規定する保管槽を建屋内
に設置すること。
イ 十分な強度を有し、かつ、防食加工又は防油加工を施した容器に入れた
状態で積替え保管をする場合の積替え保管設備は、表1に掲げる第2種建
屋構造以上の建屋であること。
(2)がれき類又はガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず以外の積替
え保管設備は、建屋構造とし、受入場所及び分別後の産業廃棄物の種類ご
との保管場所がコンクリート製又はこれと同等の強度を有する材質の仕切
設備で区分されていること。
(3)がれき類又はガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くずの積替え保
管設備は、建屋構造でなくてもよいが、当該設備の区域が明確に判断でき
るように、外周仕切設備(コンクリート製又はこれと同等の強度を有する
材質であること。)により明確に区分されていること。なお、粉じん発生防
止のための散水設備を設けること。
(4)廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、紙くず、木くず又は繊維くず
の積替え保管設備は、表1に掲げる第3種建屋構造以上のものであること。
(5)第1号から第4号までに掲げる産業廃棄物以外の産業廃棄物の積替え保
管設備は、表1の第2種建屋構造以上のものであること。なお、十分な強
度を有する容器に入れた状態のまま積替え保管をする場合においても同様
とする。
5
産業廃棄物の積替え保管施設の付帯設備
積替え保管施設の付帯施設の構造は、次のとおりとする。ただし、建設業か
ら発生するがれき類、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器く
ずの積替え保管施設にあっては、次の第1号から第3号までの規定に限る。
(1)積替え保管施設を設置する土地の周囲には、事故防止のため、人がみだ
りに立入るのを防止することができる囲いを設けること。なお、当該囲い
は、原則として1箇所に出入口を設けた高さ 1.8m以上の鋼製のネットフェ
ンスとし、出入口に施錠できる堅牢な扉を設けること。ただし、建設業に
よって生じるがれき類及び陶磁器くずを工事現場内で積替え保管する場合
には、移動式の高さ 1.2m以上のフェンス等でもよいものとする。
(2)積替え保管施設の出入口の見やすい場所に、図1-2の立札を設置する
こと。
(3)積替え保管施設の周囲には、雨水等が積替え保管設備へ流入することを
防止でき、かつ、当該設備周囲の雨水等が速やかに排除することができる
十分な断面積を有するコンクリート製の雨水排水路(開渠とすること。)を
設けること。
(4)前項第1号及び第5号に掲げる積替え保管設備にあっては、地下水の汚
染を監視することができる設備を講ずること。
(5)産業廃棄物の積替え保管施設にあっては、保管施設の面積が 50 ㎡ごとに
1個以上の消火設備を設置すること。
(6)床又は地盤面の洗浄等のため、給水装置を設けること。
(7)管理事務所を設置すること。
6
特別管理産業廃棄物の積替え保管施設の主要設備等
保管施設の主要設備等の構造は、前2項の規定によるほか、次のとおりとす
る。
(1)液状の特別管理産業廃棄物の槽構造による積替え保管施設は、第3項第
1号に規定する要件を備えたものを建屋内に設置すること。
(2)液状の特別管理産業廃棄物を容器に入れて保管する場合の積替え保管設
備の構造は、表1に掲げる第2種建屋構造(床に用いるコンクリートは、
不透水性しゃ断型用コンクリートで厚さ 20 ㎝以上であること。)以上のも
のであり、使用する容器の内部は、特別管理産業廃棄物に応じてを防食加
工又は防油加工を施した堅牢なものであること。
(3)液状以外の特別管理産業廃棄物の積替え保管設備は、第3項第3号に規
定する要件を備え、かつ、表1に掲げる第1種建屋構造のものであること。
ただし、積替え保管量が少量であって、十分な強度を有し、かつ、防食加
工又は防油加工を施した容器に入れた状態のまま積替え保管をする場合は、
表1に掲げる第2種建屋構造(床は、不透水性しゃ断型用コンクリート製
で厚さ 20 ㎝以上であること。)とする。
(4)感染性産業廃棄物の積替え保管施設は、第3項第4号に準じた構造とす
る。
(5)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
は2箇所以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 10
mを超える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、
地下水の汚染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観側井を設
けること。
第4
1
中間処理施設の構造基準
産業廃棄物の焼却施設の主要設備
焼却施設の主要設備の構造は、次のとおりする。
(1)焼却炉は、鉄筋構造のコンクリート製の床又はそれと同等の強度を有す
る架台等に固定されていること。
(2)焼却炉の炉底は、生活環境保全上の支障が生じないようにするため、炉
壁又は炉体と同等の材料で設置すること。
(3)焼却炉への産業廃棄物の投入方式は連続方式(廃油にあっては、ノズル
噴射式とする。)が望ましい。また、バッチ投入式の場合の投入口は、炉内
温度が低下しない構造とすること。
(4)主要燃焼室出口の炉温を速やかに 800℃以上にし、安定して炉温を保つこ
とができる助燃装置を設けること。
(5)主要燃焼室出口の炉温を確認することができる温度測定記録装置を設け
ること。
(6)ウレタン等の窒素分含有廃プラスチック類の焼却施設及び下水道汚泥等
の窒素分を多く含む汚泥の焼却施設にあっては、発生する有毒な排ガス等
を分解させるため、950℃以上で再燃することができる後燃焼装置が、それ
以外の焼却施設にあっては、排ガスの悪臭等を防止し、かつ、未燃分を焼
却するため、800℃以上の温度で再燃することができる後燃焼装置が設けら
れており、当該後燃焼部分の炉温を確認することができる温度測定記録装
置を設けること。ただし、主要燃焼室出口の炉温を当該温度に保つことが
できる焼却炉である場合はこの限りでない。
(7)第4号の助燃装置及び第6号の後燃焼装置は、廃油を使用しないこと。
なお、重油を使用する場合には、原則としてA重油とする。
(8)燃焼室へ必要な空気を供給でき、かつ、供給空気量を調整できる供給空
気調整装置を設けること。なお、当該装置は、炉内を負圧に保つこと。
(9)焼却施設に設置される送風機等から発生する騒音及び振動について、当
該設置場所の基準に適合させることができる防音及び防振措置を講ずるこ
と。
(10)悪臭対策として必要に応じて脱臭装置を設けること。
ア 排ガスの SOx、NOx 及びばいじん等を、当該設置場所のばい煙等の基準
まで処理することができる設備を講ずること。
イ 塩化水素、有機塩素化合物及び重金属等を除去するためのスクラバーを
設けること。この場合において、スクラバーは、原則として湿式洗浄方式
とし、洗浄水が循環式でないときは、洗浄水を当該設置場所の放流水の水
質基準まで処理することができる排水処理設備を設けること。ただし、次
に掲げる焼却施設(混焼する場合は除く。)は、スクラバーを設けなくても
よいものとする。
(ア) 紙くず、木くず、繊維くず又は動植物性残さの焼却施設
(イ) 塩素分が少なく、かつ、有害物質を含まないことが明らかな有機性汚
泥(下水汚泥を除く。)だけの焼却施設
(ウ) 塩素分がなく、かつ、有害物質を含まないことが明らかな廃油類の焼
却施設
ウ 悪臭対策として脱臭装置を設けること。
エ 排ガス処理設備の前後の煙道の適切な位置に、排ガスの測定孔を設ける
こと。
(11)焼却炉及び後燃焼炉(煙道から煙突の部分までを含む。)の構築材質は、
(4)及び(6)に規定する温度に対して耐熱性のある材料を使用するこ
と。
(12)異常な高温の燃焼等を避けるため、異常高温を感知する警報装置を設け
ること。
(13)燃焼に必要な量の空気の通風が行われるものであること。
(14)空気取入口・煙突の先端以外に焼却設備内と外気とが接することなく廃
棄物を焼却できるものであること。
2
産業廃棄物の焼却施設の付帯設備
焼却施設の付帯設備の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から焼却施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファル
ト舗装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設
については、この限りでない。
(2)焼却施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入るこ
とができない高さ 1.8m以上の鋼製のネットフェンスを設けること。ただし、
事業者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)運搬車両に付着した汚泥等を洗い落とす洗車設備を設けること。なお、
当該設備から生ずる汚水は、適正に処理することができる排水処理設備を
設けること。
(4)消火設備は場内の面積(「保管施設及び中間処理施設の合計面積」以下同
じ。)が 25 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(5)スクラバーの洗浄水が循環式でない場合には、地下水の汚染を監視する
ことができる設備を設けること。
(6)助燃及び後燃焼用の熱源として重油等を使用する場合には、その貯留設
備等の構造を消防法及び関係法令の基準に適合させること。
(7)アルカリ剤等の薬剤貯留設備は、その材質及び容量が適切なものである
こと。なお、当該薬剤貯留設備の周囲には、十分な容量を有する不透水性
コンクリート製の流出防止堤を設けること。
(8)受入れ設備を設ける場合、処分しようとする産業廃棄物の種類により、
当該設備の構造は次のとおりとする。
ア 液状の産業廃棄物の焼却施設にあっては、第3の第1項第1号の規定
によること。
イ 廃プラスチック類の焼却施設にあっては、第3の第1項第3号の規定
によることとし、床は不透水性コンクリート構造であること。なお、廃
タイヤの受入れ設備は、雨水対策を講じたものでよいものとする。
ウ 有機性汚泥及び動植物性残さの焼却施設にあっては、第3の第1項第
4号の規定によることとし、悪臭防止設備を設けること。
エ 紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず及び金属くずの焼却施設にあっ
ては、第3の第1項第3号の規定によることとし、床は不透水性コンク
リート構造であること。
オ 上記以外の産業廃棄物の焼却施設にあっては、第3の第1項第4号の
規定によること。
(9)処理後の燃え殻の貯留設備の構造は、第3の第1項第4号の規定による
こと。
(10)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
すること。
(11)床洗浄等のため、給水設備を設けること。
(12)産業廃棄物処理業者は、焼却施設が設置されている場内に管理事務所を
設置すること。
(13)管理事務所には、pH、電気伝導率等の測定装置を備えること。なお、事
業者も事業場内に同様の測定装置を備えること。
3
特別管理産業廃棄物の焼却施設の主要設備等
焼却施設の主要設備等の構造は、前2項の規定によるほか、次のとおりとす
る。
(1)焼却設備の設置場所の床は、第3の第3項第3号③及び⑤の規定による
ものとし、床洗浄水等を当該設置場所の放流水の水質基準まで処理するこ
とができる排水処理設備を設けること。
(2)洗車設備から生ずる汚水を当該設置場所の放流水の水質基準まで処理す
ることができる排水処理設備を設けること。
(3)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
は2箇所以上とする。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 10mを超
える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、地下水
の汚染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観測井を設けるこ
と。
(4)受入れ設備を設ける場合、処分しようとする特別管理産業廃棄物の種類
により、当該設備の構造は、次のとおりとする。
ア 液状の特別管理産業廃棄物の焼却施設にあっては、第3の第3項第1
号又は第2号の規定によること。
イ 汚泥等の焼却施設にあっては、第3の第3項第3号の規定によること。
(5)管理事務所には、焼却処分するものの性状の分析及び有害物質に係る分
析装置を備えること。なお、事業者も事業場内に同様の分析装置を備える
こと。
4
産業廃棄物の破砕、破砕・分級、切断、粉砕施設の主要設備
破砕、破砕・分級、切断又は粉砕施設の主要設備の構造は、次のとおりとす
る。
(1)破砕機、分級機、切断機又は粉砕機は、騒音を防止するため建屋内に設
置すること。ただし、がれき類又はガラスくず、コンクリートくず及び陶
磁器くずの破砕又は破砕・分級施設にあっては、この限りでない。
(2)周囲 300m以内に住家がある場合又は建設される予定がある場合には、建
屋はしゃ音及び防振構造とすること。
(3)破砕機、破砕・分級機、切断機又は粉砕機は、鉄筋構造のコンクリート
製の床又はそれと同等の強度を有する架台等に固定すること。
(4)破砕機、破砕・分級機、切断機又は粉砕機を建屋内に設置する場合は、
紛じんが建屋から周囲へ飛散することを防止するため、機器及び建屋内に
集じん装置、又は紛じんが発生する箇所に散水装置を設けること。
(5)破砕機等を建屋外に設置する場合は、周囲の状況に応じて、破砕機、分
級機、ベルトコンベアー等から発生する紛じんの施設周辺への飛散を防止
するため、紛じん発生箇所のすべてに集じん装置又は散水装置を設けるこ
と。
(6)破砕機、破砕・分級機、分級機、切断機又は紛砕機から発生する騒音及
び振動について、当該設置場所の基準に適合させることができる防音及び
防振設備を設けること。
4の2 産業廃棄物の移動式破砕施設の主要設備
移動式破砕施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)移動式破砕施設を使用するに当たっては、工事現場内に作業場所を確保
して使用すること。
(2)移動式破砕施設には、自重、荷重等に対する安定が確保できる固定・安
定化装置を設けること。
(3)粉じんによる施設周辺への飛散を防止するため粉じん発生箇所の全てに
集じん装置又は散水装置を設けること。
(4)作業場所の周辺には、当該作業場所の基準に適合させることができる防
音及び防振設備を設けること。
5
産業廃棄物の破砕、破砕・分級、切断、粉砕施設の付帯施設
破砕、破砕・分級、切断又は粉砕施設の付帯施設の構造は、次のとおりとす
る。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製のネットフェンスを設けること。この場合、
近隣に住家がある場合又は建設が予定されている場合には、当該囲いはし
ゃ音構造の防音壁であること。
(3)消火設備の設置数は場内の敷地面積が 100 ㎡ごとに1個以上設置するこ
と。ただし、屋外で破砕・分級を行う施設にあっては、場内の敷地面積が
500 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(4)受入れ設備の構造は、処理対象の産業廃棄物の種類に応じて、第3の第
1項第2号又は第3号の規定によることとし、床面は不透水性のコンクリ
ート構造であること。なお、廃プラスチック類(廃タイヤ及び廃ビニール
類に限る。)、金属くず及び木くずの受入れ設備は、雨水対策を講ずるもの
とする。ただし、がれき類又はガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器
くずの貯留設備については、この限りではない。
(5)処理後の産業廃棄物の貯留設備の構造は、当該産業廃棄物の種類に応じ
て、第3の第1項第2号又は第3号の規定によることとし、床面は不透水
性のコンクリート構造とする。ただし、がれき類又はガラスくず、コンク
リートくず及び陶磁器くずの貯留設備は、この限りでない。
(6)ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(コンクリート二次製品
に係るものに限る。)の破砕施設にあっては、場内の雨水を集水し pH 調製
及び懸濁物質沈殿等の水処理をすることができる排水処理設備を設けるこ
とができる排水処理設備を設けること。
(7)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
すること。
(8)産業廃棄物処理業者は、破砕及び破砕・分級施設等が設置されている場
内に管理事務所を設置すること。
(9)管理事務所には、pH(第6号に掲げる施設に限る。)、騒音、振動に係る
測定装置を備えること。なお、事業者も事業場内に同様の測定装置を備え
ること。
5の2 産業廃棄物の移動式破砕施設の付帯設備
移動式破砕施設の付帯施設の構造は、次のとおりとする。
(1)作業場所の周囲には、みだりに人が立入るのを防止することができるフ
ェンスを設けること。ただし、工事現場の敷地全体に同等の囲いがある場
合はこの限りでない。
(2)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、作業場所の入口等見やすいところに設
置すること。
(3)作業場所には、騒音、振動に係る測定装置を備えること。
6
産業廃棄物の廃アスファルト再生施設の主要設備
廃アスファルト再生施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)再生施設は、鉄筋構造のコンクリート製の床又はそれと同等の強度を有
する架台等に固定すること。
(2)施設周辺の状況に応じて、トロンメル、べルトコンベアー等から発生す
る粉じんの施設周辺への飛散を防止するため、粉じん発生箇所に集じん装
置又は散水装置を設けること。
(3)トロンメル等から発生する騒音及び振動について、当該設置場所の基準
に適合させることができる防音及び防振設備を設けること。
(4)施設から排出される排ガス等によって生活環境上の支障が生じないよう
にするため、次の要件を備えた排ガス処理設備を設けること。
ア 排ガス(SOX 及び NOX 等)を当該設置場所のばい煙等の基準まで処理す
る設備を設けること。
イ ばいじん除去のための集じん装置を設けること。
ウ 悪臭対策を講じること。
エ
排ガス処理設備の前後の煙道の適切な位置に、測定孔を設けること。
7
産業廃棄物の廃アスファルト再生施設の付帯施設
廃アスファルト再生施設の付帯施設の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製のネットフェンスを設けること。なお、近隣
に住家がある場合又は建設が予定されている場合には、当該囲い等はしゃ
音構造の防音壁であること。
(3)受入れ設備の構造は、第3の第1項第2号の規定によること。
(4)再生施設の熱源として重油等を使用する場合には、その貯留設備等の構
造を消防法及び関係法令の基準に適合させること。
(5)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
すること。
(6)消火設備は場内の敷地面積が 100 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(7)産業廃棄物処理業者は、廃アスファルトの再生施設が設置されている場
内に管理事務所を設置すること。
(8)管理事務所には、騒音及び振動の測定装置を備えること。なお、事業者
も事業場内に同様の測定装置を備えること。
8
産業廃棄物の天日乾燥施設の主要設備
天日乾燥施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)天日乾燥床は、自重、荷重、地震力等に対して十分な耐力を有する不透
水性しゃ断型コンクリート又はこれと同等以上の耐力を有する材質による
ものであり、内壁に防食加工等の設備を設けること。
(2)天日乾燥床は、雨水が当該乾燥床に入らないように開閉できる屋根又は
ビニールシート等の覆い(覆いの長さは、乾燥床の両端から2m以上の長
さとすること。)を設け、かつ、乾燥床測壁天端より 20 ㎝以上高くするこ
と。
(3)有機性汚泥等の腐敗しやすいものを処理対象とする場合は、脱臭剤散布
装置等の悪臭防止設備を設け、かつ、天日乾燥床には汚泥等の切り返しの
設備を設けること。
9 産業廃棄物の天日乾燥施設の付帯設備
天日乾燥施設の付帯設備の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製のネットフェンスを設けること。ただし、事
業者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)運搬車輌に付着した汚泥等を洗い落とすピット式の洗車設備を設けるこ
と。なお、当該設備から生ずる汚水は、適正に処理することができる排水
処理設備を設けること。
(4)地下水の汚染を監視することができる設備を設けること。
(5)受入れ設備を設ける場合、当該設備の構造は、処理前の汚泥等の性状に
より、第3の第1項第1号又は第4号によること。
(6)処理後の汚泥の貯留設備を設ける場合、当該設備の構造は第3の第1項
第4号の規定によること。
(7)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
すること。
(8)消火設備は場内の敷地面積が 100 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(9)施設の洗浄等のため、給水設備を設けること。
(10)産業廃棄物処理業者は、天日乾燥施設が設置されている場内に管理事務
所を設置すること。
(11)管理事務所には、pH 及び電気伝導率等に係る測定装置を備えること。な
お、事業者も事業場内に同様の測定装置を備えること。
10 特別管理産業廃棄物の天日乾燥施設の主要設備等
天日乾燥施設の主要設備等の構造は、前2項の規定によるほか、次のとおり
とする。
(1)天日乾燥床外壁最下部は、床面又は地盤面より高くすること。
(2)天日乾燥床及びその設置場所の床は、第3の第1項第1号の規定による
こと。ただし、「保管槽」を「天日乾燥床」と読み替えるものとする。
(3)天日乾燥床には飛散防止設備を設けること。
(4)施設の周囲に囲いを設けること。当該囲いは、高さ 1.8m以上の鋼製のネ
ットフェンスとし、出入口は施錠できる構造であること。
(5)ピット式の洗車設備から生ずる汚水は、当該設置場所の放流水の水質基
準まで処理することができる排水処理措置を講ずること。
(6)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
は2箇所以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 0m
を超える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、地
下水の汚水の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観測井を設け
ること。
(7)管理事務所には、天日乾燥処分するものの性状の分析及び有害物質に係
る分析装置を備えること。
11 産業廃棄物の機械乾燥施設の主要設備
機械乾燥施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)乾燥機は、建屋内に設置すること。ただし、安全管理上建屋内に設置す
ることが困難と判断される場合には、この限りでない。
(2)乾燥機は、鉄筋構造のコンクリート製の床又はそれと同等の強度を有す
る架台等に固定すること。
(3)乾燥炉の炉温を確認する温度測定記録装置を設けること。
(4)乾燥に燃原料を使用する場合、燃焼装置は廃油を使用しないこと。なお、
重油を使用する場合は、原則としてA重油とする。
(5)施設から排出される排ガスによって生活環境上の支障が生じないように
するため、次の要件を備えた排ガス処理設備を設けること。ただし、焼却
施設等を併設し、当該焼却施設の排ガス処理設備において、乾燥炉からの
排ガスを併せて処理する場合は、この限りでない。
ア 排ガスを当該設置場所のばい煙等の基準まで処理することができる設
備を設けること。
イ 塩化水素、有機塩素化合物、重金属等を除去するためのスクラバーを
設けること。この場合において、スクラバーは、原則として湿式洗浄方
式のものとし、洗浄水が循環式でないときは、洗浄水を当該設置場所の
放流水の水質基準まで処理することができる排水処理設備を設けること。
ウ ばいじんの除去のための集じん装置、SOx、NOx等除去のための
及び悪臭対策として、脱臭装置を設けること。
エ 排ガス処理設備の前後の煙道の適切な位置に、測定孔を設けること。
(6)乾燥機(煙道から煙突までを含む。)の構築材質には、乾燥温度を十分に
耐える耐熱性の材料を使用すること。
(7)乾燥施設等から発生する騒音及び振動については、当該設置場所の基準
に適合することができる防音及び防振設備を設けること。
12 産業廃棄物の機械乾燥施設の付帯設備
機械乾燥施設の付帯施設の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製ネットフェンスを設けること。ただし、事業
者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)運搬車輌に付着した汚泥等を洗い落とすピット式の洗車設備を設けてい
ること。なお、当該設備から生ずる汚水は、適正に処理することができる
排水処理設備を設けること。
(4)スクラバーの洗浄水が循環式でない場合には、地下水の汚染を監視する
ことができる設備を設けること。
(5)消火設備は場内の敷地面積が 25 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(6)乾燥用の熱源として重油等を使用する場合には、重油貯留設備等の構造
を消防法及び関係法令の基準に適合させること。
(7)スクラバーがアルカリ湿式洗浄方式である施設にあっては、アルカリの
薬剤貯留設備は、その材質及び容量が適切なものであること。なお、当該
薬剤貯留設備の周囲には、十分な容量を有する不透水性コンクリート製の
流出防止堤を設けること。
(8)受入れ設備の構造は、処理前の産業廃棄物の性状により、第3の第1項
第1号又は第4号の規定によること。
(9)処理後の汚泥の貯留設備の構造は、第3の第1項第4号の規定によるこ
と。
(10)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
すること。
(11)床洗浄等のため、給水設備を設けること。
(12)産業廃棄物処理業者は、機械乾燥施設が設置されている場内に管理事務
所を設置すること。
(13)スクラバーの洗浄水が循環式でない施設にあっては、管理事務所に pH 及
び電気伝導率等に係る測定装置を備えること。なお、事業者も事業場内に
同様の測定装置を備えること。
13 特別管理産業廃棄物の機械乾燥施設の主要設備等
機械乾燥施設の主要設備等の構造は、前2項によるほか、次のとおりとする。
(1)機械乾燥設備の設置場所の床は、第3の第3項第1号ウ及びオの規定に
よるものとし、床洗浄水等を当該設置場所の放流水の水質基準まで処理す
ることができる排水処理設備を設けること。
(2)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
は、2箇所以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 10
mを超える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、
地下水の汚染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観測井を設
けること。
(3)受入れ設備の構造は、処理前の汚泥等の性状により第3の第3項第1号
若しくは第2号又は第3号の規定によること。
(4)処理後の汚泥等の貯留設備の構造は、第3の第3項第3号の規定による
こと。
(5)スクラバーの洗浄水が循環式でない施設にあっては、管理事務所に機械
乾燥処分するものの性状の分析及び有害物質に係る分析装置を備えること。
なお、事業者も事業所場内に同様の分析装置を備えること。
14 産業廃棄物の脱水施設の主要設備
脱水施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)脱水機は、産業廃棄物の性状に適した方式のものであること。
(2)脱水機は、建屋内に設置すること。
(3)脱水機は、鉄筋構造のコンクリート製の床又はそれと同等の強度を有す
る架台等に固定すること。
(4)施設の床又は地盤面は、不透水性コンクリートであり、当該床面又は地
盤面には、オーバーフロー又は漏出した汚水及び床洗浄水を集水し、受入
れ設備若しくは汚水処理施設の原水槽又は次の排水処理設備へ導水できる
設備を設けること。
(5)脱水ろ液を受入れ設備又は汚水処理設備の原水槽へ導かない場合は、当
該ろ液を当外設置場所の放流水の水質基準まで処理することができる排水
処理設備を設けること。
(6)脱水処理を効率的に行うため、濃縮槽(脱水機の処理能力の1日以上7
日分以内の容量であること。)を設けること。なお、濃縮槽の上澄水は、受
入れ設備若しくは汚水処理設備の原水槽又は前号の排水処理設備へ導水で
きる設備を設けること。
(7)必要に応じて、凝集沈殿槽又は加圧浮上槽を設けること。
15
産業廃棄物の脱水施設の付帯施設
脱水施設の付帯施設の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製ネットフェンスを設置すること。ただし、事
業者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)運搬車輌に付着した汚泥等を洗い落とすピット式の洗車設備を設けるこ
と。なお、当該設備から生ずる汚水は、適正に処理することができる排水
処理設備を設けること。
(4)地下水の汚染を監視することができる設備を設けること。
(5)脱水施設から発生する騒音及び振動を防止するため、防音及び防振設備
を設けること。
(6)凝集剤等の薬剤貯留設備は、その材質及び容量が適切なものであること。
なお、当該薬剤貯留設備の周囲には、十分な容量を有する不透水性コンク
リート製の流出防止堤を設けること。
(7)受入れ設備を設ける場合は、第3の第1項第1号①の規定によること。
(8)処理後の汚泥の貯留設備の構造は、第3の第1項第4号の規定によるこ
と。
(9)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
する。
(10)消火設備は場内の敷地面積が 100 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(11)床洗浄のため、給水設備を設けること。
(12)産業廃棄物処理業者は、脱水施設が設置されている場内に管理事務所を
設置すること。
(13)管理事務所には、pH 及び電気伝導率等に係る水質測定装置を備えること。
なお、事業者も事業場内に同様の測定装置を備えること。
16 特別管理産業廃棄物の脱水施設の主要設備等
脱水施設の主要設備等の構造は、前2項の規定によるほか、次のとおりとす
る。
(1)脱水施設が設置される場所の床及び濃縮槽等は、第3の第3項第1号の
規定によること。ただし、
「保管槽」を「濃縮槽等」と読み替えるものとす
る。
(2)ピット式の洗車設備から生ずる汚水は、受入れ設備若しくは汚水処理施
設の原水槽又は第 14 項第5号の規定による排水処理設備に導水できる設備
を設けること。
(3)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
は2箇所以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 10m
を超える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、地
下水の汚染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観測井を設け
ること。
(4)受入れ設備を設ける場合は、第3の第3項第1号の規定によること。
(5)処理後の特別管理産業廃棄物の汚泥の貯留設備の構造は、第3の第3項
第3号の規定によること。
(6)管理事務所には、脱水処分するものの性状の分析及び有害物質に係る分
析装置を備えること。
17 産業廃棄物の堆肥化施設の主要設備
堆肥化施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)堆肥化設備は、建屋内に設置すること。ただし、木くず及び木繊維等を
含む有機性汚泥等を一次発酵させる場合は、この限りでない。なお、屋外
に発酵施設を設置した場合の雨水等は、場外に放出しないこと。
(2)発酵槽は、FRP製、プラスチック製又はコンクリート製等の堅牢なも
のとすること。
(3)産業廃棄物の含水率を一定にするため、乾燥又は脱水設備を設けること
が望ましい。
(4)発酵温度を確認する温度測定記録装置を設けること。
(5)発酵をむらなく行うため、切り返しができる装置を設けること。ただし、
発酵槽の容量が小さく適切に発酵が行われる施設については、この限りで
ない。
(6)周囲の住家等の状況に応じて、悪臭が建屋外へ漏れないようにするため、
脱臭装置を設けること。
18 産業廃棄物の堆肥化施設の付帯設備
堆肥化施設の付帯施設の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製ネットフェンスを設けること。ただし、事業
者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)運搬車両に付着した汚泥等を洗い落とすことができるピット式の洗車設
備を設けること。なお、当該設備から生ずる汚水は、適正に処理すること
ができる排水処理設備を設けること。
(4)乾燥用の熱源として重油等を使用する場合には、その貯留設備等の構造
を消防法及び関係法令の基準に適合させること。
(5)受入れ設備の構造は、第3の第1項第4号の規定によること。
(6)処理後の有機肥料の適切な保管設備を設けること。なお、保管設備の床
面は、不透水性のコンクリート構造とすること。
(7)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合は図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置す
ること。
(8)消火設備は場内の敷地面積が 100 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(9)産業廃棄物処理業者は、堆肥化施設が設置されている場内に管理事務所
を設置すること。なお、事業者が事業場内に同様の施設を設置している場
合は、この限りでない。
19 産業廃棄物の油水分離施設の主要設備
油水分離設備の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)油水分離設備は、不透水性コンクリート等の堅牢な材質による槽構造の
もの(以下「油水分離槽」という。)であり、 その内壁には、防水加工及
び防油加工等を施すこと。
(2)油水分離槽の容量は、十分な滞留時間を確保できる容量を有するもので
あること。
(3)油水分離槽には油分が確実に回収できる装置が設けられており、比重が
1より小さい廃油を処理対象とする場合には、複数の油水分離槽のうちの
最後の一槽に分離効率を上げるための加圧浮上等の設備を設けること。
(4)廃油の受入れ設備には、油水分離槽へ適正量の廃油を供給することがで
きる定量ポンプ等の供給装置を設けること。
(5)施設の床又は地盤面は、不透水性のコンクリート構造であり、オーバー
フロー又は漏出した油分及び汚水並びに床洗浄水の受入れ設備又は油水分
離槽の第1槽へ導水できる設備を設けること。
(6)分離された水分を排出する場合は、当該分離水は当該設置場所の放流水
の水質基準まで処理できる排水処理設備を設けること。
(7)排水処理設備には放流ピットが設けられており、当該ピットには、油分
と水分が十分に分離されなかった場合に備え、廃油の比重に応じ、水分が
下又は上を通過する構造の堰を設けること。
20 産業廃棄物の油水分離施設の付帯設備
油水分離施設の付帯設備等の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製ネットフェンスを設けること。ただし、事業
者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)消火設備は場内の敷地面積が 25 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(4)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
は2箇所以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 10m
を超える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、地
下水の汚染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観測井を設け
ること。
(5)廃油の流出事故に備えるためのオイルフェンス、油吸着マット、油吸着
剤等を備えること。また、これらの保管設備も設けること。
(6)処理前の廃油の受入れ設備及び処理後の廃油の貯留設備の構造は、第3
の第1項第1号の規定によること。
(7)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
すること。
(8)床洗浄のため、給水設備を設けること。
(9)産業廃棄物処理業者は、油水分離施設が設置されている場内に管理事務
所を設置すること。
(10)管理事務所には、pH 及び電気伝導率等に係る水質測定装置を備えること。
21 特別管理産業廃棄物の油水分離施設の主要設備等
油水分離施設の主要設備等の構造は、前2項の規定によるほか、次のとおり
とする。
(1)油水分離設備が設置される場所の床及び油水分離槽は、第3の第3項第
1号の規定によること。ただし、
「保管槽」を「油水分離槽」と読み替える
ものとする。
(2)受入れ設備を設ける場合、当該設備の構造は、第3の第3項第1号又は
第2号の規定によること。
(3)処理後の廃油の貯留設備の構造は、第3の第3項第1号又は第2号の規
定によること。
(4)管理事務所には、廃油の性状の分析及び有害物質に係る分析装置を備え
ること。
22 固形化・固化施設の主要設備
特別管理産業廃棄物のコンクリート固型化施設又は有害可能性産業廃棄物
(「原材料又は触媒等として有害物質を使用する事業場において生ずる産業廃
棄物にあって、毎年2回以上実施する溶出試験においては有害物質が有害判定
基準を超えて溶出することはないが、各ロットごとに溶出試験を実施すること
はないため、有害物質が溶出するおそれがないとは断言できない燃え殻、汚泥、
鉱さい及びばいじんをいう。」以下同じ。)のコンクリート固化施設の主要設備
の構造は、次に掲げるとおりとする。
(1)固型化・固化設備は、建屋内に設置すること。
(2)固型化・固化設備は、鉄筋構造コンクリート製の床又はそれと同等の強
度を有する架台等に固定すること。
(3)特別管理産業廃棄物の固型化設備は、コンクリート固型化の一軸圧縮強
度並びにその大きさ及び形状を、金属等を含む廃棄物の固型化に関する基
準(昭和 52 年環境庁告示第5号)に適合させること。
(4)特別管理産業廃棄物の固化設備は、コンクリート固化物の一軸圧縮強度
を 10kg/cm2 以上にする固型化・固化設備であること。
(5)特別管理産業廃棄物のコンクリート固型化施設又は有害可能性の産業廃
棄物のコンクリート固化施設にあっては、汚泥等の含水率を一定にするた
め、乾燥設備等を設けると。
(6)水硬性セメント、水及び特別管理産業廃棄物又は有害可能性の産業廃棄
物を均一に混合できる混練設備及びそれらの所定量を混練設備に供給する
ことができる定量供給装置を設けること。
(7)雨水流入防止措置が講じられた建屋内に、三方の側壁及び底面を不透水
性コンクリート構造としたコンクリート固型物又はコンクリート固化物を
養生させるための場所を設けること。
(8)施設の床は、第3の第3項第1号ウ及びオによること。
(9)床洗浄水等を処理するため、当該洗浄水等を当該設置場所の放流水の水
質基準まで処理することができる排水処理設備を設けること。
23 固型化・固化施設の付帯設備
特別管理産業廃棄物のコンクリート固型化施設又は有害可能性の産業廃棄物
のコンクリート固化施設の付帯施設の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製ネットフェンスを設けること。ただし、事業
者が事業場内に設置する施設においてはこの限りでない。
(3)運搬車両に付着した特別管理産業廃棄物又は有害可能性の汚泥等を洗い
落とすピット式の洗車設備を設けること。なお、当該施設から生ずる汚水
は、前項第9号に規定する排水処理設備へ導水すること。
(4)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
は2箇所以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 10m
を超える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、地
下水の汚染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観測井を設け
ること。
(5)乾燥用の熱源として重油等を使用する場合には、その貯留設備等の構造
を消防法及び関係法令の基準に適合させること。
(6)受入れ設備の構造は、処理前の特別管理産業廃棄物の性状により、第3
の第3項第1号若しくは第2号又は第3号の規定によること。
(7)処理後の 13 号廃棄物(コンクリート固型物又はコンクリート固化物)の
貯留設備の構造は、有害判定基準の適合状況により、第3の第1項第4号
又は第3項第3号の規定によること。
(8)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
する。
(9)消火設備は場内の敷地面積が 100 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(10)床洗浄等のため、給水設備を設けること。
(11)産業廃棄物処理業者は、固型化・固化施設が設置されている場内に管理
事務所を設置すること。
(12)管理事務所には、固型化・固化処分するものの性状の分析及び有害物質
に係る水質測定装置を備えること。なお、事業者も事業場内に同様の分析
装置を備えること。
24 産業廃棄物の中和施設の主要設備
中和施設の主要設備の構造は、次のとおりとする。
(1)中和施設は、建屋内に設置すること。
(2)中和設備は、処理対象の廃酸又は廃アルカリ等の性状に適した材質の、
又はそれに応じた防食加工を施した不透水性コンクリート等の槽構造のも
の(以下「中和槽」という。)であり、当該中和槽に、廃酸又は廃アルカリ
等と中和剤とを速やかに混合することができる撹拌装置を設けること。
(3)中和槽には、中和処理によって生じた生成塩類を適正に引抜くことがで
きる設備を設けること。
(4)中和構内及び中和槽出口に遠隔測定方式の pH 計(警報装置付のものであ
ること。)を設置すること。
(5)中和槽外壁最下部は、床面又は地盤面より高くすること。
(6)中和剤の薬剤貯留設備には、廃酸及び廃アルカリの両方のものを備える
こと。
(7)中和設備が自動処理方式のものである場合は、廃酸又は廃アルカリの中
和槽への移送量を調節できる定量ポンプ等の供給装置及び第4号に規定す
る pH 計と連動する自動制御方式の中和剤の注入装置を設けること。
(8)施設の床又は地盤面は、不透水性コンクリート等であり、オーバーフロ
ー又は漏出した廃酸又は廃アルカリ等及び床洗浄水を集水し、受入れ設備
又は汚水処理施設の原水槽へ導水できる設備を設けること。
(9)中和後の放流水は、当該設置場所の放流水の水質基準まで処理すること
ができる排水処理設備を設けること。
25 産業廃棄物の中和施設の付帯設備
中和施設の付帯施設の構造は、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製ネットフェンスを設けること。ただし、事業
者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)地下水の汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合
は2箇所以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 10m
を超える地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、地
下水の汚染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観測井を設け
ること。
(4)中和剤の薬剤貯留設備は、その材質及び容量が適切なものであること。
なお、当該薬剤貯留設備の周囲には、十分な容量を有する不透水性コンク
リートの流出防止堤を設けること。
(5)受入れ設備を設ける場合、当該設備の構造は、第3の第1項第1号又は
第2号の規定によること。
(6)処理後の汚泥の貯留設備の構造は、当該汚泥の性状により、第3の第1
項第1号又は第4号の規定によること。
(7)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
すること。
(8)消火設備は場内の敷地面積が 25 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(9)床洗浄等のため、給水設備を設けること。
(10)産業廃棄物処理業者は、中和施設が設置されている場内に管理事務所を
設置すること。
(11)管理事務所には、pH 及び電気伝導率等に係る水質測定装置を備えること。
なお、事業者も事業場内に同様の測定装置を備えること。
26 特別管理産業廃棄物の中和施設の主要設備等
中和施設の主要設備等の構造は、前2項に規定によるほか、次のとおりとす
る。
(1)中和設備が設置される場所の床及び中和槽は、第3の第3項第1号の規
定によること。ただし、「保管槽」を「中和槽」と読み替えるものとする。
(2)前項第3号に規定する水質観測井を設けること。
(3)受入れ設備を設ける場合、当該設備の構造は、第3の第3項第1号若し
くは2号又は第3号の規定によること。
(4)処理後の汚泥の貯留設備の構造は、当該汚泥の性状により、第3の第3
項第1号若しくは第2号又は第3号の規定によること。
(5)管理事務所には、中和処分するものの性状の分析及び有害物質に係る分
析装置を備えること。
27 廃自動車の解体・選別施設の主要設備
(1)解体作業を行う場所は、床面をコンクリート等の舗装をした作業場所を
確保すること。
(2)作業場所は、廃棄物の飛散流出防止対策や雨水対策のため、作業場所全
体に屋根を設けること。
(3)作業場所の周辺には、雨水側溝を設置すること。
(4)作業場所の周辺には油水分離を行うための油水分離槽を設置すること。
(5)解体前及び解体後の廃自動車をそれぞれ保管できる場所を確保すること。
28 廃自動車の解体・選別施設の付帯設備
(1)保管場所、作業場所の周辺には高さ 1.8m以上のネットフェンスを設置す
ること。
(2)保管場所、作業場所への出入口は原則として1ヶ所とし、施錠できる設
備とすること。
(3)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には、図2ー2の立札を施設の見やすいところに設置すること。
(4)保管場所及び作業場所にはそれぞれ 100 ㎡ごとに消火器を1個以上設置
すること。
(5)解体、選別で発生した廃棄物を保管する場所は、種類毎に確保するもの
とし、第3の1の規定によること。
29 再生活用施設の主要設備
再生活用施設の主要設備の構造は、その再生活用方式が前項までに掲げる中
間処理施設の処理方法と一致する場合には、当該中間処理施設の主要設備に準
ずるものとし、一致する中間処理施設がない場合には、次のとおりであること。
(1)自重、積載荷重その他の荷重、地震力及び温度応力等に対しても構造耐
力上安全であること。
(2)再生活用しようとする産業廃棄物及び再生物は、再生活用処理に伴い生
ずる排ガス及び排水施設において使用する薬剤等による腐食を防止するた
めに必要な設備を設けること。
(3)産業廃棄物の飛散及び流出並びに悪臭の発散を防止することができる構
造のものであり、又はそれらを防止できる設備を設けること。
(4)再生活用設備から発生する騒音又は振動により、周囲の生活環境を損う
おそれがある場合は、それらに対する必要な設備を設けること。
(5)施設から排水を放流する場合には、その水質を生活環境保全上の支障が
生じないものとするために必要な排水処理設備を設けること。
(6)施設から排ガスを排出する場合には、排出される排ガスにより生活環境
保全上の支障が生じないようにすることができる排ガス処理設備を設ける
こと。
30 再生活用施設の付帯設備
再生活用施設に設けなければならない付帯設備の構造は、その再生活用方式
が前項までに掲げる中間処理施設の処理方法と一致する場合には、当該中間処
理施設の付帯設備に準ずるものとし、一致する中間処理施設がない場合には、
次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製ネットフェンスを設けること。ただし、事業
者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)運搬車両に付着した汚泥等を洗い落とすことができるピット式の洗車設
備を設けること。なお、当該設備から生ずる汚水は、適正に処理すること
ができる排水処理設備を設けること。
(4)再生活用対象の産業廃棄物が液状である施設は、地下水の汚染を監視す
ることができる設備を設けること。この場合において、再生活用対象の産
業廃棄物が有害なものであるときは、地下水の汚染を監視することができ
る位置(地下水の流向が不明な場合は、2箇所以上とすること。)に、第一
滞層水までの、又は第一滞水層が 10mを超える地域若しくは第一滞水層の
深さが明確でない地域にあっては、地下水の汚染の有無が監視できると思
われる適当な深さの水質観測井を設けること。
(5)消火設備は場内の敷地面積が 100 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(6)廃油、酸又はアルカリ等の貯留設備は、その材質及び容量が適切なもの
であること。なお、当該貯留設備の周囲には、十分な容量を有する不透水
性コンクリートの流出防止堤を設けること。
(7)受入れ設備は、再生活用対象の産業廃棄物等の種類に応じ、第3の第1
項各号又は第3項各号に規定する構造であること。
(8)再生された再生品の貯留設備は、再生物の性状に応じ、生活環境の保全
上支障がない構造であること。なお、床面は不透水性のコンクリート構造
であること。
(9)産業廃棄物再生活用業者が設置する場合には、図3の立札を施設の入口
等の見やすいところに設置すること。
(10)管理事務所を設置すること。なお、管理事務所には、必要な水質測定装
置、騒音及び振動の測定装置を備えること。
31 その他の中間処理施設の主要設備
前項までに掲げる中間処理施設以外の中間処理施設の主要設備の構造は、そ
の中間処理方式が前項までに掲げる中間処理施設と一致する場合には、当該中
間処理施設の主要設備に準ずるものとし、一致する施設がない場合には、次の
とおりとする。
(1)自重、積載荷重その他の荷重、地震力及び温度応力に対しても構造耐力
上安全であること。
(2)中間処理しようとする産業廃棄物並びに当該処理に伴って生ずる産業廃
棄物、排ガス、排水又は施設の管理等において使用する薬剤等による腐食
を防止するために、必要な設備を設けること。
(3)産業廃棄物等に雨水等が触れることによって、爆発や高温による熱分解
など人や生活環境上に支障を及ぼすおそれのある中間処理施設は、建屋内
に設置すること。
(4)中間処理設備は、鉄筋構造のコンクリート製の床又はそれと同等の強度
を有する架台等に固定すること。
(5)施設の床又は地盤面は、不透水性コンクリートであり、当該床面又は地
盤面には、オーバーフロー又は漏出した汚水及び床洗浄水を集水し、受入
れ設備若しくは汚水処理施設の原水槽又は排水処理設備へ導水できる設備
を設けること。
(6)分解炉などの高温の炉に産業廃棄物等を投入する方式のものは、連続炉
が望ましい。また、バッチ投入式の場合の投入口は、二重扉等の炉内温度
が低下しないような構造とすること。
(7)分解炉などの高温で処理する炉は、出口温度を速やかに 900℃以上の高温
にし、それを安定して保つことのできる助熱装置を設けること。
(8)分解炉などの高温熱分解等をより確実に行うため、高温で再熱できる後
燃焼装置が設けられており、かつ、炉出口の温度を確認する温度測定記録
装置を設けること。
(9)第7号に規定する助燃装置及び第8号に規定する後燃焼装置は、廃油を
使用しないこと。なお、重油を使用するときには、原則としてA重油とす
る。
(10)産業廃棄物の飛散及び流出並びに悪臭の発散を防止することができる構
造であり、又はそれらを防止できる設備を設けること。
(11)中間処理設備から発生する騒音又は振動により、周囲の生活環境を損う
おそれがある場合は、それらに対する防音及び防振設備を設けること。
(12)施設から排水を放流する場合には、その水質を生活環境上の支障が生じ
ないものとするため、必要な排水処理設備を設けること。
(13)施設から排ガスを排出する場合には、排ガスにより生活環境上の支障が
生じないようにする排ガス処理設備を設けること。
32 その他の中間処理施設の付帯設備
第 26 項までに掲げる中間処理施設以外の中間処理施設に設けなければならな
い付帯設備の構造は、その中間処理方式が第 26 項までに掲げる中間処理施設と
一致する場合には、当該中間処理施設の付帯設備に準ずるものとし、一致する
施設がない場合には、次のとおりとする。
(1)一般道路から施設までの搬入道路は、防じん対策としてアスファルト舗
装等の措置を講ずること。ただし、事業者が事業場内に設置する施設につ
いては、この限りでない。
(2)施設又は施設を設置する事業場の周囲には、みだりに人が立入ることが
できない高さ 1.8m以上の鋼製ネットフェンスを設けること。ただし、事業
者が事業場内に設置する施設については、この限りでない。
(3)運搬車両に付着した汚泥等を洗い落とすことができるピット方式の洗車
設備を設けること。なお、当該設備から生ずる汚水は、適正に処理するこ
とができる排水処理設備を設けること。
(4)安定型産業廃棄物以外の産業廃棄物を中間処理する施設にあっては、地
下水を監視することができる設備を設けること。この場合において、処理
対象が特別管理産業廃棄物又は液状の産業廃棄物であるときは、地下水の
汚染を監視することができる位置(地下水の流向が不明な場合は、2箇所
以上とすること。)に、第一滞水層までの、又は第一滞水層が 10mを超える
地域若しくは第一滞水層の深さが明確でない地域にあっては、地下水の汚
染の有無が監視できると思われる適当な深さの水質観測井を設けること。
(5)消火設備は場内の敷地面積が 100 ㎡ごとに1個以上設置すること。
(6)酸又はアルカリ等の薬剤貯留設備は、その材質及び容量が適切なもので
あること。なお、薬剤貯留設備の周囲には、十分な容量を有する不透水性
コンクリートの流出防止堤を設けること。
(7)受入れ設備は、中間処理対象の産業廃棄物の種類に応じて第3の第1項
各号又は第3項各号に規定する構造であること。
(8)処理後の貯留設備は、中間処理に伴って生ずる産業廃棄物の性状に応じ
て第3の第1項各号又は第3項各号に規定する構造であること。
(9)事業者が設置する場合には図2-1の立札を、産業廃棄物処理業者が設
置する場合には図2-2の立札を、施設の入口等の見やすいところに設置
されていること。
(10)床洗浄のため、給水設備を設けること。
(11)産業廃棄物処理業者は、中間処理施設が設置されている場内に管理事務
所を設置すること。
(12)管理事務所には、特別管理産業廃棄物を処分するその他の中間処理施設
にあっては、処分するものの性状を分析及びその他の中間処理によって、
排水を放流する施設にあっては、排水の水質を自主管理するための水質測
定装置が、騒音及び振動を発生する施設にあっては、騒音計及び振動計を
備えること。なお、事業者も事業場内に同様の分析装置を備えること。
図1-1 保管施設の立札
10
(特別管理)産業廃棄物の保管施設
10
産業廃棄物の種類
10
最大保管量、最大高さ
60
10
管 理 者 の 名 称
10
管 理 者 の 氏 名
10
施 設 の 所 在 地
20
連 絡 先
30
10
20
80
注 1
2
3
4
立札の寸法の単位は、cmである。
材質は、金属製又はプラスチック製等の耐水性のもので、十分な強度を有するものであること。
下地は白色、文字は黒色とすること。
連絡先には、電話番号を記入すること。
図1-2 積替え保管施設の立札
10
(特別管理)産業廃棄物の積替え保管施設
10
積替え保管する
産業廃棄物の種類
10
最大保管量、最大高さ
10
70
住 所
処 理
業 者 名
10
代表者名
10
許可の番号・期間
10
施 設 の 所 在 地
20
連 絡 先
10
30
20
80
注 1
2
3
4
立札の寸法の単位は、cmである。
材質は、金属製又はプラスチック製等の耐水性のもので、十分な強度を有するものであること。
下地は白色、文字は黒色とすること。
連絡先には、電話番号を記入すること。
図2-1 事業者が設置する中間処理施設の立札
10
(特別管理)産業廃棄物の中間処理施設(名称: )
10
処 分 す る
産業廃棄物の種類
10
許可(届出)年月日
m3又は
t/日
処 理
能 力
60
住 所
10
管 理 者
の 名 称
10
10
代表者名
連 絡 先
処 理 責 任 者 名
20
技 術 管 理 者 名
20
20
20
80
注 1
2
3
4
5
立札の寸法の単位は、cmである。
材質は、金属製又はプラスチック製等の耐水性のもので、十分な強度を有するものであること。
下地は白色、文字は黒色とすること。
連絡先には、電話番号を記入すること。
「処理責任者」は、法第12条第4項及び第12条の2第4項に、「技術管理者」は、法第21条第1項に規定す
る者の氏名を記入すること。
図2-2 産業廃棄物処理業者が設置する中間処理施設の立札
10
(特別管理)産業廃棄物の中間処理施設(名称: )
10
処 分 す る
産業廃棄物の種類
10
許可(届出)年月日
m3又は
t/日
処 理
能 力
許 可 番 号
60
住 所
10
管 理 者
の 名 称
10
10
代表者名
連 絡 先
処 理 責 任 者 名
20
技 術 管 理 者 名
20
20
20
80
注 1
2
3
4
5
立札の寸法の単位は、cmである。
材質は、金属製又はプラスチック製等の耐水性のもので、十分な強度を有するものであること。
下地は白色、文字は黒色とすること。
連絡先には、電話番号を記入すること。
「処理責任者」は、法第12条第4項及び第12条の2第4項に、「技術管理者」は、法第21条第1項に規定す
る者の氏名を記入すること。
図3 再生活用業者が設置する再生活用施設の立札
10
再生活用施設(名称: )
10
再生利用する産業廃
棄 物 の 種 類
10
指 定 年 月 日
m3又は
t/日
処 理
能 力
指 定 番 号
60
住 所
10
再生活用
業者の氏
名
10
10
代表者名
連 絡 先
技 術 管 理 者 名
20
20
20
20
80
注 1
2
3
4
立札の寸法の単位は、cmである。
材質は、金属製又はプラスチック製等の耐水性のもので、十分な強度を有するものであること。
下地は白色、文字は黒色とすること。
連絡先には、電話番号を記入すること。
表1
保管施設の建屋の構造
外周仕切設備
第 1 種建屋構造
第 2 種建屋構造
第 3 種建屋構造
しゃ断型用コンクリー
ト製で厚さ 15cm 異常の
鉄筋構造物であり、かつ、
高さは 2m までとする。
運搬車両等の出入口に
は施錠できる金属製のシ
ャッターを設けること。
第 1 種建屋構造に
準じた構造であるこ
と。
ただし、一軸圧強度
は 160kg/cm2 以上と
する。
3 方に外周仕切設
備を設けること。材質
は、鉄筋構造のコンク
リートとし、高さが
2m までは同じ構造と
する。
内部仕切設備
産業廃棄物及び特別産
厚さ 10cm 以上の
仕切設備を設ける
業廃棄物の種類ごとに分 鉄筋構造のコンクリ 場合は、第 2 種建屋
別できる構造であり、厚 ート製であること。 構造と同じとする
さ 10cm 以上の鉄筋構造
のコンクリート製である
こと。
床
しゃ断型用コンクリー
ト製で厚さ 20cm 以上と
し、出入口にはスロープ
等を設け、床面は周辺の
土地の地盤より、10cm 以
上高くすること。
なお、保管される産業
廃棄物等から浸出する液
及び床洗浄水等を集水で
きる構造とし、集水され
た汚水等を安全に貯留す
ることができる不透水性
しゃ断型コンクリート製
で、厚さ 15cm 以上の充
分な容量を有するピット
を設け、さらに汚水等を
処理する排水設備を設け
ること。
第 1 種建屋構造に
準じた構造であるこ
と。
ただし、材質は外周
仕切設備と同じで、床
面は周辺の土地の地
盤より、10cm 以上高
くすること。
床の全体が極力平
坦に近い地盤にする
こと。できれば、コン
クリート舗装等が望
ましい。
汚水等の集水設備
浸出汚水等処理設備
事故等により外周仕切
設備が破損した場合に備
え、積替え保管庫の周囲
には、しゃ断型用コンク
リート製で厚さ 15cm 以
上の側溝(開渠とし、外
周の天端は周囲の地盤よ
りも 10cm 以上高いもの
であること。)を設けるこ
と。
第 1 種建屋構造に
必要としないが、周
準じた構造であるこ 囲に市販の側溝を設
と。
置するのが望ましい。
ただし、材質及びコ
ンクリート二次製品
のうち、堅牢なものを
使用すること。
ピットに貯留された汚 第 1 種建屋構造に準
沈砂池を設けるこ
水等及び漏出汚水を生活 じた構造であること。 と。
環境の保全上支障がない
必要によっては、
水質に処理することがで
きる浸出汚水等の排出設
備を設けること。
pH 調整を行い、放流
すること。
洗車設備
出入口付近にピット構
第 1 種建屋構造に
必要に応じて設置
造の洗車設備を設けるこ 準じた構造であるこ すること。
と。
と。
洗車設備は、浸出汚水
等の排水処理設備に導水
し処理すること。
脱臭設備
悪臭を発生するものに
第 1 種建屋構造に
ついては、充分な能力を 準じた構造であるこ
もつ脱臭設備を設けるこ と。
と。
必要としない。
熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る
紛争の予防及び調整に関する要綱
熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争の予防及び調整に関
する要綱
目次
第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
附則
総則(第 1 条―第 5 条)
紛争の予防に係る手続等(第 6 条―第 19 条)
紛争のあっせん(第 20 条―第 22 条)
手続の終了(第 23 条)
雑則(第 24 条―第 29 条)
第1章
総則
(目的)
第 1 条 この要綱は、産業廃棄物処理施設等の設置又は規模、構造の変更(以下
これらを「設置」という。)に係る事業計画の事前公開、これに対する意見を
求めるための手続その他紛争の予防及び調整に関し必要な事項を定めること
により、地域住民と設置者との紛争の予防及び解決を図り、もって生活環境
の保全に寄与することを目的とする。
(定義)
第 2 条 熊本県産業廃棄物指導要綱(以下「指導要綱」という。)第 2 条に定める
もののほか、この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ
当該各号に定めるところによる。
(1) 処理施設 指導要綱第 21 条第 1 号に規定する処理施設をいう。
(2) 紛争 処理施設の設置に伴って生じる周辺の生活環境への影響に関する
関係者と設置者との間の争いをいう。
(3) 生活環境 人の生活及び人の生活に密接な関係のある財産並びに人の生
活に密接な関係のある動植物及びその生育環境をいう。
(4) 設置者 処理施設を設置しようとする者をいう。
(5) 関係地域 処理施設の設置に伴い生活環境に著しい影響が生じるおそれ
がある地域として第 7 条第 3 項の規定により知事が定めた地域をいう。
(6) 関係者 関係地域内に住所を有する者、関係地域内で農業、林業、漁業
等に従事する者及び関係地域内に事務所又は事業所を有する個人又は法人
をいう。
(県の責務)
第 3 条 県は、この要綱に規定する処理施設の設置に係る事業計画の事前公開、
紛争の予防その他の手続が円滑かつ適切に行われ、事業の実施に際し、生活
環境の保全について適正に配慮がなされるよう努めなければならない。
(市町村の責務)
第 4 条 市町村は、紛争の予防及び調整に関して県が行う施策に協力するとと
もに、その地域における生活環境の保全を図るため、自らも紛争の予防及び
調整に努めなければならない。
(設置者及び関係者の責務)
第 5 条 設置者は、処理施設の設置に当たっては、生活環境が適正に保全され
るよう必要な措置を講ずるとともに、紛争の予防及び調整に関して県及び市
町村が行う施策に協力しなければならない。
2 設置者及び関係者は、相互の立場を尊重するとともに、紛争が生じたとき
は、自主的に解決するように努めなければならない。
第2章
第1節
紛争の予防に係る手続等
事業計画の事前公開
(事業計画書の提出)
第 6 条 設置者は、処理施設を設置しようとするときは、指導要綱第 20 条第 1
項の規定により、事業計画書を知事に提出しなければならない。
(関係地域の指定)
第 7 条 知事は、前条による事業計画書の提出があったときは、事業計画書に
記載された処理施設の設置場所を管轄する市町村長及び事業計画書について
周知を図る必要があると認める市町村長(以下これらを「関係市町村長」とい
う。)に事業計画書の写しを送付するものとする。
2 設置者は、当該事業計画書の内容について関係市町村長に説明しなければ
ならない。
3 知事は、前項の規定により事業計画書の写しを送付した関係市町村長の意
見を聴いたうえ、事業計画書に記載された設置場所の境界からおおむね
1km 以内の範囲で関係地域を定めなければならない。
4 知事は、前項の規定により関係地域を定めたときは、速やかに、その旨を
設置者及び関係市町村長に通知するものとする。
(公表及び閲覧)
第 8 条 知事は、前条第 4 項の規定による通知をしたときは、速やかに、事業
計画書の提出があった旨、関係地域、閲覧の場所及び次に掲げる事項を関係
者に公表し、事業計画書(指導要綱第 20 条第 2 項第 12 号から第 15 号までに
掲げる書類を除く。)を公表した日から 30 日間、閲覧に供しなければならな
い。
(1) 設置者の住所及び氏名(法人にあっては、主たる事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
(2) 施設の種類及び処理能力
(3) 設置場所
(4) 閲覧期間
2 前項の場合において、知事は、あらかじめ、公表する内容を設置者に通知
するものとする。
(公表及び閲覧の方法等)
第 9 条 前条第 1 項の規定による公表は、処理施設の設置場所を管轄する保健
所又は関係地域の市町村の掲示板に通知書を掲示することにより行う。
2 前条第 1 項に規定する閲覧の場所は、設置場所を管轄する保健所及び関係
地域の市町村の庁舎内とする。
3 設置者は、前条第 2 項の通知を受けたときは、関係者に対し、必要な事項
を記載した文書を配布する方法により、これにより難い場合は関係地域内
での掲示板への掲示等の方法により、事業計画書の概要、閲覧場所及び第
11 条第 1 項に規定する説明会の開催について周知に努めなければならない。
(周知計画書)
第 10 条 設置者は、前条第 3 項の規定により関係者に対し周知を図ろうとする
ときは、あらかじめ、次条第 1 項の説明会の開催に関する事項、その他事業
計画書の周知のために必要な事項を記載した計画書(別記第 1 号様式。以下「周
知計画書」という。)を知事に提出しなければならない。
2 設置者は、前項の周知計画書の内容に変更があった場合は、あらかじめ、
周知計画変更届(別記第 2 号様式)を知事に提出しなければならない。
3 知事は、第 1 項及び第 2 項に規定する周知計画書及び周知計画変更届の提
出があったときには、速やかに、その写しを関係地域の市町村長に送付す
るものとする。
(説明会の開催等)
第 11 条 設置者は、第 8 条第 1 項の閲覧期間内に、関係地域において事業計画
の説明会を開催しなければならない。この場合において、関係地域内に説明
会を開催する適当な場所がないときは、関係地域以外の地域において開催す
ることができる。
2 設置者は、前項の説明会においては、事業計画書の概要を記載した書類及
び図面を配布するとともに、事業計画書の内容を具体的かつ平易に説明す
るように努めなければならない。
3 知事は、設置者が第 1 項に規定する説明会を正当な理由がなく開催しない
ときは、当該設置者に対し、期限を付して説明会を開催するよう求めるも
のとする。この場合において、知事は、第 8 条第 1 項の閲覧期間内に説明
会を開催することが困難であると認めるときは、第 1 項の規定にかかわら
ず、当該閲覧期間を経過した後であっても説明会を開催するよう求めるこ
とができる。
4 設置者は、第 1 項及び前項の説明会を開催することができない正当な理由
がある場合は、当該理由を知事に書面で報告しなければならない。この場
合において、知事が正当な理由があると認めるときは、説明会の開催を要
しない。
5 説明会の開催を要しなくなった設置者は、第 10 条第 2 項の規定により周
知計画変更届を提出し、説明会以外の方法により、関係者に対し事業計画
書の周知に努めなければならない。
6 知事は、第 1 項に規定する説明会及び第 3 項の規定により知事が開催する
よう求めた説明会が開催されるときは、その職員をこれに立ち合わせるこ
とができる。
(実施状況の報告書の提出)
第 12 条 設置者は、説明会の開催等により事業計画書について周知を図ったと
きは、説明会等実施状況報告書(別記第 3 号様式。以下「報告書」という。)
を知事に提出しなければならない。
2 知事は、前項の報告書の提出があったときは、当該報告書の写しを関係地
域の市町村長に送付するものとする。
第2節
事業計画書に対する意見の調整
(意見書の提出等)
第 13 条 事業計画書について生活環境の保全上の見地からの意見を有する関係
者は、第 8 条第 1 項の規定による公表の日から起算して 45 日を経過する日(同
項の規定による閲覧期間が満了する日までに説明会が終了しない場合にあっ
ては、当該説明会が終了した日から起算して 15 日を経過する日)までに、意
見書を知事に提出することができる。
2 知事は、前項の意見書の提出があったときは、速やかに、その写し又は意
見書の要旨を記載した書面(以下「意見書等」という。)を設置者及び関係地
域の市町村長に送付するものとする。
(見解書の提出等)
第 14 条 設置者は、意見書等の送付を受けたときは、遅滞なく、意見書等に対
する見解を記載した書面(別記第 4 号様式。以下「見解書」という。)を作成し、
知事に提出しなければならない。
2 設置者は、前項の規定による見解書の提出後、関係者に対し、見解書につ
いて、原則として説明会の開催により、周知に努めなければならない。
3 知事は、前項の説明会が開催されるときは、その職員をこれに立ち会わせ
ることができる。
(関係地域の市町村長への意見聴取)
第 15 条 知事は、前条第 1 項の見解書の提出があったときは、速やかに、その
写しを関係地域の市町村長に送付するとともに、期限を付し、事業計画書及
び見解書について生活環境の保全上の見地からの意見を求めるものとする。
2 知事は、前項の規定により期限を付するに当たっては、前条第 2 項の規定
により設置者が見解書について周知に努める期間及び関係地域の市町村長
の意見の作成に必要な期間を考慮するものとする。
(指導又は助言)
第 16 条 知事は、第 13 条第 1 項の意見及び前条の関係地域の市町村長の意見
を十分配慮し、生活環境の保全上の見地から、設置者に対し、事業計画書に
ついて必要な指導又は助言を行うものとする。
(生活環境の保全に関する協定の締結)
第 17 条 設置者と関係者又は関係地域の市町村長は、事業計画の実施に関し、
生活環境の保全のために必要な事項を内容とする協定を締結するよう努める
ものとする。
2 知事は、前項の協定の締結において、その内容について必要な助言を行う
ものとする。
第3節
事業計画の変更及び廃止
(事業計画の変更の届出)
第 18 条 設置者は、事業計画書についてその記載事項の内容を変更しようとす
るときは、その旨を事業計画変更届(別記第 5 号様式)により知事に届け出なけ
ればならない。
2 前項の事業計画変更届の提出を行った設置者は、変更をしようとする部分
について、第 6 条から前条までの規定の中で、知事が必要と認める手続を
行うものとする。ただし、廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則(昭
和 46 年厚生省令第 35 号)第 12 条の 8 に規定する軽微な変更にあっては、
この限りでない。
(事業計画の廃止の届出)
第 19 条 事業計画書を提出した設置者は、当該事業計画を実施しないこととし
たときは、その旨を事業計画廃止届(別記第 6 号様式)により知事に届け出なけ
ればならない。
第3章
紛争のあっせん
(あっせん)
第 20 条 紛争が生じたときは、設置者及び関係者の双方又は一方は、知事に対
し、あっせんを必要とする事項を明示してあっせん申請書(別記第 7 号様式)
により、あっせんの申請をすることができる。ただし、当該申請書の提出は、
第 17 条までに規定する手続等を経た後とする。
2 知事は、前項の申請があった場合において、あっせんの必要がないと認め
たとき、又は事案がその性質上あっせんをするのに適当でないと認めたと
きを除き、あっせんを行うものとする。
3 知事は、あっせんを行うことを決定したときは、関係地域の市町村長に協
力を求めるものとする。
4 知事は、当事者双方の主張の要点を確かめ、紛争が解決されるよう努める
ものとする。
(あっせんにおける代表者の選定)
第 21 条 前条第 1 項のあっせんの申請者が多数である場合においては、当該当
事者は、そのうちから 1 人又は数人の代表者を選定しなければならない。
2 代表者は、あっせんの申請の取下げを除き、あっせんに係る一切の行為を
当該当事者を代表して行うものとする。
3 当事者は、代表者を選定した後においても、当該代表者を変更することが
できる。
4 第 1 項の規定により代表者を選定し、又は前項の規定により代表者を変更
したときは、代表者選任(変更)届(別記第 8 号様式)を、知事に提出しなけれ
ばならない。
(あっせんの打切り)
第 22 条 知事は、あっせんに係る紛争について、あっせんによっては紛争の解
決の見込みがないと認めるときは、あっせんを打ち切ることができる。
2 知事は、前項の規定によりあっせんを打ち切るに当たっては、関係地域の
市町村長の意見を求めるものとする。
3 知事は、前項の規定によりあっせんを打ち切ったときは、その旨を当事者
及び関係地域の市町村長に通知するものとする。
第4章
手続の終了
(手続の終了等)
第 23 条 この要綱に規定する手続は、次に掲げる場合において終了するものと
する。
(1) 第 13 条第 1 項に規定する意見書の提出がなかった場合
(2) 第 17 条第 1 項に規定する協定が締結された場合
(3) 関係地域の生活の環境保全上の見地から、その対策が十分なされたと知
事が判断した場合
(4) あっせんが打ち切られた場合(前号に規定する知事の判断がなされない
場合を除く。)
2 知事は、前項の規定により手続が終了したときは、申請者に対して、事前
協議終了通知書(別記第 6 号様式の 2)を交付するものとする。
3 この要綱に規定する手続が終了した者は、指導要綱第 19 条第 1 項第 1 号
に規定する処理施設の設置に当たっては法第 15 条第 1 項の規定に従い、指
導要綱第 19 条第 1 項第 2 号に規定する処理施設の設置に当たっては指導要
綱第 23 条の規定に従わなければならない。
第5章
雑則
(報告の徴収)
第 24 条 知事は、この要綱に規定するもののほか、必要な限度において、設置
者に対し報告を求めることができる。
(勧告又は公表)
第 25 条 知事は、設置者が次の各号のいずれかに該当すると認められるときは、
当該設置者に対し、必要な措置をとるべきことを勧告することができる。
(1) 第 6 条の規定による事業計画書の提出をせず、又は虚偽の事業計画書の
提出をしたとき。
(2) 第 11 条第 3 項の規定により知事が開催するよう求めた説明会を正当な理
由がなく開催しないとき。
(3) 第 14 条第 1 項の規定による見解書の提出をしないとき。
(4) 前 3 号に掲げるもののほか、この要綱に規定する手続の全部若しくは一
部を正当な理由がなく行わず、又は不正若しくは不誠実な方法によりこれ
を行ったとき。
2 知事は、前項の規定による勧告をした場合において、その勧告を受けた者
が勧告に従わないときは、その旨及びその勧告の内容を公表することがで
きる。
(国等に関する特例)
第 26 条 国、地方公共団体及び次に掲げる法人(以下これらを「国等」という。)
が処理施設を設置しようとするときは、当該処理施設の設置に係る第 2 章の
紛争の予防に係る手続等については、この要綱の規定にかかわらず、知事と
国等との協議により行うものとする。
(1) 広域臨海環境整備センター
(2) 日本下水道事業団
(3) 前 2 号に掲げるもののほか、知事が認める法人
(書類の経由等)
第 27 条 この要綱の規定により知事に提出する書類は、処理施設の所在地を管
轄する保健所長を経由するものとする。
2 この要綱に規定する書類の提出部数は、3 部とする。ただし、知事が必要
と認める場合は、この限りでない。
(適用除外)
第 28 条 この要綱の規定は、熊本市の区域においては適用しない。
(その他)
第 29 条 この要綱の施行に関し必要な事項は、知事が別に定める。
附 則(平成 5 年 5 月 10 日県公報第 9528 号)
(施行期日)
1 この要綱は、平成 5 年 7 月 1 日から施行する。
(経過措置)
2 この要綱の施行時において、指導要綱第 19 条第 1 項第 2 号及び第 3 号に
規定する処理施設であって、現に工事に着手しているものについては、こ
の要綱に規定する手続は終了したものとみなす。
附 則(平成 7 年 4 月 12 日県公報第 9809 号)
(施行期日)
この要綱は、平成 7 年 6 月 1 日から施行する。
附 則
この要綱は、平成 11 年 8 月 1 日から施行する。
別記第1号様式(第10条関係)
周
知
計
画
書
年
熊本県知事
月
日
様
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる
事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争の予防及び調整に関する要綱第10条第
1項の規定に基づき、周知計画書を提出します。
事業計画書提出年月日
施 設 の 設 置 場 所
説 明 会 に 関 す る 事 項
開
催
日
時
開
催
場
所
対
象
地
域
開催の周知方法
配 布 す る 書 類
及び図面の名称
要綱第11条第2項の規定
による説明会で配布する
書類及び図面
年
月
日
別記第2号様式(第10条関係)
周
知
計
画
変
更
届
年
熊本県知事
月
日
様
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる
事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
周知計画書の内容を変更したいので、熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争
の予防及び調整に関する要綱第10条第2項の規定に基づき、周知計画変更届を提出しま
す。
年
月
日
周知計画書提出年月日
年
月
日
変 更 に 係 る 事 項 変
更
事業計画書提出年月日
施 設 の 設 置 場 所
前 変
更
後
別記第3号様式(第12条関係)
説 明 会 等 実 施 状 況 報 告 書
年
熊本県知事
月
日
様
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる
事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争の予防及び調整に関する要綱第12条第
1項の規定に基づき、説明会等実施状況報告書を提出します。
事業計画書提出年月日
施 設 の 設 置 場 所
説 明 会 に 関 す る 事 項
開
催
日
時
開
催
場
所
対象地域内戸数
出
席
者
数
経過及び概要
説明会の内容及び
意見の集約並びに
今 後 の 対 応
年
月
日
別記第4号様式(第14条関係)
見
解
書
年
熊本県知事
月
日
様
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる
事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争の予防及び調整に関する要綱第14条第
1項の規定に基づき、見解書を提出します。
意
意
す
周
見
の
見
る
知
要
に
見
の
方
旨
対
解
法
別記第5号様式(第18条関係)
事
業
計
画
変
更
届
年
熊本県知事
月
日
様
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる
事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
事業計画書の内容を変更したいので、熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争
の予防及び調整に関する要綱第18条第1項の規定に基づき、事業計画変更届を提出しま
す。
事業計画書提出年月日
年
月
日
施 設 の 設 置 場 所
変 更 に 係 る 事 項 変
更
前 変
更
後
別記第6号様式の2(第23条関係)
事 前 協 議 終 了 通 知 書
年
第
月
号
日
様
熊本県知事
印
年
月
日付けで協議がありました処理施設については、事前協議を終
了しましたので通知します。
記
1
施設の設置場所
2
処理施設の種類
3
処理施設の能力
4
処分する産業廃棄物の種類
5
遵守事項
(1) 熊本県産業廃棄物指導要綱第19条第1項第1号に該当する施設にあっては、施設
の設置前に、廃棄物の処理及び清掃に関する法律第15条第1項若しくは第15条の2
第1項の規定に基づく産業廃棄物処理施設設置許可申請書若しくは産業廃棄物処
理施設変更許可申請書を所轄保健所へ3部(内1部は申請者控用)提出してくださ
い。
(2) 熊本県産業廃棄物指導要綱第19条第1項第2号、第2項第2号イ及びロに該当する
施設にあっては、施設の設置及び使用においては、協議した内容を遵守するとと
もに、法令及び熊本県産業廃棄物指導要綱に定める規定を遵守してください。
(3) 計画内容等に変更があった場合には当庁に速やかに連絡し、指示を受けてくだ
さい。
別記第6号様式(第19条関係)
事
業
計
画
廃
止
届
年
熊本県知事
月
日
様
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる
事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
事業計画を廃止したいので、熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争の予防及
び調整に関する要綱第19条の規定に基づき、事業計画廃止届を提出します。
事業計画書提出年月日
年
月
日
年
月
日
施 設 の 設 置 場 所
施
設
の
種
類
事業計画廃止年月日
別記第7号様式(第20条関係)
あ
っ
せ
ん
申
請
書
年
熊本県知事
月
日
様
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる
事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争の予防及び調整に関する要綱第20条第
1項の規定に基づき、あっせんの申請をします。
施
設
の
種
類
施 設 の 設 置 場 所
紛 争 の 相 手 方 氏 名
又 は 名 称 及 び 住 所
あ っ せ ん を 申 請
す
る
理
由
交 渉 経 過 の 概 要
別記第8号様式(第21条関係)
代 表 者 選 任 ( 変 更 ) 届
年
熊本県知事
月
日
様
住 所
氏 名
印
(法人にあっては、主たる
事務所の所在地、名称及
び代表者の氏名)
熊本県産業廃棄物処理施設等の設置に係る紛争の予防及び調整に関する要綱第21条第
4項の規定に基づき、代表者選任(変更)届を提出します。
施
設
の
種
類
施 設 の 設 置 場 所
紛 争 の 相 手 方 氏 名
又 は 名 称 及 び 住 所
あ っ せ ん 申 請 日
年
住
代
表
月
日
所
者
(ふりがな)
氏
名
電話番号
変 更 し た 場 合 住
所
変 更 前 の 代 表 者
(ふりがな)
氏
名
(
)
-
事前協議から処理業許可までの流れ(紛争予防要綱)
【設置者から知事へ】
事業概要書提出
【設置者から知事へ】
【知事から市町村へ】
事業計画書提出
現地調査
内容審査
関係市町村への関係地域照会
・書類の差し替え、追加
関係地域の指定
・設置者、関係市町村に通知
・管轄保健所、関係市町村
(公表と共に事業計画書の閲覧)
・事業計画書の写しを送付
・おおむね半径1kmで関係地域を定める
・設置者は市町村に事業計画を説明
【設置者から知事へ】
【設置者】
【関係者から知事へ】
周知計画書提出
説明会開催
意見書提出
・公表の日から30日
・説明会開催の周知
・説明会の実施方法
【公表】
【設置者から知事へ】
見解書提出
・公表の日から45日以内
15日
30日
【設置者から関係者へ】
【知事から市町村へ】
見解書の周知
市町村から意見聴取
【設置者から知事へ】
産業廃棄物処理施設設置許可申請
又は変更許可申請
手続終了
・説明会による周知
【知事】
【設置者】
【設置者から知事へ】
【知事から設置者へ】
許 可
施設の設置
使用前検査申請
使用通知
【設置者から知事へ】
産業廃棄物処理業許可申請、
変更許可申請又は変更届出
紛争要綱に基づく事前協議の流れ
設置者
事業概要書提出
廃対課
保健所
形式審査・進達
市町村
住民
内容審査
現地調査
事業計画書提出
(保健所経由)
計画書提出通知
市町村長へ概要書送付
形式審査・進達
内容審査
計画書送付及び地域指定照会
(保健所経由)
市町村長へ計画書送
付及び地域指定照会
計画内容の説明
回答書の進達
地域指定範囲の回答
地域指定の通知
(保健所経由)
地域指定通知書の掲示
計画書の閲覧(30日)
周知計画書の提出
地域指定通知書の掲示
計画書の閲覧(30日)
周知計画書の進達
周知計画書の送付
(保健所経由)
説明会等の周知
住民説明会の開催
説明会実施状況報告
書の提出
説明会実施状況報告
書の進達
(保健所経由)
説明会実施状況報告
書写しの送付
設置者へ意見書写し
送付
意見書に対する見解
書の提出
意見書・見解書の進達
(保健所経由)
意見書の提出
意見書・見解書の審査
意見書・見解書写しの
送付及び意見聴取
見解書についての説
明会の開催
設置者への市町村
長の意見書写し送付
生活環境保全上の意見
意見書への対応書
意見書・対応書の進達
協議終了
処理施設許可申請
終了通知書送付
(保健所経由)
意見書・対応書の審査
協議終了通知
許可申請書進達
申請書審査
許可証交付
施設設置許可通知
工事着工届
工事着工届出書進達
工事完了報告
工事完了報告書進達
完了検査
(保健所経由)
処理業許可申請、処
理業変更許可申請
又は変更届出
完了通知