平成 27 年 2 月吉日『第 15 回京都肝臓外科セミナー』謹啓厳しい寒波の到来で寒い日が続き、暖かい春が待ち遠しく感じられますが、京大関係病院の先生方におかれましては、日々ご健勝にお過ごしのことと存じます。さて、『第 15 回京都肝臓外科セミナー』の開催要項が決まりましたのでご案内いたします。今回は“ちょっと苦労した肝切除～苦労した経験・失敗例より学ぶ～”として募集いたしましたところ、各施設で経験・苦労された興味ある演題を計 8 題応募いただきました。第一報でお願いしましたとおり、術中や術後に苦労した経験・失敗例からの教訓などの普段の学会では出しにくいようなビデオが勢ぞろいし、今から会場の皆様とのディスカッションが大変楽しみです。応募していただいた先生方、応募を検討いただきました先生方に厚く御礼申し上げます。そして、前回に引き続き、今回もミニレクチャーとして「CUSA の使い方（第二弾）」を取り上げることとしております。肝切除を行うための基本的な手技の確認を目標に、若手の先生方にも有意義な情報が提供できればと思っております。ご多忙中のところ誠に恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上、京都肝臓外科セミナーにご参加頂きますよう宜しくお願い申し上げます。謹白事務局小倉記念病院藤川貴久京都桂病院西躰隆太京都大学肝胆膵移植外科安近健太郎京都大学肝胆膵移植外科波多野悦朗記開催日時：開催場所：平成 27 年 3 月 7 日（土） 15:00～17:30 メルパルク京都（JR 京都駅北側コンコース東詰のビル）京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町 676－13 TEL: 075-352-7444 (敬称略) I. 製品情報提供： 15:00～15:10 II. CSL ベーリングセッション： 15:10～15:20 CSL ベーリング株式会社京都支店学術多施設共同臨床試験の進捗状況報告「肝中央切除術における胆汁漏の現状についての多施設共同前向き研究」西神戸医療センター石井隆道 III. ミニレクチャー： 15:20-15:30 「CUSA の使い方（第２弾）」司会京都桂病院西躰隆太西神戸医療センター長井和之 (H12 卒) IV. シンポジウム：第 15 回京都肝臓外科セミナー「ちょっと苦労した肝切除～苦労した経験・失敗例より学ぶ～」総合司会小倉記念病院藤川貴久京都桂病院西躰隆太京都大学肝胆膵移植外科安近健太郎 ◆第 1 部「解剖変異例・重症併存疾患例への取り組み・経験」： 15：30～16：00 1. 「門脈分岐異常を伴う右肝静脈浸潤肝細胞癌に対する肝切除」福井赤十字病院土居幸司（H4 卒） 2. 「血小板低値の HCC 患者に対して脾摘後に肝切除を施行し、急速な経過をたどった門脈血栓の 1 例」都立駒込病院坂元克考（H16 卒） 3. 「血栓塞栓ハイリスク例に対する抗血小板薬術前継続下の腹腔鏡(補助)下肝切除術：術後早期に心肺停止を来した症例からの教訓」小倉記念病院川本浩史（H21 卒） -------------------- コーヒーブレイク： 16：00～16：10-------------------------◆第 2 部「胆道系合併症の経験・術中対処例」： 16：10～17：00 1. 「肝部分切除後の非交通型胆汁漏に対する手術経験」天理よろづ相談所病院西野裕人（H20 卒） 2. 「肝中央切除後に胆汁漏をきたし治療に難渋した 1 例」関西電力病院相馬俊也（H6 卒） 3. 「術後胆汁漏の２例－術後経過から手術手技をふりかえって－」西神戸医療センター石井隆道 (H10 卒) 4. 「腹腔鏡下前区域切除から始まった肝門部胆管損傷-その修復まで」京都桂病院西躰隆太（H4 卒） 5. 「腹腔鏡下肝切除術におけるグリソン一括法の失敗例」三菱京都病院尾池文隆（H2 卒） V. 閉会の辞京都大学肝胆膵移植外科上本伸二謝辞 CSL ベーリング株式会社京都支店長福家真治 ※参加費として 1,000 円を徴収させて頂きます。 ※セミナー終了後、情報交換会を予定致しております。主催：京都肝臓外科セミナー共催：ＣＳＬベーリング株式会社後援：京都大学外科交流センター