1号 2012 年(平成 24 年) UIゼンセン同盟とサービス・流通連合(JSD)は6日、横浜市のパシフィコ横浜 で 新組 織 「 U Aゼ ン セ ン」 (総称)の結成大会を開催。代議員、来賓、傍聴等2500名 が、2478組合・141万名の組合員を擁する新しい産業別組織(産別)の誕生を祝 った。「UAゼンセン」は製造、流通、サービスなど様々な産業・業種で働く仲間で構 成、約8割の組合が300人未満の中小労組で、全組合員の約6割が女性、全組合員の 約半数をパートタイマー等短時間組合員が占めている。大会では、綱領、運動の基本、 い。組合員の負託に応 えるとともに、社会正 義・公平公正な社会づ くりにまい進していこ う」と力強く訴えた。 「UAゼンセン旗」 (本 46 していこう」と挨拶。 013~2014年度 と必勝決議」の採択を 23 「第 受けて、「かわい た 午前9時 分、石黒 名称やシンボルマーク 運動方針」「予算」 回衆議院議員選挙・ かのり」組織内参議院 生子結成準備委員(サ を披露した。 熱気に包まれた。 旗)を披露。 規約、2013~2014年度運動方針、予算などを決定し、執行部を選出した。 「第 回衆議院議員 当日は、あいにくの し、勇気を持って風吹 制定」「役員の選出」 選挙・第 回参議院議 雨となったが、会場は きすさぶ海洋に漕ぎ出 は投票により決定。「2 員選挙への候補者擁立 UAゼンセンの船出にあたり、執行部を代表して挨拶する逢見直人会長。左下はUAゼンセン旗を披露する様子 46 連合、民主党、国際 第 回参議院議員選挙 議員候補(比例区・現 ービス・流通連合事務 局長)の開会挨拶でス 労働団体など国内外か への候補者擁立と必勝 1期)は「政権交代以 30 など 原点に立ち返 てはならない。 この流れを止め 実に動き出している。 議案を満場一致 安心な社会づくりへ着 その後、八野正一結 で決定した。 逢見直人会長を選出 績労組=UIゼンセン 同盟)、清水マ ナミさん(小田 10 執行部は特別中執を り、働く仲間の皆さん 連合会=サービス・流 成準備委員会代表(サ 通連合)が就任した。 ー ビ ス ・ 流 通 連 合 会 含めて109名。選出 の声を国政に生かすた 急商業労働組合 森下禄郎さん(東洋紡 5氏が挨拶。 「結成大会宣言」 降、労働者保護、安全・ タート。大会議長には ら多数の来賓が出席、 決議」 23 最後に、逢見会長の 会長は「政治・経済・ 社会情勢が先行き不透 音頭で力強く「ガンバ 冒頭、結成準備委員 長)が結成準備委員会 された役員が壇上に整 め一層全力を尽くして と決意表明した。 会を代表して落合清四 報告を行い、満場一致 列するなか、逢見直人 いく」 ◇ 結 成 準 備 委 員 会 代 表 で採択された。 (UIゼンセン同盟会 13 長)が「本日、UAゼ 本大会に上程した議 明ななか、私達に与え ロー」を三唱、「力合 ンセンは船出します。 案は 議案。「綱領・ られた使命は大きく、 わせ」や連帯を誓い合 1 私たちは、 友愛と信義にもとづく連帯のもと、 健全で強固な自主的組織を確立し、雇用の安 定、労働・生活諸条件の維持改善と、相互扶 助の充実によって、働く者の経済的、社会的 地位の向上を図ります。 2 私たちは、労働を通じて、技術を磨き、品性 を高め、識見を啓発することによって、人格 の向上と完成を図ります。 3 私たちは、労使対等と相互尊重の立場に立って、 相互の理解と信頼を基盤に、産業民主主義の 徹底を進め、産業の健全な発展を図ります。 4 私たちは、労働の社会的意義を高めるととも に、志を同じくする者との連携を強め、社会 正義と民主主義の拡大を求め、自由、平等、 公正な社会の実現を図ります。 5 私たちは、国際社会における役割を自覚し、労 働者の国際連帯を通じた貧困の撲滅、人権抑 圧からの解放、国際公正労働基準の確立、地球 環境の保全、世界平和の実現に貢献します。 労働運動の原点に回帰 運動の基本」「規約の 一刻の猶予も許されな った。 綱領 (木) 15 11 発行人 松浦昭彦 編集人 秋元かおる 新たなる船出 ﹁UAゼンセン﹂誕生
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