News Release 2015 年 2 月 27 日 『京橋MIDビル』竣工のお知らせ MID都市開発株式会社(本社:大阪市北区堂島浜、社長:花井 良一)が東京都中央区 京橋 2 丁目において開発を進めておりました『京橋MIDビル』が、2 月 27 日に竣工いた しました。 本物件は、昭和通りと鍛冶橋通りの交差点に面した高い視認性に加え、都営浅草線「宝 町」駅徒歩 1 分、東京メトロ銀座線「京橋」駅徒歩 3 分、日本最大級のターミナル駅であ る東京駅を徒歩圏1とする、地上 12 階、地下 1 階、延床面積約 11,900 ㎡のマルチテナント ビルです。 基準階オフィスはワンフロア約 770 ㎡(約 232 坪)で、アウトフレーム構法の採用によ り三面採光の整形無柱オフィス空間を実現しています。 建物は、外付として国内初となるアニドリックルーバー2や次世代人検知センサー、全館 自然換気システム、BEMS3等の様々な環境配慮技術を取り入れることにより、東京都省エ ネルギー評価書制度4で「AAA」、CASBEE 新築(簡易版)5自主評価で「S ランク」相当、DBJ Green Building 認証6で「国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮」がなされた ビル」といずれも最高ランクの評価を受け、中規模テナントビルとしては国内トップレベ ルの省エネ性能を有しています。 また、テナント企業の BCP(事業継続計画)に対応すべく、免震構造の採用に加えて 72 時間対応のビル共用非常発電機などを備えております。 当社グループでは、今後も低炭素社会にふさわしい省エネ・省 CO2 のビル・マンション 開発を積極的に展開してまいります。 1 直線距離で約 700m 。 「アニドリック(Anidolic)」はギリシャ語の造語であり、英語の non-imaging、日本語の「非結像」に相 当します。カメラや虫めがねなど、レンズに光が当たると焦点が合うという原理を活かして、どの部分 から光が当たっても常に一定の方向へ光を出すことを「非結像」といいます。 アニドリックルーバーは、その原理を利用した特殊な断面形状の固定型アルミルーバーであり、太陽高 度(方位・時間)に影響されず昼光を取り入れ、オフィス内の天井面を明るく照射します。 3 BEMS とは、Building Energy Management System の略で、ビル管理システムのことを指します。ビ ルの機器・設備等の運転管理によってエネルギー消費量の削減を図るためのシステムです。 4 省エネルギー評価書制度とは、より高い省エネルギー性能を有する建築物が市場で高い評価を受けるこ とを目的として、東京都が設けた制度であり、PAL 低減率、ERR については AAA~C の 5 段階で評価 されます。 東京都環境局のホームページ(http://www7.kankyo.metro.tokyo.jp/building/eva/index.html)によりま すと、AAA 評価の基準値は、ERR が 11%以上、PAL 削減率が 25%以上とされています。 5 一般財団法人建築・環境省エネルギー機構の建築環境総合評価システムです。 「CASBEE 新築(簡易 版)(2010 年版)」を用いて、大成建設株式会社の CASBEE 建築評価員にて試算した数値です。 「CASBEE®」は、一般財団法人建築・環境省エネルギー機構の登録商標です。当社は使用許諾に基づき 使用しています。 6 環境・社会への配慮がなされた不動産( 「Green Building」)を支援するために、平成 23 年 4 月に株式 会社日本政策投資銀行(DBJ)が創設した認証制度です。ビルの環境性能に加えて防災やコミュニティ への配慮等を含めて総合的に評価し、5段階の認証のうちいずれかを付与するものです。 2 【物件概要】 所 在 地 : 東京都中央区京橋 2 丁目 13 番 10 号(住居表示) 敷地面積 : 1,322.07 ㎡(約 399 坪) 延床面積 : 11,916.03 ㎡(約 3,604 坪) 構 造 : 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 鉄骨鉄筋コンクリート造、免震構造 規 模 : 地上 12 階、地下 1 階、塔屋 2 階 主要用途 : 事務所・店舗・駐車場 設計監理 : 大成建設株式会社一級建築事務所 施 工 : 大成建設株式会社 工 期 : 2013 年 11 月 1 日 ~ 2015 年 2 月 27 日 以 ◆当ニュースリリース配布先 国土交通省建設専門紙記者会、都庁記者クラブ、大阪建設記者クラブ ◆お問合せ先 ●『京橋MIDビル』について MID都市開発株式会社 ビル事業部 東京支社 中里・藤井 〒104-0031 東京都中央区京橋1-11-8 西銀MIDビル 9 階 TEL 03-3562-0030 / FAX 03―3562-0035 ●当ニュースリリースについて MID都市開発株式会社 総務部 山本 〒530-0004 大阪市北区堂島浜1-4-4 アクア堂島東館 TEL 06-6346-9505 / FAX 06―6346-2600 上 ■外観 ■特徴 1.共用部 ・ 竹河岸として賑わったかつての京橋をデザインモチーフとした、天井高約 8m の開放 感あるエントランスホール。 ・ テナント従業員のランチや休憩等に利用できる緑豊かなルーフテラス。無線 LAN 環 境を構築しており、ミーティングにも利用可能。 ・ 各階共用部には、気分転換やコミュニケーションを促す給湯リフレッシュコーナーを 設置。 ・ 女性用トイレは、室内緑化を行うとともに、歯磨きボウルやパウダーコーナーや小物 入れなど多様な機能を付加した上質な空間づくりを実践。 ・ ビルの消費電力や天気予報、ニュースを表示するデジタルサイネージをエントランス ロビーや給湯リフレッシュコーナーに設置。 ≪エントランスホール≫ ≪ルーフテラス≫ ≪給湯リフレッシュコーナー≫ 奇数階 ≪女性用トイレ≫ 偶数階 ≪女性用トイレパウダーコーナー≫ 2.専用部 ・ 面積約 770 ㎡(約 232 坪)、天井高 2,950mm の開放的なオフィス空間。 ・ アウトフレーム構造による三面採光の整形完全無柱オフィス空間により、高いレイ アウト効率を実現。 ・ 空調制御を 1 フロアあたり 15 の運転区分に分割し、それぞれの区画ごとに ON/OFF や冷暖切替、温度調節が可能。 ≪専用部≫ 3.環境性能 ・ アニドリックルーバーによる昼光利用と昼光センサーによる照明制御で更なる省エ ネ。 ・ アウトフレーム構法による高い日射遮蔽性と眺望の両立。 ・ Low-E 複層ガラスの採用。 ・ オフィス内手動換気口と屋内階段による全館自然換気システム。 ・ 次世代人検知センサー7によりオフィスの照明・空調・換気を自動制御。 ・ 電気式ビル用マルチエアコンの冷媒温度制御による低在席率時の高 COP8運転促進。 ・ BEMS の導入とテナント企業従業員パソコンでのエネルギー消費の見える化。 ・ 太陽光発電パネル(5kw 相当)の設置による自然エネルギー利用。 ・ 屋上緑化、壁面緑化。 ≪アニドリックルーバー≫ ≪エネルギー消費の見える化画面イメージ≫ 4. BCP(事業継続計画)対応強化オフィス ・ 異変電所 2 回線受電。 ・ 共用非常用発電機は 72 時間対応(全体の約 30%の共用部照明、トイレ、非常用 EV 等へ電源を供給するほか、オフィスへも 15VA/㎡供給可能) 。 ・ テナント用の非常発電機設置スペースの確保、オイルタンクの設置。 ・ 在館者(約 700 名)3 日分のトイレ洗浄水を常時受水槽に貯留。 ・ 防災備蓄倉庫の設置。 7 8 従来型のセンサーでは困難だったリアルタイムの在席状況を正確に把握することが可能な新開発のセン サーであり、人体の温度を検知しパソコンや日射等の熱と人を識別することで、在/不在を正確に把握で きます。 COP とは、Coefficient Of Performance の略で、冷暖房器具のエネルギー消費効率(熱・冷熱量の、消 費する電力量に対する割合)を示しています。 ■アクセス ・ 都営地下鉄浅草線「宝町」駅 徒歩1分 ・ 東京メトロ銀座線「京橋」駅 徒歩 3 分 ・ 東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅 ・ 東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅 ・ JR 各線「東京」駅 徒歩 11 分 徒歩 6 分 徒歩 6 分
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