WEBharmo/RDBEUF Ver.2.0 環境セットアップマニュアル NECソリューションイノベータ株式会社 更新日 2014/11/07 -1- 目次 1. はじめに ........................................................................... 3 2. セットアップ手順の流れ .............................................................. 4 3. セットアップ ........................................................................ 5 3.1.ODBC データソースを作成する ........................................................ 5 3.1.1.Oracle を使用する場合 .................................................... 6 3.1.2.SQLServer を使用する場合 ................................................. 8 3.1.3.Access を使用する場合 ................................................... 12 3.1.4.PC-RDB サーバを使用する場合 ............................................. 14 3.2.IIS のインストール ................................................................ 16 3.2.1. Windows Server 2012/2012 R2 を使用する場合.............................. 16 3.2.2. Windows Server 2008/2008 R2 を使用する場合.............................. 21 3.2.3. Windows Server 2003 を使用する場合...................................... 25 3.3. IIS に仮想ディレクリを作成する .................................................... 27 3.3.1. Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2 を使用する場合 ................. 27 3.3.2. Windows Server 2003 を使用する場合...................................... 30 3.4. WEBharmo/RDBEUF の環境を設定する .................................................. 32 4. 操作方法 .......................................................................... 34 5. 動作確認チェックリスト ............................................................. 35 6. エラーの対処策 ..................................................................... 36 7. 付録 .............................................................................. 41 7.1. 付録 A カタログ情報の移行手順 .................................................... 41 -2- 1. はじめに このマニュアルでは、WEBharmo/RDBEUF を動作させるまでの手順を説明します。 このマニュアルは、セットアップカードの内容を含めていますが、セットアップの方法やトラブルなど で困ったときなどにご利用ください。 本製品のインストールについては製品に添付のセットアップカードを参照してください。 本書では下記のシステム条件を前提にご説明しています。 OS Microsoft Windows Server 2003/Server 2008/Server 2008 R2 /Server 2012/Server 2012 R2 (以降、Windows 2003/2008/2008 R2/2012/2012 R2 と略します) SW Internet Information Server 6.0/7.0/8.0/8.5(以降、IIS と略します) データベース Oracle8,9i,10g,11g SQLServer 2005,2008,2008 R2,2012 Access 2003,2007,2010 A-VX/RDB ○ 商標について ・Microsoft,Windows,SQLServer は、米国マイクロソフトコーポレーションの米国及びその他の国にお ける登録商標です。 ・Oracle は、米国 ORACLE 社の登録商標です。 ・その他記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。 -3- 2. セットアップ手順の流れ セットアップから本製品をお使いになるまでの手順は、次のステップでおこないます。 STEP1 ODBC データソースを作成する (本書 P.5) STEP2 IIS のセットアップをおこなう (本書 P.16) STEP3 IIS に仮想ディレクリを作成する (本書 P.27) STEP4 WEBharmo/RDBEUF の環境を設定する (本書 P.32) STEP5 WEBharmo/RDBEUF を使う (本書 P.34) -4- 3. セットアップ 3.1. ODBC データソースを作成する ここでは、ODBC データソースの作成方法をサポートデータベースごとに説明します。 Oracle8,9i,10g,11g 3.1.1 Oracle を使用する場合 SQLServer2005,2008,2008 R2,2012 3.1.2 SQLServer を使用する場合 Access2003,2007,2010 3.1.3 Access を使用する場合 A-VX/RDB 3.1.4 PC-RDB サーバを使用する場合 -5- 3.1.1.Oracle を使用する場合 ここでは、ODBC データソースに Oracle の ODBC ドライバをセットアップする方法を説明 します。 Oracle 11g 以外のバージョンでは操作手順や画面の構成などが異なる場合があります。 (1) ①32bit 版 WindowsOS の場合 スタートメニューから [すべてのプログラム]-[管理ツール]-[データソース(ODBC)] を 選択します。 ②64bit 版 WindowsOS の場合 エクスプローラにて、以下の実行モジュール(EXE)を右クリックし、 「管理者として実行(A)」を 選択します。 実行モジュール(EXE):(Windows インストールドライブ)\ Windows\SysWOW64\odbcad32.exe (2) 「ODBC データソースアドミニストレータ」 ダイアログが表示されます。 ② ① ① [システム DSN] タグを選択します。 ②「追加」ボタンをクリックします。 (3) 「データソースの新規作成」ダイアログが 表示されます。 ① Oacle のドライバを選択します。 ②「完了」ボタンをクリックします。 ① ② -6- (4) 「Oracle ODBCドライバ構成」ダイアログ が表示されます。 ① ① データ・ソース名にデータソース識別 ② 名を入力します(任意)。 ② TNSサービス名にOracleに登録済みの サービス名を入力します。 ※サービス名は、Net Configuration Assistantで確認できます。 ③ 「OK」ボタンをクリックします。 (5) 「ODBC データソースアドミニストレータ」 ダイアログに新規に作成したデータソー ス名が表示されます。 以上で、ODBC データソースの作成は完了です。 -7- ③ 3.1.2.SQLServer を使用する場合 ここでは、ODBC データソースに SQLServer の ODBC ドライバをセットアップする方法を 説明します。 SQLServer または WindowsOS の種類により操作手順や画面の構成などが異なる場合が あります。 (1) ①32bit 版 WindowsOS の場合 スタートメニューから [すべてのプログラム]-[管理ツール]-[データソース(ODBC)] を 選択します。 ②64bit 版 WindowsOS の場合 エクスプローラにて、以下の実行モジュール(EXE)を右クリックし、 「管理者として実行(A)」を 選択します。 実行モジュール(EXE):(Windows インストールドライブ)\ Windows\SysWOW64\odbcad32.exe (2) 「ODBC データソースアドミニストレータ」 ダイアログが表示されます。 ① ② ①[システム DSN] タグを選択します。 ②「追加」ボタンをクリックします。 (3) 「データソースの新規作成」ダイアログ が表示されます。 ① SQLServer のドライバを選択します。 ②「完了」ボタンをクリックします。 ① ② -8- (4) 左記のダイアログが表示されます。 ①「名前」にデータソース識別名を入力し ① ます。(任意) ②「サーバ名」に、SQLServer がインストー ② ③ ルされているサーバのマシン名または IP アドレスを入力します。 ③「次へ」ボタンをクリックします。 (5) 左記の画面が表示されます。 ① ①「ユーザが入力する SQLServer 用のログ イン ID とパスワードを使う」を指定し ③ ます。 「ネットワークへのログイン ID で、 ② Windows NT の認証メカニズムを使う」 (Windows 認証)は選択しないでくださ い。正常に動作しません。 ②「SQLServer に接続して追加の構成オ プションの既定設定を取得する」をチ ェックします。 ログインするユーザのログイン ID お よびパスワードを指定します。 ③「クライアントの設定」ボタンをクリ ックします。 (6) 「ネットワーク ライブラリ設定の編集」 ① ダイアログが表示されます。 ③ ② ①「サーバ別名」に SQLServer がインスト ールされているサーバ名、または IP ア ドレスを指定します。 ②「ネットワーク ライブラリ」は「TCP/IP」 ④ を指定します。 ③「接続パラメータ」のコンピュータ名に は①と同じ値を指定します。 ポート番号は既定値にします。 ④「OK」をクリックします。 -9- (7) (5)のダイアログが表示されます。 ①「次へ」をクリックします。 ① (8) 左記の画面が表示されます。 ① ① (5)-②で指定したユーザが使用するデ ータベースを指定します。このユーザで WEBharmo/RDBEUF にログインした場合、 ② ここで指定したデータベースの表が扱 ③ えます。 (5)- ② で 指 定 し た ユ ー ザ 以 外 で WEBharmo/RDBEUF にログインした場合、 SQLServer のログイン情報に登録して ある既定のデータベースの表が扱えま す。 SQLServer の ロ グ イ ン 情 報 は Enterprise Manager で確認できます。 こ の 画 面 で指 定 した デ ータ ベ ー スは SQLServer のログイン情報に登録して いるデータベースより優先的に使用さ れます。 ②「ANSI の引用符付き識別子を使用する」 と「ANSI の NULL、埋め込み文字、警告 を使用する」をチェックします。 ③「次へ」ボタンをクリックします。 - 10 - (9) 「ODBC Microsoft SQL Server セットアッ プ」ダイアログが表示されます。 ①「データソースのテスト」ボタンをクリ ックします。 ① (10) 「SQL Server ODBC データソーステスト」 ダイアログが表示されます。 接続テストが正常に終了した場合は、テス ト結果に右図のメッセージが表示されま す。 エラーが発生した場合は、設定内容を再度 確認してください。 ①「OK」ボタンをクリックしてください。 ① 以上で、ODBC データソースの作成は完了です。 - 11 - 3.1.3.Access を使用する場合 ここでは、ODBC データソースに Access の ODBC ドライバをセットアップする方法を説明 します。 Access または WindowsOS の種類により操作手順や画面の構成などが異なる場合があります。 (1) ①32bit 版 WindowsOS の場合 スタートメニューから [すべてのプログラム]-[管理ツール]-[データソース(ODBC)] を 選択します。 ②64bit 版 WindowsOS の場合 エクスプローラにて、以下の実行モジュール(EXE)を右クリックし、 「管理者として実行(A)」を 選択します。 実行モジュール(EXE):(Windows インストールドライブ)\ Windows\SysWOW64\odbcad32.exe (2) 「ODBC データソースアドミニストレータ」 ダイアログが表示されます。 ② ① ①[システム DSN] タグを選択します。 ②「追加」ボタンをクリックします。 (3) 「データソースの新規作成」ダイアログが 表示されます。 ① ① Access のドライバを選択します。 ②「完了」ボタンをクリックします。 ② - 12 - (4) 「ODBC Microsoft Access セットアップ」 ① ダイアログが表示されます。 ② ① データソース名にデータソース識別名 を入力します。(任意) ② データベースの「選択」ボタンをクリッ クします。 (5) 「データベースの選択」ダイアログが表示 されます。 ① ② ①ドライブ、ディレクトリを移動して、 Access の mdb ファイルを選択します。 ②「OK」ボタンをクリックします。 (6) 「ODBC Microsoft Access セットアップ」 ダイアログに戻ります。 ② ①「なし」を指定した場合、認証はおこな われません。 ① 「データベース」を指定した場合、あら かじめ Access でセキュリティファイル (SYSTEM.MDW)を作成しておく必要があり ます。「システムデータベース」ボタン をクリックして作成したセキュリティフ ァイルを選択します。 WEBharmo/RDBEUF でこのデータソースを 使用するとセキュリティファイル内のユ ーザ ID/パスワードで認証をおこないま す。 セキュリティファイルは[ツール]-[セ キュリティ]-[ユーザ/グループのアカ ウント]で作成することができます。 ②「OK」ボタンをクリックします。 以上で、ODBC データソースの作成は完了です。 - 13 - 3.1.4.PC-RDB サーバを使用する場合 ここでは、ODBC データソースに PC-RDB サーバの ODBC ドライバをセットアップする方法を 説明します。 PC-RDB サーバまたは WindowsOS の種類により操作手順や画面の構成などが異なる場合が あります。 (1) ①32bit 版 WindowsOS の場合 スタートメニューから [すべてのプログラム]-[管理ツール]-[データソース(ODBC)] を 選択します。 ②64bit 版 WindowsOS の場合 エクスプローラにて、以下の実行モジュール(EXE)を右クリックし、 「管理者として実行(A)」を 選択します。 実行モジュール(EXE):(Windows インストールドライブ)\ Windows\SysWOW64\odbcad32.exe (2) 「ODBC データソースアドミニストレータ」 ダイアログが表示されます。 ① ② ①[システム DSN] タグを選択します。 ②「追加」ボタンをクリックします。 (3) 「データソースの新規作成」ダイアログが 表示されます。 ① PC-RDB サーバのドライバを選択します。 ① ②「完了」ボタンをクリックします。 ② - 14 - (4) 「PC-RDB SERVER (ODBC Driver) Setup」ダ ① イアログが表示されます。 ② ① データソース名にデータソース識別 名を入力します。(任意) ② 接続先サーバに A-VX/RDB サーバの ホスト名、または IP アドレスを指定 します。 ③ 「OK」ボタンをクリックします。 以上で、ODBC データソースの作成は完了です。 - 15 - ③ 3.2. IIS のインストール 3.2.1. Windows Server 2012/2012 R2 を使用する場合 Windows Server 2012/2012 R2 における IIS のインストール方法について説明します。 ここでは Windows Server 2012 R2 における IIS インストールを設定例として記載しています。 その他 WindowsOS によっては操作手順や画面の構成などが異なる場合があります。 (1) 以下のいづれかの手順でサーバ マネージャを起動します。 ① デスクトップ画面左下 にあるアイコンをクリッ ① ク、または[スタート][アプリ]-[サーバマネー ジャ]をクリックしサーバ マネージャを起動します。 (2) 「サーバマネージャ」ダイアログ が表示されます。 ① ① 「ダッシュボード」を選択し ます。 ② ② 「役割と機能の追加」をダブ ルクリックします。 (3) 「役割と機能の追加ウィザード」ダ イアログが表示されます。 ① 「次へ」をクリックします。 ① - 16 - (4) 「インストールの種類の選択」画 面が表示されます。 ① ① 「役割ベースまたは機能 ベースのインストール」を 選択します。 ② 「次へ」をクリックします。 ② (5) 「対象サーバの選択」画面が表 示されます。 ① 「次へ」をクリックします。 ① (6) 「サーバの役割の選択」画面が 表示されます。 ① 「Web サーバー(IIS)」を クリックします。 ① - 17 - (7) 「Web サーバー(IIS)に必要な機 能を追加しますか?」ダイアログ が表示されます。 ①「機能の追加」をクリック します。 ① (8) 「サーバの役割の選択」画面に 戻ります。 ① Web サーバ(IIS)」がチェ ックされていることを確 認します。 ② 「次へ」をクリックします。 ① ② (9) 「機能の選択」画面が表示されま す。 ① ② ① 「.NET Framework 3.5 Features」がチェックさ れていることを確認します。 ② 「.NET Framework 4.5 Features」がチェックさ れていることを確認し ます。 ③ ③ 次へ」をクリックします。 - 18 - (10) 「Web サーバの役割(IIS)」画面 が表示されます。 ① 「次へ」をクリックします。 ① (11) 「役割サービスの選択」画面が表 示されます。 ① 「アプリケーション開発」を ① チェックします。 ② 「CGI」をチェックします。 ③ 「次へ」をクリックします。 ② ② (12) 「インストールオプションの確 認」画面が表示されます。 ① 表示内容に問題がないこ とを確認し、 「インストー ル (I) 」 を ク リ ッ ク し ま す。 ① - 19 - (13) 「インストールの進行状況」画面 が表示されます。 しばらくお待ちください。 (14) 「インストールの進行状況」画面 に表示されている状況が「・・・・ でインストールが正常に完了し ました。」に変わりましたら IIS のインストールは完了です。 ① 「閉じる」をクリックして ください。 ① 以上で、IIS のインストールは終了です。 - 20 - 3.2.2. Windows Server 2008/2008 R2 を使用する場合 Windows Server 2008/2008 R2 における IIS のインストール方法について説明します。 ここでは Windows Server 2008 R2 における IIS インストールを設定例として記載しています。 その他 WindowsOS によっては操作手順や画面の構成などが異なる場合があります。 (1) ① デスクトップ画面左下にあるアイ ① コンをクリック、または[スター ト]-[管理ツール]-[サーバマネ ージャ]の順にクリックし、サーバ マネージャを起動します。 (2) 「サーバマネージャ」ダイアログ が表示されます。 ① ① 「サーバーマネージャ」画 ② 面のツリーから [役割] を選択 します。 ② 「役割の追加」をクリック します。 (3) 「役割の追加ウィザード」画面が 表示されます。 ① 「次へ」をクリックします。 ① - 21 - (4) 「サーバの役割の選択」画面が 表示されます。 ① 「Web サーバー(IIS)」を クリックします。 ① (5) 「Web サーバの役割(IIS)」画面が 表示されます。 ① 「次へ」をクリックします。 ① (6) 「役割サービスの選択」画面が表 示されます。 ① 「アプリケーション開発」を ③ チェックします。 ② 「CGI」をチェックします。 ③ ② 「次へ」をクリックします。 ③ - 22 - (7) 「インストールオプションの確 認」画面が表示されます。 ① 表示内容に問題がないこと を確認し、 「インストール(I)」 をクリックします。 ① (8) 「インストールの進行状況」画面 が表示されます。 しばらくお待ちください。 - 23 - (9) 「インストールの結果」画面が表 示され、インストールが正常に完 了していましたら、IIS のインス トールは完了です。 ① 「閉じる」をクリックしてく ださい。 ① 以上で、IIS の設定は終了です。 - 24 - 3.2.3. Windows Server 2003 を使用する場合 Windows Server 2003 における IIS のインストール方法について説明します。 ここでは Windows Server 2003 における IIS インストールを設定例として記載しています。 その他 WindowsOS によっては操作手順や画面の構成などが異なる場合があります。 (1) 「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」を選択します。 (2) 「プログラムの追加と削除」 ダイアログが表示されます。 ① 「Windows コンポーネント の追加と削除」を選択しま ① す。 (3) 「Windows コンポーネントウ ィザード」画面が表示されま す。 ① 「コンポーネント」 で、 ① 「アプリケーション サーバ ー」 を選択します。 ② 「次へ」 をクリックしま す。 ② - 25 - (4) 「コンポーネントの構成」 画面が表示されます。 しばらくお待ちください。 (5) Windows の イ ン ス ト ー ル CD-ROM の装着要求が表示さ れますので、装着後、 「(CD-ROM ドライブ):\I386」 を指定し、「OK」をクリック してください。 (6) 「Windows コンポーネントウ ィザードの完了」画面が表示 されます。 ① 「Windows コンポーネン ト ウ ィ ザ ー ドを 正 しく 完了しました。」メッセ ー ジ が 表 示 され て いる ことを確認後、「完了」 をクリックします。 以上で、IIS の設定は終了です。 - 26 - 3.3. IIS に仮想ディレクリを作成する 3.3.1. Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2 を使用する場合 Windows Server 2008/2008 R2/2012/2012 R2 において、IIS の仮想ディレクトリに本製品を 登録する方法を説明します。 ここでは Windows Server 2008/2008 R2 付属の IIS Ver.7.0 を使用した場合の設定例です。 IIS Ver.7.0 以外のバージョンでは操作手順や画面の構成などが異なる場合があります。 (1) ① Windows Server 2008/2008 R2 の場合 スタートメニューから [すべてのプログラム]-[管理ツール]-[インターネット インフォメー ションサービス(IIS) マネージャ] を選択します。 ② Windows Server 2012/2012 R2 の場合 サーバマネージャを起動し、[ツール]メニューから[インターネット インフォメーションサービス (IIS) マネージャ] を選択します。 (2) 「インターネット インフォ メーション サービス (IIS) マネージャ」ダイアログが表 示されます。 ① ② ① ツリータブの「 Default Web Site」を右クリック します。 ② 「仮想ディレクトリの 追加」を選択します。 (3) 「仮想ディレクトリの追加」ダイ アログが表示されます。 ① ブラウザからアクセス ① する時のディレクトリ名 を指定します(任意) 。 ② WEBharmo/RDBEUF のイン ② ストールディレクトリを 指定します。 ③ 「OK」ボタンをクリック ③ します。 - 27 - (4) 「インターネット インフォ メーション サービス (IIS) マネージャ」ダイアログに戻 ります。 ① ① ツリータブの(3)で追加 した仮想ディレクトリを クリックします。 ② ② ハンドラ マッピング」を ダブルクリックします。 (5) 「ハンドラ マッピング」を 指定します。 ①「CGI-exe」を右クリック します。 ③ 機能のアクセス許可の ① 編集」をクリックしま す。 ② (6) 「機能のアクセス許可の編 集」ダイアログが表示されま ① す。 ① 読み取り、スクリプト、 実行のチェックボックス ② にチェックします。 ② 「OK」ボタンをクリック します。 - 28 - (7) 「インターネット インフォ メーション サービス (IIS) マネージャ」ダイアログに戻 ります。 ① ② ① ツリータブの「ホスト 名」をクリックし ます。 ② 「ISAPI および CGI の制限」をダブルク リックします。 (8) 「ISAPI および CGI の 制限」を指定します。 ① 機能設定の編集」を クリックします。 ① (9) 「ISAPI および CGI 制限 の設定の編集」ダイアログが ① 表示されます。 ② ① 特定できない CGI モジュールを許可 するのチェックボッ クスにチェックし ます。 ② 「OK」ボタンをクリック します。 以上で、IIS の設定は終了です。 - 29 - 3.3.2. Windows Server 2003 を使用する場合 Windows Server 2003 において、IIS の仮想ディレクトリに本製品を登録する方法を説明します。 ここでは Windows 2003 Server 付属の IIS Ver.6.0 を使用した場合の設定例です。IIS Ver.6.0 以外のバージョンでは操作手順や画面の構成などが異なる場合があります。 (1) スタートメニューから [プログラム]-[管理ツール]-[インターネット サービス マネージャ] 択します。 (2) 「インターネット インフォメーション サー ビス」ダイアログが表示されます。 ① ①ツリータブの「既定の Web サイト」を右ク リックします。 ②[新規作成]-[仮想ディレクトリ]を選択し ② ます。 (3) 「仮想ディレクトリの作成ウィザード」ダイ アログが表示されます。 ①「次へ」をクリックします。 ① (4) 「仮想ディレクトリ エイリアス」を指定し ます。 ① ブラウザからアクセスする時のディレク ① トリ名を指定します(任意) 。 ②「次へ」をクリックします。 ② - 30 - を選 (5) 「Web サイトのコンテンツのディレクトリ パス」を指定します。 ① ①WEBharmo/RDBEUF のインストールディレク トリを指定します。 ②「次へ」をクリックします。 ② (6) 「アクセス許可」を指定します ①読み取り権、実行権のチェックボックスに ① チェックをします。 ②「次へ」をクリックします。 ② (7) 仮想ディレクトリが作成されたメッセージが 表示されます。 ①「完了」ボタンをクリックします。 ① 以上で、IIS の設定は終了です。 - 31 - 3.4. WEBharmo/RDBEUF の環境を設定する ここでは、WEBharmo/RDBEUF の環境を設定する方法を説明します。 環境設定は管理者の方が管理者メニューでおこないます。 (1)ブラウザを起動します。 (2)管理者用画面を表示する URL を指定します。 URL はシステム管理者に確認してください。 (3)「管理者用画面」が表示されます。 ①「環境設定」をクリックします。 - 32 - (4)「環境設定」画面が表示されます。 ① [データソース名登録] の欄には、 「3.1.ODBC データソースを作成する」で作成した ODBC データ ソース名が一覧に表示されます。 その中で WEBharmo/RDBEUF で使用するデータソースとデータベース種別をすべてチェックします。 (5)「登録」ボタンをクリックします。 以上で、WEBharmo/RDBEUF の環境設定は終了です。 - 33 - 4. 操作方法 ここでは、本製品の操作方法を説明します。 (1)ブラウザを起動します。 (2)以下のアドレスを指定してします。 http://本製品インストールサーバ名/仮想ディレクトリ名/index.htm 仮想ディレクトリ名には、3.2.(3)の「仮想ディレクトリ エイリアス」に指定したディレクトリ 名を指定します。 (3)「WEBharmo/RDBEUF ログイン」画面が表示されます。 画面に従って、操作をおこなってください。 操作方法がわからない場合は、先頭画面にある「ヘルプマニュアル」や、各画面の「ガイド」ボタン をクリックしてヘルプを参照してください。 注意制限事項は「WEBharmo/RDBEUF ログイン」画面からリンクされている「注意事項」のページを参 照してください。 - 34 - 5. 動作確認チェックリスト 本製品の動作を確認するには、以下の手順を実行してください。 各手順が完了したら、各ボックスにチェックをいれてください。 確認内容 □ 確認方法 IIS のサービスが開始されていること インターネットサービスマネージャを起動して、 「既定の Web サイト」に”停止”と表示されてい ないことを確認する □ データベースのサービスが開始されているこ 各データベースが利用可能なことを確認する と □ 「環境設定」の「データソース名登録」欄に ブラウザを起動します。 WEBharmo/RDBEUF で使用するデータソースが 管理者用画面の URL を指定します。 チェックされていること 「環境設定」の「データソース名登録」欄を確 認します。 □ WEBharmo/RDBEFUF のログイン画面で、使用す ブラウザを起動します。 るデータソースとユーザ名、パスワードを入力 一般利用者用の URL を指定します。 します。 http://本製品インストールサーバ名/仮想ディレクトリ名 機能選択画面が表示されること /index.htm 以上で、動作確認は完了です。 - 35 - 6. エラーの対処策 現象 原因 対処方法 WEBharmo/RDBEUF をインストール IIS で CGI の実行が許可されて IIS の設定を変更してくださ 後、ブラウザから URL を指定して いない事が原因です。 参照先 3.2 い。 実行するとエラーが発生します。 ①IIS サービスマネージャを 起動します。 「HTTP 405 -許可されていないリソ ②WEBharmo/RDBEUF の仮想デ ースです。 インターネット インフメーション ィレクトリタグで、「実行 サービス」 アクセス権」を「スクリプ トおよび実行可能ファイ ル」に設定してください。 WEBharmo/RDBEUF のログイン画面 使 用 す る ODBC ド ラ イ バ が ODBC データソースの設定を変 3.1 で、登録済みのデータソースを選 「ODBC データソースアドミニ 更してください。 択しましたが、エラーが発生しま ストレータ」の「システム DSN」 す。 に登録されていない事が原因 です。 ①ODBC データソースアドミニ ストレータを起動します。 <内容> ②[システム DSN] タグを選択 [IM002][Microsoft][ODBC Driver して、データソースを作成 Manager]データソース名および します。 指定された既定のドライバが見 つかりません。 WEBharmo/RDBEUF をインストール WEBharmo/RDBEUF で使用する 管理者用メニューを表示しま 後、ブラウザから URL を指定して データソースが選択されてい 実行するとエラーが発生します。 ない事が原因です。 す。「環境設定」の「データ ソース名登録」欄で、 WEBharmo/RDBEUF で使用する エラーステータス (W02002) データソース名を選択してく <内容> ださい。 環 境 設 定 ファ イ ル (WHRENV.INI) のデータソース名が設定されて いないため、データソース名とデ ータベース種別が取得できませ ん。 <原因> 「環境設定」で使用するデータソ ース名と対応するデータベース 種別を設定してください。 - 36 - 3.3 現象 原因 管理者メニューの環境設定で、値 WEBharmo/RDBEUF のインスト 本製品インストールディレ を設定後、「登録」ボタンを押下 ールドライブのアクセス権 するとエラーが発生します。 対処方法 クトリのアクセス権を確認 に問題があります。ファイル 後、設定を変更してくださ システムが「NTFS」の場合に、 い。 エラーステータス (M02002) <内容> 本現象が発生することがあ ります。 《設定方法》 環境設定の登録に失敗しまし ① エクスプローラで、本製 た。 品インストールディレク <原因> トリのアクセス権を参照 環境設定ファイル(WHRENV.INI) します。 が他で使用中のためファイル出 ② ①で参照したインストー 力を実行することができませ ルディレクトリに対し、 ん。 IIS が使用する匿名アク セス用のユーザ(※)に、 「読み取りと実行」、 「書き 込み」のアクセス権を設定 してください。IIS が使用 する匿名アクセス用の ユーザ(※)が属するグル ープのアクセス権に 「拒否」が設定されて いる場合は、「拒否」の チェックを解除して ください。 なお、 「拒否」のチェック を解除する場合、セキュ リティ面での問題がない ことをご確認ください。 ※Windows 2008/2008 R2/ 2012/2012 R2 の場合: 「IUSR」 Windows 2003 の場合: 「IUSER_マシン名」 - 37 - 参照先 - 現象 原因 対処方法 検索結果画面でエラーが発生し SQLServer のデータソース作 ODBC データソースの設定を変 ます。 成時に、誤った値が指定され <内容> ている事が原因です。 [37000][Microsoft][ODBC 更してください。 SQL ①ODBC データソースアドミニ Driver][SQLServer] 行 ストレータを起動します。 1:'○○○'の近くに無効な構文 ②「ANSI の引用符付き識別子 Server があります。 を使用する」と「ANSI の NULL、埋め込み文字、警告 を使用する」にチェックを 指定します。 - 38 - 参照先 3.1.2 現象 原因 対処方法 参照先 表一覧画面に参照したい表が表 表示したいデータベース以外 ODBC データソースの設定を変 3.1.2 示されません。 のデータベースの表が表示さ 更してください。設定内容に れていたため、目的の表が表 より対処方法が異なります。 示されませんでした。 ログインしたユーザ ID が使用 ①ODBC データソースアドミニ するデータベースの設定に誤 りがあるためです。 ストレータを起動します。 ②「SQLServer に接続して追加 の構成オプションの既定設定 を取得する」に指定したログ イン情報を確認します。 ③ ② の ロ グ イ ン 情 報 と WEBharmo/RDBEUF のログイン 画面で指定したログイン情報 を確認します。 《ログイン情報が同じ場合》 「既定のデータベース」に指 定したデータベース名を、参 照したい表があるデータベー スに変更します。 もしくはデータソースを新規 に作成し、目的のデータベー スを設定してください。 《ログイン情報が異なる》 目的のデータベースを含んだ データソースを新規に作成し ます。データソース作成後 WEBharmo/RDBEUF の「環境設 定」-「データソース名登録」 で、新規に作成したデータソ ースを使用できるよう設定し てください。 - 39 - 現象 原因 対処方法 参照先 Windows Server 2003上で、動作さ WEBharmo/RDBEUF用のCGIの 下記設定を実施してくださ - せているとき、一部のページが見つ 動作が、Windows Server 2003 い。 からず、エラーが表示されます。 上で禁止されているためです。 ① IIS マネージャを起動し てください。 ② Web サービス拡張」- 「すべての不明な CGI 拡 張」を選択してください。 ③ 禁止」→「許可」の状態 を変更してください。 Windows Server 2008でIISを設定す Web サーバ (IIS)の役割サービ 下記設定を実施した後、IIS の るとき、CGIの設定項目(3.2.1.(5)の スとしてCGIがインストールされ 設定を再度実施してくださ 「CGI-exe」、3.2.1.(7)の「ISAPIおよ ていないためです。 い。 びCGIの制限」)が表示されません。 ①サーバー マネージャを 起動してください。 ② 役割」-「Web サーバー (IIS)」を選択してくださ い。 ③ 役割サービスの追加」を 選択してください。 ④ CGI」をチェックして、 インストールを行って ください。 - 40 - 3.2.1 7. 付録 7.1. 付録 A カタログ情報の移行手順 WEBharmo/RDBEUF システム環境の移行作業をおこなう場合、1つ1つカタログ情報の登録を おこなわずにカタログ情報を1度に移行する方法があります。 カタログ情報の移行手順は以下の通りです。 【カタログ情報の移行手順】 STEP1 移行元システムの個人カタログ情報/ユーザ情報の整理 WEBharmo/RDBEUF 管理用画面にある[個人カタログの編集・削除]にて 移行先システムで利用しない(不要となる) 個人カタログ情報/ユー ザ情報が存在するか確認・整理します。 移行先システムで利用しない(不要となる) 個人カタログ情報/ユー ザ情報が存在する場合は削除します。 STEP2 移行元システムから移行先システムへのカタログ情報の移行 以下のファイルを移行元システムから移行先システムの同格納場所へ コピーします。 ①(WEBharmo/RDBEUF インストールディレクトリ)\ MACRTBL.INI ②(WEBharmo/RDBEUF インストールディレクトリ)\ MACRTBL.TMP STEP3 移行先システムでのユーザ情報の登録 移行元システムで利用していたユーザ情報を移行先システムで WEBharmo/ RDBEUF 管理用画面にある[利用者情報の新規登録]にて登録します。 - 41 -
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