信号時間検討システム APS-λ Win Ver10.0

交差点関連ソフト
【バージョンアップ内容項目】
①【計算書機能の強化】
✜ 計算書出典掲載(改訂 平面交差の計画と設計 基礎編 第3版3刷に対応)
②【複数サイクル登録および比較機能の追加】
✜ 同一ファイル内での複数サイクルの登録・比較・エクセル出力を追加
③【信号階梯図】
✜ 交通管理者が活用する階梯図形式での現示入力に対応
④【他 追加機能】
✜ 左折フリーレーン対応、渋滞長計算機能の改良、無信号の計算式変更
Ver 8.0以降の基本計算は交通工学研究会発行の「改訂平面交差の計画と設計-基礎編-」、「平面交差の計画と設計-応用編-2007」
および「改訂交通信号の手引」に準拠しており交通工学研究会の監修を受けています。
社団法人 交通工学研究会 監修
土木設計ソフト APS-21シリーズ
株式会社エムティシー
計算書出典掲載
◆ 各計算式の掲載頁を表記しました。 平面交差の計画と設計 基礎編 第3版3刷(社団法人 交通工学研究会)に対応しています。
◆ 根拠を明確化することで、交差点協議や成果品に有効活用できます。
計算書出力例
第2章 左折率、右折率の計算
(1) 左折率
左折車が直進車と混用する車線種類について、飽和交通流率を計算するため左折率を求める。
左折率の計算式は、次式である。
L
=
ここで、
QL
(QS + QLR) / N
L
QL
QS
QLR
N
× 100
:
:
:
:
左折率 (%)
左折交通量 (台
)
直進交通量 (台
)
左折、右折交通量の和 (台
)
(右折専用車線がある場合、右折交通量は含まない )
: 直進を含む車線数
【「改訂 平面交差の計画と設計」基礎編 第3版 P95~P97】
交差点協議や成果品に
有効活用出来ます!
この式に検討条件の数値を与えて次の左折率を求める。
流入部①
流入部②
流入部③
流入部④
QL
(台)
QS + QLR (台)
N
(台)
81
398
1
62
601
1
65
368
1
57
450
1
左折率 L (%)
20.4
10.3
17.7
12.7
(2) 右折率
計算式等の掲載頁を記載
右折車が直進車と混用する車線種類について、飽和交通流率を計算するため右折率を求める。
右折率の計算式は、次式である。
R
=
ここで、
QR
(QS + QLR) / N
× 100
R
: 右折率 (%)
QR : 右折交通量 (台
)
QS : 直進交通量 (台
)
QLR : 左折、右折交通量の和 (台
)
(左折専用車線がある場合、左折交通量は含まない )
N
: 直進を含む車線数
【「改訂 平面交差の計画と設計」基礎編 第3版 P95~P97】
この式に検討条件の数値を与えて次の右折率を求める。
流入部①
流入部②
流入部③
流入部④
QR
(台)
QS + QLR (台)
N
(台)
63
398
1
56
601
1
61
368
1
57
450
1
右折率 R (%)
15.8
9.3
16.6
12.7
複数サイクル登録・比較機能
◆ 同一ファイル内で複数のサイクルを管理する機能を追加しました。登録した複数案を比較表形式でExcelにも出力可能です。
◆ サイクル長の変更による滞留長の変化チェックや青秒数の変更による交通容量比のチェックなどに使用できます。
複数サイクル登録・比較の流れ
<登録の条件>
・現示パターンは同一であることが前提です。
・現示パターンが違う場合は、別ファイルで保存していただき、ファイル選択することで
同様にExcel出力が可能です。
・同一秒数の場合、120秒、120秒(1)、120秒(2)のように登録されます。
2
1
Excel出力例
交差点協議や成果品に
有効活用出来ます!
① サイクル長を変更して登録アイコンを押すことで比較案を登録
② 比較表のアイコンをクリック
③ サイクル長一覧のリストより出力を選択
④ 比較表 Excel出力アイコンをクリック
3
4
信号階梯図対応
◆ 交通管理者が活用する信号階梯図形式での現示入力に対応しました。
◆ 階梯図形式で入力することで、現示パターン、サイクル、青・黄色・全赤時間も初期値として設定されます。
信号階梯図作成の流れ
③ 信号階梯図のパターンを設定
【信号階梯図(例)】
3
④ 現示自動設定をクリック
⑤ 現示パターン転送をクリック
4
5
① 判定タイプで信号階梯図利用を選択
② 現示パターンで信号階梯図アイコンをクリック
階梯図を参考に現示パターン
が設定されます。
サイクル長、青時間、黄色、全
赤時間も初期値として設定さ
れます。
1
2
その他
左折フリーレーン対応
渋滞長計算機能
◆ 左折フリーレーンに対応しました。
◆ 必要現示率を計算対象外とし、交通容量比のみの計算が可能です。
◆ 流入部毎の単位集計、時間集計結果が表示されます。
単位集計結果を表示
(ピーク時間根拠)
判定タイプ
その他(無信号の計算式変更)
左折可を選択
必要現示率が計算対象外
になります
○
一時停止線制御交差点の計算方法が
「平面交差の計画と設計」 基礎編 第3版
P82 式3.3.2に変更されました
従道路流入部の方向別交通流の横断可能容量は、次式で求める
Cp,x =
ここで、
Vc,x ×
Cp,x
:
Vc,x
tc,x
tf,x
:
:
:
1 -
exp(-Vc,x × tc,x ÷ 3600)
exp(-Vc,x × tf,x ÷ 3600)
従道路流入部の方向別交通流( x は直進,右折,左折の別)の
横断可能交通量〔台/時〕
従道路の各方向別交通流が交錯する交通流の交通流率〔台/時〕
従道路の方向別交通流の臨界ギャップ〔秒〕
従道路の方向別交通流の追従車頭時間〔秒〕
【「改訂
平面交差の計画と設計」基礎編
第3版 P81 式 3.3.2 】
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FAX:03-5396-0525
〒171-0014 東京都豊島区池袋2-51-14 飛翔ビル 5F
中部営業所
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〒475-0922 愛知県半田市昭和町1-35
大阪営業所
TEL:06-4805-6275
FAX:06-6390-8420
〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-8-21-601
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