文部科学省科学技術振興調整費 「地域再生人材創出拠点の形成プログラム」 21世紀型ものづくり人材岩手マイスター育成 平成22年度短期講習 受講者募集 金型技術分野において,地域企業が欲する高付加価値を付与する研究開発から,そ れを可能にする生産技術,経営までを一貫して理解できる21世紀型の高度技術者 「岩手マイスター」を育成します。 主 催 岩手大学 コースの開講日程及び会場 1 2 3 日 時 会 程 間 場 平成22年9月29(水)~12月11日(土) 各テーマ 13:00~17:00 北上サテライト (全12回) 教育の実施体制と受講料 1 実施体制 各コースの教育は,本学の専任教員を中心として,本学客員教授,外部講師に より実施します。 そのほか,本育成事業の企画・運営は,ものづくり人材岩手マイスター育成運 営委員会,岩手マイスター検討委員会,岩手マイスター事務局があたります。 2 受講料 受講料は,無料です。 募集人員,応募資格,申込期間 募集人員 応募資格 各テーマ 10名程度 ・企業等において実務経験を有する者(経験年数は問いません。) 申込期間 ・各テーマ開始日の1週間前までとします。 ・申込はテーマ毎に受け付けますが,複数のテーマをまとめて申 し込むことができます。 -エンジニアとしてテクニカルスキルの向上に- エンジニアとしてテクニカルスキルの向上に- -企業の教育訓練としての研修にも- -企業の教育訓練としての研修にも- ご活用ください ご活用ください 。 。 - 1 - 岩手マイスター育成コースと短期講習コースの位置づけ 岩手マイスターの育成は,大学院マイスターコースのほか,大学院レベルの長期講 習コースと社会人のリカレント学習としての短期講習コースがあります。 1 2 履修方法 岩手マイスター又は岩手マイスター補の取得に当たっては,短期講習と長期講 習のプログラムを合わせて,専門科目,MOT科目及び教授法を6:3:1の割合で 履修します。MOT科目と教授法科目は,長期講習プログラムです。 短期講習コースで開講しているプログラムは2年間で専門科目60ユニットです。 岩手マイスター補を取得するには 岩手マイスター補の取得(合計100ユニット以上)には,専門科目60ユニット 以上,MOT科目30ユニット以上及び教授法科目15ユニットの履修が必要です。 岩手マイスター補 社会人マイスターコースの履修例 専門科目 (長期2科目30ユニット+短期30ユニット) +)MOT科目 (長期2科目30ユニット) +)教授法科目(長期1科目15ユニット) 合計 105ユニット 岩手マイスター補 大学院マイスターコースの履修例 専門科目 (長期1科目15ユニット+短期45ユニット) +)MOT科目 (長期2科目30ユニット) +)教授法科目(長期1科目15ユニット) 合計 105ユニット ※ 「長期科目」及び「MOT科目」は,岩手マイスタープログラムとして指定した大学院 工学研究科の科目を指します。(岩手マイスターパンフレットをご覧ください。) - 2 - 3 岩手マイスターを取得するには 岩手マイスターの取得(150ユニット以上)には,専門科目90ユニット以上, MOT科目45ユニット以上及び教授法科目15ユニットの履修と大学卒で概ね5年以上 の実務経験年数が必要です。 岩手マイスターコースの履修例 専門科目 (長期3科目45ユニット+短期45ユニット) +)MOT科目 (長期3科目45ユニット) +)教授法科目(長期1科目15ユニット) 合計 150ユニット 短期講習 金型技術コース(基礎編)の内容 製品の原器であり、ものづくりの先端技術の集約である「金型」をテーマに、基 礎的な知識から先端の技術情報まで体系的に学ぶことができます。 来年度(23年度)は,本編の「展開編」(30ユニット)を開講する予定です。 テーマA 温度測定と金型伝熱解析 (基礎編) (5ユニット) ① 各種温度測定機器と熱 電対による温度測定原理 ② 熱移動の基本形態と温 度場解析の基礎 ③ 保存法則と基礎方程式 の成り立ち ④ 基礎方程式の数値解析 手法 テーマB テーマC 射出成形における工程と成形 金型製造に関する各種加工技術 技術(基礎編) (基礎編) (5ユニット) (5ユニット) ① 射出成形と金型 ① 金型の製造工程の概要 ② 射出成形用金型の構造 と動作 ③ 射出成形金型・ゲート 方式 ④ 射出成形金型・アンダ ーカット処理と突き出し構 造 ⑤ 応用としての各種解析 ⑤ 射出成形のトラブル対 ソフトによるシミュレーシ 策 ョン 11月27日(土) 10月15日(金) 12月11日(土) 10月22日(金) 講師 講師 廣瀬宏一 亀田英一郎 (岩手大学教授) (岩手大学客員教授) - 3 - ② 切削加工の概要と基礎理 論 ③ 研削加工の概要と基礎理 論 ④ 放電加工の概要と基礎理 論 ⑤ 最新の金型加工技術 10月30日(土) 11月 6日(土) 講師 水 野 雅裕 (岩手大学教授) 清水友治 (岩手大学准教授) テーマD 物性測定原理と物性測定 (粘度など) (5ユニット) ① 樹脂の物性評価1 流動性評価メルトフロー 原理 ② 樹脂の物性評価2 流動性評価キャピラリー レオメーター 原理と測定法 ③ 樹脂の物性評価3 流動性・構造評価 コー ンプレート型レオメータ ー 原理と測定法 ④ 実習 キャピラリーレオメータ ーによる粘度測定法 テーマE テーマF 金型トライボロジーと表面技術 金型材料と摩耗特性 (基礎編) (基礎編) (5ユニット) (5ユニット) ① 金型の表面と接触 ① 鉄鋼材料の基礎(1) (結晶構造と相変態) ② 摩耗のメカニズムと潤滑 ② 鉄鋼材料の基礎(2) (状態図) ③ 摩耗のメカニズム ④ 金型の摩耗 ⑤ 表面コーティング 9月29日(水) 9月30日(木) 講師 石橋 光廣 (英弘精機株式会社) ※ ③ 熱処理の基礎 (焼入れ焼戻しとTTT線図) ④ 鋼種の分類 (工具鋼,ダイス鋼,ステン レス鋼) ⑤ 摩耗の基礎(摩擦摩耗と 硬さ) 11月13日(土) 11月20日(土) 講師 岩渕 明 (岩手大学理事) 10月2日(土) 10月9日(土) 講師 吉野泰弘 (岩手大学准教授) 各テーマ1ユニット120分で,計5回相当行います。 会場マップ 出願先とお問合わせ 〒 020-8551 盛 岡 市 上 田 4 丁 目 3 - 5 岩手大学工学部内 岩手マイスター事務局 TEL 019-621-6412 FAX 019-621-6314 E-Mail [email protected] http://eng.adm.iwate-u.ac.jp/meister/ -エンジニアとしてテクニカルスキルの向上に- エンジニアとしてテクニカルスキルの向上に- 北上サテライト ( 金型技術研究センター新技術応用部門 ) -企業の教育訓練としての研修にも- -企業の教育訓練としての研修にも- ご活用ください ご活用ください 。 。 北上市相去町山田2-35 - 4 -
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