平成28年1月13日(水) 国土交通省関東地方整備局 建 政 部 記者発表資料 建設 業 者に対 する監 督処分 につい て 関東地方 整備 局は、本日、下記の3社に対し、建設業法に基づ く監督処 分を行い まし た。 詳細 は別 添1∼3のとおりです。 記 1.三井 住友建設 株式 会社 国土 交通 大臣許可(般・特23)第200号 2.株式 会社日立 ハイ テクノロジーズ 国土 交通 大臣許可(般・特23)第14017号 3.旭化 成建材株 式会 社 国土 交通 大臣許可(特27)第7554号 発 表 記 者 ク ラ ブ 竹 芝 記 者 ク ラ ブ、神 奈 川 建 設 記 者 会 横 浜 海 事 記 者 ク ラ ブ、埼 玉 県 政 記 者 ク ラ ブ 問 建政部 建設産業第一課長 い 合 しぎ なお とし 鴫 直俊 さ さ き 課 長 補 電話 佐 わ せ 先 (内線6141) たか し 佐々木 高志 (内線6142) 048−601−3151(代表) (別添1) 建 設 業 者 に 対する監督処分につい て 国 土 交 通 省関東地方整 備局長は、次のとおり 建設業法(昭和24年法律第 100 号 ) に 基 づ く監督処分を 行った。 1 . 処 分 対 象業者 商 号 許 可番号 三井住友建設 国土交通大臣 許可 株式会社 (般・特−2 3)第200号 代表者 新井 英雄 所 在地 東 京都 中 央区 2.処分内容 建 設 業 法 第28条第1 項の規定に基づく指示 処分 ( 1 ) 今 回の違反行為 の再発を防ぐため、少 なくとも、以下の事項に ついて 必 要 な 措置を講じる こと。 ① 今回の違反の 内容及びこれに対する 処分内容について、役職 員に速 や か に周知徹底す ること。 ② 建設業法及び 関係法令の遵守を社内 に徹底するため、研修及 び教育 ( 以 下、「研修等 」という。)の計画を 作成し、役職員に対し継 続的に 必 要 な研修等を行 うこと。 ③ 社内の業務運営方法の調査点検を行うとともに、社内の業務管理体 制 の整備・強化を図ること。 ( 2 ) 前 項各号につい て講じた措置(貴社に おいて前項に係る措置以 外に講 じ た 措 置がある場合 にはこれを含む。)を 速やかに文書をもって報 告する こ と。 3.処分理由 同社は 、発注者から直接請け負った横浜市都筑区で施工したマンション建築 の くい 施工工事において、1次下請業者である(株)日立ハイテクノロジー ズ 及 び2 次下請業者である旭化成建材(株)がいずれも工事現場に専任の主任 技 術 者を 設置せず、また、(株)日立ハイテクノロジーズが同社から請け負ったく い 施工 工事を旭化成建材(株)に一括して請け負わせていたことを認識しな が ら 、建 設業法の規定に違反しないよう当該下請負人らの指導に努めることを せ ず 、当 該下請負人らに対し是正を求めるよう努めることをせず、また、許可 行 政 庁等 への通報も行っていなかった。 こ のことは、建設業法第24条の6に違反し、同法第28条第1項本文に該 当す ると認められる。 (別添2) 建 設 業 者 に 対する監督処分につい て 国 土 交 通 省関東地方整 備局長は、次のとおり 建設業法(昭和24年法律第 100 号 ) に 基 づ く監督処分を 行った。 1 . 処 分 対 象業者 商 号 許可番号 株 式 会 社 日 立ハイ 国 土交通大臣許可 テ ク ノ ロ ジ ーズ ( 般・特−23)第14 017号 代表者 宮﨑 正啓 所在 地 東京都 港区 2.処分内容 1 建 設 業法第28条 第1項の規定に基づく 指示処分 ( 1 ) 今 回の違反行為 の再発を防ぐため、少 なくとも、以下の事項に ついて 必 要 な 措置を講じる こと。 ① 今回の違反の 内容及びこれに対する 処分内容について、役職 員に速 や か に周知徹底す ること。 ② 建設業法及び 関係法令の遵守を社内 に徹底するため、研修及 び教育 ( 以 下、「研修等 」という。)の計画を 作成し、役職員に対し継 続的に 必 要 な研修等を行 うこと。 ③ 社内の業務運営方法の調査点検を行うとともに、社内の業務管理体 制 の整備・強化を図ること。 ( 2 ) 前 項各号について講じ た措置(貴社において 前項に係る措置以外 に講 じ た 措 置がある場合 にはこれを含む。)を 速やかに文書をもって報 告する こ と。 2 建 設 業法第28条 第3項の規定に基づく 営業の停止命令 (1)期間 平 成28年1月2 8日から平成28年 2月11日までの15 日間 ( 2 ) 停 止を命ずる営 業の範囲 茨 城県、栃木県 、群馬県、埼玉県、千 葉県、東京都、神奈川県 、山梨 県 及 び 長野県の区域 内におけるとび・土工 工事業に関する営業のう ち、民 間 工 事 に係わるもの 。 3.処分理由 ① 同社は、横浜市都筑区で施工したマンション建築のくい施工工事において、 主 任技術者に他の工事を兼務させ、工事現場に専任の主任技術者を設置しな か った。このことは、建設業法第26条第3項に違反する。 ② 同社は、三井住友建設(株)から請け負った工事の主たる部分を2次下請 業 者である旭化成建材(株)に請け負わせ、かつ施工に実質的に関与してい る と認められない状況にあった。このことは、建設業法第22条第1項に違 反 する。 ① については建設業法第28条第1項第2号、②については同項第4号に該 当す ると認められる。 (別添3) 建 設 業 者 に 対する監督処分につい て 国 土 交 通 省関東地方整 備局長は、次のとおり 建設業法(昭和24年法律第 100 号 ) に 基 づ く監督処分を 行った。 1 . 処 分 対 象業者 商 号 許 可番号 旭化成建材 国土交通大臣 許可 株式会社 (特−27) 第7554号 代表者 前田 富弘 所 在地 東 京都 千 代田区 2.処分内容 1 建 設 業法第28条 第1項の規定に基づく 指示処分 ( 1 ) 今 回の違反行為 の再発を防ぐため、少 なくとも、以下の事項に ついて 必 要 な 措置を講じる こと。 ① 今回の違反の 内容及びこれに対する 処分内容について、役職 員に速 や か に周知徹底す ること。 ② 建設業法及び 関係法令の遵守を社内 に徹底するため、研修及 び教育 ( 以 下、「研修等 」という。)の計画を 作成し、役職員に対し継 続的に 必 要 な研修等を行 うこと。 ③ 社内の業務運営方法の調査点検を行うとともに、社内の業務管理体 制 の整備・強化を図ること。 ( 2 ) 前 項各号について講じ た措置(貴社において 前項に係る措置以外 に講 じ た 措 置がある場合 にはこれを含む。)を 速やかに文書をもって報 告する こ と。 2 建 設 業法第28条 第3項の規定に基づく 営業の停止命令 (1)期間 平 成28年1月2 8日から平成28年 2月11日までの15 日間 ( 2 ) 停 止を命ずる営 業の範囲 茨 城県、栃木県 、群馬県、埼玉県、千 葉県、東京都、神奈川県 、山梨 県 及 び 長野県の区域 内におけるとび・土工 工事業に関する営業のう ち、民 間 工 事 に係わるもの 。 3.処分理由 ① 同社は、横浜市都筑区で施工したマンション建築のくい施工工事において、 主 任技術者に他の工事を兼務させ、工事現場に専任の主任技術者を設置しな か った。このことは、建設業法第26条第3項に違反する。 ② 同社は、同工事において(株)日立ハイテクノロジーズが請け負った建設 工 事 を、一括して請け負った。このことは、建設業法第22条第2項に違反す る。 ① については建設業法第28条第1項第2号、②については同項第4号に該 当す ると認められる。
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