(1月14日更新)

日本専門医機構(以下,機構)新規研修プログラムに関するQA
日本麻酔科学会事務局
2016年1月14日掲載
2015年12月16日より受付開始いたしました日本専門医機構認定研修プログラムの受付について,申請手続きについて,多くの御問い合わせが寄せられております.以
下のQAをご確認ください.以下のQAは2016年1月14日 現在の現状としてご確認いただき,今後もHPの情報をご確認ください
Q
A
モデルプログラムについて
資料4: プログラムモデル案【大学用】 の「3.専門研修プログラムの運営方
針」の中の項目は、案でしょうか。たとえば、「研修の前半2年間のうち少なくと
も1年間、後半2年間のうち6ヶ月は,専門研修基幹施設で研修を行う.」や
1
モデルプログラムは例となっております.参考にしてください.
「最低でも3ヶ月以上は地域医療支援病院である〇〇市民中央病院で研修
を行う.」というのはその内容をプログラムの中に入れないといけないので
しょうか。
大学モデルプログラム8ページ目、11.専門研修プログラムの修了要件につ
いて、地域医療での経験(3か月以上)は、修了要件または専門医の受験資格
2 の中に含まれるのでしょうか。地域医療が行われる施設における勤務歴が3 モデルプログラム例となっております.修了要件には含まれません.
か月ないと、修了できない(あるいは専門医試験を受験できない)という意味で
しょうか。また、地域医療の定義を、教えていただければ幸いです。
地域医療支援病院の定義はどのようになっているのでしょうか。専門研修連携
3 施設である必要があるのでしょうか。
地域医療支援病院については,機構の審査会で判断します.審査会で認められれば,専門
研修連携施設である必要はありません.モデルプログラムに掲載の3ヶ月はあくまでも例とな
ります.
研修プログラム制度・施設要件について
1
プログラム名は自由に命名してよいのですか。学会認定のプログラムでは
指定がありました。
2
卒後臨床研修プログラムの症例は条件付きで認めるとのことでが、期間は認
症例は,条件付きで認めますが,期間は認めません.
めないと言うことで宜しいでしょうか。
プログラム名は「専門研修基幹施設名+麻酔科専門研修プログラム 」です.
3
地域医療支援で行った専門研修連携施設になっていない施設での症例は経
地域医療支援であることが条件です.審査会での判断となります.
験症例数として数えることができるのでしょうか。
2016年9月頃から専攻医採用試験が行われるとありますが、プログラム申
4 請書の「募集時期」、「選考時期」はどのように書くのでしょうか。こち
らで時期を指定してよいでしょうか。
専門研修基幹施設の認定基準において、麻酔科管理症例1,000例に対して1
名の専門研修指導医が常勤医として在籍することとありますが、例えば麻
5
酔科管理症例2,500例の場合、必要な専門研修指導医数は2名なのでしょう
か、それとも3名なのでしょうか.
6
「基本勤務は週40時間」とあるが、時短勤務(週30時間など)では研
修期間と認められないのでしょうか。
2016年4月より麻酔科専門研修を行っているものの扱いはどうなりま
すか。研修中断、試験の失敗などに備えて機構のプログラムに登録しなく
7
てはならないのでしょうか。その場合の定員について何らかの措置はある
のでしょうか。
2016年9月に間に合うように募集時期,選考時期を確定してください.
3名となります.1001例~2000例までが2名,2001例~3000例までが3名となります.
認められます.
2016年度は学会のプログラムでの研修となります.学会プログラムでの運用となります.
専門研修指導医について
「麻酔科領域研修委員会の指定する教育に関する講習会」とは具体的にどの講 第63回学術集会時に開催するプログラム内に用意しています.その後e-learningでも公開い
1 習会を指しているのでしょうか.どこで確認できますか.
2
「専門研修指導医数の按分」欄の按分の記載はどのように記載すればよい
でしょうか。また、配分は分数、小数は可能でしょうか。
「プログラム整備基準」では専門研修指導医1名が指導できる専攻医の数
3 は合計4名とあるが、4学年合計で4名以下であればよいのか、それとも
1学年1名しか認められないのでしょうか。
たします.その他につきましては,HPで随時お知らせします.
小数,分数は可能です.下記 5ページの記載例をご確認ください。
1学年1名となります.合計4名となります.これは診療科横断的な基準です。
「専門医資格を1回以上更新しているもの」について、下記の1.2.は申
請書に記載してよいのでしょうか。1.2015年に専門更新申請(指導医新 1,2とも記載できません.専門医を1回も更新していない方で専門研修指導医として記載する
4
規申請)をしたもの(2016年4月から認定)2.2016年に専門医更新申請
場合は,備考欄に「仮申請」と記載してください.審査会対象となります.
(指導医新規申請)をする予定のもの(2017年4月認定見込み)
専門研修指導医について,週1回勤務の場合は研修指導医として登録できま
同一施設で勤務体系にかかわらず週3日以上勤務している専門研修指導医を,当該施設で
5 すか.
登録することが可能です.
申請書式について
申請書3 3)6 群全体での専攻医数は2015年度、2015年度の学会によるプ
機構の制度における専攻医数の記載をお願いします.今回は,初年度となりますので0と記
1 ログラム専攻医の数を記載すべきでしょうか。それとも、機構の制度における
載お願いします.
専攻医は現時点でおりませんので、自動的に0になるのでしょうか。
申請書3で「この申請プログラムに投入する教育資源を示すため、他の基幹
施設と連携を持つ(いわゆる相乗りプログラムがある)場合は、各専門研修施
設が当事者施設との協議により按分した専門研修指導医数および診療実績の合
基幹施設と連携を持ち,指導者が兼ねる場合,当事者施設で協議いただき指導医数を按分
計を記入してください(他のプログラムと重複して計数することはできませ
2 ん)。」とあります。さらに別紙4に「他プログラムとの按分が必要な場合は してください.その場合,1人(1になるように)以上,以下にならないように注意してください.按
分数で記載してください(1/3など)この合計がこの申請プログラムの指導医合 分比は当事者施設で協議ください.
計数となります。」とあります。相乗りプログラムに提供する指導医数は整数
でなく、1/3など1人未満でよいのでしょうか。また、たとえば1/2とか1/5な
ど、その按分をどのように決めればよいのでしょうか.
申請書A-5「専門研修プログラム チェックシート」の9.専門研修指導医の研 研修計画は、プログラム独自で立てていただく必要があります。モデル案では3. 専門研修プ
修計画をプログラムモデル案には含んでいないように見えますが、「プログラ
3 ムとして専門研修指導医の研修計画を示している」の自己評価で、含んでいる ログラムの運営方針の中に年間計画、週間予定として大まかには書いていますが、プログラ
ムごとに研修状況が異なるために細かな計画は入れていません。
ことにして(1.or2)いいのでしょうか。独自に追加が必要ですか.
都道府県コード(2桁)について
JIS規格で定められている都道府県コードです.
4
専門医研修プログラム申請書に記載する都道府県コード、医療機関コード
はどこを見ればわかるでしょうか。
(2)p.3「研修委員会認定病院」とは、麻酔科学会認定病院と置き換えて
5 良いのでしょうか。すなわち、認定病院番号とは麻酔科学会認定病院認定
番号で良いのでしょうか?
医療機関コード(5桁)について
それぞれの医療機関について定められた7 桁の番号で,地方厚生(支)局ホームページで調
べることができます.
結構です.
申請書 別紙4 専門研修指導医のリストについて、申請時点でのリストとい
6 う解釈でよろしいでしょうか。2016年2月以降の異動について考慮されていな 申請時点での記載をお願いします.
いリストでよろしいでしょうか。
「別紙5」に各施設の麻酔科管理総症例数の記入欄があります。年次報告書の記
総麻酔科管理症例数を記載ください.年次報告書の麻酔管理症例数より多くなる場合もある
載している症例数とのことですが、年次報告書には麻酔科管理全身麻酔症例
7 数、麻酔科管理硬膜外麻酔症例数の項目はありましたが、総麻酔科管理症例数
かと思います.
の項目はありませんでした。
前年度麻酔科管理症例数を記載する時の,前年度とはどの時期をさすのでしょ
8 うか.
2017年度研修プログラム申請については,2014年度分を記載いただき提出お願いします.
9 臨床研修指導医講習会は指定された講習会でしょうか.
臨床研修指導医講習会は,平成16年3月18日医政発第0318008号厚生労働省医政局長通
知「医師の臨床研修に係る指導医講習会の開催指針について」に基づいた講習会となりま
す.ご所属施設に確認いただくか,関連団体等ご確認ください.
統括責任者基準における「プログラムの運営に関する講習など」とは何を
10 指すのでしょうか。また、申請時点で講習を受けていない場合はどのよう
に対応すればよいでしょうか。
「専門医機構専門医の有無」というところは麻酔科学会の専門医があれば
11
有としておくことでよいでしょうか.
履歴書に「臨床研修指導医講習会受講」とあるが、プログラム統括責任者
12 は受講が必須ですか。「プログラム整備基準」ではこの点についての記載
が確認できませんでした。
13
無としてください.
必須ではありませんが、受講が推奨されます.
別紙4・・欄外※専門医領域の専門医資格とは、例えばペインクリニックの
その通りです.
専門医や心臓血管麻酔のことでしょうか。
14 別紙4の専門医更新回数は、指導医も含めますでしょうか。
15
臨床研修指導医講習会または、FD講習等が該当となります.FD講習については、今後、学
術集会およびe-learningで公開予定です。申請時点で受けていなければ、2017年度のプログ
ラム開始までに受講をお願いします。
学会指導医の方は指導医更新回数および専門医更新回数合わせた数を記載ください.
更新回数が不明な場合は、1回以上と記載ください。
別紙4・5・6 専門研修プログラム申請書の中にもありますが、そちらにま
書式Aを使用し、プログラムで1枚作成をお願いします.
とめて連携施設分も入力するのか、施設ごとでしょうか。
プログラム在籍する専攻医数の上限は、プログラム全体での制限か、それとも
16 各施設毎に制限されるでしょうか。
プログラム全体となります.
4.専門研修指導医の氏名等
別紙4
専門領域名: 麻酔科領域
X大学麻酔科専門研修プログラム
専門研修プログラム名称: 記入日:西暦 年 月 日
群全体の
指導医数
3.1
氏名
No.
所属
都道府県
(コード:2
桁)
XX
医療機関
コード
(7桁)
XX
XXXX
役職
会員番号
専門医
更新
回数
X
日本専門医
機構認定専
門医の有無
0:無 1:有
指導担当分野
専門研修指導 (この欄は麻酔
医数の按分 科領域について
は記載不要)
1A
X大学病院
・・ ・・ ・・・ ・ 医長
・・・
1回以上
0
1.0
2B
X大学病院
・・ ・・ ・・・ ・ 医局長
・・・
1回以上
0
0.5
3C
X大学病院
・・ ・・ ・・・ ・ センター長
・・・
1回以上
0
1.0
4D
Y医療センター
・・ ・・ ・・・ ・ 科長
・・・
1回以上
0
0.4
5E
Y医療センター
・・ ・・ ・・・ ・ 医長
・・・
1回以上
0
0.2
6
7
O列の専門研修指導医数の按分について
8
9
10
11
12
■専門研修指導医1名につき,必要経験症例を指導するエフォートを数値化(1名を1として按分)してください.
プログラム内での按分は必要ありません.
複数のプログラムにまたがる施設は,専門研修指導医を複数プログラムに按分ください.
必要経験症例を指導しない施設は,0でもかまいません.
専門研修指導医1名が,複数のプログラムで指導する場合もエフォートは1を超えません.
13
14
記載例について
15
Y医療センターがX大学プログラムとZ病院プログラムの2つのプログラムに所属する場合,
按分例は、下記のような形となります。
16
17
18
A医長の場合
X大学病院プログラムのみで必要症例を指導 X大学病院プログラムに1.0
19
20
21
B医局長の場合
X大学病院では0.5のエフォート残り0.5はZ病院プログラム0.5(このプログラムはX大学病院プログラムのため,
Z病院プログラムのB医局長のエフォート数値0.5はZ病院プログラムに記載されています)
22
23
24
25
26
Cセンター長の場合
X大学病院プログラムのみで必要症例を指導 X大学病院プログラムに1.0
D科長
Y医療センターでのエフォートが0.4,Z病院プログラムでのエフォートは0.6
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
※ この申請プログラムに登録する指導医を記入してください。
※ 「所属」欄には、専門研修指導医が所属する病院又は施設の名称を記入してください。
※ 「専門医取得年」「専門医更新回数」欄には、当該プログラムで指導する専門領域の専門医資格(新旧問わず)について記入してください。
※ 「日本専門医機構認定専門医の有無」「指導担当分野」「役割」欄には、該当する番号を(複数該当する場合はコンマで区切って)記入してください。
※ 欄が足りない場合には、行をコピー挿入して記入してください。
役割
1:専門研修プログラム統括責任者
2:副専門研修プログラム統括責任者
3:専門研修プログラム連携施設担当者
・・・・