平成 28 年 1 月 14 日 追加 中小企業関連の平成 27 年度補正予算並びに平成 28 年度予算について 愛知県中小企業団体中央会 平成 27 年度補正予算並びに平成 28 年度予算案等がそれぞれ 12 月 18 日並びに 12 月 24 日閣議決定され、経済産業省 HP に掲載されております。 http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2015/hosei/index.html http://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2016/index.html その中から以下の事業を抜粋してご紹介いたします。 平成 27 年度補正 1. 「ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」(1,020.5 億円) <概要>国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、認定 支援機関と連携して、革新的なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行う中 小企業・小規模事業者の設備投資を支援します。 補助対象経費と補助率 対象経費の区分 1.革新的サービス・ものづくり開発支援 (1)一般型 機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費 補助上限額 1,000万円 補助率 補助対象経費の 3分の2以内 (2)小規模型 500万円 機械装置費、原材料費、技術導入費、外注加工費、 委託費、知的財産権等関連経費、運搬費、専門家 経費、クラウド利用費 2.サービス・ものづくり高度生産性向上支援 3,000万円 機械装置費、技術導入費、運搬費、専門家経費 http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2015/151224mono.htm(公募要領 10 頁) 公募開始時期 補正予算国会決議後、2月初旬予定(1/14追加) http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2016/160108mono.htm (1/8 公表) 平成 27 年度補正 NEW 2. 「中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業」(442 億円)(補助率 1/3 以内) <概要>導入する設備ごとの省エネ効果等で簡易に申請が行える制度を創設し、中小企業 等の省エネ効果が高い設備への更新を重点的に支援します。 (1)補助対象者 全業種の法人及び個人事業主 (2)補助対象設備 平成27年7月に策定された「長期エネルギー需給見通し」における省エネ量の根拠とな った産業・業務用の設備のうち、業種横断的に使用される設備を対象とする。想定する補 助対象設備は以下のとおり。なお、補助対象設備については今後追加等があり得る。 <想定補助対象設備> ①高効率空調 ②産業ヒートポンプ ③低炭素工業炉 ④高性能ボイラ ⑤高効率照明 ⑥業務用給湯器 ⑦工場エネルギー管理システム(FEMS:Factory Energy Management System) ※トップランナー制度対象機器の場合、 トップランナー基準以上の設備を補助対象とする。 具体的な基準については、資源エネルギー庁と協議の上決定する。 (3)補助対象事業 既存の設備を(2)の補助対象設備に更新する事業。なお、⑦については新設も可とする。 (4)補助対象経費(消費税及び地方消費税額は対象外) 中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業(エネルギーの使用の合理化のためであ って、その普及を図ることが特に必要な設備の導入に要する経費(設備費)の一部を補助 する事業)に要する経費、つまり、 (3)に要する経費のうち、機器又は設備の購入費 (5)1事業あたりの補助率 1/3以内 (6)募集方法 一定期間の公募により実施する。なお、公募は複数回行う可能性がある。 (7)公募説明会 公募説明会は全国15箇所以上で行う。なお、開催地については資源エネルギー庁と協議 の上決定する。 http://www.enecho.meti.go.jp/appli/public_offer/1601/160106a/pdf/1.pdf 平成27年度補正予算「中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業費補助金」に 係る補助事業者(執行団体)公募要領 9ページ 平成 27 年度補正 3.「小規模事業者支援パッケージ事業」(100.0 億円) <概要>商工会・商工会議所と小規模事業者が一体となって取り組む販路開拓や生産性向 上を支援します。 区分 (海外展開、雇用対策、買物弱者対策) 補助上限額 50万円 100万円 (複数の事業者が連携した共同事業) 500万円 1.小規模事業者持続化補助金 補助率 補助対象経費の 3分の2以内 2.アンテナショップ・ECサイト整備事業 小規模事業者単独ではハードルの高い、都市部での販売拠点(アンテナショップ)の設置や、 展示会・商談会、インターネット通販サイトなどの環境を提供し、小規模事業者が取り扱う商品 の認知度向上、テストマーケティングの実施、消費者と接する機会の創出を目指す取組を支援し ます。 3.小規模事業者経営力向上支援事業 小規模事業者の経営力の向上のため、経営指導員の支援能力の底上げに向けた指導・教育を行 うスーパーバイザーを、全国団体から派遣する取組を支援します。 平成 27 年度補正 4.商店街・まちなかインバウンド促進支援事業(10 億円) <概要>本事業では、地域の商業機能やコミュニティ機能を担う商店街・まちなかにおい て、外国人観光客による買物需要等を取り込むために行う以下の取組に対して、支援を行 います。 (1)外国人消費獲得のための環境整備(免税手続カウンター、Wi-Fi の設置等)、上記と 連携した広報活動(多言語による商店街マップの作成等) (2)地域産品を扱う外国人向けの販売所の設置・運営 平成 27 年度補正 5.消費税軽減税率対応窓口相談等事業(170 億円) <概要>消費税軽減税率制度を円滑に実施するため、中小企業団体等と連携して、講習会・ フォーラムの開催、 相談窓口の設置や巡回指導型専門家派遣を通じたきめ細かいサポート、 パンフレット等による周知等を行います。 平成 28 年度 6.エネルギー使用合理化等事業者支援補助金(515.0 億円) <概要>工場・事業場における既設設備・システムの入替、製造プロセスの改善等に向け た改修による省エネや電力ピーク対策・事業者間の省エネ対策を行う際に必要となる費用 を補助する。その際、省エネ法との連携を重視し、より高い水準の省エネの取組を重点的 に支援する。 区分 補助率 工場・事業場単位 省エネ設備導入、電力ピーク対策 1/3 以内 エネマネ事業者を活用した事業 1/2 以内 設備単位 1/3 以内 平成 28 年度 7.地域・まちなか商業活性化支援事業(20.3 億円) <概要>コンパクトシティ化に取り組む「まち(中心市街地)」 、地域コミュニティ機能・ 買物機能を維持・強化する「商店街」において、商業施設等の整備や空き店舗への店舗誘 致など、地域商業の活性化の取組に対する支援を行う。
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