案内書 - 一般社団法人 電線総合技術センター【JECTEC】

平成 27 年度 電線押出技術・技能伝承研修 <JCMA 補助事業>
平成 28 年 1 月吉日
一般社団法人 電線総合技術センター
『若手従業員のための実習付電線押出技術研修会』のご案内
拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
日頃は、私どもの活動に対し格別のご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、当センターでは、電線押出作業に従事する若手従業員を対象とした『若手従業員のための実習付電線押出
技術研修会』を下記の要領で開催いたします。内容をご確認の上ご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
なお、本研修は、
(一社)日本電線工業会の補助及びご支援を頂くとともに、大宮精機㈱殿に実習に使用する試作
用押出機や研修場所等をご提供頂いております。
敬具
記
1.研修内容
電線製造技術の中で重要な電線押出技術に関し、若手従業員に対し、基本的な理論と実技を関連
付けて教育し、応用力のある中核的従業員を養成する事を目的とする。
実技実習では、試作仕様に基づき材料選定、条件選定後、押出実習を行い、製造物の外観検査
及びその他特性を確認します。今回の研修では、ポリ塩化ビニル及びポリオレフィン系樹脂(エ
コ難燃材料)を使用とした電線押出実習となります。
2.受講対象者
主に JECTEC 及び JCMA の正会員・賛助会員企業従業員の方
※電線押出作業経験が数年以上ある若手従業員を希望。
3.開催日程
平成 28 年 2 月 2 日(火)~2 月 5 日(金)・・・4日間連続
4.定 員
16 名
5.開催場所
①富士宮富士急ホテル(座学)
:静岡県富士宮市中央町 15 番 18 号
②大宮精機株式会社 (実習)
:静岡県富士宮市万野原新田 3718-1
※集合、解散場所は、富士宮富士急ホテルです。
(JECTEC/JCMA)正会員・賛助会員:25,000 円(税込)
(交流会費・昼食費を含む)/人
(JECTEC/JCMA)非会員:50,000 円(税込)
(交流会費・昼食費を含む)/人
※但し、富士宮駅迄の交通費及び宿泊費(5,900 円/1泊(税込)、朝食付き)×3 泊)
は実費負担(各自)となります。
※必須携行品:筆記具、作業服、作業帽子、安全靴、防寒服(厳寒時期につき必須)
6.受講料
7.宿泊先
富士宮富士急ホテル・・・ホテルは当センターで一括手配します。
URL http://www.fujikyu.co.jp/fujinomiya/ <富士宮駅・北口より徒歩約3分>
ホテル~大宮精機㈱間の移動のための送迎バスをご用意しております。
8.申込方法
添付の受講申込書に必要事項をご記入の上、メールまたは FAX にてお申し込み下さい。
)
(当センターHP の「研修・セミナー予定」ページにも申込書フォームをアップいたします。
申込締切: 1 月 21 日(木)
*定員に達し次第締め切ります。
基本は先着順ですが、申込者多数の場合は・・・①各社の参加人数を調整させて頂く場合があります。
②会員社の従業員の方を優先にさせて頂く場合がありますので、ご了承下さい。
9.お問合せ先
一般社団法人 電線総合技術センター 情報サービス部:野口・緒方・児玉
TEL 053-428-4688 / FAX 053-428-4690
E-mail:[email protected]
以
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上
プ ロ グ ラ ム
■研修カリキュラム (内容は変更となる場合がございます。)
研 修 項 目
内
座学Ⅰ 「押出成形設備」
講師:大宮精機(株)
齋藤 利勝 氏
座学Ⅱ 「現場管理」
講師:㈱フジクラOB
松田 隆夫 氏
座学Ⅱ 「押出用材料
(エコマテリアルの最新の動向)」
講師:㈱長野三洋化成 星野 進 氏
座学Ⅲ 「押出加工の基本技術と最近の動向」
講師:西澤技術研究所 西澤 仁 氏
座学Ⅳ 「押出用材料(汎用材料)」
講師:㈱フジクラOB
松田 隆夫 氏
座学Ⅴ 「使用材料に起因する不良と
その原因・対策」
講師:㈱フジクラ OB 松田 隆夫 氏
実習 「押出成形の実技」
講師:大東特殊電線㈱OB 片桐 孝之 氏
電線総合技術センター
古橋 道雄
訳
1.押出成形機の概要
電線製造ライン、押出機、スクリュー、サブシリンダー
クロスヘッド、スリーブ、ダイス・ニップル
2.押出成形設備の最近の動向
高速把取りライン、進化する機械構成部品・計測機器
安全への配慮
3.設備技術者として求められる知識等
各種電線製造に適した設備選定、線径別製造ライン
定期的な設備保全
現場管理とは
(仕事の進め方、改善の進め方を含む)
1.エコマテリアルと樹脂特性
PVCとエコマテリアル、エコマテリアルとは
エコマテリアルに使用される樹脂の主たる特徴 他
2.難燃規格と樹脂特性
難燃剤、燃焼メカニズム、難燃剤の役割 他
3.様々な機能性と添加剤
コンパウンディングとは、加工助剤、架橋材 他
4.プラスチック材料に関わる環境規則
含有化学物質の規制、REACH規則、RoHS指令 他
1.エコ難燃材料の特徴と押出加工性の課題(TPE 除く)
2.押出機、押出ラインの基本技術
3.押出加工性指標
4.発生不良とトラブル対策
5.最近の進歩
6.電線・ケーブル押出技術の Q&A
1.汎用押出材料(非架橋材料)
2.汎用押出材料(架橋材料)
3.汎用押出材料の配合
4.エコ材料
5.混練の考え方と混練設備
1.被覆材料に起因する一般的な不良と対策
2.電線特有の不良と対策
3.どこでも発生する不良
4.押出機の清掃
1.60 ㎜φ押出機を使用した実技実習
使用材料:PVC 及びエコ難燃材料
①押出方法選定、押出条件選定、外観確認等。
②押出成形品の評価(屈曲試験、引張試験)。
2.ダイス・ニップルの説明、押出形状の説明
(座学時間で説明)
3.実技実習のまとめ及び成果報告会
(注) 実技実習は、受講生を2班に分け、更にその班を2グループに分けて、実習/座学を交替で行います。
詳細は、実技実習の開始時に説明いたします。
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■研修スケジュール (実習時のA班、B班の班分けは当事務局にて行います。)
(1) 初日:平成28年2月2日(火)
時
研修会場:富士宮富士急ホテル・会議室
研
間
修
内
容
A班
B班
12:45~13:00
受付
13:00~13:05
開講及び研修のガイダンス
13:05~14:35
座学Ⅰ 「押出成形設備」
(1) 押出成形設備の概要
(2) 押出成形設備の最近の動向
(3) 設備技術者として求められる知識等
14:35~14:40
14:40~16:10
16:10~16:15
16:15~17:45
17:45~17:55
18:00~20:00
9:00~12:00
12:00~13:00
13:00~15:30
15:30~15:40
15:40~17:00
17:00~17:30
②B班:実習
時 間
師
事務局
(一社)電線総合技術センター
情報サービス部長
野口 浩
大宮精機株式会社
執行役員技術部長
齋藤 利勝 氏
(休憩)
座学Ⅱ 「現場管理」
(1) 現場管理とは
(2) 仕事の進め方
(3) 改善の進め方
株式会社フジクラOB
松田 隆夫 氏
(休憩)
座学Ⅲ 「押出材料(エコマテリアルの最新の動向)」
(1) エコマテリアルと樹脂特性
(2) 難燃規格と樹脂特性
(3) 様々な機能性と添加剤
(4) プラスチック材料に関わる環境規則
ホテルチエックイン
「交流会」
(2) 2日目:平成28年2月3日(水)
①A班:座学
時 間
8:30~8:50
講
株式会社長野三洋化成
技術開発部
星野 進 氏
(各自)
富士宮グリーンホテル・宴会場
研修会場:大宮精機株式会社
研 修 内 容
移動 (富士宮富士急ホテル→大宮精機㈱)
座学Ⅳ 「押出加工の基本技術と最近の動向」
(1) 押出加工の基本技術
(2) 押出加工機、加工技術の最近の進歩
(3) 電線・ケーブル押出技術のQ&A
(昼食・休憩)
座学Ⅴ 「押出用材料(汎用材料)」
(1) 汎用押出材料(非架橋材料/架橋材料)
(2) エコ材料
(3) 混練の考え方と混練設備
(休憩)
座学Ⅵ 「使用材料に起因する不良とその原因・対策)」
(1) 被覆材料に起因する一般的な不良と対策
(2) 電線特有の不良と対策
(3) どこでも発生する不良
(4) 押出機の清掃
移動 (大宮精機㈱→富士宮富士急ホテル)
研
修
内
容
講
貸切バス(全員)
師
西澤技術研究所
代表
西澤 仁 氏
株式会社フジクラOB
松田 隆夫 氏
株式会社フジクラOB
松田 隆夫 氏
貸切バス(全員)
講
師
実習 「押出成形の実技」
9:00~17:00
60mm押出機を使用しての実技実習(座学含む)
・PVCを使用した電線の試作
・エコ難燃材料を使用した電線の試作
☆押出方法の選定、押出条件の選定、外観検査、
押出品の検査(引張試験、屈曲試験) 他
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大東特殊電線㈱OB
片桐 隆夫 氏
(一社)電線総合技術センター
古橋 道雄
(3) 3日目:平成28年2月4日(木)
①B班:座学
時 間
8:30~8:50
9:00~12:00
12:00~13:00
13:00~15:30
15:30~15:40
15:40~17:00
17:00~17:30
研修会場:大宮精機株式会社
研 修 内 容
移動 (富士宮富士急ホテル→大宮精機㈱)
座学Ⅳ 「押出加工の基本技術と最近の動向」
(1) 押出加工の基本技術
(2) 押出加工機、加工技術の最近の進歩
(3) 電線・ケーブル押出技術のQ&A
(昼食・休憩)
座学Ⅴ 「押出用材料(汎用材料)」
(1) 汎用押出材料(非架橋材料/架橋材料)
(2) エコ材料
(3) 混練の考え方と混練設備
(休憩)
座学Ⅵ 「使用材料に起因する不良とその原因・対策)」
(1) 被覆材料に起因する一般的な不良と対策
(2) 電線特有の不良と対策
(3) どこでも発生する不良
(4) 押出機の清掃
移動 (大宮精機㈱→富士宮富士急ホテル)
②A班:実習
時 間
研
修
内
講
貸切バス(全員)
師
西澤技術研究所
代表
西澤 仁 氏
株式会社フジクラOB
松田 隆夫 氏
株式会社フジクラOB
松田 隆夫 氏
貸切バス(全員)
容
講
師
実習 「押出成形の実技」
9:00~17:00
60mm押出機を使用しての実技実習(座学含む)
・PVCを使用した電線の試作
・エコ難燃材料を使用した電線の試作
☆押出方法の選定、押出条件の選定、外観検査、
押出品の検査(引張試験、屈曲試験) 他
(4) 最終日:平成28年2月5日(金)
時
間
大東特殊電線㈱OB
片桐 隆夫 氏
(一社)電線総合技術センター
古橋 道雄
研修会場:富士宮富士急ホテル・会議室
研
修
内
容
講
師
8:30~ 8:50
ホテルチェックアウト
(各自)
9:00~10:00
実習成果のまとめ(各班)
(各自)
10:00~11:00
実習成果の発表⇒全員
(各自)
11:00~11:30
講評とまとめ
(一社)電線総合技術センター
①アンケート記入
②修了証授与
事務局
~閉講~
(注)昼食は弁当を支給いたします。その場で喫食するかお持ち帰りになるかは、受講生の方の判断にお任せします。
11:30~12:00
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