一見安全そうに見える 電気ストーブやヒーター でも、注意が

STOP!住宅防火シリーズ③
火災から命を守ろう
平成26年において東京消防庁管内では、ストーブを出火原因とす
る住宅火災が122件発生しており、電気ストーブ、石油ストーブ、
カーボンヒーター等、様々な器具が原因で火災が起きています。
簡易型ガスストーブ ガスファンヒーター
2件
2件
2%
1%
温風機
1件
ハロゲンヒータ-
1%
8件
ガスストーブ
4件
3%
7%
石油ファンヒーター
9件
7%
カーボンヒーター
11件
9%
石油ストーブ
11件
9%
電気ストーブ
75件
61%
n=122
出火原因ストーブの内訳(平成26年住宅火災)
一見安全そうに見える
電気ストーブやヒーター
でも、注意が必要です!
(件)
0
20
40
60
可燃物が接触する
12件
7件
5件
3件
1件
66件
不明
3件
2%
引火する
可燃物を置く
可燃物が落下する
布団類
座布団
52件
43%
その他
40件
33%
誤ってスイッチが入る
使用中に給油する
22件
6件
80
その他
不明
灯油
5件
4%
LPG
衣類
エアゾール
12件
10件
10%
8%
n=122
ストーブの周りに物を置かない、布団の近くにストーブ
を置かないことで多くの火災を防ぐことができます!
石油ストーブ
1人
13%
ストーブ火災の出火原因うち
火災件数・死者数ともに
最も多い出火原因が、
電気ストーブです。
電気
ストーブ
7人
87%
n=8
ストーブ火災による死
者 は、こ ん ろ 火 災
(人)
200
とともに高齢者
160
が75%を占めてい
120
ます。
80
78.0%
65.7%
(%)
80%
60%
105人
40%
36人
41人
40
79.3%
29人
9人
69人
6人
23人
32人
0
たばこ
高齢者
ストーブ
ストーブ
高齢者以外
20%
0%
こんろ
高齢者の割合
夜中から午前中にかけて、
最も多く電気ストーブ火災
(件)
35
が発生しています。
30
◆ 燃えやすい物を
25
近くに置かない
◆ つけたまま外出、
20
15
32件
就寝しない
31件
24件
10
25件
5
◆ 使用しないときは、
から抜く
0
0時~6時
6時~12時 12時~18時 18時~24時
◆ 電源プラグや
コンセントの
清掃・点検をする
設置していれば・・・火災事例1
居室内で使用していた電気ストーブに、近くに
置いていた衣類が接触し出火した。居住者は、
火災に気付くのが遅れ煙を吸ってしまったため
死亡している。
防炎品の寝具類を使っていれば・・・火災事例2
寝たきり状態の居住者が使用していた布団
に、近くに置いていた電気ストーブが接触し
出火。消防隊到着時に居住者は既に死亡して (防炎製品貼付のラベル)
いた。
◆ つけたまま寝ない
◆
周りに物を置かない
◆
布団やカーテン等の近くに置かない
◆
ストーブの上や近くで洗濯物を乾かさない
◆
使用中の給油は絶対にしない