本市の住民基本台帳ネットワークの運用状況について 資料1

資料1
本市の住民基本台帳ネットワークの運用状況について
1
本市の取扱件数
(1) 住民基本台帳カード申請件数
住民基本台帳カード(以下「住基カード」という。)の交付が始まった平成15年度~平成24年12月まで
の様式1及び様式2各々の申請件数及び電子証明書発行件数は次のとおりとなります。
【住基カード申請件数一覧 図1】
年 度
様式1(写真無)
様式2(写真有)
住基カード
申請件数合計
電子証明書発行件数
注)平成15年度は
平成16年1月29日~3月31日
平成24年度 ※1
1,466件
20,401件
21,867件
4,216件
平成23年度
7,262件
30,588件
37,850件
15,890件
平成22年度
8,711件
32,702件
41,413件
17,673件
平成21年度
8,488件
32,555件
41,043件
13,563件
平成20年度
8,966件
27,946件
36,912件
13,412件
平成19年度
10,676件
20,799件
31,475件
15,564件
平成18年度
1,935件
14,290件
16,225件
3,006件
平成17年度
852件
9,492件
10,344件
1,391件
平成16年度
770件
6,926件
7,696件
1,163件
平成15年度
622件
7,185件
7,807件
575件
49,748 件
202,884 件
252,632 件
86,453件
累
計
※2
※1 平成24年度については平成24年12月31日現在の数字となりますが、昨年度の同月比(合計:23,013件)
と比較した結果、約5%の減少で推移しております。
【住基カード申請件数グラフ推移 図2】
45000
40000
35000
※2
30000
25000
様式2
様式1
20000
15000
10000
5000
0
平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度
※2 電子証明書を利用しての確定申告をされた方に対しては、平成19年分から5,000円の電子証明書
等特別控除が創設されたことにより、電子証明書の格納媒体である住基カードの申請件数が飛躍的
に伸びました。平成23年分からは4,000円、平成24年分は3,000円と特別控除の金額が減少したこと、
また電子証明書の利用希望者にある程度行き渡ったこと等が考えられ、平成23年度から住基カード
の申請件数が微減傾向にあります。
裏面あり
(2) 有効カード枚数、カード普及率及び電子証明書普及率等について
住基カードの有効枚数から換算した本市における保有率は約5.5%であるとともに、約42%の方が住基
カードの申請とともに電子証明書についても申請をしていることがわかります。
【住基カード総有効枚数及び電子証明書の総有効枚数(平成24年度12月31日現在) 図1】
住基カード
様式1
44,543枚
様式2
160,674枚
合
205,217 枚
計
電子証明書
住民基本台帳人口
住基カード保有率=約5.5%
(住基カード有効枚数/
住民基本台帳人口)
※全国平均は5.1%(平成24年3月時点)
86,453 件
3,708,638 人
・電子証明書搭載率:電子証明書有効件数(86,453件)/有効カード枚数(205,217枚)⇒約42.1%
・電子証明書保有率:電子証明書有効件数(86,453件)/本市課税対象者数(692,335人)⇒約12.5%
(3) その他の件数(※平成24年度については平成24年12月31日現在の数字)
住民基本台帳ネットワーク(以下「住基ネット」という。)を利用しての広域交付住民票の交付枚数及び住
基カードを利用しての付記転出入件数、電子証明書発行件数については、次のとおりです。
【広域交付住民票交付件数及び付記転出入件数 図1】
年
度
平成24年度※
広域交付住民票の写し
交付件数
751件
付記転出
付記転入
1,125件 1,612人
1,020件 1,418人
平成23年度
1,340件
125件
161人
86件
116人
平成22年度
1,027件
118件
155人
79件
99人
平成21年度
949件
126件
155人
70件
92人
平成20年度
1,083件
81件
107人
55件
67人
平成19年度
1,051件
51件
60人
47件
58人
平成18年度
955件
51件
61人
32件
42人
平成17年度
912件
49件
59人
26件
36人
平成16年度
1,031件
25件
27人
21件
22人
平成15年度
732件
24件
33人
19件
24人
8,306件
585件
741人
378件
475人
累 計
※ 平成24年度のうち、法改正後の7月~12月の転出入総数(転出:58,974人、転入:53,632人)に占
める住基カードを利用した付記転出入率は次のとおりです。
法改正後は住基カードを保有する方については原則として付記転出入の取り扱いとなったことから、
付記転出入による異動が増加しています。
・平成24年度7月~12月の付記転出率:約2.7%(付記転出:1,566人/転出:58,974人)
・平成24年度7月~12月の付記転入率:約2.6%(付記転入:1,380人/転入:53,632人)
(参考)
・平成23年度の付記転出率:約0.1%(付記転出:161人/転出:140,682人)
・平成23年度の付記転入率:約0.1%(付記転入:116人/転入:139,942人)
2「セキュリティ行動計画」の実施(平成18年7月策定)
(1) 目的
本市では、平成18年9月の住基ネットへの全員参加にあたり、本市職員の住基ネット事務処理上
のセキュリティ確保に必要な事項をいま一度確認するとともに、個人情報保護に対しての高い意識
と確実な事務運用を行っていくため、平成18年7月に「セキュリティ行動計画」を策定しました。
この行動計画により、個人情報の取扱いに対する意識の更なる向上を図るとともに、各職場にお
ける個人情報保護対策を今後とも確実に実施していきます。
(2) 職場研修等の実施
住基ネットのみならず、住民記録システム及び証明発行システムについても、個人情報の保護を
重要な課題としており、制度面・技術面・運用面のいずれの面においても、厳重に本人確認情報等
を保護することとしています。そこで、これらシステムに関する事務に従事するにあたって、各区
戸籍課の所属責任者による研修を行っています。
ア 所属責任者によるセキュリティチェック(端末管理や帳票管理のチェック)の実施(年1回実施)
全区からチェック結果が提出されており、適正な運用が行われています。
イ 所属責任者による個人情報の保護に関する職場研修の実施(年1回実施)
平成24年度は全区で511人が受講済み(各区戸籍課全職員(行政サービスコーナーを含む))
ウ 日常業務点検チェックリストによる日々の運用確認(毎日実施)
各区戸籍課職員がシステムの稼働状況など10項目について、住基ネットの運用が適切に行われてい
るか毎日チェックすることで、個人情報の保護を図っています。
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神奈川県主催の研修会等について
(1) 平成24年度住基ネット担当者研修会への参加
県が主体となりLASDEC(財団法人地方自治情報センター)などとともに毎年県下の市町村の住
基ネット担当者を対象としてセキュリティ対策や運用上の留意点、機器更新に伴う運用について研修を
行っており、本市からも職員が参加しています。
ア 日時:平成24年10月9日(火)
イ 対象:神奈川県下市町村担当職員対象(本市からは窓口サービス課及び各区担当職員25人が参加)
ウ 研修内容
・地方公共団体における番号制度の導入に向けた対応について
・住基ネットにおける情報セキュリティ対策について
・住基法改正に伴う適用日前後における運用上の留意点等について
・住基ネットにおける機器更改等今後の運用について
(2) 神奈川県主催の外部監査法人による出張研修の受講
県下市町村の役割を補完する取組みとして、住基ネットのセキュリティ向上に向けた、市町村職員の
意識啓発等を行うため、平成15年度から県で選定した民間監査法人等の講師が各市町村へ出張研修を実
施しています。監査法人が市町村を訪問し、窓口現場を視察することで住基ネットの運用状況の確認や
助言を行い、それを踏まえたセキュリティ上の留意点等について講義を行っています。
本市では今年度戸塚区が受講しています。
(本市については、一昨年度は青葉区、昨年度は南区が受講
しました。)
ア 実施日時:平成24年11月8日(木)
イ 視察場所:戸塚区役所戸籍課
ウ 監査法人:リョーヨーセキュリティサービス株式会社
(3) 緊急時対応訓練の実施
県の住基ネットサーバでのウィルス感染やネットワーク障害による通信障害発生を想定した、区役所
緊急連絡網を使用した復旧対応訓練を実施予定です。
ア 日時(予定):平成25年2月20日(水)
イ 対象 :県下全市町村(33市町村)にて行い、本市では全18区で実施