2015 年 12 月 29 日 東京海上日動火災保険株式会社 アマゾン ウェブ サービスユーザー向け専用商品の販売開始について サービスユーザー向け専用商品の販売開始について 東京海上日動火災保険株式会社(社長 永野 毅、以下「当社」)は、2016 年 1 月 1 日から アマゾン ウェ ブ サービス(以下「AWS」)のユーザー向けにサイバーリスク保険をカスタマイズした専用商品の販売を開 始することといたしました。当社は本商品によりクラウドサービスに組み込まれているセキュリティ措置を補 足し、クラウドコンピューティングの更なる普及に貢献することを目指してまいります。 1.開発の 1.開発の背景 開発の背景 総務省の「平成26年通信利用動向調査」によると、クラウドサービスを利用している企業の割合は38.7% と前年の33.1%から5.7ポイント上昇しているとあり、クラウドサービスの普及は着実に進んできております。 一方で、同調査ではクラウドサービスを利用しない理由として、「情報漏えいなどセキュリティに不安があ る」(36.8%)、「ネットワークの安定性に対する不安がある」(15.5%)等が挙げられており、企業側がクラウ ドサービスの利用に対して漠然とした不安を抱えていることがうかがえます。 こうした背景に加えて、実際にクラウドサービスのユーザーやシステムインテグレーター等から専用の保 険商品開発のご要望をいただいことも踏まえ、当社は、クラウドサービスに組み込まれているセキュリティ 措置を補足する新商品を開発することといたしました。 2.新商品の概要 新商品は、クラウドサービスのユーザーがコントロールできない特定のサービス・インシデントが万が一 発生した際に、クラウドユーザーの特定の損害を補償する新商品です。従来の IT 事業者向け保険では、契 約企業のIT業務全体を補償の対象としておりましたが、本商品はクラウドサービスの障害に限定した補償 とすることで、お客様の事業内容によっては、低廉な保険料を実現することが可能です。 当社はまず、2016 年 1 月 1 日より日本でクラウドサービスを広く展開している AWS(※)のユーザー向け に本商品の提供を開始いたします。 (※)AWS は世界 190 ヵ国、100 万を超えるユーザーに利用されており、日本でも普及が進んでいるクラウドサービスです。 <補償・サービス内容> (1)AWS ユーザーがコントロールできない特定のサービス・インシデントが万が一発生した際に発生した特 定の損害に対して、第三者への損害賠償金や弁護士費用を補償いたします。 (2)損害発生時に当社がネットワークを有する実績のある専門事業者 20 社(2015 年 12 月 28 日現在) から、そのニーズに見合うサービスの提供が可能な業者を選定し、ご紹介いたします。 以上
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