形式:R7F4HML3 リモートI/O R7F4Hシリーズ 供給電源 ◆直流電源 R:24V DC(許容範囲±10%、リップル含有率10%p-p以下) 少点数入出力ユニット (MECHATROLINK-Ⅲ用) ②付加コード ◆オプション仕様 無記入:なし /Q:あり(オプション仕様より別途ご指定下さい。) オプション仕様 ◆コーティング(詳細は、弊社ホームページをご参照下さい。) /C01:シリコーン系コーティング +500円 /C02:ポリウレタン系コーティング +500円 /C03:ラバーコーティング +500円 主な機能と特長 MECHATROLINK-Ⅲ用少点数入出力ユニット(本器)は、PLC (プログラマブルコントローラ)とMECHATROLINK-Ⅲにて入出 力を接続するユニットです。 共通仕様 ■共通仕様 供給電源:24V DC±10%、リップル含有率10%p-p以下 使用温度範囲:-10~+55℃ 使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと) 使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと 保存温度範囲:-20~+65℃ 取付:壁またはDINレール取付(35mmレール) 接続方式 ・MECHATROLINK:MECHATROLINK-Ⅲ専用コネクタ ・入出力信号:MILコネクタ ・供給電源:コネクタ形スプリング式端子台 状態表示ランプ:PWR、ERR、CON、LNK1、LNK2で状態を表示 (詳細は取扱説明書を参照下さい。) ■電源消費電流(24V DC供給時)/質量 R7F4HML3-D-DAC32B:約100mA/175g (上記の消費電流に接点入出力負荷は含みません。) 形式:R7F4HML3-D-①-R② 価格 各ユニットを参照下さい。 加算価格 ・オプション仕様により加算あり。 ご注文時指定事項 ・基本ユニット:R7F4HML3-D-①-R② ①、②は下記よりご選択下さい。 (例:R7F4HML3-D-DAC32B-R/Q) ・オプション仕様(例:/C01) 端子台 :D 電源用:コネクタ形スプリング式端子台 通信用:MECHATROLINK-Ⅲ専用コネクタ 入出力用:MILコネクタ MECHATROLINK-III仕様 ①種類 DAC32B:プラス/マイナスコモン(NPN/PNP対応)接点16点入力 プラスコモン(PNP対応)トランジスタ16点出力 48,000円 http://www.m-system.co.jp/ MECHATROLINK-Ⅲ 伝送速度:100Mbps 伝送距離:最大6300m 局間距離:最大100m 伝送ケーブル:CAT5e STP コネクタ:タイコエレクトロニクス製インダストリアルミニI/Oコネ クタ 最大接続スレーブ数:最大62局 (マスタユニットにより、最大接続スレーブ数が変わる場合があ R7F4HML3仕様書 NS-8002 Rev.0 Page 1/8 形式:R7F4HML3 ります。マスタユニットの取扱説明書にてご確認下さい。) 対応伝送周期:125μs、250μs、500μs、1~64ms(1ms刻 み) 対応通信周期:125μs~64ms 対応プロファイル:標準I/Oプロファイル(サイクリック通信モー ド時)、イベントドリブン通信ID情報取得用プロファイル(イベント ドリブン通信モード時) 情報部データ長:16バイト 局アドレス設定:03H~EFH(ロータリスイッチにより設定。) サイクリック通信モード:サイクリック通信対応 イベントドリブン通信モード:イベントドリブン通信対応 他スレーブ監視機能:非対応 適合規格 適合EU指令: 電磁両立性指令(EMC指令)(2004/108/EC) EMI EN 61000-6-4:2007/A1:2011 EMS EN 61000-6-2:2005 パネル図 局アドレス設定用 ロータリスイッチ 動作モード設定用 ディップスイッチ(SW1) 状態表示ランプ MECHATROLINK 接続用コネクタ LNK1 LNK2 SA1 SA2 ×10 ×1 PWR ERR 1 2 3 4 CON LNK2 LNK1 接点入出力 状態表示ランプ ON 供給電源用コネクタ 入出力用コネクタ 配線 ■入出力(端子配列は各詳細仕様をご参照下さい。) 適合コネクタ:XG4M-4030(オムロン製) (本器には付属していません。) ■供給電源 適合コネクタ:TFMC1,5/5-ST-3,5(フエニックス・コンタクト製) (本器に付属。) 適合電線サイズ:0.2~1.5mm2 剥離長:10mm 推奨圧着端子: ・AI0,25-10YE 0.25mm2(フエニックス・コンタクト製) ・AI0,34-10TQ 0.34mm2(フエニックス・コンタクト製) ・AI0,5-10WH 0.5mm2(フエニックス・コンタクト製) ・AI0,75-10GY 0.75mm2(フエニックス・コンタクト製) http://www.m-system.co.jp/ R7F4HML3仕様書 NS-8002 Rev.0 Page 2/8 形式:R7F4HML3 ・A1-10 1.0mm2(フエニックス・コンタクト製) ・A1,5-10 1.5mm2(フエニックス・コンタクト製) 12345 ①FE ②NC ③NC ④+24V ⑤0V 機能接地 − − 供給電源(24V DC) 供給電源(0V) MECHATROLINK対応コマンド 本器が対応しているコマンドを下記に示します。 プロファイル 共通コマンド 標準 I/O プロファイル コマンド名 NOP ID_RD CONFIG ALM_RD ALM_CLR CONNECT DISCONNECT DATA_RWA コマンド 00H 03H 04H 05H 06H 0EH 0FH 20H 概 要 無効 製品情報読出 パラメータ設定 エラー情報読出 エラー情報クリア マスタ局との通信開始 マスタ局との通信停止 入出力データ伝送 応答時間 接点入力ユニットの応答時間は、ユニットに入力信号が与えられてから、ユニットの通信ASICが入力データを送信するまでの時間です。 接点出力ユニットの応答時間は、ユニットの通信ASICが出力データを受信してから、ユニットが信号を出力するまでの時間です。 TCOM:上位機器(マスタ)で設定しているMECHATROLINK-Ⅲ伝送周期 MECHATROLINK-Ⅲの伝送周期は、システム構成、設定によって変わります。 TINP:入力ユニット応答時間<=入力回路の遅延時間(Ta、ON遅延時間、またはOFF遅延時間)+取込周期(TS)+入力内部処理遅延時間 (Tc、伝送周期2回分) TOUT:出力ユニット応答時間<=出力内部処理遅延時間(Td、ユニットの対応できる伝送周期の最小値1回分)+出力回路の遅延時間 (Tf、ON遅延時間、またはOFF遅延時間) 例1、R7F4HML3-D-DAC32Bで、取込周期:1ms、MECHATROLINK-Ⅲ伝送周期:0.125ms、接点「ON」入力の場合 入力ユニット応答時間(TINP):入力回路の遅延時間(0.2ms)+取込周期(1ms)+入力内部処理遅延時間(0.125ms×2)=1.45 [ms] 例2、R7F4HML3-D-DAC32Bで、MECHATROLINK-Ⅲ伝送周期:0.5ms、接点「OFF」出力の場合 出力ユニット応答時間(TOUT):出力内部処理遅延時間(0.125ms)+出力回路の遅延時間(0.5ms)=0.625 [ms] http://www.m-system.co.jp/ R7F4HML3仕様書 NS-8002 Rev.0 Page 3/8 形式:R7F4HML3 スレーブ 通信用ASICから送信 スレーブ 通信用ASICが受信 上位機器(マスタ) へ伝送 TCOM 上位機器(マスタ) から伝送 MECHATROLINK-III伝送周期 入力ユニット 出力ユニット Ta Ts Tc Td Tf TOUT TINP ビット配置 ■接点入出力 Byte n+1 7 Byte n 0 7 0 入力 入力 入力 入力 0 1 2 3 入力 7 入力 8 出力 出力 出力 出力 0 1 2 3 出力 7 出力 8 入力 15 出力 15 0:OFF 1:ON 外形寸法図(単位:mm) 138 123 75 115 55 3 5 50 DINレール (35mm幅) http://www.m-system.co.jp/ 2−φ4.3 深さ 4 R7F4HML3仕様書 (4) NS-8002 Rev.0 Page 4/8 形式:R7F4HML3 取付寸法図(単位:mm) 125 2−M4ねじ http://www.m-system.co.jp/ R7F4HML3仕様書 NS-8002 Rev.0 Page 5/8 形式:R7F4HML3 接点16点入力、PNPトランジスタ16点出力ユニット (MILコネクタ) 形式:R7F4HML3-D-DAC32B 仕様 ■共通仕様 入力コモン:プラス/マイナスコモン(NPN/PNP対応) 16点/コモン 出力コモン:プラスコモン(PNP対応) 16点/コモン 入出力点数:入力16点、出力16点 最大同時入出力点数:制限なし(24V DC時) 接点入出力状態表示ランプ:ON時緑色点灯(LED) アイソレーション:入力-出力-MECHATROLINK・FE-供給電 源間 絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC 耐電圧: 入力・出力-MECHATROLINK・FE-供給電源間 1500V AC 1分間 入力-出力間 500V AC 1分間 ■入力仕様 定格入力電圧:24V DC±10%、リップル含有率5%p-p以下 ON電圧/ON電流:15V DC以上(入力端子とCOM間) /3.5mA以上 OFF電圧/OFF電流:5V DC以下(入力端子とCOM間) /1mA以下 入力電流:5.5mA以下/点(24V DC時) 入力抵抗:約4.4kΩ ON遅延時間:0.2ms以下 OFF遅延時間:0.5ms以下 ■出力仕様 定格負荷電圧:24V DC±10%、リップル含有率 5%p-p以下 定格出力電流:0.1A/点 1.6A/コモン 残留電圧:1.2V以下 洩れ電流:0.1mA以下 ON遅延時間:0.2ms以下 OFF遅延時間:0.5ms以下 過電流保護機能:過電流を検出すると電流値を制限します。 過熱保護機能:過熱を検出すると出力をOFFします。 ●取込周期設定(SW1-1、2、3) SW1-1 OFF ON OFF ON OFF ON OFF ON SW1-2 OFF OFF ON ON OFF OFF ON ON SW1-3 OFF OFF OFF OFF ON ON ON ON 取込周期 10 ms 以下(*) 1 ms 以下 5 ms 以下 20 ms 以下 50 ms 以下 70 ms 以下 100 ms 以下 200 ms 以下 端子配列 端子 番号 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29 31 33 35 37 39 39 1 40 2 信号名 機 能 V+ V‒ Y15 Y14 Y13 Y12 Y11 Y10 Y9 Y8 NC COM X15 X14 X13 X12 X11 X10 X9 X8 出力電源 出力コモン 出力 15 出力 14 出力 13 出力 12 出力 11 出力 10 出力 9 出力 8 NC 入力コモン 入力 15 入力 14 入力 13 入力 12 入力 11 入力 10 入力 9 入力 8 端子 番号 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 信号名 機 能 V+ V‒ Y7 Y6 Y5 Y4 Y3 Y2 Y1 Y0 NC COM X7 X6 X5 X4 X3 X2 X1 X0 出力電源 出力コモン 出力 7 出力 6 出力 5 出力 4 出力 3 出力 2 出力 1 出力 0 NC 入力コモン 入力 7 入力 6 入力 5 入力 4 入力 3 入力 2 入力 1 入力 0 動作モード設定 (*)は工場出荷時の設定 ●通信断時出力設定(SW1-4) SW1-4 通信断時出力 OFF 出力クリア(出力をOFF) ON 出力保持(前回正常受信データを保持)(*) http://www.m-system.co.jp/ R7F4HML3仕様書 NS-8002 Rev.0 Page 6/8 形式:R7F4HML3 ブロック図・端子接続図 EMC(電磁両立性)性能維持のため、FE端子を接地して下さい。 注)FE端子は保護接地端子(Protective Conductor Terminal)ではありません。 ■入力回路 V- 3 V- 4 信 路 コネクタ 通 回 MECHATROLINK-III 力 路 コネクタ V+ 2 出 回 MECHATROLINK-III V+ 1 Y15 5 Y7 6 Y14 7 Y6 8 Y13 9 Y5 10 Y12 11 Y4 12 Y11 13 電源 回路 Y3 14 COM 23 ※1 COM 24 X0 40 制御 回路 X15 25 ※1 ■入力部接続例 PNP接続 + − 4 24V DC 2 NC Y2 16 3 NC Y9 17 1 FE Y1 18 NC 22 − + COM 23 COM 24 COM 24 X0 40 X0 40 X15 25 X15 25 ■出力回路 Y0 20 NC 21 COM 23 5 0V Y10 15 Y8 19 NPN接続 入 回 力 路 制御 回路 1 V+ 2 V+ COM 23 COM 24 X15 25 20 Y0 制御 回路 X7 26 5 Y15 X14 27 X6 28 3 V- X13 29 4 V- X5 30 X12 31 ■出力部接続例 X4 32 V+ 1 X11 33 V+ 2 X3 34 V- 3 X10 35 V- 4 X2 36 Y0 20 + − X9 37 X1 38 X8 39 Y15 5 X0 40 ※1、通信ケーブルはどちらにも接続できます。 http://www.m-system.co.jp/ R7F4HML3仕様書 NS-8002 Rev.0 Page 7/8 形式:R7F4HML3 ●記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承下さい。 ●ご注文・ご使用に際しては、弊社ホームページの「ご注文に際して」を必ずご確認下さい。 ●本製品を輸出される場合には、外国為替及び外国貿易法の規制をご確認の上、必要な手続きをお取り下さい。 安全保障貿易管理については、弊社ホームページより「輸出(該非判定)」をご覧下さい。 お問合わせ先 ホットライン:0120-18-6321 http://www.m-system.co.jp/ R7F4HML3仕様書 NS-8002 Rev.0 Page 8/8
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