ダウンロード - 日本ゴーシェ病の会

署名ご協力のお願い
ゴーシェ病は日本に120人ほどしかいない先天性稀少疾患です。糖脂質を分解す
る正常な酵素(β‐グルコセレブロシターゼ)」が存在しないため、分解されない糖脂質
が肝臓、脾臓、骨、脳などに蓄積され、様々な症状を引き起こします。貧血、出血、骨
折、骨の痛みの他に神経症状として、けいれん、斜視、口を開けにくい、震え等があり
ます。今のところ治療は、酵素製剤を補充する酵素補充療法が確立されていますが根
治治療ではありません。酵素補充療法は、2週間に1度の点滴治療です。しかし、酵素
補充療法だけでは神経症状に効果がありません。そのため神経症状が重い子どもた
ちは、1 歳から 2 歳の小さいうちに気管切開、胃瘻手術、人工呼吸器を付けての厳しい
生活を送っています。
現在、*シャペロン療法というゴーシェ病の神経症状にも効果が期待される研究が
行われています。このシャペロン療法は、一般的に去痰剤(アンブロキソール塩酸塩)と
して販売されている薬を大量に使用することでゴーシェ病に効果があるとわかっていま
す。しかし、ゴーシェ病の治療薬として承認されていないため今すぐシャペロン療法を
必要とする全ての子ども達に使用することができません。
当会は、神経症状に苦しむ子どもたちが、一日でも早くシャペロン療法を受けること
ができ神経症状の改善に繋がるように「国立研究開発法人日本医療開発機構難病研
究課(AMED)1)」、「独立行政法人医療品医療機器総合機構(PMDA)2)」に未承認薬
の早急な承認を要望いたします。
私たちの子どもが1分1秒長く命を輝かせることができるよう、皆様のお力をお貸しく
ださい。どうか署名にご協力いただけます事を心よりお願い申し上げます。
※ご署名いただいた個人情報は、いかなる場合でも本人の了承なしに公表することはありません。
日本ゴーシェ病の会
Eメール:[email protected]
HP:http://gaucherjapan.jimdo.com
FB:http://www.facebook.com/gaucherjapan
「参考資料」
*シャペロン療法=異常形状酵素の機能を回復させ酵素活性を活発にさせる治療法
1)
日本医療開発機構難病研究課(AMED)http://www.amed.go.jp/
「医薬品」「再生医療」「がん」「脳と心」「難病」「感染症」「研究企画」の基礎研究から
実用化までを支援する機関
2)
独立行政法人医療品医療機器総合機構(PMDA)http://www.pmda.go.jp
厚生労働省所管で医薬品の安全性と有効性等の審査をする機関
ゴーシェ病神経型に対するシャペロン療法の早急な承認を要望
独立行政法人医療品医療機器総合機構(PMDA)御中
要旨
・ゴーシェ病Ⅱ型・Ⅲ型(中枢神経症状出現型)の治療にアンブロキソール塩酸塩製剤の併用が必要と
判断され、新たな投与量のもと、早期に実用化されることを要望いたします。
住所
氏名
※ご署名いただいた個人情報は、いかなる場合でも本人の了承なしに公表することはありません。
日本ゴーシェ病の会
メールアドレス:gaucherjapan@gmail.com
ホームページ:http://gaucherjapan.jimdo.com