まちを元気に!地方創生元年 ~ひとが輝き まちが輝く琴浦町に向けて~ 琴浦町では、町内活動団体が連携して「琴浦まちづくりネットワーク」を結成しています。 様々な団体がまちづくりに取り組む動きは全国的にも活発ですが、団体同士が連携した組織と しての取り組みは先駆的で、地方創生の時代のカギともなります。 ネットワークとしてのまちづくりへの想いなどから、輝く琴浦町に向けてのヒントを探ります。 座談会参加者 ●琴浦まちづくりネットワーク 四門 隆さん(会長) 高塚良平さん(副会長) 上田啓悟さん(副会長) ●荻野裕子さん( 地域おこし協力隊) ●山下一郎町長 あります。突き詰めると「ひ 月、琴 浦町 誕 生 とで見 解 がま とまり、昨 年9 周 年 の日 に と」、人材の問題だと思って したことはありませんが、そ 人、物、金の三拍子揃うに越 い ま す 。何 か を す る と き に 加入された会員には様々な 活動があり、それはこのネッ 設立することができました。 て活動しようとする兆しも見 トワークの特徴であり、財産 町内の色々な組織が参加さ れてまちネットができたのは えています。こうした動きが の中でのポイントは人材で、 大きな意義があります。お互 地域の活力につながればと であると思っています。 さんの知恵を出し合って「ま いに情報交換や協力し合うこ 思っています。 その「ひと」のネットワーク ち・ひと・しごと創生総合戦 とで、より活動や効果が広が が重要だと思っています。 略 を 」 策 定 し ま し た 。来 年 度 からは、これを大きな柱とし ることを期待します。 ようやく1年余りが経った のですが、会員同士で協力し ながら取り組んでいきます。 上田 まちネットができるま では、活動は色々あっても連 り組んでいただいており、そ 織で精力的にまちづくりに取 (以下、まちネット)の各組 今日お集まりの皆さんは、 琴浦まちづくりネットワーク います。 ていくことを基本目標として り組みを知ってもらいたいと れ を 克 服 し たい、あるいは取 のそれ ぞれに課 題 があり、そ 感を持っています。また、会員 のままではならんという危機 は 懸 命 にアイ デアを 出し、こ 実際に地域おこしに取り組 んでおられる団体のみなさん じゃないか」と言われます。 四門 町外の方から「琴浦町 は県下でも一番元気があるん うことができる。体制的にも で、じゃあ一緒にやろうとい で、団体同士が顔の見える中 ぞれ違うということだけなの ただそこに向かう手段がそれ 目指すところは琴浦町を 元気にする、これは同じで、 になってきました。 事業に参加したり、相互的な しくなってくると、お互いの 携というのはあまりなかった まちネット結成 の中での想いなども聞かせて いう 想いもあり、共 に検 討 を 楽だし、PRもできます。 協力関係が自然とできるよう と思います。まちネットで親 いただけたらと思います。 重 ね、団 体 相互の連 携 と ネッ 1万8千人というのがちょ 山下 総合戦略を本当に実 のあるものにしていく必要が 総合戦略の実現に向けて トワー ク 化 が 必要 というこ の活力により地域を元気にし 地方創生は人口減少の歯止 めと共に、地域住民の皆さん 山下 地方創生が全国的にも 大きな話題となり、町でも皆 10 2 H28.1.1 ないかと思います。 はいい流れで来ているのじゃ ネットも3年計画で、1年目 作 り が で き て い ま す 。ま ち やろうとし、非常にいい土台 的でなく、みんなで協力して でも琴浦は「出る杭は打つ」 うどいい人口規模で、人間性 きにま ち ネット ができ 、な ら ろそろマンネリかなというと していました。8 年 過 ぎてそ やろうとツアーをしたり活動 あって、活用してまちおこしを 館を整備してもらった経 緯 が し た 。その 後 、町 に 旧 中 井 旅 根の草取りをしたりしていま 昔話 と かにヒント があっ て、新しいアイデアが生まれ きる場があればいいですね。 も感じ、もっと本音で話がで すが、妙な遠慮があるように もいいじゃないかと思うので たり、なんだったら喧嘩して と掘り下げたりアホな話だっ アを得る機会になっ たり、色々なアイデ 山下 それぞれの 組織の視野が広がっ 組みが必要です。 まだまだ全体と してはそういう取り ます。 図りたいと思ってい 考えています。これから多面 たりするベースにそういう歴 的な取り組みが少しずつ具体 ば色々な人の考え方を聞こう う一つ、ネットワークは緩や 的に顔を出してくるんじゃな ていると思います。それとも かなつながりかもしれない いかと期待しています。 史があったりするので、そん なことが話せたら。 ですが、細かいことは抜きに ということで参加しました。 荻野 私は地域おこし協力隊 として、最初の半年ぐらいは 浦 安の金市銀 座とか、よそ 者からしたらす ごく興 味 あ 高塚 琴ノ浦まちおこしの会 はもともと合併してしばらく 員 として、まち づくり を どう 事務的なお手伝いやチラシの して、ネットワーク全体の大 は町のまちづくり委員会の会 するのか検 討していたのです る話で、な ぜそ れ が 衰退して するのではなく、1カ月に1 作成、ホームページを立ち上 な、そういうものとしてある 回集まって、みんなで琴浦に が 、その 中 で、旧 中 井 旅 館 に ような気がします。 マを決めて、今月は金市銀座 上田 僕としてはまちネッ トはサロン的なものでいいと 研究されてはどうでしょう。 四門 地域おこしというもの が目に見えにくいということ の話をしようとか、何でもい きな力でやってみようかとい じゃあ何を求めてどのように もあるので、一般の町民の皆 いので定期的に集まる。面白 いったの か 、原 因 は 絶 対 ある 動くかな ど、認 識 がまちまち 様に理解してもらう取り組み かったらみんなが集まるだろ げる際のアシスタント的なこ 山下 荻野さんは、外から来 られた地域おこし協力隊とし なの が昨 年の状 態でした。そ も必要です。会員で、意気投 うし、みんなが楽しい話をし 小泉八雲 が泊まったというこ て組織に関わった上での率直 の中で、会 員の活 動 は それ ぞ 合した連携活動については、 て、そこにゲストとして町民 思います。そこでバッと議論 な感想や、支援で何か感じた れ 特 徴 を 出してやってもらっ 分かりやすいかたちで情報提 の人が来たりして、自然とい うことが、若い目が出るよう ことはありますか。 て 、こ れ を 束 ね た り 統一的 な 供することが大切です。 ので、そういうところをもっと 荻野 まちネットで月1回、 研究会をされていますが、毎 行 動 に シフ ト す る の で は な い雰囲気になる。 とをしていました。 回来られる人もあれば1回 く、た だ琴 浦町 を活 性 化 する 基本的には、まちネット自 体は会員の活動のサポート役 まちづくりというのは多 分、頑張っている人は普通で 設立して感じること だけの人もあり、なかなか話 という一つの目的でつながり、 で、まずは会員個々の取り組 も、まったく興味ない人がほ ついて話し合う。例えばテー が進まなかったという経緯も 価値観や認識の共有をしてい みの充実を図ることを基本に 四門 まちネットは、色々な 団 体 が一緒 に なった も の の 、 あります。顔が見えてるから き な が ら 、ネットワー ク 化 を とから八雲の来 訪記 念 碑 を 建て、そ ういうこ と が あった らもっと人 が来てもらえるん じゃないか というこ とで、古 い旧中井旅館を掃除したり屋 か、逆に遠慮があって、もっ 1 2016. ことうら 3 雰囲気ができれば、すごくい のことを考えてるね」という うな、「琴浦はみんなでまち う方に興味を持ってもらうよ いかと思います。こういうの か真似できない優位性じゃな いうのは、他の町にはなかな 体が相互に連携できる体制と 町民同士も、会えば誰か分 かるという雰囲気の中で、団 てもらったりしながら琴浦町 農家の方に農業の指導をし 設けて宿泊するとか、近くの 来てもらい、廃校跡に一角を えています。町外から週末に るかというようなことを考 問題があって、それをどうす と い うの は そ うい う 想 す。ただ、地域おこし 色々な想いがありま の話を聞いてみれば すが、実際に会員さん きゃ な ら ん と 思 う の で しい 形 に 進 ん でい か な とんどだと思います。そうい いことでないかと。 をずっと続けていくのが大事 り組みに向かっていか ので、全部のお手伝いをした い が な か な か現 実 の取 いい所があるんだというよ ないことも数多くあり、様々 らすぐ終わってしまうのです になじんでもらって、こんな うなPRをする。地域の人が なアイデアを持っている会員 が、その中で人や町や地域の ですよね。 集まって、実際に行動してい が実際にチャレンジしてみよ 状況を知っていくのが1年目 以前、視察に行った先で、 「 『いいところですから来て くことも重要ではないかと うというのをバックアップし く だ さ い 、移 住 し て く だ さ 四門 まちネット会員の活 動の方向性をまとめるため、 思います。 いので、ここに来てこういう 金をかけてできることではな というのは作ろうとして、お 年からはそれをもとに、まと 高塚 研究会で問題点の整理 や行動計画ができたので、来 て町長へ提出しました。 きいものは行政への提言とし ンプランと、少しテーマが大 り、会員が行動するアクショ いかなければなりません。そ も意識を持ちながら運営して るためには、まちネット自体 考え方を得る組織であり続け えて、違った発想や拡張した が、それぞれの組織の枠を超 んね。まちネットというもの 山下 まちネット自体のマン ネリ化も避けないといけませ 山下 一方で、地域おこし協 力隊自身も、限られた時間の トの使命と感じています。 の支援を尽くすのが、まちネッ 入れながら、実現していくため 会員の想いを実現させてい くためには、色々な情 報 を仕 り組みだと思っています。 ていくのが、まちネットの取 こっちでいうと「とっぱげな 上田 やっぱり荻野さんには 色々な発想でやってほしい。 シェも6月からできてないで というのもあるし、土間マル か、そろそろ動き出さないと ものに目を向けたビジネスと ここにもうすでにあるんだ けど全然利用されていない だと思っていました。 でいる人がすごく楽しそうな 活動にも参加してみたいな まって1つのこ の中で地域おこし協力隊とう 中で悩んでいる部分もあると こと」、そういうことが、ど アクションプランを策定 ところに人は来る」という話 昨年6月から毎月研究会を い』と言うより、そこに住ん がすごく印象に残りました。 開き、ようやく とか、まちの人が元気だなと とをやるという まく連携しながら、いわばよ 思いますが。 ちらかというと琴浦の人は 私も町おこ しの 会 で す が 、 ます。 月 にま と ま テクニックではなく、雰囲気 か、そういう培ってきたもの 動きをもった年 そからの視点にも柔軟に耳 荻野 3年しかないので、常 に 焦 り は あ り ま す 。最 初 の 苦手で、こんなことしたらど 古民家や遊休 ようには動けていないかな。 たくさんあるんですが、思う すし、やりたいことは本当は が大事なんじゃないかと。 にしていていき を傾けながら、自問自答しな 1年は「何をしたらいいか」 う思われるかとか、それをし で、まちネットも 地域おこし協力隊の活用も たいですね。 がらの営みも必要だと思い 団 体 ある 四門 ネットワーク自体が 生き物であるので、絶えず新 農地、空き家の 20 12 4 H28.1.1 あって、浦安市に貼られたり、 だけ ど 実 際こういう 発 想 が 絶 対 で き な かったでしょう 。 い方の、浦安。 ポ 」スターにし たって、た ぶ ん 琴 浦 の 人 じゃ ありました。 が、これはすごく手ごたえが いくという保証もないのです うとしても、2回目にうまく これをうまく使って売り出そ 四門 様々な想いや構想をひ とつの形 にして、行 動 を 起こ とがあってもいいですね。 トの中でも取り組んでみるこ 山下 こういうことをヒント としながら、実際にまちネッ べてみれば食材も地元で普通 荻野さんの土間マルシェを とってみても、一つひとつ並 山下 取り組んでよかったと いう組織としての実践体験が んじゃないかと思っています。 方 創 生そのものになっていく 活 力 になっていく 。そ れ が 地 少しずつ実 践することで町の 移 すこと を 進 めていき たい。 やりたいことを実際に行動に ネット としても 、そ れ ぞ れの のが価値があるのでしょう。 という空間に身を置くという 分で「らしさ」が出てくるの えていくと、心のこもった部 が通りで1軒でも2軒でも増 ういうところで、そういうの から行く。田舎の魅力ってそ いて、そのやりとりが楽しい 市とかは必ず生産者がやって 止めるかで結果は違います。 としたことですが、どう受け こでの話の中で、町内のある どんな化学反応が出てくるか す。実践の経験こそが、貴重な に採れたもので、民家の凝っ 高塚 昨年の新しい活動で、 小泉八雲のろくろ首の怪談な て何になるんだとか考えてし 分 か ら な い 。そ う い う「 とっ 上田 人々の琴線に触れるか どうかは計算できないことも 財産だと思います。 た 空 間 で も な い が 、人 が 来 ど、そういうものが琴浦町に 荻野 いま次の展開も考えて います。 ぱ げなこと 」を どん どん やっ あります。露出しないと目に 山下 はじめは当然、想いが 微妙に違ったり、組織全体で る。高齢社会で1人で生活す もないかと調べたら、昔話の 企業のビジネスチャンスにつ てく れる 立場で、ああなるほ も触れませんが、露出させる 取り組む第1弾は非常に慎ま る人も多いし、話し相手や気 絵本がありました。梅田でろ まって。 ど 、あれ が ど う なる か と思っ 努力というものが田舎の人は し や か な もの か も し れ な い 。 分転換を求めて来られるので くろ首の話があったり、坂ノ ながりました。それはちょっ た ら 、こういうこ と につな が 苦手な部分ですね。 でもやっぱり話をしていてば しょうか。 山下 そこの値段が高いか安 いかじゃなく、対面での空気 感というか、人と人との対面 おいても、町民が心豊かに、生 目標です が、人口減 少 社 会に ならあなたのを買いましょう う。美味しいと言われれば、 生産者が持ってきて、直接買 上田 野菜を置いた直売所 は増えていますが、ここだと アーをしました。花見潟墓地 夏に4回、小学生も含めてツ そこから琴浦ミステリー ツアーというのを思いつき、 んな話が出てきました。 上で生馬を食う話など、いろ き生きと輝いて暮らせる町で と。そこには交流があって、 にも色々な話があって、そこ していくということ が必要で 想いを行動に るんだな、という感じで。 土間マルシェなんかも面白 いし、いろんな発想のミサイ かりでもいけない。 それに発信することも重要 で す ね 。例 え ば こ の じ 「 ゃな 山下 これをポスターにしよ うとする、今度は浦安市に送 ルをどんどん発射してもらい では。 り、それをきっかけに、市長 たいですね。 あり たい と 思っていま す 。こ どういう思いで作っておられ でお盆の8月 必要でしょうね。 に表敬訪問しようとなり、そ 地 方 創 生では、人口減 少に 歯 止 め を か けるこ と も一つの の中でまちネット が取り組も るか、野菜ひとつにも心がこ 日にツアーを う とい うこ と が 出て く れ ば 、 四門 いま地方創生の時代と いうこと もありま す が、まち 支援も考えたいと思います。 輪島の朝市とか高知の日曜 方だけど、全然違います。 もっており、同じような売り の「アメを買う女」という話 撮影に来てくれ、花見潟墓地 しましたが、それにNHKが 1 2016. ことうら 5 13 えることにつなげていけたら き、地域に自信を持ってもら ながら地域のことを知ってい 各地域を調べてみると昔話 も結構あって、それを活用し 外からも入りました。 され、見たよという連絡が県 の墓のことも含め、全国放送 を紹介しました。花見潟墓地 力になる気がします。 んでいけると、もっと大きな クで、うまく全体的に取り組 す。色々なものをネットワー り組みになるのではと思いま 民に伝えていくのも、十分取 くからの歴史などを広く町 の取り組みの一つで、町の古 もらうことも今回、地方創生 認識し、誇りや愛着を持って 山 下 今 後の発展 や可 能 性 を 考 え た と きに、ど う やって ます。 となっていくのではと思ってい と が、琴 浦町の活 性 化の土台 ら と 実 施します。そういうこ ちづくりの輪を広げていけた に ご 参 加いた だ き、もっと ま す。これは 多 くの町民の皆 様 組み事例を話していただきま 開 催し、県 内の先 進 的な取り 想があって、そのために色々 いなことができればという構 楽しめるレジャーランドみた れたり、将来的に、海で一日 できたり、鳴り石の浜で癒さ んだり、釣りやサーフィンが 来ると海で自転車に乗って遊 鳴り石の浜の将来像は自然 のレジャーランドで、琴浦に サーファーは県 外の人 と地元 の人 があまり仲 がよくないと 四門 今後のまちネットとし ての行動計画をまとめました 誇りに思えるようなふるさと 者が帰ってきたくなるような、 くれています。 しており、県も興味を持って 上田 サーフィンをどう取り 込むかを鳴り石の浜でも協議 て 、鳴 り石の 浜 サ ーフス ポッ しい。今 は 勝 手 に 停 めている そ ういうい ざこ ざ がないら そ うで す が 、鳴 り石の 浜 は 、 か縄張り意 識 が高く、県 外の 谷定好写真記念館、あの海岸 が、共通しているのは、もっ への取り組みを進めたい。 鳴り石の浜にサーファー が よ く 来るので、この 前 調 査し ト というかたちできっちりP サーフィンをまちおこしに な魅力を繋げていければ。 と思っています。 見る側から仲間へ をずっといくと、八橋も歴史 と一緒に行動する仲間がほし 台 来ていて、9割 が県 優秀な人材に琴浦に来てもら 山下 赤崎台場が国の史跡 になって、この海岸線や花見 が古く、未発掘でスポットラ いということです。それもい 上田 まちネットのアクショ ンプランでも、海岸線の魅力 たら 意識しており、それをうまく 生かす取り組みは町としても しょう。琴浦海岸を一体的に ズアップしていくのはどうで ちにするために、見る側だけ なくて、琴浦町を魅力あるま まちネットの活動を傍から 見て「やってるな」だけじゃ 会員が仲間を求めています。 ので、まちネットのすべての というのは、すでに民間レベ どういう風にPRしていこう ぐ連携できます。この下町を おこしの会と、民間団体がす 塩谷さんと八橋振興会、まち だったら鳴り石から始まって りというのも取り組んで、海 してトラブルになること が多 はいろんなところに違法駐車 て 広 い 。だい たいサ ーファー 高 速、そ れから 駐 車 場 があっ こ来るか と聞いたら、ま ず は 奈 良 、高 知 も あって 、な ぜ こ か 湘 南 、一番 多 い の は 大 阪 、 外 車でした。遠くは鹿児 島 と ることができてなくて、食べ 人は琴浦の情報をまったく得 ずなんですが、サーファーの です。僕らは発信しているは ら、何があるか知らないそう それから、地元でなぜお金 を使ってくれないかと聞いた Rできたらと考えています。 ので、これから県 と 整 備 をし 人 が来ると排除されてしまう イト が当たってないが素 晴 ろんな世代の仲間が集まると づ く り 、山 の 方 の 魅 力 づ く 機能させていくためには、こ でなく実際に取り組む仲間に ルでもできるし、町長が言わ いよ うで、ここは 海 岸 線 に い、頑張ってもらうかです。若 らしいものが眠っていると思 いうことが会員の活力となる のネットワークが生きると思 なっていただければと思って れたように、お台場をこれか らないし、車で寝て帰ってし 潟 墓 地 や 菊 港 、三 度 笠 や 塩 います。今度はそれをクロー います。 います。 台 と か 停 めれるので、そこ が まう。買うものもないと言わ るところも泊まるところも知 昔話もですが、故郷にもと もとある歴史などが、知られ ら魅力アップしていくことも いいそうです。一番いいのは、 ないままどんどん無くなって できます。 50 1月 日には 智頭町 長 を 招いて、まち づくり 講 演 会 を います。ふるさとの良さを再 30 50 6 H28.1.1 持って沖に出て、波に乗って 報なり商品など、その辺をも れる。サーファーに向けた情 しく、結 構 上手 な人 が来るら 鳴り石の浜は波が安定して いて、石 だ から か 波 が 強いら と来れますよね。 サーフィンも、大歓迎しま すということを伝えれば堂々 得るような感じがいいですね。 て、向こうからも何 か恩 恵 を 上 田 一方 的にやるんじゃな くて、メリット を 与 えてあ げ でのつながりです。 性が広がると思います。 山下 温かく受け入れて共生 していくと、また大きく可能 いじゃないでしょうか。 人 が見に行く環境 があるとい ましたが、そういうのを一般の プロサーファー が来 られてい く、僕 が 行った と きも 湘 南の など有名な人も来られるらし るといいかも。プロサーファー をしたりするなどしてPRす それをとにかく頭で考えてい と山のプランを据えています。 クションプランでも海のプラン テーマソングを作り、また、ア まちネットでもまちおこしの 四 門 もともと琴 浦町は山 と 海 がある 自 然 豊かな町で、 考になるものも期待したい。 ておられますが、その辺で参 うのがあります。地域も考え 統合の中での地域の課題とい 深く、片方には学校や保育園 なことです。 も、このネットワークで重要 ために頑張ってもらえること 意識し、一緒にまちづくりの 企業や農業に就業することも 1期の卒業生が今度、地域の 山下 町内には琴ノ浦高等 特別支援学校があり、その第 といいですね。 実に向けた取り組みができる の理解を得ながら、一層の充 でおられます。さらなる地域 いるとき、子どもが洗濯板を 高塚 歴史の一つとして、小 泉八雲が中井旅館に泊まって ます。 やっぱり交流ができて話 をすると、色々と気づかされ う少し話し合うべきだなと。 海岸まで帰ってくるのを見て しいので、例 え ば 観 覧 席 を設 感激し、ぜひそれを私にも教 終わりにあたって るよりは形にしていきたい。 サーファーさんの車にちょっ の宿泊で協力してくださり、 旅 館 がサーファーさん対 象 荻野 私も陰な がらバック アップというか、赤碕の河上 サーファーもいたのかも。 から、そういう意味で昔から をしてもらい、将来のリピー は海、子どもは山で田舎体験 親の目的はサーフィンで、親 登りとかを体験してもらう。 都会ではできないことを、山 たいない。その間預かって、 していて、それがすごくもっ に、子どもがずっとゲームを 親がサーフィンをやってる間 山下 グルメさんもこのイベ ントに出てよかったといって 来てもらいました。 まちネットからのつながりで 出店してもらったのも、この 荻野 古布庄の夜市にグルメ ストリートと東伯けんこうに 利になりましたね。 上田 まちネットができて、 協力し合える体制ができて便 ました。 思います。ありがとうござい 新年が皆様にとって輝かし いものとなりますようお祈り いきたいと思っています。 民の皆さんと共に取り組んで 間となりました。今後も活力 ご意見をいただき、貴重な時 連携をつなげて 荻野 サーファーへのアク ションとして、子連れで来ら れる方も多いので、子どもの けて 、そ こでサ ーフィン 大 会 記録に書いてあるんです。そ 農業体験はどうでしょう。 えてくれというようなことが 年ごろの話です と挟めるような小さいサイズ ターになってもらうことを考 おられたし、東伯けんこうさ れは明治 のチラシを作成しました。 えたら。 などもしておられます。 山下 当初よりまちづくりに 取り組んでおられる皆さんに 河上旅館に観光スポットを 紹 介するようなマップを置い 高塚 いっぺんに移住定住で なく、琴浦町になじんでもら 問 合 せ 先 琴 浦 ま ち づく り ネットワーク ─ 516 1 企画情報課 1 ─ 708 52 53 して、本日の会を閉じたいと ある元気なまちづくりを、町 として売るな ど、少し ずつ広 うことが大事ですね。 四門 東伯けんこうさんは障 がい者の就労確保に取り組ん んも荒廃地対策でネギの栽培 げていけれ ば と思いま す 。こ 山下 一方で琴浦は山間部も たり、手 作り小 物 をお土産物 れもまちネットの団体の支 援 1 2016. ことうら 7 24
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