愛媛県立医療技術大学電話交換設備一式更新 仕様書 1、 総則 概 要 本仕様書は愛媛県立医療技術大学電話交換設備一式更新について適用する。 業務仕様 本修繕は、公衆電気通信法、構内電話設備の技術基準及び関係法令に基づく基準工法により入念に施工 するものとする。 2、 業務概要 (1)業務の場所 愛媛県立医療技術大学事務室（101号室）及び学内の本学が指定する場所 (2)業務の種類 電話交換設備一式更新 (3)業務の範囲 ① 電話交換設備（機器)構成 機器名称 ＩＰ電話交換機 １９インチラック 多機能電話機 一般電話機 ② 数量 1式 １式 ７台 ６０台 備考 施工内容 修繕名称 数量 備考 1式 機器据付 ７台 多機能電話機 電話機取替 ６０台 一般電話機 電話機取替 1式 データ設計､投入含む 総合調整試験 1式 既存機器類 撤去 ※撤去機器については、適正に処分すること。 (4)その他事項 ・本更新業務にあたっては、担当者と十分な打合せをし、業務に支障のないように施工すること。 ・将来的に、現用アナログ公衆回線からＩＰ公衆回線(ＮＴＴ西日本ひかり電話オフィスタイプ)への切替も あることから、両方のインターフェースを電話交換機に搭載のこと。 3、 機器機材等仕様 (1)交換機本体 ① 概要 （ａ）本ＩＰ電話交換機は、ＩＰ電話交換機本体、電源装置、多機能電話機、一般電話機他周辺装置により構成され、 下記の通話を行うことを主な目的とする。 ・内線相互通話 ・内線と外線間通話 （ｂ）本ＩＰ電話交換機、構内交換設備に関する技術基準及び関係ある法令規格等を満たすものとする。 （ｃ）以下のＩＰ回線をキャリア提供のゲートウェイ無しで直接接続可能なこと。 ・ＮＴＴ西ひかり電話オフィスタイプ、光電話オフィスＡ （ｄ）最大２，０００ポートまでの拡張が可能なこと。 （ｅ）１９インチラック搭載とする。 （ｆ）耐震性能は、水平加速度１．１Ｇ（震度７相当）に対応可能なこと。 （ｇ）欧州ＲoＨＳ指令に適合し、有害物質を定められた値以上含有していないこと。 （h）信頼性を高めるためハードディスクレス構造。 （i）ＩＰ電話交換機のＯＳとして、Ｗｉｎｄｏｗｓ系、Ｌｉｎｕｘ系ＯＳを採用していない。 ② 交換方式 通話路方式 制御方式 プロセッサ 中継方式 ＩＰスイッチング方式、ＰＣＭ時分割方式 蓄積プログラム制御方式 ６４ビットマイクロプロセッサ ・個別式着信方式 ・追加ダイヤルイン方式 ・中継代方式 ・電子ボタン電話応答方式（直結式） ・分散方式 ・電子ボタン電話応答方式（索線式） ・ＰＢＸダイヤルイン方式 ・ＩＮＳネットダイヤルイン方式 ・着サブアドレス呼出方式 ③ トラフィック条件 内線電話機１回線あたりの標準発着呼量は６．０ＨＣＳ以上とする。 ④ 収容回線数 内訳 実装 備考 容量 ６ アナログ局線トランク数 ８ 公衆ＩＰ回線 ０ ひかり電話オフィスタイプ ８ 多機能内線数 １６ ７ 一般内線数 １２８ １２６ 注：容量については、上記条件をすべて収容できるものとる。 ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ 番号計画 種別 局線発信 内線相互 内線相互 特番 分散応答 交換呼出 番号計画 0 1ｘｘ、2ｘｘ、3ｘｘ､4ｘｘ､5ｘｘ 7ｘｘｘ 6ｘ 8 9 ＩＰインターフェース （ａ）ＬＡＮインターフェース （ｂ）音声符号化方式 （ｃ）ＱｏＳ （ｅ）ＶＬＡＮ ：１０/１００/１，０００Ｍｂｐｓイーサネット ：Ｇ．７２２．Ｇ、Ｇ．７１１、Ｇ．７２９ａ ：ＴｏＳ(ＩＰ Ｐｒｅｃｅｄｅｎｃｅ、Ｄｉｆｆｓｅｒｖ) ：ＴａｇＶＬＡＮ(ＩＥＥＥ８０２．１Ｑ／ｐ) 環境条件 （ａ）相対湿度 ：２０％～９０％(結露しないこと） 内線/トランク線路条件 （ａ）アナログ内線(ループ抵抗) （b）デジタル内線 （c）一般公衆回線 ⑩ 備考 １数字 ３数字 ４数字 ２数字 １数字 １数字 ：一般内線 ６００Ωまたは１，５００Ω(電話機抵抗含む) ：６００ｍ(０．５φ) ：１，７００Ω(所属局内部抵抗含む) ＩＰ電話交換機用電源装置 （ａ）ＩＰ電話交換機の電源仕様：入力ＡＣ１００Ｖ±１０％ （ｂ）消費電流 （ｃ）蓄電池 ⑪ サービス機能 ・外線機能 ＰＢＸダイヤルイン ：８．５Ａ ：４８ＡＨ(停電対応３時間) 障害自動切替 保留音送出 テナント分け 局線自動発信接続 国際自即接続 固定短縮ダイヤル ＬＣＲ機能 発信迂回機能 昼夜切替 発信規制 特定地域市外発信制御 可変短縮ダイヤル ・内線機能 コールピックアップ ステップコール 内線相互キャンプオン 内線相互割り込み 割り込み拒否 不応答転送 可変不在転送 長距離内線 全自動転送 自己保留 直通電話 内線相互接続 ナンバーディスプレイ 内線クラス 夜間クラス規制 ハウラ音自動送出 オフフックアラーム 転送先の不在転送 追加ダイヤルイン(応答アナウンス) (2)デジタル多機能電話機 ・ＬＣＤディスプレイ ・機能ボタン数 ・ソフトキーボタン ・ハンズフリー通話 ・ボリュームボタン ・外形 ・ケーブル ・その他機能要件 全角２８文字×４行表示(バックライト付)で可動式とする。 ２４ボタン（３２、４０ボタンに増設可能なこと）他、保留、転送、フッキングの固定機能ボタン ４ﾎﾞﾀﾝ(ＬＣＤに内容表示) 内蔵 着信､受話音量調整 １８２ｍｍ（Ｗ）×２５８ｍｍ（Ｄ）×１０９ｍｍ（Ｈ） ２芯モジュラーケーブル ・ユニバーサルデザインの電話機とし、テンキー及び、ＬＣＤディスプレイはバックライト付とする。 また、視覚に障がいがあるものでもボタン操作が可能なように点字対応が可能。弱視者を考慮 したＬＣＤディスプレイの白黒反転、縦倍角文字での表示が可能なこと。 ・発信履歴を６０件、着信履歴を６０件蓄積ができる。 (3)一般電話機 ・外形 ・ケーブル ・機能ボタン ・その他機能要件 １５４ｍｍ（Ｗ）×２２２ｍｍ（Ｄ）×１１１ｍｍ（Ｈ） ２芯モジュラーケーブル ８ボタン、フック/転送及び自己保留ボタン ・呼出音色が３種類の中から選択できる。 ・受話音量調整、呼出音量の調整ができる。
© Copyright 2024 ExpyDoc
