2012.04.01 大阪府労働環境改善の取組み好事例集 掲載

人材 育 成
ワー ク ・
ラ イ フ ・ 高齢者 の
活用策
バ ラ ン ス の推 進
有限会社ナンクルナイサアーケアネット
未 来 型 介 護 サ ー ビス事 業 所 の
実現 に向 けて
J
「前向きな・なんとかなる 1・ Jと し
社名の由来は、
沖縄の方言で、
【
う意味。ドキュメンタリー番組で 'な んくるないさ'の 精神で母娘
J難 病を克服する様子に感銘を受けたことから命
力を合わせ、
娘●
名しました。
】
'
:い
■ ヨ
縣
IW艦
:四 猟 腰
一
『人 』と『仕 事 』と『職 場』の 改 善
人を活かす職場環境
「人」と「仕事」と
未来型介護サー ビス事業所の実現 に向けて、
「職場」の3つ の視点か ら労働環境改善を図るため、下記の とお
と して行 う こ とがで き 、社 員及 びヘ ル バーの モ チ ベ ー シ ヨンの
…
り、
取組みを進めま した。
①「人」の改善 :ス タ ッフの誰もが成長できるキ ャリアプラン
人事 考課制度・等級制度導入 によ り、人事権 や能力評 llllを 組織
向上 を期待できます。
また、シフ ト管理 の システム 化 によ り、
手 書 き文字の分 か りづ
て、シフ ト表 を携帯端 末 にて リアル タイムで確認 できるため、全
し、これまで紙で行 つていた介護 ヘ ルパーのシフ ト管理を業務
員 が 同 じ情 報 を共 有化 し、電話連 絡 によ る行 き違 いや ロスがな
用ソフ トを導入 して、システム化することによ り、シフ ト動向等
くな り、業務のス ピー ド化を 目指 しています。
「オ フ ィスカフ ェ」について は、事務所 に併設 す る ことで、昼休
らい部 分 が鮮 明 にな り、読 み 違 え 等 の ミ ス が減 りま した 。力□え
︱
の情報を、スタ ッフ全員が確実に共有化できるようにしました。
③「職 場 Jの 改 善 :休 憩及 び ミー テ ィング設備「オ フ ィス カ
憩 な どの移動 時間が節約でき ます。また、車 いす を利用 する障が
︱
障がいのある 中小企業 の
従業﹄
員に対する 魅力発信 ・
対応 人材獲得策
を軸とした人事考課制度と等級制度を採用 しま した。
"を 実施
1丁 化
②「仕事」の改善 :労 務管理の効率化を図るため “
︱
若手社 員 の 女性社 員の
育成 ・
定着策 去
目成 ・
活用策
:レ 罰
■ 啓召
フェ」を事務所 に併設 しま した。同カフ ェには、車イスでも利用
い者 等 で あ つて も 、段差 もな くスム ー ズな移動 が可 能 とな つて
可 能な広 い団 らん スペ ースや 和室 (畳 )が あ り、軽食 も作 れ る
います。
キ ッチン機能を備え付 けるなど、スタ ッフの憩 いの場 と して活
休 憩 時 に事 務 所 スペ ー スを 離 れ 、カ フ ェを 利 用 す る こ とで 、
「仕 事 」と「休 憩 」の 切 り替 え が で き 、気分 的 に リラ ックス 、リフ
用 しています。
内
社員の
¨鐸 ュ﹁彿呻 誹 肛糊
ン
■:画 E踊 測
レッシ ュで き るた め、業務 に活 力 が生 まれ ます 。また、ス タ ッフ
E日 r
同士の会話 も以前 よ り増 えて コミ ュニケー シ ∃ンが密 にな つて
います。
釜議生の紙諦哉づ く の
「経営者個人が賃金を決める仕組みから組織で決定できる仕
「シフ ト管理について、
組みに変えたい」
手書きによるミスや電
ミー テ ィングや来 訪者 対応 にも非 常 に便 利 で 、これ までの介
護事 業所 とは一 味違 う ブラ ン ドイ メー ジづ く りにも役 立 ってい
ます。
「働 くみ んな に、ゆ つた りと した
話 連 絡 の不 便 さをな く した い」
気持 ちで休憩 した り、
食 事 を した り しても らいた い」と考 えてい
ま した。
平 成 20年 に中小 企業家 同友会 に入会 した こと によ り、経 営者
の責任 を 自党 しま した。その決意 を言 葉 に換 え「働 く人 と家族 の
幸せ を第―優先」と社 内で宣言 す る ととも に、様 々な労働 環境 の
改善 を進 めていくことに しま した。
カフェ利用の様子】
【
1取 縄 榜へ の思 い
当社の人事制度は、
人を育てる側も育てられる側
も共に成長できるものだと思います。
まだまだこれからです。
業界ですが、高齢者でも簡単に操作できる色分け入力による シ
ステムを導入 して、利用者と働く人双方に利便性の向上を実現
させたいと思いま した。
一
一
一
膨
ル
ン
場
ア
一
倍
フ
ア
議
載
職場 の
ハラスメ ント
予防策
カフ ェを利用す ることで難 しい話 も和やか にで
さらに、
若い人にこの会社で働
楽 しくみんなが笑顔になれる、
きます。お客様 にもおもでな しの心を感 じてもらえ
きたいと思つてもらえる、
そういつたブラン ドづくりを「オフィ
ることはよか つたです。新 しい取 り組みで会社がよ
スカフェ」
の設置により進めることができたと思います。
くな つてきています。これか らも新 しいことにチ ャ
レンジ してほ しいと思います。
スタ ッフには、この会社でFDJけ てよかつたと感 じてもらえた
らと願つています。
囲
嘴一
シフ ト管理システムは導入 したばかりですから、
働く人も利用者も高齢者が多いため、T化 が非常に遅れている
【COMPANY PROFILE】
会社から―吉》
《
設 立 平成 18年
資 本金 :300万 円
従 業員 100名
事 業 介 護 サー ビス 業全般
所 在 地 大 阪市 西成 区南津 守 3… 3… 22
電 話 06… 6652… 1861
ホームページ :httpプ /nankur com/
今後は、働く人たちの多様性を認め活用するダイ/t― シティマネジメントが実菱て
ヽ
ヽ
きたし
と思います。
きる会社にしてし
平成 25年 4月 より、障がい者生活介護の施設を OPENい たします。特に重三年
がい者の積極的な受け入れを使命と考えています。また、CAFEの サービスも賣建_
ます。
ドッグセラピー活動により、平成 20年 に毎日新聞社「毎日介護賞」を、=ゴ 互
年に全国商工会議所女性連合会「女性企業家大賞・特別賞」をそれぞれ受賞しまψモ
=
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