(概要版)(PDF:756KB)

概要版
明石市 第3次地域福祉計画(素案)
~ 共に生き、支え合いを育む ~
“明石ほっとプラン”
明石市社会福祉協議会
第2次地域福祉活動計画」(素案)
おたがいさまの関係づくり
~ほっとかない 人と人とのつながり~
あなたと かかわる しくみをつくる
平成 27 年(2015 年)12 月
2つの計画について
計画の共通目的
「誰もが住み慣れた地域で安心して住み続けることができる地域づくり」を目指して
「地域福祉計画」
「地域福祉活動計画」は、地域住民をはじめ、自治会・町内会や民生児
童委員協議会、ボランティア団体などの地域組織、そして行政、社会福祉協議会、事業所
等が一体となって、「誰もが住み慣れた地域で安心して住み続けることができる地域づく
り」をめざしていく計画です。
計画の位置づけ
市と市社協が連携して計画を推進
地域福祉計画は市が策定し、地域福祉の方向性や市の取り組みを規定するものです。
一方で、地域福祉活動計画は市社会福祉協議会(市社協)が策定する計画で、民間側の
取り組みを規定するものです。市と市社協は、連携して計画を策定し、その実現に向けて
取り組んでいきます。
行政の計画
民間の計画
第5次長期総合計画
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3
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福
祉
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計画の策定
(連携)
計画の推進
(
市
社
協
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)
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域
福
祉
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動
計
画
計画の期間
平成 28(2016)年度から平成 32(2020)年度までの 5 年間を計画期間とします。
なお、社会動向の変化や計画の進捗状況に対応して見直しを行います。
1
●●●明石市第3次地域福祉計画(素案)●●●
明石市第3次地域福祉計画(素案)
● 基本理念
第3次地域福祉計画は、長期総合計画の考え方を踏まえて、第2次計画に掲げ
た基本理念を継承します。
「誰もが安心して住み続けることができる地域づくり」に取り組もう
計画名称 「共に生き、支え合いを育む“明石ほっとプラン”」
それぞれの地域がそれぞれの特色を活かした方法で
明石市は、市内それぞれの地域で独自の特徴や資源をもっています。
「誰もが安心して住
み続けることができる地域づくり」という共通の目標に向かって、それぞれの地域がそれ
ぞれの特色を活かした独自の方法で取り組めるように、地域福祉活動を支援していきます。
地域福祉活動の更なる活性化を
地域福祉活動は、担い手メンバーの高齢化や固定化が進んで負担感が増しているなど、
活動の活性化に向けた取組みが求められています。市は、市社協や事業者等と一緒になっ
て、担い手の養成を図りながら地域福祉活動の活性化を目指します。
住民、地域組織、事業者、行政の協働で取り組む
地域福祉活動の主役は、地域で活動している住民や地域組織です。市は担い手の活動を
支援し、協働の取り組みによって計画の実践をめざします。地域福祉活動の担い手同士の
信頼関係を築き、人の輪を広げ、共に目標の実現をめざします。
● 基本方針
基本理念の実現に向けて、施策を実施する上での考え方を示します。
1 住民主体で地域の福祉力・地域力を高め、活動の活性化を図る
2 人のつながりに支えられた地域の安全・安心の充実
3 相談支援体制の強化を進める
2
●●●明石市第3次地域福祉計画(素案)●●●
● 施策・重点事業
施策1 地域福祉活動組織の支援と連携促進
1-1 地域福祉活動の啓発、活動支援と組織間の連携、調整(拡充)
○市は市社協の地区担当職員による活動を支援し、地域福祉活動団体や各関係機関を含
む組織間の連携調整といった、活動団体のニーズに応えていきます。
1-2
まちづくり施策との連携、調整(継続)
○まちづくり施策と地域福祉施策が縦割りにならないように、市の担当部署や市社協と
ともに、住民本位の視点で市における施策連携、調整を図ります。
1-3
活動拠点の確保支援策の検討(継続)
○地域福祉活動団体の活動拠点の確保策について、市の担当部署や市社協と連携して、
より身近な場所での拠点確保策を検討します。
施策2 市社協と連携した地域福祉の担い手の養成
2-1
市社協のボランティアセンターの活動支援(継続)
○ボランティアコーディネートが円滑に行えるよう、市社協ボランティアセンターの機
能強化を支援します。
2-2
元気高齢者への地域福祉活動啓発、支援(継続)
○市社協、あかねが丘学園等関係機関と連携し、新たな担い手である定年退職者等元気
高齢者の意識啓発を図ります。
2-3
市社協、コミュニティ創造協会と連携したNPO、学生ボランティ
アの活動促進(新規)
○市社協とともに、大学、高校のボランティアサークル等、学生ボランティアとの情報
交換、連携を図ります。また、コミュニティ創造協会とも連携し、NPO、ボランテ
ィア等各団体との連携、情報共有のしくみづくりを行います。
3
●●●明石市第3次地域福祉計画(素案)●●●
施策3 人のつながりに支えられた地域の安全・安心の充実
3-1
災害時要援護者(避難行動要支援者)支援の拡大(拡充)
○自治会、町内会への災害時要援護者(避難行動要支援者)台帳の登録者名簿の取得、
及び、地域での防災活動における名簿情報の有効活用を促進していきます。
3-2
障害者の地域生活の支援(拡充)
○地域福祉活動における、障害者一人ひとりに対する、必要性やその場の状況に応じた
個別的な対応(合理的配慮)の具体化に向けた検討を行います。
3-3
地域で見守り支える子どもや子育て(新規)
○乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)や、子育てサロンの取り組みにつ
いての地域 PR によって、地域ぐるみの子育て支援の機運を広げていきます。
3-4
地域ぐるみの生活困窮者支援
(新規)
○生活困窮者の早期把握や見守りを行う地域ネットワークを構築することで地域ぐるみ
の生活困窮者支援の充実を図ります。
施策4 総合相談体制の整備や支援体制の充実
4-1
地域包括ケアシステムや生活支援サービス構築に向けた取り組み
(新規)
○地域包括ケアシステムの構築実現に向けて、市社協や医師会、自治会、民生委員児童
委員等関係機関との施策調整を図ります。
4-2
高齢者や障害者の総合相談体制や権利擁護の充実(拡充)
○高齢者、障害者のワンストップ総合相談拠点として、各分野を包括的に捉えた総合相
談支援体制の構築を図っていきます。
4-3
地域ぐるみの認知症支援(新規)
○「要援護者見守り SOS ネットワーク事業(認知症対策)」をはじめ、認知症支援に関
する地域ぐるみの施策を地域福祉計画に位置づけ、取り組んでいきます。
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●●●明石市社会福祉協議会第次2地域福祉活動計画(素案)●●●
明石市社会福祉協議会
第2次地域福祉活動計画(素案)
1
基本理念
それぞれの地域が それぞれの特色を活かした方法で
「誰もが住み慣れた地域で安心して住み続けることができる地域づくり」
に取り組もう
2
基本方針
(1)住民主体で地域の福祉力・地域力を高め、活動の活性化を図る
○それぞれの地区における地域福祉活動の中心組織として地区社協を位置付けます。
○地域住民の参画と協働による地域福祉活動の推進を図り、地域の福祉力・地域力を高めていき
ます。
(2)人のつながりに支えられた地域の安全・安心の充実を図る
○誰もが住み慣れた地域で安心して住み続けていくことができるよう、住民相互の支え合い活動
をさらなる充実に取り組みます。
○そうした活動を通じて、福祉事業者やNPO、ボランティアなどとネットワークを広げていく
ことで、制度の隙間のニーズに応えた新たなサービスの開発につなげていきます。
(3)相談支援体制の強化を進める
〇地域ぐるみの相談や権利擁護の活動を支援するとともに、さまざまな課題を抱える人を支える
ために、高齢者・障がい者の総合相談窓口を充実させ、その体制強化を進めます。
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●●●明石市社会福祉協議会第次2地域福祉活動計画(素案)●●●
3
施 策(★は計画期間の5年間において重点的に取り組む事業を示しています)
施策1 地区社会福祉協議会の活動支援
1-1
地区の特性を活かした地区社協のあり方の再検討
○地区社協を支援し、活動の充実を図るとともに、地域福祉の中心的な担い手同士の連携をさら
に強めながら、地区社協の役割を地域にPRしていきます。
具体的取り組み
(重点項目)
1-2
★地区社協広報紙等による活動のPR
★地区社協の中長期計画づくりの支援
地区担当職員による地区社協の支援
○地区社協の事務局支援や、生活支援サービス基盤整備事業のサービス提供体制を構築するため
に、地区担当職員のコーディネート機能を拡充します。
具体的取り組み
(重点項目)
★地区担当職員の配置充実
施策2 住民の力を引き出すしくみづくり
2-1
ネットワーク化の推進
○ボランティアのネットワーク、つながりを強化することによって、ボランティア活動の活性化
を図ります。
2-2
担い手を増やす
○メンバーによる、新たな担い手確保、養成をめざした活動を支援します。養成講座の開催や、
それぞれの地域における担い手の掘り起こし、小中学生や高校生、大学生などの新たなボラン
ティアの拡大など、担い手増の取り組みを支援します。
具体的取り組み ★市民後見人の養成
(重点項目)
★ボランティア表彰制度の創設
★学生ボランティアの活躍の場づくり
★福祉学習推進事業
6
●●●明石市社会福祉協議会第次2地域福祉活動計画(素案)●●●
2-3
地域や団体が実施する福祉活動支援の拡充
○ミニケア・ふれあいサロンや会食会、ふれあい訪問、地域福祉活動に協力する福祉協力店など、
地域における団体等が実施する福祉活動の支援を拡充します。
2-4
災害ボランティアセンターの運営
○災害時に避難等が困難な要援護者を支援するため、災害ボランティアの登録人数を増やすとと
もに、防災士など専門的な知識を有する人材との連携を図ります。
2-5
高齢者・障がい者等の地域生活支援
○高齢者や障がい者の地域生活を支えるために、施設入所者、通所者も「地域住民」として捉え
るとともに、市社協が施設と地域の橋渡し役となり、地域における施設のあり方や施設の地域
貢献について研究します。
具体的取り組み
(重点項目)
2-6
★施設・団体の地域貢献
★要援護者見守り SOS ネットワーク事業(認知症対策)の推進
★障がい児者の芸術・文化並びにスポーツ活動への支援
新たな総合事業への取り組み
○地区社協や地域包括支援センターと連携し、生活支援に係る地域の資源やサービスを整理し、
支援を必要とする人に把握したサービス等を結びつけます。地区社協が中心となり、生活支援
サービスを提供する団体で構成する協議体を立ち上げ、その運営を支援します。
具体的取り組み
(重点項目)
2-7
★社会資源の調査、開発
★生活支援サービス構築に向けた取り組み
★地区社協を中心とした協議体としての事業推進
ひとり暮らし高齢者等の新たな見守りのしくみづくり
○サロンを利用していたひとり暮らし高齢者等で外出が困難となった方などに、自宅を開放いた
だくことで、より身近な集いの場を確保するとともに、担い手としての参加を働きかけます。
具体的取り組み ★要支援のひとり暮らし高齢者等宅におけるサロン実施
(重点項目)
★元気なひとり暮らし高齢者等が運営する居場所づくり
7
●●●明石市社会福祉協議会第次2地域福祉活動計画(素案)●●●
施策3 公的サービスの推進
3-1
明石市立総合福祉センター
○市社協では、平成 20(2008)年以来8年間、明石市総合福祉センターを運営してきました。
これまでの実績を活かして、明石市における地域福祉活動の拠点である総合福祉センターの管
理運営の充実を図ります。
3-2
高齢者・障がい者の総合相談窓口
○高齢者や障がい者の総合相談支援体制を充実するため、3つの専門機関(①後見支援センター、
②基幹相談支援センター兼障害者虐待防止センター、③地域包括支援センター)における専門
職の相互連携や関係機関との連携強化に努めます。
具体的取り組み ★明石市後見支援センターの運営
(重点項目)
★明石市基幹相談支援センター兼障害者虐待防止センターの運営
★明石市社協地域包括支援センターの運営
3-3
明石市社会福祉協議会居宅介護支援事業所
○介護保険事業や障がい者のサービスを提供する事業所として、高齢者や障がい者の地域生活を
支えます。
施策4 市社会福祉協議会の体制強化
4-1
地域福祉活動の財源確保
○市社協の自主事業を充実させていくために、広報により社協事業を住民に理解していただき、
会費、共同募金、寄付等の自主財源の確保に努めます。
4-2
情報発信手段の拡充
○市社協の広報紙「あかしの社会福祉」やホームページについて、内容を精査し、最大限市民が
必要な情報の発信をするとともに、見やすい紙面(画面)づくりを進めていきます。
4-3
プロパー(専従)職員を中心とした体制づくり
○プロパー(専従)職員の研修を計画的に実施するとともに、外部研修に積極的に参加し、新人、
中堅、幹部などの階層に応じた職員の資質向上を図ります。
○市との人事交流を引き続き実施し、市との連携強化と組織の活性化を図ります。
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■■■各計画についての連絡先■■■
明石市第3次地域福祉計画(素案)について
明石市福祉部福祉総務課
〒673-8686 明石市中崎 1 丁目 5 番 1 号
Tel 078-918-5168(直通)/ Fax 078-918-5106
E-mail [email protected]
明石市社会福祉協議会
第2次地域福祉活動計画(素案)について
明石市社会福祉協議会
〒673-0037 明石市貴崎 1 丁目 5 番 13 号
Tel 078-924-9105(直通)/ Fax 078-924-9109
E-mail [email protected]
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