新年号 新年号

海谷眼科・かけ川海谷眼科
みどり台海谷眼科の広報誌
【かいじん】
海のように広く深い思いやり
慈しみの心
新年号
H26.1.4 発行 78 号
医
療
法
理 人
事 社
長
団 海
海 仁
谷
忠
良
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、 自然災害の恐ろしさを感じた一年
でした。 フィリピンでは猛烈な台風が直撃、
ロ シ ア に は 隕 石 が 落 下、 そ の 他、 竜 巻、
土石流、 暴風雪による大きな被害がありまし
た。
人災というべき事件も起こりました。 教育の
場であるべき学校内でのいじめと体罰事件。
またJR北海道でのレール異常放置の不祥事
などがありました。 大きな事故につながるこ
とが予測されたにもかかわらず、 それを放
置することは、 人命軽視であり、 業務に対
して非常に無責任であると
言わざるを得ません。
昨年12月には 「和食」 が無形文化遺産
登録され、 日本の食文化が評価されました
が、 その一方で食材の偽装問題も相次いで
おります。 これは日本文化への冒涜以外の
何物でもありません。
また 2020 年の夏季五輪 ・ パラリンピックの
開催地に東京が選ばれましたが、 それを手
放しには喜べない面もあります。
オリンピック開催によって、 我々に幸せが
訪れるのかはわかりません。 未だ、 東日本
大震災からの復興は厳しい状況にあり、 原
発事故の根本的解決の見通しはまったく
たっておりません。 アベノミクスによる景気回
復の実感も得られていないのが現状です。
今年一年がどうなっていくのか、 不安を感
じております。
新年のご挨拶
受診を希望される患者様をできる限りお迎えしつつ、
適正な予約システムを運営していくために
これまでを振り返って
昨年、 海谷眼科は開院15周年、 かけ川
海谷眼科は開院 25 周年、 みどり台海谷眼
科は開院8周年を迎えましたが、 大きな発
展ができたかというと、 あまり満足のいくもの
ではなかったというのが正直なところです。
待ち時間の長さについての叱咤
昨年も多くの叱咤をいただき、 「待ち時間
の長さ」 についての投書が2割強、 「接遇
への不満」 も2割弱ございました。
理念に基づいた行動ができているのか
私達は、 患者様を主体に、 海仁の心をもっ
て、 患者様のQOV(視力の質) を高め、Q
OL(生活の質) の向上に貢献するという理
念のもとに、 患者様に最新 ・ 最良の医療を
提供できるよう努めていますが、 未だに多く
の叱咤の声をいただいており、 もう一度理
念に基づいた行動ができているのか反省し
なければならないと思います。
予約システム運営への
ご理解・ご協力のお願い
期待と信頼を抱いてご来院くださる方を
出来る限りお迎えしたい
待ち時間の問題に対しては、 予約体制の
確立に一点集中して取り組んでまいります。
患者様から 「予約の入れすぎ」 とご指摘
いただいておりますように、 現在曜日によっ
ては適正な予約数をオーバーして患者様が
受診されている状況です。
これは、 私達の診療に期待と信頼を抱い
てご来院くださる方をすべて受け入れ、 診
療をさせていただきたいという思いがある為
であります。 このような患者様を最大限受け
入れる方向性で、 どのように適正な予約シ
ステムを運営していくのかというのが大きな課
題であります。 効率よく待ち時間の少ない
体制を作り上げていきたいと考えています。
予約システム運営へのご理解・ご協力
のお願いを積極的に行ってまいります
昨年より、 患者様と医療人とのコラボレー
ション (協働) をキーワードに診療をしてま
いりましたが、 今後はより一層、 相互のコミュ
ニケーションを深めていけたらと考えておりま
す。 受診を希望される患者様からの率直な
意見をいただくのはもちろんのこと、 私達か
らも患者様へ、 予約システム運営へのご理
解 ・ ご協力のお願いも積極的に行ってまい
りたいと思います。
診療時間の改正を
行います
行います―海谷眼科(助信)
診療時間の改正を行い、待ち時間の短縮を図ります
海谷眼科では、 受診希望者の増加している土曜日 (現在半日診療) の予約数
が大幅にオーバーしてしまうことが特に多く、 当院からも土曜日以外での受診を促
進しておりました。 しかし、 これでは、 患者様の利便性がよくありませんので、
診療時間の改正を行い、 土曜日の予約患者様最終来院時間を現在の 12:30 から
14:00 に延長することにいたしました。 また月曜日から金曜日は、 午前の診察終
了時間、 午後の診察開始時間を明確にします。 診察数は、 医師ごとに最大予約
数を厳守してまいります。
これにより、 待ち時間の短縮を行っていきたいと思います。 もちろん無駄な待ち
時間ゼロを目指しておりますが、 疾患によっては診察時間が長引くものもありますの
で、 30分から45分くらいお待ちいただくことはご了承いただきたいと思います。
大きな課題ではありますが、 今年は何が何でも作り上げたいと考えています。
診療時間の改正予定
月曜~金曜日
土曜日
午前の診察終了時間、午後の診察開始時間を明確にし厳守する
予約患者様最終来院時間
12:30 14:00
※診察数は、医師ごとに最大適正予約数を厳守する
待ち時間について
無駄な待ち時間はゼロにする
診察時間は 30 分~ 45 分
医師不足に関して
医師不足に関しましては、 海仁グループが連携している、 新潟大学、 東京医科
大学 ・ 東京大学 ・ 杏林大学 ・ 東海大学 ・ 名古屋市立大学 ・ 京都府立医科大学 ・
浜松医科大学 ・ 琉球大学との協力体制を緻密に構築して、 医師の確保を図りたい
と思います。 そして、 高度医療の展開、 緑内障、 白内障、 網膜硝子体、 角膜移植、
角膜疾患、 斜視弱視の特殊外来の構築を推進していきたいと考えております。
海仁グループを支える
人材確保・人材育成
接遇の問題に関しては、 昨年春より次世
代リーダー研修を開始しこれから海仁グルー
プを支えていく人材の育成に取り組んでお
り、 ホスピタリティ (おもてなしの心) 溢れる
医療組織を構築してまいりたいと思います。
また、 子育て中の職員が家庭と仕事を両
立できる体制を整える為に昨年 9 月に 「フ
ラワー保育園」 を開設いたしました。 こちら
が軌道にのれば、 良い人材を確保すること
につながると期待しております。
次世代リーダーグループ研修
フラワー保育園(浜松市中区助信町
海谷眼科より西に徒歩4分 海仁ギャラリー横)
必要な人が必要なときに
必要な医療が受けられるように
今年の診療報酬改定は、 わずかな伸びが
ありましたが、 消費税率が 8%にアップにす
ることに伴い実質マイナス改定となることが決
まりました。 医療機器や薬品の調達には消
費税が課税されるため、 医療機関の負担が
増えていきます。
また、 高齢者であっても医療費の自己負担
額が増えていくことが懸念されています。 こ
れは外来受診抑制となり、 必要な人が必要
なときに医療を受けられなくなることが懸念さ
れます。
私達は、 このような世の中の矛盾や不合理、
不公平さに対して、 大きな怒りを感じていま
す。 国民の健康と、 豊かな社会生活を脅
かす制度は断固として反対していきたいと思
います。 そして、 国民の皆様の手助けとな
るような制度にしていかなければいけないと
思います。
発行元 医療法人社団 海仁
今年は予約体制の確立に一点集中しなが
ら、 結果を出せるようないい年にしたいなと
思います。
そしてまた、 日本の平和、 世界の平和、 全
人類の幸せを願いながら今年を迎えて仕事
にまい進していきたいと思います。 今年一年
いい年でありますように、 皆さんとともにがん
ばりたいと思います。 どうもありがとうございま
した。
ご意見 ・ ご要望がございましたら下記までお寄せください。
http://www.kaiya-eyes.com