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2015年12月28日
(No.394)
〈マーケットレポートNo.4,587〉
【2015年12月21日~12月25日】
1. 先週の市場動向
【先週の市場の振り返り】
先々週末
2015/12/18
先週末
2015/12/25
前週比
17,128.55
18,986.80
10,608.19
6,052.42
3,578.96
21,755.56
5,106.66
17,552.17
18,769.06
10,727.64
6,254.64
3,627.91
22,138.13
5,207.60
2.47%
▲1.15%
1.13%
3.34%
1.37%
1.76%
1.98%
先々週末
先週末
前週比
S&Pグローバルリート指数
171.05
173.70
1.55%
<債券>(利回り)(%)
先々週末
先週末
前週差
2.204
0.270
0.548
1.831
2.241
0.279
0.641
1.920
0.037
0.009
0.093
0.089
<株式>
NYダウ(米国)
日経平均株価(日本)
DAX指数(ドイツ)
FTSE指数(英国)
上海総合指数(中国)
香港ハンセン指数(中国)
ASX指数(豪州)
<リート>
米国10年国債
日本10年国債
ドイツ10年国債
英国10年国債
<為替>
先々週末
先週末
ドル円
120.33
131.96
1.0960
87.30
前週比
豪ドル円
121.16
131.67
1.0868
86.93
<商品>
先々週末
先週末
前週比
商品(CRB指数)
172.16
34.73
176.09
38.10
2.29%
9.70%
ユーロ円
ユーロドル
原油先物価格(WTI)
為替(前週比)
10年国債利回り(前週差)
3.34%
NYダウ(米国)
日本10年国債
ユーロドル
0.009%
0.85%
2.47%
ASX指数(豪州)
1.98%
香港ハンセン指数(中国)
米国10年国債
0.037%
0.43%
豪ドル円
1.76%
上海総合指数(中国)
英国10年国債
1.37%
1.13%
DAX指数(ドイツ)
▲3.0%
<債券>
米国債の利回りは上昇しました。年末のホリデーシーズンを迎え薄商いとなるなか、原油価格の上昇や7-9月期
の物価統計の上振れなどが背景です。ドイツ国債は、米国債に連れ利回りが上昇しました。
<為替>
ドルは、円やユーロに対して下落しました。ユーロは対円、対ドルで上昇しました。年末を控えてのポジション調整
の動きが中心で方向感の無い展開でした。
▲0.69%
0.22% <商品>
0.85%
原油価格は上昇しました。米エネルギー情報局(EIA)の統計で米国の原油在庫が減少し、供給過剰解消
0.43% への期待が広がったことが主な要因でした。
株式(前週比)
FTSE指数(英国)
日経平均株価(日本)
<株式>
世界の主要株式市場は、日本など一部を除き、総じて上昇しました。年末のホリデーシーズンを迎え薄商いとな
るなか、米国の原油在庫減少をきっかけに原油価格が反発しエネルギー関連銘柄が上昇したこと、中国の来年の
経済政策方針に財政拡大や住宅市場の活性化が盛り込まれたこと、米国の消費者信頼感などの指標が予想を
上回ったことが主な要因となり、上昇しました。なお、25日は欧米を中心に多くの株式市場が休場でした。
日本市場は下落しました。為替市場で円高が進んだことが嫌気されました。
ユーロ円
0.089%
ドイツ10年国債
0.093%
ドル円
▲1.15%
0.0%
3.0%
6.0%
0.00%
0.05%
※利回りの低下は債券価格の上昇を表します。
0.10%
0.15%
▲1.20%
0.22%
▲0.69%
▲0.60%
0.00%
0.60%
1.20%
※ユーロドルのプラス表示はユーロ高・ドル安。
(出所)Bloomberg L.P.のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
当資料の最終ページに重要な注意事項を記載しておりますので、必ずご確認ください。
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2015年12月28日
(No.394)
〈マーケットレポートNo.4,587〉
【2015年12月21日~12月25日】
2. 先週のマーケット・デイリー/ウィークリー
テーマ
12/21 (月) 先週のマーケットの振り返り
2016年のブラジル経済の見
12/21 (月)
通し
12/22 (火) 2016年の日本経済の見通し
2015年の振り返り
12/22 (火) (アジア・オセアニアリート市
場)
スペイン総選挙、ラホイ首相率
12/22 (火)
いる与党が過半数割れ
12/24 (木) トルコの金融政策(12月)
☆
12/24 (木)
2015年の振り返り
(世界の株式市場)
アジア諸国の対外債務と米国
12/25 (金)
の利上げ
☆
2015年の振り返り
12/25 (金)
(日本の株式市場)
12/25 (金) 2016年のインド経済の見通し
☆先週の市場動向に関連する代表的な「グラフ・図表」
ポイント
2015/12/14~12/18マーケットの振り返り
・
GDP成長率は、利上げ、財政緊縮などにより、2015年に続き2016年もマイナスが見込まれます。
・
ブラジル中銀は、物価抑制を最優先としており、2016年は複数回の利上げが見込まれます。
・
ブラジルレアルは、景気後退、物価高、財政不安などに加えて、政治的な不透明要因もあり、不安定
な動きが続くと見られます。当面は利上げによる通貨と物価の安定を待つ局面といえそうです。
・
15年度の実質GDP成長率は、+1.0%(前年比)、物価は同+0.1%程度と予想されます。
・
16年度も緩やかな回復が続き、物価は原油価格の落ち着きにより同+0.9%程度が予想されます。
・
来年は、7月の参議院選挙や17年4月の消費税の引き上げ(8%⇒10%)の判断などが予定さ
れ、今後の日本の政治経済の方向性を見極める大切な年となりそうです。
・
15年のアジア・オセアニア市場のパフォーマンスは、現地通貨ベースでグローバル指数を上回りました。
・
地域別には、オーストラリアが同+12.5%、香港はほぼ横ばい、シンガポールは同▲6.1%でした。
・
米国の緩やかな利上げの影響は限定的となり、増益・増配が下支えすることが期待されます。
・
20日の総選挙の結果、2カ月以内に連立政権が樹立出来ずに再選挙の可能性が出てきました。
・
翌21日は政治の不透明感の高まりを嫌気し、株式は下落、スペイン国債の利回りは上昇しました。
・
若年層の不満の高まりが政治のかく乱要因になる傾向が見られ、政治の不透明感の高まりによって、欧
州の景気が腰折れし、市場の変動が高まる動きに注意が必要と見られます。
・
トルコ中銀は22日、主要な政策金利である1週間物レポ金利を7.50%に据え置くと発表しました。
・
中銀は、2014年1月にリラ防衛のため大幅に利上げして以降、利下げを限定的にとどめて現行の金融
引き締めスタンスを続け、米国利上げのリラや物価への影響を見極める方針と見られます。
・
今後の政策変更については利上げ・利下げ両方の見方があり、不透明感がやや高まっています。
・
15年の日米欧株式市場の年間の騰落率はプラスとなりました。
・
多くの新興国市場は米国の利上げによる資本流出や通貨安への懸念から軟調な展開となりました。
・
16年は先進国市場中心の展開が予想され、新興国株式への好影響も期待されます。
・
アジアの主要通貨は、米利上げを前に、米国への資金回帰懸念の強まりから通貨安が進みました。
・
アジア諸国の短期対外債務の外貨準備に対する比率は、アジア危機時から大きく改善しました。
・
アジア経済は、中国の景気減速が落ち着くにつれ、徐々に増勢を取り戻す見込みです。対外収支・債
務の改善、緩やかな米国の利上げを踏まえると、アジア通貨安圧力は限定的と考えられます。
・
15年は年央まで量的緩和が後押ししましたが、チャイナ・ショックから調整を余儀なくされ、それ以降は
米ドル円レートとの連動性が強まりました。
・
6月から「コーポレートガバナンス・コード」が適用され、株主資本利益率(ROE)が注目されました。
・
16年は、企業業績に加えて政策発動が期待され、ガバナンスが引き続き注目されそうです。
・
16年度のGDP成長率は、モディノミクスなどが下支えとなり、緩やかに加速する見込みです。
・
インドの中央銀行は、当面は現行の政策を維持し、物価動向を見極めると見られます。
・
冬季国会ではモディノミクスは一部で足踏みしましたが、今後も景気への効果が期待されます。
☆ は右の「グラフ・図表」を参照。
当資料の最終ページに重要な注意事項を記載しておりますので、必ずご確認ください。
☆12/24【2015年の振り返り(世界の株式市場)】
金融政策と中国要因に一喜一憂、波乱の展開
(ポイント)
130
2015年の日・米・欧の株価指数
(2014年12月末=100)
日本
欧州
120
米国
110
108.96
106.96
100
100.26
90
14/12
15/3
15/6
15/9
(年/月)
(注)データは2014年12月31日~2015年12月23日。日本はTOPIX(東証株価指数)、
欧州はストックス欧州600、米国はS&P500。計算日に取引所が休場の場合は、その
前取引日の数値で計算。
(出所)Datastreamのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
☆12/25【2015年の振り返り(日本の株式市場)】
ガバナンス元年となった日本株式市場
(円)
2015年の日経平均株価と米ドル円レート
22,000
(円/米ドル)
日経平均株価(左軸)
米ドル円レート(右軸)
128
20,000
124
18,000
120
16,000
116
15/1
15/4
15/7
15/10
(年/月)
(注)データは2015年1月5日~2015年12月24日。
(出所)Datastreamのデータを基に三井住友アセットマネジメント作成
2
2015年12月28日
(No.394)
〈マーケットレポートNo.4,587〉
【2015年12月21日~12月25日】
3. 今週の主な注目材料
日付
米国
日本
11月鉱工業生産指数 ☆
11月商業動態統計
12/28
(月)
12/29
(火)10月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
12/30
(水)
12/31
(木)
1/1
(金)
欧州
12月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)☆
☆
今週の注目点
アジア・オセアニア・その他
フィリピン10月貿易統計
ユーロ圏11月マネーサプライ ☆
ロシア7-9月期GDP(31日までに公表予定)
トルコ11月貿易統計
中国12月製造業・非製造業PMI ☆
年末商戦などの消費動向を見るうえで、12月の消費 製造業の景況感が先行き慎重になるなか、11
者信頼感指数が注目されます。
月の生産活動が注目されます。
ユーロ圏の景気は緩やかな回復傾向にあり、 中国の11月の生産や小売指標は予想を上回っ
11月のマネーサプライが順調に伸びているか注 たことから、12月の景況感が注目されます。
目されます。
※各経済指標・イベントは予定であり、変更されることがあります。
先週の注目の「マーケット・デイリー」
2015年12月24日 2015年の振り返り(世界の株式市場)金融政策と中国要因に一喜一憂、波乱の展開【デイリー】
2015年12月25日 2015年の振り返り(日本の株式市場)ガバナンス元年となった日本株式市場【デイリー】
先週の「マーケット・ウィークリー」
弊社マーケットレポート
検索!!
2015年12月21日 先週のマーケットの振り返り(2015/12/14-12/18)【ウィークリー】
先月の「マーケット・マンスリー」
2015年12月 1日 先月のマーケットの振り返り(2015年11月)【マンスリー】
先週の注目の「マーケット・キーワード」
2015年12月21日 2015年を振り返るキーワード 米国の 「利上げ」(米国)【キーワード】
当資料の最終ページに重要な注意事項を記載しておりますので、必ずご確認ください。
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(No.394)
〈マーケットレポートNo.4,587〉
2015年12月28日
【2015年12月21日~12月25日】
【重要な注意事項】
【投資信託商品についてのご注意(リスク、費用)】
●投資信託に係るリスクについて
投資信託の基準価額は、投資信託に組み入れられる有価証券の値動き等(外貨建資産には為替変動もあります。)の影響により上下します。基準価額の下落により損失を被り、投資元本を割
り込むことがあります。
運用の結果として投資信託に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。したがって、投資信託は預貯金とは異なり、投資元本が保証されているものではなく、一定の投資成果を保証す
るものでもありません。
●投資信託に係る費用について
ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます。
◆直接ご負担いただく費用 ・・・申込手数料 上限3.78%(税込)
・・・換金(解約)手数料 上限1.08%(税込)
・・・信託財産留保額 上限3.50%
◆投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用・・・信託報酬 上限 年 2.052%(税込)
◆その他費用・・・監査費用、有価証券の売買時の手数料、デリバティブ取引等に要する費用(それらにかかる消費税等相当額を含みます。)、および外国における資産の保管等に要する費用等
が信託財産から支払われます。また、投資信託によっては成功報酬が定められており当該成功報酬が信託財産から支払われます。投資信託証券を組み入れる場合には、お客さ
まが間接的に支払う費用として、当該投資信託の資産から支払われる運用報酬、投資資産の取引費用等が発生します。これらの費用等に関しましては、その時々の取引内容等
により金額が決定し、運用の状況により変化するため、予めその上限額、計算方法等を具体的には記載できません。
※なお、お客さまにご負担いただく上記費用等の合計額、その上限額および計算方法等は、お客さまの保有期間に応じて異なる等の理由により予め具体的に記載することはできません。
上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、三井住友アセットマネジメントが運用するすべての投資信託(基準日現在
において有価証券届出書を提出済みの未設定の投資信託を含みます。)における、それぞれの費用の最高の料率を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託により
異なりますので、ご投資をされる際には、事前に投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面等を必ずご覧ください。
●投資信託は、預貯金や保険契約と異なり、預金保険・貯金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。また登録金融機関でご購入の場合、投資者保護基金の支払対象とはな
りません。
●投資信託は、クローズド期間、国内外の休祭日の取扱い等により、換金等ができないことがありますのでご注意ください。
三井住友アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第399号
加入協会:一般社団法人 投資信託協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会
〔2014年4月1日現在〕
■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するものではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結
果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び
将来の予想であり、今後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。■当資料にインデック
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