一般国道415号谷屋大野バイパス パンフレット - 富山県

空から見た完成間近の谷屋大野バイパス
平成26年9月撮影
明和小学校
一般国道415号
谷屋大野バイパス
(谷屋区間)
谷屋大池
平成26年11月
富山県高岡土木センター氷見土木事務所
〒935-0023 富山県氷見市朝日丘9番24号 ℡(0766)74-0949㈹
事業概要
位置図
一般国道415号は、石川県羽咋市を起点とし、富山県内の氷見市、高岡市、射水市を経
由し、富山市に至る延長約68kmの重要な幹線道路です。
氷見市谷屋地内から大野地内の間は幅員が約6.5mと狭く、歩道未整備箇所も多くあるにも
かかわらず、大型車の交通量が多く、沿線小学校に通う児童や地域住民にとって危険な状況
にあります。
また、平成14年11月に谷屋地内で発生した大規模地すべり災害により12日間通行止めとな
りましたが、周辺には迂回路となる道路がないため地域住民の生活に影響が生じました。
このため、県では安全で災害に強い道路整備を目的に平成20年度から延長約4.2kmのバイパ
ス整備に着手し、このたび谷屋地内の延長約 1.1km区間が開通することとなりました。
本区間の開通により国道415号の安全性、快適性が大きく向上するとともに、地域の経
済、産業、文化の交流、発展に大きく寄与するものと期待されます。
開通区間の概要
間 氷見市谷屋地内
期
間 平成20年度~平成26年度
415
総幅員13m
415
路肩
路肩
歩道3.5m 1.5m 車道3.25m 車道3.25m 1.5m
156
359
472
41
156
304
471
平面図
明和小学校
県道万尾脇方線
国道415号 谷屋大野バイパス L=4.2km
事 業 費 約11億円
延
8
160
開通区間 L=1.1km
区
標準横断図
H14.11 地すべり災害
谷屋
長 1.1km
谷屋交差点
道路幅員 13m(歩道部3.5m+車道部9.5m)
上庄小学校
泉
大野
至 石川県羽咋市
道路規格 第3種第2級
至 氷見市街、高岡市
中村
設計速度 60km/h
コスト縮減(谷屋大池渡河部の施工)
整備効果
路肩が狭いため、
センターライン
をオーバーして
追い越しをする
車両
谷屋大池の一部を埋め立て(盛土)
安
全
で
快
適
な
道
路
歩道が整備されていな
い区間が多い。
狭小で急カーブが多いた
め、安全なすれ違いが困
難な現道
総幅員13.0m
路肩
路肩
歩道3.5m 1.5m 車道3.25m 車道3.25m 1.5m
谷屋大池
谷屋大池を渡る区間については、当初、橋梁形式にて検討
していましたが、地元のご理解とご協力を得て盛土形式に
て施工したことにより整備コストの縮減を図ることができ
ました。(約560百万円減)