家庭数 《困ったな 相談したいな というときは、保健室や 元気アップ教室へ》 和泉市立北松尾小学校 http://www.city.osaka-izumi.lg.jp/school/esch/kitamtsuo/index.html 校訓 「考えあって学びます 励ましあって進みます」 学校だより つながりあえる子どもの育成 平成 27 年 1 月 7 日 1 月号 知・徳・体の向上 《考えて行動しよう》 《仲よく助け合おう》 《元気に心身を鍛えよう》 あけまして おめでとうございます 校長 山森 一憲 平成 27 年乙未(きのとひつじ)の年が明けました。群れをなす羊は家族の安泰を示し、い つまでも平和に暮らすことを意味するそうです。また、子から始まり亥(い・いのしし)に至 る植物の発達段階を 12 段階に分けて表すと、 未はまだ熟しきらない成長途上の植物を表し、 未熟の未という意味があるそうです。 皆様のご家族にとって穏やかな年となりますように。そして、人情に厚く優しく相互協力 して明るく過ごせる年となり、 さらなる成長を目指して努力を積み重ねることのできる年と なりますようにお祈りいたします。本年もよろしくお願いいたします。 大きな事故もなく子どもたちが元気に冬休みを過ごし、 新年を迎えられたことをうれしく 思います。ありがとうございました。今年度残された日々と学習時間を効果的に運用し、子 どもたちが精いっぱい力を発揮できる学年のまとめにふさわしい第 3 学期にしたいと思い ます。 小学校で学ぶ「羊」部の漢字から 未年の新年に漢和辞典を開いて「羊」部を見ました。小学校で学ぶものに羊・美・義・群 があります。ほかの部首に属しながら、羊の部分を持つものに善・着・養・鮮があります。 それぞれの漢字のなりたちの項を読み進めると、 漢字の生まれたころからヒツジが貴重な栄 養源であったこと、めでたいものとしてあがめられたことがわかります。 羊+大=美《肥えて大きな羊は美しいという意味》 羊+我=義《羊をささげて神の前で我(ギ)【=舞う】ことから礼にかなったという意味》 君+羊=群《羊が丸くまとまっている様子。君【=まとまる】の意味》 羊+口=善《羊【=めでたい】と、口は古くは言と書く。めでたい言葉で善いという意味》 羊+目=着《羊が見えるところにまでやってくる様子。着く、側に添うという意味》 羊+食=養《羊の肉は栄養満点。それを食べれば体が養われるという意味》 魚+羊=鮮《儀式のお供えは獲れたてぴちぴちな「魚」と丸々と肥えた生きた「羊」が使 われた。新鮮という意味》 日本でのヒツジ飼育の歴史は、浅いようです。奈良時代に百済から推古天皇にラクダやロ バと一緒に朝貢されますが、飼育は定着しませんでした。明治時代に入って大久保利通が千 葉県に牧羊場を作って飼育を始めました。一時は毛織物も輸出されたようですが、徐々に化 学繊維にとって代わられます。日本では、今でも肉は豚牛鶏が主です。まれにジンギスカン 鍋などをいただきますが、羊肉羊乳の利用は少なく、滋養豊富な食べ物のわりには生活にそ れほど密着していません。西日本では、ほとんどヒツジの飼育は行われていないそうです。 よく頑張りました。おめでとう。 1 月の主な行事予定 日 曜 行 事 予 定 等 1 木 元日 2 金 3 土 《 1 月は清潔指導推進月間 》 4 日 5 月 諸費振替日 6 火 7 水 始業式,登校指導,低学年図書返却,PTA 登校指導(16 日まで) 8 木 登校指導,中学年図書返却,給食開始,身体測定⑥ ,6 年スキー保護者説明会 9 金 登校指導,高学年図書返却 10 土 11 日 12 月 成人の日 13 火 図書館開館,身体測定④,《いずみあいさつ運動》 14 水 身体測定③ 15 木 身体測定②,校内靴販売 SC:スクールカウンセラー 20 日(2 月は 23 日) / 諸費振替日:5 日(2 月は 2 日) 1 月の PTA 活動予定 日 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 7 日(水)~16 日(金) PTA 登校指導 8 日(木) PTA 運営委員会(19:00~) 14 日(水) PTA 広報委員会(18:00~) 曜 金 土 日 月 火 水 木 金 土 日 月 火 水 木 金 土 ○数字は学年を示します 行 事 予 定 避難訓練(地震・火災) 等 石尾っ子の会「親学習」 委員会,身体測定⑤ 身体測定①,SC スキー教室⑥,たてわり活動,非行防止教室⑤ スキー教室⑥ 市書初展(コミュニティーセンター 9:30~16:30) 市書初展(コミュニティーセンター 9:30~16:30) クラブ,石尾中学入学説明会 石尾中学校の SC は毎週金曜日午後 にご利用いただけます。 (ご利用予約は 学校まで 担当:教頭) 石尾中学校 55-0157 北松尾小学校 54-0066 【 裏 面 に 第 3 学 期 の 始 業 前 活 動 と 100 人 で も 1 人 で も 「 友 達 」 を 掲 載 し て い ま す 】 第 3 学期 各学年の始業前活動内容概略 言語学習活動 運動プログラム 第 1 学年 音読・暗唱教材(ことのは) 体操となわとびリズム運動 「てんとうむし」「たぬきの糸車」 (全身持久力・走力・筋力・調整力) 「ことばをたのしもう」 ペアトレーニング(協力と調整力) 他 「だってだってのおばあさん」 【読み聞かせ】から【個人読書】 第 2 学年 音読・暗唱教材(ことのは) 「スーホの白い馬」 じぶんで 読めるよ(読書) 第 3 学年 サーキット運動(全身持久力・走力・筋力) 音読・暗唱教材(ことのは) 長短縄跳び(全身持久力・跳躍力) 「ちいちゃんのかげおくり」 いろいろダッシュ(敏捷性・走力) 個人読書 タグ取り(全身持久力・敏捷性・走力) 他 第 4 学年 音読・暗唱教材(ことのは) 「三つのお願い」 個人読書 長短縄跳び・エア縄跳び(全身持久力・跳躍力) ボール運動(投力) マットレース(筋力・敏捷性・調整力) サーキット運動(全身持久力・走力・筋力・調整力) まねまね運動・ぞうきん絞り 他 第 5 学年 音読・暗唱教材(ことのは) 「わらぐつの中の神様」 個人読書 意見作文 反復猛特訓(敏捷性・調整力) ハートフルサークル(投力) 目指せ J リーガー(走力) 他 第 6 学年 音読・暗唱教材(ことのは) 「やまなし」 「海の命」 個人読書 肋木(ろくぼく)と鉄棒(筋力) 8 秒間走(走力) ふみきり板で乗り越えろ(跳躍力) ストラックアウト(投力) リズムなわとび(跳躍力・全身持久力) タグ取り(全身持久力・敏捷性・走力) 他 なわとび運動(全身持久力・走力) 鬼ごっこ(走力・敏捷性) サーキット運動(全身持久力・走力・敏捷性) 他 天候によって運動場実施のプログラムが室内(体育館・特別教室等)に変更になることがあります。 運動プログラムは、通常の通学時の服装で行います。体操服への更衣は不要です。 あせふき用のタオル等を持たせてください。 羊のつく漢字を書き出しているうちに、 「達」という字が「土」と「羊」に「しんにょう」 がついたものだと考えました。 「達」と「羊」の関わりについて記したものがないかと図書 館などへ足を運んでいろいろ探してみましたが、見つけることができませんでした。勝手に 『大量(大→土)の羊が道を進んでようやく到達する意味』ではないかと想像しています。 小学校第 4 学年で「友達」という熟語を学習します。 「友達」の表記について、昨秋、紙 上にコラムを見つけたのでご紹介します。 100 人でも 1 人でも「友達」 関根健一 「友」と「友達」―「友」の方が少しかたい感じがしますが、意味 は同じです。では、「達」って何でしょうか。 「達」は、人間が2人以上(複数)いることを表します。もともとは、 神や高貴な人を表す語に付けました。同じく複数を表す「ども」や「ら」 が、「私ども」とへりくだったり、「あいつら」と軽んじたりすると きに使われるのに比べ、敬う気持ちがこめられていたのです。 ところが、だんだん敬いの程度が下がり、「俺たち」「君たち」の ように親しい間柄でも言うようになりました。最近では、「かわいい ペットたち」「お気に入りの小物たち」などと、人間以外に使う人も います。「友達」については複数を表わす意味も薄れました。100 人 でも 1 人でも、「友達」と言っていいのです。 なお、「達」と書くのは音を借りただけのあて字です。常用漢字表 では採用されていない読みで、新聞では「生徒たち」などと仮名で表 記しています。ただし「友達」は例外、この語全体で「ともだち」と 読むことが認められています。「友だち」とも書けますが、幾人かい るということをはっきりさせようとすると「友だちたち」となって、 ちょっと読みにくいかもしれません。 読売新聞(平成 26 年 9 月 25 日朝刊)「なぜなに日本語」219 から引用 関根健一氏 日本新聞協会新聞用語懇談会委員。文化審議会国語分科会委員。著書『日本人が必ず間違う 日本語 1000』『ちびまる子ちゃんの敬語教室』『笑う敬語術-オトナ社会のことばのしくみ』 『ビジネス文書の作り方』など。 昭和 23 年告示の「当用漢字音訓表」では、 「達」に「たち」という音が認められませんで した。そこで教科書や公用文ではすべて「友だち」と表記されるようになりました。その後、 昭和 48 年に改訂された内閣告示「当用漢字音訓表」の付表に「友達」という書き表し方が 入れられ、昭和 56 年内閣告示「常用漢字表」の付表にも、 「友達」が当て字訓として示され ました。この付表には、いわゆる当て字や熟字訓などで、社会的に慣用の進んでいるものを、 110 語掲げて使用できるとしています。現在では「ともだち」という語は「友達」と書き、 小学校で学習し習得します。その他の場合で接尾語「たち」を使う場合は、 「人たち、子供 たち」のように平仮名で表記するようにします。言い換えれば、 「達」は「友達」の「達」に限っ て「だち(たち)」と読み、そのほかの場合「達」は「たつ」としか読めないということです。
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